黒きオーラ氏・作

 黒きオーラさんによる「すずめのなみだ」という4コママンガシリーズのエロパロ短編です。

 高校の麻雀クラブを舞台とした、コミカルな百合味の作品に仕上がっています。


茨城県立葵崎高校麻雀部。
茨城でも伝統ある強豪校と目されている。
・・が。
内実はグダグダそのもの。麻雀部のくせに、いつ麻雀やってんだかワカラン、奇妙な部活だった。
そんな麻雀部に入部してきた少女、東乃すずめ。
麻雀はド素人だったが、顧問教師(変態)に憧れて入部したのだ。

年末。部の先輩・西原本蔵の紹介で、同じ部の白鳥緑、級友の伊関啓菜と一緒に、先輩の実家のお寺でバイトする事になった。
新年。1時過ぎ。大晦日のお務めをやり遂げた三人娘は、仲良く布団を並べていた。
心地良い疲れ。新たな年への清々しさ。仲良しと一緒のお泊りの楽しさ。
あっという間に眠りに落ちた緑をよそに、すずめと啓菜のお喋りが弾む。
・・と思いきや。二人は部屋に潜り込む人物に遭遇して驚愕した。
敏捷な動きで天井裏に飛び込んだ、全裸の女性。西原素子。
すずめたちを寺のバイトに誘った西原本蔵先輩の姉である。
このお姉さん、切符の良い姉後肌の美人だが、露出狂の変態だった。
「いったい何なんスかあの人は」
困惑するすずめ。
「なぁすずめ、何かイヤな予感がしねぇか?」
隙のない姉御肌な啓菜はなぜか、少し悪寒を感じて身震いする。
「へ?なにがスか?」
天然なすずめがキョトンとする一方、啓菜は素子への警戒感が拭えない。
素子は美人だが、変わり者というか、変態といっていい。
大晦日に素子が振舞った年越し蕎麦はとても美味しかったが、その後カラダに異変を覚えたのだ。
そして今も、凄まじい衝動と共に
(か・・カラダが痺れ・・・っやべぇぞすずめっ!逃げ・・・)
啓菜はこれから、友達が食べられる所をただ見ている事しかできなかった。

「ふふふバレたのなら仕方がない!」
バッ!と飛び降りる、全裸娘。すずめを布団に組み伏せてしまう。
「な!なななんスかお姉さん!?」
「カワイイ女の子と遊べて、お姉さん嬉しいよ♪」
ニヤニヤ笑う、全裸美女。
すずめは逃れようと足掻くが・・・・
「んっ!いやっ!離すっス!」
ビクとも動けない。身の危険を悟り、すずめの抵抗が激しくなる。
しかし。すずめの身体に異変が・・・・
「んッ・・・・はぁ・・はあっ・・ふぁ・・?ふあぁぁ・・・・」
(え?か・・カラダに力が入ら・・ないス
それにカラダが火照って熱い〜?)
力が抜ける。甘い痺れがとめどなく湧き上がる。
「どうやら特製年越し蕎麦が効いてきたみたいね♪」
抵抗の弱まったすずめに、ほくそ笑む素子。
「はぅぅ・・ふぁぁ・・・年越し蕎麦?なんのことスか?」
「ふふふ、すずめちゃんが食べたお蕎麦はね、超強力な媚薬入りだったの。
今からその効き目、すずめちゃんのカラダに聞いてみようかしら」
言うが早いか、素子の手が布団の中で震える、すずめの胸元に巻きつく。
抵抗の末ほつれたパジャマの胸元から直に胸を撫でまわす、いやらしい指先。
「ひゃああっ!?」
ビクッ!胸を弄られ、声をあげるすずめ。
僅かに触れられただけなのに、熱く痺れるような刺激。
(な・・なんスかこの感じ!?触られただけなのに!私のカラダ、どうなってるんスか!?)
「すずめちゃん、いい反応だねぇ♪」
気を良くした素子の指先が、無抵抗なすずめの全身を這っていく。
「ココけ?ココけ?ココがえーんのけー♪」
布団の中で脱がされ、媚薬蕎麦で火照り汗ばんだすずめの身体を、おヘソからお腹、脇腹から背骨へ、回り込んで胸の膨らみを揉み砕きながら、乳首をなぞるように弄ぶ。
さわさわ・・・クリクリっ
「はああ!にゃ!ふああぁぁぁキモチいいスぅぅぅ!」
蕩けるような快感に絶叫する。
素子の唇がすずめの涙ほどの小さな胸をしゃぶり、舌で乳首を捏ね回す。
「ふああああっ!」
ピクッ!ピクン!ゾクゥ・・・ビクン!・・・ピクピクピク・・・・
すずめが食べさせられた媚薬蕎麦は、超強力だった。
全身どこを弄られても、感じてしまうほどに敏感なカラダにされていた。
「ほんとカワイイわね。お姉さん嬉しいよ♪」
素子が布団を引っぺがすと、溢れ出る愛液で布団がオネショしたように濡れていた。
「すずめちゃんこんなに濡らして・・・良い感じだわ!」
「うぅぅぅ恥ずかしいス・・・・」
ふるふる震えながら涙目になるすずめ。
もう抗う気力もないすずめの両足をロックするや、秘所に唇を近づけて、秘裂に舌を這わす。
「アァァァァン!」
ビクウゥン!ピクピクピク・・・・
「ありゃ?もうイッちゃったの?
新年のお楽しみはこれからなのにぃ〜
・・ほれほれほれ先制攻撃リーチ〜!」
ナカのマメをこりこりと弄る、ザラついた生暖かい舌。
狡猾な指先が激しく出し入れされる。
特製年越し蕎麦でえっちなカラダにされたすずめには、到底耐えられない快楽だった。
「はあああああっ!あんっ!ああっ!んんんんっ!ああぁあぁぁらめえぇぇぇキモチぃぃこわれるっスぅぅぅぅ!」
「とどめよ!バルチック艦隊ツモ!!!」
「ふぁ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!」
目の前が、真っ白になって、すずめの意識は完全にトンでしまった・・・。

翌朝。1月1日元旦。
「はい皆おはよー朝ご飯できとるよー」
すずめは、威勢のよい素子姉さんの声に起される。
「むにゃ?」
(えと、夜になにかあったスか?ぅぅなにも思い出せないス)
頭が、ぼーっとする。寝巻きはキレイなままだった。
隣で寝ていた、クラスメートの啓菜も、ぼーっとしていた。
というより、虚ろな瞳だった。爆睡していた緑も、カラダを切なげにもじもじさせている。
「すずめ、なんか私ヘンな気分だ・・・はぁ・・ふぁ・・・」
「あぅぅ・・今年は暖冬かしら?カラダが熱くて仕方ねぇべ〜」
あの後、啓菜と緑も・・・・

「はいこれお給料。服でも飯でも好きに遣いな」
「ありがとうございまスっ!」
お寺でのバイトを終えて、岐路につく麻雀部の少女たち。
元気よく見送る素子お姉さん。
「また次もよろしくねー」
(ふふふ来年も楽しみだわ♪)

流局。・・・・麻雀部に帰ったら、今度はちぃ先輩と遊びたいスねbyすずめ。


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