黒きオーラ氏・作

 黒きオーラさんによるエロパロ短編ですが、キン肉マンと東方Project、の二次創作である「東方超人録」という作品が元ネタとなっているそうで、本作はいわば三次創作ということになるそうです。

 ・・・・・・ややこしいわ!!


以下の駄文は、100t氏の制作動画、『キン肉マン』と『東方Project』の二次創作、『東方超人録シリーズ』の三次創作です。
元ネタを極力リスペクトはしておりますが、ハメを外しているかも?
「命蓮寺を舞台にした薄い本」を本当に書く馬鹿がいた〜〜っ!
100t様作の元ネタ動画→
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17340779
キン肉マン(特に悪魔超人)と東方の両方が好きな方に、是非オススメの動画です!
関係ないけど第7回東方M1のミステリーパラソルかわいすぐるグヘヘヘ♪


「んんっ……!」
びくっ!
今宵も少女は拾ってきた棒きれをきゅっと握りしめ、幾度目かも分からぬ衝撃に身を震わせる。
「ああぁ…今日のも…すごいよぅ…はふぅぅ…ダメ、ダメよぉ…」
ぞくっ…ぞくぞくぅ!
人気のない夜の墓地。通り雨が過ぎ去りしっとりと濡れた無数の墓標の一つに、小さな身を預けうずくまる。
仄かに漂う死臭に湿った土の薫り。その芳香は人ならざる少女には心地良く、気を緩めると甘い吐息が漏れてしまう…。
綺麗な水色の髪と、左目が赤く右目が水色のオッドアイを持つ、可愛らしい妖怪少女。
多々良小傘(たたらこがさ)は元々、忘れ傘であったが、誰にも拾われず風雨に飛ばされているうちに妖怪となった唐傘お化け、いわゆる付喪神(つくもがみ)の一種である。
自分を捨てた人間たちを見返すべく「うらめしやー!」とビックリさせようと頑張ってはいるのだが、その可憐な容姿が災いしてか、誰も驚いちゃくれなかった。

「んっ…うぅん…はぁ…ふあぁ…んん〜っ!」
びくん!ぞくぞくぅぅ…!
絶え間ない甘い刺激に小傘のオッドアイが虚ろにまどろむ。呼吸が次第に切なく、甘い熱を帯びていく。
甘美な刺激に思わず身をよじるが…
びくっ!ぞくぞくっ!
「ふぇっ?ふぁ…ああぁ…!」
髪と同じ色の水色の衣服が素肌に擦れるだけで、甘く痺れて力が抜けてしまい、墓石にもたれた身体が崩れ落ちる。
「はぁ…あぁぁ…すごっ?き…きもちぃよぉ…んっ!…ダメ、流されちゃ、ダメよぉ…」
あの日以来。あの悪魔に出逢って全てを奪われて以来。雨が降る度に、何度も味わされた甘美な衝動。
強制的に送られるにも関わらずその甘い刺激はとても優しく、自分が大切にされている多幸感に思わず恍惚となる。
だが。その心地よさに小傘は恐怖を感じ、必死でそれに抗おうとしていた…。
その幸せな感覚は…妖怪としての、少女としての自分の、何か大事な部分を、打ち崩してしまう…それが小傘には怖かった。

(はぁ…はぁ…あいつの…あの悪魔のせいで…私は…っ)

小傘の、一番大切なモノを奪った悪魔。
あの日、小傘は無理矢理股を開かされ荒々しく乱暴され、蹂躙され…そして少女の、大切なモノを奪われた…。
そして今宵もまた…。


――その頃、香霖堂(こうりんどう)
「ケケケケ♪ほんといい傘を拾ったぜーっ!今日は特に念入りに手入れしてやらねぇとな!」
上機嫌で茄子色の化け傘を手入れするのは、悪魔超人のステカセキングである。
悪魔将軍を復活させるべく幻想郷に来ていたステカセは、今は香霖堂に御厄介になっていた。
「相変わらずその傘を気に入っているね、君は」
「ああ、すっげえ良い傘だ!店主、手入れの仕方教えてくれて感謝するぜ♪」
店主の森近霖之助(もりちかりんのすけ)に礼を言うステカセ。
悪魔超人は結構礼儀正しい一面もあるのだ。
「拭き拭き〜っと♪さぁて!今日は内側の方も、隅から隅まで丁寧に撫でてやるぜーっ!」
ステカセの繊細な指先が、まるで濡れた柔肌を撫でるかのように、化け傘を拭っていく。
筋に沿って、優しく丁寧に。
つつぅ〜〜〜〜♪ふきふき♪こしこしこし♪


――同時刻、命蓮寺の墓場
「はふうぅぅ……ああぁぁん♪ダメえぇぇっ♪」
ぞくぅぅぅ!ぴくぴくぴくっ♪
背中から始まり、腿やお腹を這っていく、繊細なタッチ。
水色の衣服を着ているにもかかわらず、内側から素肌を直に薄絹で擦られるように、刺激が与えられる。
「…んっ…うぅん…ああぁ…はふぅ…もう…がまん、てきな…ふぁぁ…♪」

――香霖堂
「さぁて、今日のお手入れでは、特製油を使うぜ〜〜っ」
ステカセが取り出した、油。興味を示す霖之助。
「なんだい、その油は?」
「ケケケ、こいつは悪魔超人界の特製油よ。オレら機械超人御用達の高級オイルなのだーーっ!」
「ほう、そんな良い品を使うなんて。君は本当にその傘が大事なんだね」
「ケケ♪まぁな…お?来客みたいだぜ?」
チリンチリーン♪呼び鈴が鳴る。
「やれやれ。君が来てから、ウチも随分と繁盛してるよ。嬉しいね」
霖之助が言葉とは裏腹の面倒くさそうな表情で客を出迎える。

「お邪魔するわよ」
「おう、アリスじゃねぇか。今日も何か買いに来たのか?」
七色の人形遣い、アリス・マーガトロイドは香霖堂、というよりステカセキングの常連客である。
「ん、今日はちょっと冷やかしに来ただけよ。あんたもその傘好きよねぇ」
「ケケ、まぁな。今から特製の超人オイルで徹底的にお手入れしてやるのよ〜っ!」
「外の世界の特製オイル?ふぅん…私も人形達の為に欲しいかも」
「おっと、そいつはやめときな!この油は人間の女にゃ危険だ」
「私は人間じゃないけどね。でも危険って…?」
「それはなぁ…おっといけねぇ!零しちまった…」
手が滑り、特製油を化け傘の内側に少し垂らしてしまったステカセ。
油が傘の骨を伝い、内側に溜まっていく…。


――墓地
ステカセがアリスと話していた束の間、愛撫が止まっていたが。
………ドクン。
「……ふぇ!?」
唐突に、これまで感じた事の無い程の衝動が、小傘の脳髄を打った。
「んんっ!んはああっ!?ふあぁぁあぁっ…なに、これぇ熱っ…あぁぁ…こんな…凄…だ、めぇぇ!!」
からだが熱く火照る。トクトクと鼓動が早鐘を打つ。小傘のナカの、カラダの芯から湧き上がる、熱く甘い衝動。
それは今までの、繊細で優しい愛撫とは異質の、燃えるように理性を焼き尽くすかのような乱暴な衝撃であった。
ぴくん!ぴくん!ぴくっ!ぞくうぅぅ!
「はぁ!はぁん!嫌ぁ…こんな…しゅごいの私…知らないよぉ…ふああぁぁ…!?」
堪え切れず激しく身を捩る。水色の衣服が素肌と擦れるたび、蕩けるような甘い痺れにビリビリと震える。
切なく吐息を吸い込み膨らんだ小さな胸が衣服と擦れ、乳首が勃起してしまう…。
「ふえぇぇぇ…ふああぁぁぁ…!?」
びくびくびくっ!ぞくぞくぞくうぅぅ!
(どうして…?私のカラダ…どうなっちゃったのぉ…!?)


――香霖堂
「媚薬?」
「ケケ、そうだ。まあオレら機械超人にゃ関係ねぇけどな。アリス、お前さんが扱うのはマズイだろ?」
ステカセの超人油は、女性には性的興奮を催させる超強力な媚薬であるらしい。
さりげにアリスを気遣う辺り、悪魔超人はリング外では意外に紳士的なのである。
「僕の鑑定では、そんな効果分からなかったんだがなぁ」
霖之助の『道具の名前と用途が判る程度の能力』が適用されないのは、本来の用途があくまで機械整備だからであろう。
「ふぅん、私にとってもヤバそうね…」
アリスの碧い瞳がキラーン♪と光った事に、ステカセと霜之助は気付いていなかった…。
「さぁてと♪この油で傘ちゃんを隅々まで拭いてやるとするかーっケケケケーっ♪」
とろ〜り♪ぬるぬるぬる…♪


――墓地
「あぁぁぁぁん!!」
小傘のカラダが跳ね上がる。
加速度的に強くなっていく甘い衝動にガマンできず、思わず指を自分の胸に当ててしまったのが、マズかったらしい。
「すご…ふぁ…ここ…いいよぉ…?きもちぃよぉ…あぁ…はっ!?んっ!ダメっ!ふぁぁ止まらな…やだよぉ…ダメなのにぃ…!」
小傘は小さな掌で、僅かながらに膨らみかけの自分の胸を揉みしだく。
「んっ…んんっ!はああっ!あぁん…ダメぇ…ダメよぉぉ……」
自らの愛撫でますます高じていく快楽に、小傘は最早抗う事が出来なかった…。
水色の服の上からでも僅かに分かる程に勃起してしまった乳首を、無邪気に無我夢中になって弄くりまわすのだった。
「ふぇあ!はふうぅ!んんっ!あっ!あっダメぇ…くぅぅ…ふああ゛〜〜〜っ!」
ビリビリと痺れる甘く蕩けるような快楽が絶え間なく押し寄せる波のように、可憐な妖怪少女の存在を消去せんと湧き出してくる。
その快楽は小傘自身の愛撫よりも、何者かの遠くからの愛撫の方が遥かに狡猾かつ繊細で、小傘の幼い精神を蹂躙していく。
小傘が夢中で乳首を弄るのと同時に、背骨から首筋をうなじをなぞるように、極上の薄絹が紅潮して汗ばんだ白い肌を拭きとっていく。
墓石にもたれかかった身体から完全に力が抜け、身を丸めて快楽に流されていくのだった。


――香霖堂
「ケケ、さてと。今回は傘の内側もしっかりキレイにしないとな♪」
「ふぅん、たかが傘一本に随分と丁寧なのね」
と、アリス。言葉とは裏腹に、ステカセの作業を興味深々で見学していた。
「ククク…悪魔として大胆に振る舞いたいからこそ日々のメンテは怠らない」
化け傘の外側を媚薬オイルで拭き終えたステカセは、今度は化け傘を広げて内側の手入れに取り掛かる。
ばさっ!茄子色の化け傘が広げられる…。


――墓地
「ああぁぁっ!?嫌ぁ…脚がぁ……!」
がばぁ!
小傘の白くか細い両脚が、抗いがたい悪魔の剛腕で強制的に開脚させられていく…。
「かっ…はぁ…!あうぅ…やだぁ…はずかしいよぉ…や、やめっ…あああっ!!?」
ぐいぃ…!
水色のスカートが捲りあげられ、股が裂けんばかりに開脚させられ、白いパンツを晒される。
穢れを知らぬ化け傘少女の秘部は既にグッショリと濡れ、汗と愛液で湿ったパンツを、死臭交じりの夜風が撫でていく。
墓場の生温かい夜風も今の快楽に火照りきった小傘には、極上の心地よさだった。
あまりに屈辱的な体位。悔しいのに抗えない絶望的快楽。
幸いなのは、夜の墓地に誰も見る者が居ない事…それもあんまり慰めにはならなかった。
小傘のオッドアイから涙が零れる…。


――香霖堂
「ケケケケ〜〜ッ♪」
ステカセキングは化け傘を広げるや、媚薬油をターップリと垂らし、傘の内側を拭きとっていく。
筋を沿って中央に向かい、超人レスリングの荒々しさとは裏腹の繊細な手つきで擦るのだった。
ステカセの指先が、化け傘の中央部分を丁寧に拭う度…遠く離れた命蓮寺の墓地で少女の嬌声が響き渡る事など、この悪魔超人は知る由も無い。
「さぁて傘ちゃんよ!そろそろ仕上げといくか〜〜〜っ!」
ガシッ。
「ゲェ〜〜っ!ステカセの両脚のヘッドフォンが傘の中央に挿入されていくーっ!?」
と霖之助が解説。
「オレのレッグパワーヘッドフォンは相手超人の鼓膜を破壊する為にあるんだが、出力を抑えて低周波振動で汚れを落とすのにも使えるのだ〜〜っ♪」
香霖堂にチャイコフスキーの白鳥の湖が(控え目な音量で)流れ出す。
「くらえ〜っ!傘ちゃんよーっ!地獄のシンフォニー♪」
ぶぶぶぶぶぶぶぶ…!
その低周波により、茄子色傘が激しく振動する…。


――墓地
「…っっっっ!?あぴゃあ゛あああ゛〜〜〜〜っ!!?」
ぶぶぶぶぶぶ……びくぅぅぅぅぅん!!!
100万ホーン(自称)の超振動は凄まじく、小傘のナカでバイブのように激しく快感の波を送り続ける。
ぞくぞくぞくぞくうぅぅぅ……!ビクビクビクッ!!!
「ふぁぁぁぁぁ……にゃふぁあ゛ぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!!」
秘部に媚薬が染み込み敏感にさせられた所に、激烈な低周波振動を加えられ、とろとろに蕩けた秘部をぐちゃぐちゃに掻き回される。
パンツのナカから直に秘部を弄られ、開脚させられた小傘の全身に壮絶な快楽が襲いかかった。
「嫌ぁ…もう…やめっ…私、壊れちゃ…はぁぁんっ!ふあ゛〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」
ぴくん!ぴくん!ぴくん!ぞくうぅぅぅぅっ♪♪♪
墓場に小傘の絶叫が木霊する。あまりの快楽にピィンと四肢が張り詰め、仰け反った華奢なカラダが絶え間ない絶頂とバイブのような超振動でガクガクと打ち震える。
「あっ!んんっ!はううぅ…ら…めえぇ…くっ、ああぁ…あ゛〜〜〜〜っ!!!?」
…どぷっ。
パンツはグショグショに濡れ、溢れる愛液が太腿を伝い落ち、紅潮しきった頬から涎と汗と共に墓地に吸い込まれていく…。
「あぁぁぁん!らめええぇぇ!こんな!こんなのダメよおぉぉっ!」
ぶぶぶぶぶぶぶぶ…!
あまりの快感に小傘の意識が真っ白になっていく。
「…か…はぁ…!ふあぁ…もう…ダメよぉ…なにも…かんがえられないよぉ…」
がくっ……。ぴくぴくぴくぴく………。
妖怪としての存在意義もその快楽の奔流の前には最早、台風に翻弄される傘のように儚く消えようとしていた…。





――香霖堂
「ケケ、お手入れ完了だぜーっ♪」
ステカセキングの手により、茄子色の妖怪傘は見違える程ぴっかぴかになっていた。
「どうだアリス!すげぇだろオレの傘は〜〜っ♪」
「え、えぇ…」(こんな悪趣味な傘よく大事に出来るわね)
霖之助もノーコメント。ステカセ以外でこの化け傘を評価する変わり者は、幻想郷に誰も居ないだろう。
「ところでステカセ…その油なんだけど…」
「…ン!超人油がどーしたんだアリス?」
「私も、そのぅ…少し欲しい、かな〜?なんて♪」
「おいおい、こいつは女にゃヤバイって言ったろ?何に使うんだよ…?」
「…えーとね、ほら、人形のお手入れに必要なのよーっ!」
「そ、そーなのかー?分かったよ、少しくれてやる。くれぐれも扱いには注意しろよ?」
「ええ。感謝するわ♪」
(こ、この油を使えば…魔理沙を…フッフッフッ♪)
「……」(魔理沙ェ…)
アリスの意図を何となく察した霖之助であったが…別に泥棒に教えてあげる義理は無いので聞かなかった事にした。
悪魔超人ステカセキングのお陰で、閑古鳥が鳴いていた香霖堂も今しばらくは繁盛する事であろう…。

「ケケケケーッ!もう絶対にお前を手放さねぇーっ!オレ様がずーっと大切にしてやるぜ〜っ♪」

―――命蓮寺の墓場
「……はぁ…はぅぅ……ふぁぁぁ…♪」
多々良小傘はグッタリしていた…。
彼女の半身たる妖怪傘があの悪魔超人の手にある限り…
これからも雨が降るたび、こうしてお手入れをされてしまう事だろう。
「あんな悪魔なんかに…くやしいっ…でも……私、大切にされてる?」
可愛らしい唐傘お化けはカラダを丸めて、幸せそうに笑うのだった…。
おしまい。


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