黒きオーラ氏・作


 黒きオーラ様によるTRPG「るるいえシリーズ」のエロパロ短編第二弾です。

 今回はダゴンとか触手とか出てくるのでいかにもクトゥルーっぽい内容になっています。


『登場人物紹介1』樋口さやか(ひぐち・さやか)

CV.福圓美里

骨董店「るるいえ堂」でバイトしながら、女子高生探偵を目指す、高校二年生。

17歳。すごい美少女。(APP17)得意技は空手キックと目星と言いくるめ。

親友のむったん(睦ちゃん)と一緒に、クトゥルフ神話関連の怪事件に挑む。





『登場人物紹介2』日野睦(ひの・むつみ)

CV.高垣彩陽

美術部の高校二年生。16歳。妹にしたい系、大人し目の文系少女。(APP14)

身体は小さいけれど、とっても力持ち。機械修理と絵画とネコ語が得意。ネコ並みの回避力!

親友のさやかちゃんと一緒に、クトゥルフ神話関連の怪事件に挑む。







御津門(みつかど)学園。伝統ある名門の私立高校として都内でも名高い。

弱冠20歳のうら若き理事長・安針塚京(あんじんづか・みやこ)(財閥令嬢、最大の出資者の孫娘)が運営、文武才気に優れた優秀な学生が集う。

ややお堅いところはあるが充実した設備、一流の講師陣の元、伸び伸びとした学校生活…

そこには、洋々たる未来と、ごく平凡な日常しかなく、人が知ってはならぬ宇宙的恐怖とは一切無縁…のハズであったが。

この学園を舞台に、結構な頻度で名状し難い事件が発生している事は、極一部の者しか知らぬ事実である。

…ここ最近、女子生徒の行方不明事件が勃発していた。

警察の必死の捜査もむなしく、解決の糸口さえ見えない。



「これは宇宙的事件に違いないよ、むったん!」

「どうしよう、さやかちゃん。また私たち巻き込まれてる…」(泣)

「大丈夫!私が絶対に解決して見せる!」



「だって私、女子高生探偵ですから!」(ビシッ!と決めポーズ)



…というワケで、毎度ながら調査に乗り出す、仲良し女子高生コンビであった。

※当然「るるいえシリーズ」いつものメンツ、辰巳教授(65歳の学園理事)や佐々原君(20歳の大学生作家)も捜査に協力、次第に真相に迫っていく。

その過程は…エロパロに関係ないので省略ダイジェスト!

神隠しの被害者は女子生徒の中でも特に可愛い子ばかりである事。

水泳の授業中に、いつの間にか忽然と姿を消してしまっている事が判明。

その他諸々の情報から、学園のプールが怪しいと見た探索者たちがプールを調査しようとしたが、魔術的な結界が張られていて入れない!

色々とあり、辰巳先生がとある魔道書を研究、結界解除の呪文を行使する事に。

だがこの呪文、行使している間は術者はその場から動けなかった。

辰巳先生の呪文に佐々原も協力、一時的に結界解除された隙にさやかちゃんと睦ちゃんがプールに潜入する事になった。

従妹のむったんを溺愛する佐々原は女子を危険に晒す事に難色を示したが、実際女子高生組の方が戦闘力が高いので。

御津門学園のプールはとある事件で一度大破してしまったが、安針塚財閥の財力で再建されていた。

睦&さやか「嫌な事件だったね…」

…さて、プールに入る前に、女子更衣室でスクール水着に着替える事に。

プールと更衣室が併設されている造りなので、着替え→プールに潜入する流れです。

睦ちゃんとさやかちゃんがスク水に着替えている時、さやかちゃんが違和感に気付きます。

さやか「私の探偵のカンが告げている!」

さやかの目星ロールVS何者かの隠れるロール

女子高生探偵さやかちゃんの目星技能は超高いので、隠れるを見破るのだった。

さやか「そこに隠れているのは誰!?」

男子高校生「あわわわ…やべぇ…」



「俺、ゲーム部の1年生の島津正宗(しまづ・まさむね)っす!特技はストーキングです!」

※正宗の「隠す」と「忍び歩き」技能はかなり高い。憧れの先輩美少女をストーキングする為である。

さやか「…で、正宗君?君はなんで女子更衣室に隠れてたのかな?かな?」(笑顔)

正宗「ひっ、樋口先輩…実はこれには深ーい事情がっ!」(冷汗)

さやか「ん?君、どうして私を知ってるの?」

正宗「だって先輩、御津門学園三大美少女の一人っすから!」

さやか「し、知らなかった。てか私、ロンドンでも現代でも三大美女なのね…」

名門校の御津門学園の女生徒は粒ぞろいの美少女多い中、さやかの可愛さは傑出しており、密かに学園のアイドルであった。

※さやかちゃんのAPP(容姿の美しさ)は17。すごい美少女です。設定上は…。

睦「むむ〜、さやかちゃんは超かわいいよね。それに比べて私なんて…」

さやか「むったんだって可愛いよ!(APP14、十分美少女です。)てか、またむったんの狂気が再発してる」(泣)

正宗「樋口先輩も超かわいいなぁ…いやいや!俺はあいり先輩一筋なんだぁぁ!」



『登場人物紹介3』島津正宗(ドラマCDとか出ていないので声優は未定)

御津門学園ゲーム部所属の一年生、15歳。APP10のフツメン(公式イラストはそこそこイケメンに見えるが)

憧れの先輩美少女・伊丹あいり目当てで入部した。

特技は隠れる、忍び歩き、追跡(あいり先輩をストーキングする為の技能)。

脳筋おバカで登攀やキックなど肉体技能が高い武闘派探索者。精神的に図太い。

このエロパロでは唯一の男子として先輩少女たちの前で活躍…出来ればいいのだが?





正宗の話によると。

憧れの先輩・伊丹(いたみ)あいりが行方不明になり、彼女の兄・ゲーム部部長の伊丹薫と二人で独自に調査していた。

変人だが有能な薫先輩の調査により、るるいえ組と同様の結論を導き出し、プールサイドに潜入しようとしていたとの事。

※結界が張られる前に更衣室に潜入、目星してたらいつの間にか結界が張られていた。

睦「むむ〜、たった2人で私たち4人と同じ結論出すとは、ゲーム部組も優秀な探索者ですね。けど…犯罪ですよ?」

正宗「うう、お許しを日野先輩…」

自己紹介&情報交換。宇宙的恐怖を知る、るるいえ組は事情故に許すことにした。

ちなみに正宗は着替えをバッチリ覗いて青少年の何かが危ない状態であった…。

正宗は憧れの先輩美少女・あいりを助けようと、女子更衣室を探索中であった(犯罪ですけど)。

彼の名誉の為言っておくと、女子の授業は無いハズであり、るるいえ組の生着替え覗いたのはハプニングである(でも犯罪)。

正宗の探索前は結界が張られておらず、探索中に知らずに結界が形成されていたらしい。



3人がプールサイドで目にしたのは、異常極まりない非ユークリッド幾何学的な紋様に彩られた祭壇であった。

祭壇には、行方不明になった女子高生たちが横たえられている。

ここで名状し難い冒涜的な儀式が行われている事は確定的に明らかである。

睦「ああっ!あの子は…千香ちゃん!」

さやか「またチカぽんが巻き込まれてる〜」(泣)

さやか達の友達の長谷川千香も生贄にされていた。

さやかちゃん程では無いが、睦ちゃんにヒケを取らない程度の美少女なので、格好の獲物であろう。

正宗「あいり先輩ー!あいり先輩はどこだぁぁ!…あ、來未もいた」(笑)

正宗の幼馴染の水原來未(みずはら・くみ)も囚われていた。

眼鏡っ子で元気系スポーツ少女、被害者の例に漏れず中々可愛い。

というか性格面では一番ヒロインらしくてかわいい。

ちなみに陸上部部長の千香の後輩である(という設定にした)。

彼女たちを助けようと祭壇に近づく探索者たち、聞き耳ロール。

正宗とさやかちゃんが成功。(正宗は聞き耳も得意。あいり先輩をストーキングする為に)

ふたり「誰!?誰だ!?」



?「おやおや、お久しぶりですね。勇敢なお嬢さん方…」

さやか「あっ、あなたは…えーと、誰でしたっけ?」(笑)

「ランダルです!ダゴン秘密教団のランダル・レスピシオですよ!」(怒)

ミクロネシア系外国人で、太り気味で猫背、相変わらず下卑た嫌らしい顔つきをしている。

部下の魚のような異形のクリーチャー(深き者たち)も「ギョギョギョ」と笑いながら、好色そうな目付きでスク水美少女たちを値踏みしている。

スクール水着姿のさやかちゃんと睦ちゃんを、いやらし〜い目付きで舐めるように眺めていた。

さやか「うう、相変わらずこの人たち、気持ち悪いです…」

睦「むむ〜、生きてたんですか。グアムで死んだはずじゃあ…」

ランダル「ええ確かに貴女たちのせいで一度は死にました。しかし、偉大なるクトゥルフ様のご加護で再び…」

正宗「うるせぞオッサン!さっさとあいり先輩を返しやがれー!」

※クトゥルフ神話の怪物を目撃すると正気度ロール発生して失敗すると正気度減りますが、正宗は正気度ロール余裕で成功している。

ランダル「美少女以外はお呼びではない!お前たち、あのガキをやってしまえ!」

深き者A「ギョギョギョー!」(人間のガキなんて俺一人で楽勝だぜー!)

と、正宗に襲い掛かる深き者(クトゥルフ様に仕える下級クリーチャー。普通の人間には脅威、のはず)。

るるいえ組「ちょ、いきなり戦端開かないでよ…」

正宗「うりゃあ!キーック!」

※正宗のDEX(敏捷度)は17と超素早いので、先制攻撃がさく裂。

脳筋おバカでケンカは滅法強い正宗のキックがクリーンヒット!

深き者A「グワーッ!」(大ダメージ)

正宗はケンカ慣れした不良を瞬殺圧倒できる程度には強いので。

さやか「仕方ありません、私も…空手キックで解決します!」

※さやかちゃんのDEXも正宗に次いで高いので、深き者が行動する前に追撃の空手キーック!

(技能マーシャルアーツ+キック。ダメージ倍増)

深き者A「グワーッ!アバッ…」(ば、バカな人間の小娘のクセになんつー威力!?)

※STR(力)は正宗が上だが、さやかちゃんは「マーシャルアーツ(空手)」技能があり、実際の戦闘力は正宗を大きく上回ります。

さやかちゃんの空手キックは並みの人間なら即死しかねない、クトゥルフ神話の怪物でも下級なら圧倒する事もしばしば…。

正宗「おおっ!すごいっす、樋口先輩!」

深き者A「ギョギョー!」(こうなったら一番か弱そうな小娘を狙うぜー!)

と、深き者Aの悍(おぞ)ましい鍵爪が睦ちゃんを襲う!

睦「にゃ!にゃにゃ〜ん!」(ネコ語)

※睦ちゃんの「回避」技能は達人の域に達しており(90超え、カンスト間近)、まるで仔猫めいた身のこなしで華麗に回避!

深き者A「ギョー!?」(は、ハヤイ過ぎる!俺様の攻撃が全く当たらん!?)

睦「むむ〜、私もやるしかない!こぶし!」

深き者A「グワーッ!」(死ーん)

深き者は耐久力の半分を失い、ロールにも失敗。

正宗「げげっ!日野先輩も可愛い見た目によらず超つええ…」

正宗とさやかちゃんのダブルキック+睦ちゃんの追撃パンチで深き者は気絶した。

睦ちゃんは身体はちっちゃいけれど力持ちで、カラテの才はさやかちゃん以上である。

ノーカラテ・ノー探索者!

深き者BとC「ギョギョギョ…」(あの人間のガキども強ええ!どうしましょうランダル様?)

ランダル「ぐぬ〜、これでは凌辱展開が…」

さやか「貴方たちの野望もここまでです!さあ観念して千香ぽん達を解放してください!」



ランダル「くっくっくっ。甘いですな、お嬢さん。私は既にダゴン様の召喚に成功しているのです!」

ランダルが魔道書片手に詠唱、水の張られたプールが盛り上がり、名状し難い怪物が現れた!

正規のタゴン様とは微妙〜に違う、亜種?である!

巨大なタコの怪物で、無数の蛸足がウネウネと蠢いている。

触手からはネバネバの白濁した粘液が滴り、プールの水がヌルヌルと濁っていく…。

探索者たち「ぎゃ〜〜〜〜!?」(泣)

その名状し難い宇宙的恐怖に、当然、正気度チェック発生。

深き者のような雑魚とは格が違うので、失敗すると凄まじく正気度を減らされてしまう!

結果、さやかちゃんは何とか成功させるも多少の正気度を失う。

だが、睦ちゃんと正宗は失敗してしまった。

元々の正気度が低かった睦ちゃんは仕方が無いにせよ、正気度高い脳筋おバカな正宗は痛恨の失敗!

睦「むむむ〜、私の正気度がゼロになりそうです」(泣)

正宗「くそっ、肝心な時に!げえっ!一気に不定の狂気だと!?」(泣)

結果、睦ちゃんはアイデアロールに成功して「一時的狂気」と「不定の狂気」同時に発症。

正宗はアイデアロールには失敗して「不定の狂気」だけで済んだ。

正宗「俺、バカだから何も気付かないっす」(笑)

※クトゥルフ神話の宇宙的恐怖に晒された探索者が一定以上の正気度を失った際に、アイデアロールに成功してしまうと「一時的狂気」に陥ります。

アイデアロールはINT(賢さ)高い程成功しやすく、正宗はおバカなお陰で知りたくない宇宙的真実に気付かずに済んだのだった。

一方の睦ちゃんは結構賢いので宇宙的恐怖の一端を理解してしまい、「クトゥルフ神話技能」がアップしてしまった。



睦ちゃんは一時的狂気により「さやかちゃんに対する容姿へのコンプレックス」が酷くなってしまった。

睦「むむ〜、さやかちゃんは超美少女でヒロインでズルいよぉ。所詮私なんて負け組だにゃあ」

さやか「いやだから、むったんだって十分可愛いよ!(たぶん)読者人気的にはむったんファンも多いよ!」

※APPはあくまで目安なので、個人の好み次第です。

公式イラストでも、作中の活躍でも、むったんの可愛さはさやかちゃんにヒケを取ってません!

というか私、黒きオーラはむったんファンです!



正宗「日野先輩がおかしくなってしまった…あれ?俺も狂気に陥ってるけど何ともないぜ?」

狂気はすぐに現れるとは限らず、正宗は潜在的に狂気を内在しているのだ。

正宗「うう、不安だ…でも今は樋口先輩と協力してあいり先輩を助けねば!」

さやか「頼りにしてるわよ、正宗くん!」

正宗「おっす!先輩!」



ランダル「くくく、相変わらずしぶといお嬢さんだ…だが、我が神ダゴン様(仮)の前では無力ですよ」

さやか&正宗「ぐぬぬ…」

探索者相談中。

クリーチャーの中でも弱小な深き者には圧勝した武闘派探索者であったが、マジモンの怪物には勝ち目がない。

睦「むむ〜妬ましい妬ましい…APP17のすごい美少女なさやかちゃんだけチヤホヤされて羨ましい…」

さやか「しっかりして、むったん!うう、私、精神分析はニガテだし困った」

正宗「俺もバカだからムリっす」

※技能「精神分析」が成功すれば「一時的狂気」は治せるのだが。

るるいえ組の中では最年長で精神分析の達人な辰巳先生がこの場に居ないのが悔やまれる。

ダゴン様(仮)「ふたぐんふたぐん」(グヘヘヘ、さっさとそこの美少女を食わせろー♪)

ダゴン様は待ってくれず、触手攻撃!

正宗「ちっ!ここは俺が引き受けるっす!樋口先輩は、早く日野先輩を!」

さやか「ありがとう正宗君!」

先輩少女を庇うように立ちはだかる正宗に、ダゴン様の触手攻撃!

その攻撃は人間には回避困難、「回避」技能の5分の1で挑戦せねばならない!

正宗は睦ちゃん程では無いが回避も得意であったが、回避ロール失敗。

正宗「グワーッ!」

大ダメージで耐久力の半分持っていかれ気絶の危機、だが脳筋な正宗は根性で耐える!

正宗「ぐふっ、化け物め!先輩たちには手を出させねーぜ!」

るるいえ組「わー、正宗君かっこいい!まるで主人公!」

ダゴン様のターン終了。後輩の男の子が稼いだ貴重なチャンス。

睦ちゃんの狂気は他の行動が全くとれないワケではないので、さやかちゃんが「言いくるめ」してみる。

美少女女子高生探偵のさやかちゃんは交渉系技能の言いくるめも得意なのだ!

さやか「むったん、私には、むったんの助けが必要なの!何かいいアイデアは無い!?」

さやかちゃんへの嫉妬が崇拝と紙一重な睦ちゃんは、さやかちゃんに「言いくるめ」られた。

※睦ちゃんに対する言いくるめに+修正が付き、ほぼ100%成功する。

睦「にゃー?さやかちゃんがそう言うなら。むー?むむむ〜あの祭壇、変な絵が描かれてるにゃあ」

美術部の文系少女な睦ちゃんは技能「芸術・絵画」が得意で、絵画でロール、成功。

睦「むむ〜!あの祭壇に描かれている、非ユークリッド幾何学模様が怪しいにゃあ!アレを壊せば、ダゴン様(仮)はお帰り下さるかも」

さやか&正宗「そ、それだぁぁ!」

※探索者作戦中。

ダゴン様(仮)と戦っても絶望的なので、狙いは祭壇の不気味な絵を破壊するしかない!

だがダゴン様の触手攻撃、ランダル達深き者たちの守る祭壇を、どう攻略する!?



ランダル「諦めなさい、君たちに勝ち目はないのだ!さあダゴン様、ヤッちゃって下さい♪」

ダゴン様「ふたぐんふたぐん♪」(凌辱してやるぜー♪)

さやか「正宗君は次攻撃されたら死んじゃうかも…むったん!私が時間稼ぐから、何とか祭壇を破壊して!」

睦「……すごい美少女なさやかちゃんが妬ましいにゃあ」

さやか「むったん?ダメだ精神分析してないから狂気が治ってない…また言いくるめてる間に凌辱されちゃう」(泣)

正宗「また言いくるめても、それって根本的な解決にはなりませんよね?」

さやか「くっ、こうなったら、空手キックで一矢報います!」

その前にダゴン様の触手攻撃、さやかちゃんは回転の動きを利用した身のこなしで何とか懐に飛び込み、マーシャルアーツ(空手)+キック!

だがブヨブヨの巨大な軟体に、さやかちゃんの細い脚ではダメージが通らず。

さやか「うう、ブヨブヨで気持ち悪い。にゅるにゅるはニガテです…」(泣)

蹴ったさやかちゃんの脚に粘液が付着…身体に異変が…

さやか「…あれ?脚が、動かない…身体が痺れ…」

ダゴン様「小娘よ、我が粘液は強力な媚薬!最早抵抗はできまい!」

さやか「そ、そんなぁ…てか、喋れるんですね、ダゴン様」(泣)

正宗「あれ?俺は何とも無いんですけど?」

ダゴン様「愚か者が。我が粘液は美少女凌辱専門なのだー!」

さやか「最低です、ダゴン様!」

にゅるるるっ。無数のタコ足触手が、スクール水着越しにさやかちゃんの肢体に絡んでいく。

さやか「いやああああああっ!」



ここで正宗の狂気が発動。

正宗「うおお!触手で凌辱されちゃう樋口先輩、なんてエロいんだ!」

さやか「ちょ!正宗君!?」

正宗は「凌辱されるさやかの美しさに魅了」されてしまい、行動不能になってしまった。

唯一正気なさやかちゃんは触手責めで抵抗できず、睦ちゃんと正宗は狂気という状況。

正宗はさやかちゃんの凌辱ショーに欲情しつつも、特等席で眺めたい一心で、無意識に祭壇の傍まで移動した。

好色なランダル達もさやかちゃんに釘付けな為、正宗の「忍び歩き」が何とか成功する。

しかし、そこから「祭壇をキックで破壊」する行動は出来なかった…。



ランダル「いよいよお愉しみの始まりですなぁ♪そして、ついにクトゥルフ様のお眠りになるルルイエ浮上の時!」

探索者「な、なんだってー!?」

ダゴン様「小娘よ、お前が最後の生贄よ。最期に相応しい極上の美少女だのぉグフフフ」

※ランダルの解説によると。

ダゴン様が美少女を凌辱、イかせまくって完全に屈服させる事で宇宙的エネルギーが溜まり、海底都市ルルイエを浮上させる寸前まで来ていたのだ!

さやかちゃんは最期の生贄であり、もしさやかちゃんが屈してしまえば、ルルイエが浮上してしまう。

そうすればクトゥルフ様が復活し、日本は…いや、人類は滅亡する!

さやか「くっ、負けません!だって私、女子高生探偵ですから!」(ビシッ!決めセリフ)

ランダル「相変わらず勇敢なお嬢さんだ…だがダゴン様の触手責めにいつまで耐えられますかなぁ?」(ゲス顔)



※ルール解説

ダゴン様の凌辱の快楽にさやかちゃんがイかされてしまうと、さやかちゃんのMP(マジックポイント)が減少、ゼロにされると、さやかちゃんは気絶と同時に身も心も屈服してしまいます。

さやかちゃんのPOW(精神力)は14、MPも同様に14である。

凌辱の快楽に対し、さやかちゃんはPOW14×5(70)で抵抗、成功すれば減少せず、失敗すると1D4(4面ダイス1回分)のMPを失います。



さやか「くっ、触手なんかに負けたりしない!70%なら余裕です!あっ!失敗した」(泣)

運悪く最初の抵抗に失敗、さやかちゃんはMPを3減少して残り11となります。

さやか「ふあああああっ!?」

ぞくっ!ぴくん…びくびくびくっ!

タコ触手がにゅるにゅると絡みつき、白濁した媚薬粘液がスク水越しにさやかちゃんの身体に沁み込んでいく。

その名状し難い快楽に、穢れを知らぬ17歳の美少女は虚を突かれてしまった。

空手で鍛えられた伸びやかで健康的な肢体が、闇の快楽で小刻みに震える。

凛とした快活な美貌は快楽で朱に染まり、可憐なリボンで結んだポニーテールが揺れる。

ランダル「おやおや、まだ序の口だというのに、可愛らしい顔をして案外身体は敏感と見えますなぁ♪」

さやか「はぁ…はぁ…えっちぃのは嫌いです…」



※この時、正宗は不定の狂気により、さやか先輩のエロい姿に釘付けであったが。

ここで、さやかちゃんのAPP(可愛さ)17×5(85)の確率で正宗は魅了されてしまう。

正宗「うおお!樋口先輩えろすぎる…はっ!いかん!俺は、あいり先輩を助けるんだぁぁ!」

ここで、正宗はPOW(精神力)×2で抵抗を試み、成功すると一時的に正気に戻る事が出来る。

触手凌辱ショーの誘惑に耐えた場合も正気の行動が可能。

正宗のPOWは15とかなり図太いので、成功率は30%!

…が、ダメっ!

※正宗が正気に返る確率は1ターン当たり、100−(17×5)で15%+(100−15)×0.3で、40.5%、のはず。

つまり、さやかちゃんが凌辱に屈してしまう前に正宗が正気に戻り、キックで祭壇を破壊すれば勝てる!

期待値からすると勝算高そうだが所詮は確率、運が悪いとダメかも?運が良ければ最初のターンで勝てるがエロパロ的につまらんので却下。

さやか「はぁ、はぁ、これなら私が頑張れば…!」

ランダル「果たしていつまでがんばれますかなぁ?」



にゅるるっ。ぞるんっ。

無数の触手が、さやかちゃんの脚から股間に這い寄り、スクール水着をめくり、胸の谷間を直に這っていく。

甘く痺れて動けないさやかちゃんの全身に、悍(おぞ)ましい暗黒の快楽が忍び寄る…。

「いやあああああっ!んっ、くぅぅっ!ふぁぁ…だ、だめぇぇ…!」

それでも歯を食いしばり、ギュッと瞳を閉じて堪えるさやかちゃん。

媚薬で痺れた肢体はグッタリと垂れ下がり、健康的に膨らんだ胸をグッと突き出して硬直してしまう。



※次第に厭らしさを増していく触手責め、このターンから、さやかちゃんはPOW×4で抵抗せねばならない。

ちなみにターンが進む程に暗黒の快楽は強まり、抵抗が困難になっていく。

成功率は14×4で56%。

さやか「……っっっ!!!負け…ないっ!」

ぴくんっ。ぞくぞくぞくっ。ぶるっ…。

蕩けるような闇の快楽を、さやかちゃんは気丈に堪えるのだった。(今回は抵抗ロール成功、さやかちゃんのMPは11)

ここで正宗の抵抗ロール。失敗。

正宗「うう、すんません、樋口先輩…」



睦「ああ、美しい。さやかちゃんは何て美しいの!」

さやか「ふぁぁ、むったん…?なにを…?」

不定の狂気に陥っている虚ろな瞳で、睦ちゃんがフラフラとさやかちゃんの傍に…

睦「妬ましい。でもさやかちゃんこそ、私が求めていた美そのものよ!」

触手に吊られて弓なりに硬直しているさやかちゃんの二つの膨らみに顔をうずめ、そっと口に含む睦ちゃん。

ぴちゃ…ぴちゃ…れろんっ。

「むったん…やめ…ふああああああっ!」

スク水越しにもはっきりと分かる位に勃起してしまったさやかちゃんの乳首に、睦ちゃんの温かい唾液と舌がむしゃぶるように絡む。

痺れて動かないさやかちゃんの身体が背徳的な快楽にうち震える。

ぞくぞくぞくぞくっ。びくん!

睦「さやかちゃんったら、ココもこんなに濡らしちゃって…」

つんつん。睦ちゃんのちっちゃな指先が、さやかちゃんの股間をさする。

さやか「っ!?そこは…ダメ…!?」

びくん!抗い難い快楽にさやかちゃんの瞳が大きく見開く。

身体の芯からじぃんと甘く痺れ、快楽の波がさやかちゃんの精神を蝕む。

触手の悍ましい快楽には気丈に堪えたさやかちゃんであったが、親友の少女からの愛撫は想定外であり、質の違う快感に頭が真っ白になってしまった。

※POW14×3、42%の抵抗ロール。失敗。

さやか「いやぁ!らめぇぇっ!あぁぁぁぁぁん!」

ぞくぞくぞくぞくっ。がくっ、

さやかちゃんは1D6+1(6面ダイス1回+1点)のMPを失う。快楽責めは次第に過酷になっていくのだ!

結果、さやかちゃんはMPを5点失い、残りは6点となってしまった。

さやか「はぁ…はぁ…ふぇぇ…このままじゃ次の出目次第では私のMPゼロになっちゃう」(泣)

正宗「そろそろ樋口先輩が持たない!何とか誘惑に打ち勝たねば!…先輩、ごめんなさいぃぃ」(泣)

正宗、またしても先輩美少女の凌辱ショーに魅了されてしまった。

触手に加えて百合百合なのも冒涜的なえろさを感じたのだろう。



ランダル「ぐふふ、勇敢なお嬢さんも、最早ここまでのようですな♪」

さやか「ふぁぁ……」

ダゴン様の無数の触手がさやかちゃんの気丈な心をグズグズに溶かしていく。

媚薬粘液と悍ましいタコイボがさやかちゃんの敏感な箇所を責め、スタイルの良い胸を揉みしだき、クリトリスをギュッと摘みあげるのだった。

さやか「らめぇ…いやぁ゛ああああ゛〜〜〜〜っっっっ!!!!」

びくん!ぞくぞくぞくぞく…………!

睦ちゃんからも百合責めされ、最早悍ましい闇の快楽に抗う事は、か弱い女子高生には困難を極めるのだった。

※POW14×2、28%の抵抗ロール。失敗。

1D6+2のMPを失う。ここで4以上が出れば、さやかちゃんは邪神に完全に屈服してしまう!

だが流石はヒロイン!ここで2を出し、残りMPは2!意識が朦朧とするも必死に堪える…。

だが、最早後が無い。次はPOW14×1の抵抗ロールに失敗すれば、ゲームオーバー。

さやかちゃんは最期の生贄として身も心も邪神に捧げられ、クトゥルフの眠る海底都市ルルイエが浮上し人類は滅亡する!

にゅにゅにゅ…ぐちゃあ!

ダゴン様の一際太い触手が、さやかちゃんの股間のスク水を突き破り、さやかちゃんを貫こうとしている。

その太さは到底人間の少女が受け入れられるモノではなく、絶望的な激痛とそれすら塗り潰す悍ましい快楽により、さやかちゃんは壊されてしまうだろう。

ランダル「ぐへへへ!ついに生意気で勇敢なお嬢さんの貫通式ですなぁ!そして念願のクトゥルフ様復活の時来たれり!」



さやか「だめ…おおきい…こんなの…むり!」

極太の触手で処女を失う絶望感に、さやかちゃんの気丈な瞳は虚ろになり、涙が零れる。







正宗、APP17×5で魅了されるも…

正宗「ここでしくじれば樋口先輩も、あいり先輩も助けられない!うおぉぉ!」

POW15×2、30%の抵抗ロールがついに成功!

正宗「おれは しょうきに もどった!」

さやか「遅いよ正宗君」(泣)

正気に戻った正宗は、睦ちゃんのアドバイス通り、非ユークリッド幾何学模様の祭壇に、キック!

さやか「正宗君のキック成功率は私より高いけど、ここで失敗したらシャレにならないよ!」

正宗「大丈夫っす、先輩!うおぉぉりゃぁぁぁぁっ!」

何とかキック成功。祭壇は頑丈だが非ユークリッド幾何学の名状し難い紋様自体は脆いので、破壊成功!

探索者たち「やったあ♪」



ダゴン様「なんてことを!?門が壊されては我は帰還せねば!せっかくこの美少女の処女頂くところだったのに…」

ランダル「しまったぁぁ!ああ、ダゴン様帰らないで〜」(泣)

儀式の要である祭壇破壊により、ダゴン様(仮)は異空間に帰還してしまった。

白濁した粘液まみれのさやかちゃんが、ぐったりと倒れ込む。

正宗「へっ、ざまあ見やがれ!さあ、あいり先輩を返せ!」

ランダル「ぐぬぬ〜。こうなったらお前らを片付けて…」



佐々原「そうはいかんぞ、ランダル!僕の愛しいむったんは無事だろうな!?」

辰巳先生「結界が消えてワシらも侵入できたぞ。さて、まずは睦ちゃんに精神分析っと」

伊丹薫「妹は!?僕の妹あいりはどこだぁぁ!?」

ランダル&深き者生き残り「ま、まずい…」



正宗が祭壇を破壊した事で結界解除、外で待機していた佐々原、辰巳先生、伊丹薫の三人が突入。

重症とはいえ正宗も健在、辰巳先生の精神分析で一時的に睦ちゃんも復帰、邪神が帰還してしまった以上、完全に形勢逆転である。

ランダル達は降参、伊丹あいり達、囚われていた少女たちは全員無事に解放された。



探索者たちは、全員無事に助けられた事で、正気度回復のボーナス。

ルルイエ浮上の野望を阻止した事で、正宗、さやかちゃん、睦ちゃんは大幅にボーナス。

睦ちゃんの正気度も大きく回復したのだった。

めでたしめでたし。

あいり「私も一応ヒロインなのに全然見せ場ありませんでした…」

さやか「あいりちゃんも凌辱されたかったの?」

あいり「…いえ、やっぱりいいです」(APP17、さやかちゃんと互角の超絶美少女)

正宗「樋口先輩も可愛いけど、やっぱり俺はあいり先輩一筋っす!」(きりっ)

睦「むむ〜、私は今回も百合百合なイタイ娘じゃないですかぁ」(泣)

さやか「むったんはかわいいよ!自信を持って。むったんが絵画の秘密見破らなきゃ勝てなかったし」



おしまい。


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