黒きオーラ氏・作

 黒きオーラ様による、「革命機ヴァルヴレイヴ」のエロパロ短編です。

 内容的には、ちっちゃいナイチチキャラがあんなことやこんなことを・・・・みたいな感じでしょうか。


暦が真暦に移り数十年。人類の7割が宇宙都市『ダイソンスフィア』で暮らす時代。
ドルシア軍事盟約連邦と環大西洋合衆国(ARUS)の2大勢力に分かれて対立する情勢下、中立の小国ジオールは平和を謳歌していた。
ジオールで暮らす少女・連坊小路アキラが平和国家ジオールでも名門の連坊小路家に生まれた事は、幸福なはずである。
だが(仮初とはいえ)平和な国に暮らす恵まれた者の、その境遇が平穏であるとは限らない。
いつの時代にも(一見すると)理想的な平和国家であっても、人々の心は常に闇を抱えている。
赤い髪の少女アキラが通う中学校の子供たちにも…アキラ自身にも。
健やかな精神と学業を学ぶはずの学び舎の陰…体育倉庫、アキラは数人の男子生徒に取り囲まれていた。
薄暗い倉庫には鍵が掛けられ、どんなに泣き叫ぼうが助けは期待できない。
いや…たとえアキラの叫びが外に漏れたとて、誰も彼女を助ける者など居まい。

「おらぁ!このカンニング女がぁ!」
ドカッ!
「あぐうっ!」
ドサッ。
背中を無慈悲に蹴られ、小柄な身体が倒される。頭と背中にグリグリと靴裏が捻じり込まれる。
床にあらかじめ敷かれていたマットが、普段のイジメの時よりは身体の痛みを和らげてくれた。
高級なマットは清潔で埃やカビの匂いは無く、この中学校がジオールの上流階級の通う名門校である事を示している。
だがそんな事は、アキラにとって何の慰めにもならない。
彼らが予めマットを敷いていた理由を知れば、尚更である…。
「こいつがハッキングで国立付属の受験問題を盗んだっていう女かよ…」
「ああ。とんでもない卑怯者だよね」
「俺らがカチグミになる為に死ぬ気で受験勉強してるってのに、そんなズルしやがって許せねぇよな」
平和国家にも格差や競争はある。熾烈な受験競争に晒され鬱屈し切っていた男子生徒たちの精神も、その影響なのか、歪みが生じていた。
仕立ての良い制服を着たエリート学生達は、侮蔑と苛立ちとアキラの才能への嫉妬、そしてナニか別のドス黒い感情の入り混じった目でアキラを見下している。
「アキラちゃん、だっけ?ここは僕らのような正当に努力したカチグミだけが入学できるエリート校なのだ!キミのような不正少女が居て良い場所では無いわッ!」
「その通り。ズルをしたお前を、カチグミである俺らが修正してやろうぞ!」
「グヒヒヒヒ…覚悟は良いかなぁ?」

「……」
無数の悪意に、ひたすらに俯き身を竦めるアキラの瞳は空虚で、涙も、もう出ない。
小学生の頃から執拗に続いてきたイジメ。虐待され、泣きわめく日々…
でも中学生になった今、アキラはもう泣かなかった。
…どうせ誰も助けてはくれないから。
誰も…
「……」
(お兄ちゃん…ううん、どうせお兄ちゃんも助けてくれない…)

アキラは閉ざした心の中で思わず呟き…すぐに考えるのをやめた。
どうせ誰も助けてくれない。
中学でも、また沢山殴られ、沢山罵声を浴びせられるのだろう。
(もう…どうでもいい…)
いつも通り、痛いのガマンしてやり過ごそう。
踏み躙られる身体を丸めて、これからされるであろう虐待の痛みに備え身を竦めるアキラであったが。
エリート学生たちは何故かそれ以上殴っては来ず、しかしニヤニヤと下卑た笑いを浮かべていた。
(…え?)
小学生の時に受け続けたイジメとは異質の雰囲気に戸惑い、アキラは本能的に危機を感じる。
「グヘヘ…あの有名なハッキング少女か…意外に可愛いではないか」
リーダー格の上級生が俯くアキラのあごを掴み、怯えた表情を覗き込む。
「…ぇ…ぁ…」
「確かに…この新入生、かなりの上玉ですね先輩ウヒヒ」
「つい前まで小学生だったガキだけに、身体の方は期待薄っぽいがなグヘヘ」
「だが顔の方は、ウワサ通りカワイイねぇアキラちゃん?ヒヒヒ」
「…っ!?」
小学生の頃からイジメられ続けてきた表情は暗く、人間不信と不摂生が祟ってかキョドついた瞳は濁りがちではあったが…連坊小路アキラは美少女である。
赤いショートヘアの美少女を値踏みする、取り巻きの生徒たちの表情も次第にニヤけていく。
(…え?え?なに…?こ、こわい…!)
上目づかいの碧い瞳をキョトキョトさせて先輩たちを仰ぎ見るアキラの表情が、戸惑いから次第に怯えへと変わっていく。

その直後。
「あっ…!」
大柄な男子生徒がアキラの小さな身体に覆い被さる。他にも数人の男子がアキラの細い手足を捩じり上げ、マットに抑えつけた。
運動部で鍛えているのであろう立派な肉体、だが健全な精神は微塵も宿っていない事は、その下卑た顔で一目瞭然である。
「えっ…!?あっ!うぇ、ぐうぅ…!ゃ…だぁ……」
パニックになり必死にもがくアキラ。だが小学生の頃から引き籠りがちな中学生になったばかりの少女には、どうする事も出来ない。
「ゲヘヘ!このズルいハッキング女がぁ!エリートたる我々が今からお仕置きをしてあけるのだよ感謝したまえ」
「不正ハッキングで入試問題を盗み取るような悪い子は償わなきゃね…その身体でなヒッヒッヒッ」
等々勝手な事を言いつつ、男子生徒の無数の腕がアキラの制服に伸ばされ、まだ幼い身体をまさぐっていく。
「ひっ…!うっ!…う゛あぁぁぁええ゛ぇあぁあぁぁ!!」
全身を弄ぶ不快な感触に怯え、泣き叫ぶアキラ。
初めてイジメを受けた時以来の絶叫…あの日以降、もう押し黙って上げる事の無かった悲鳴を、喉から振り絞っていた。
「ぐぅーっ!い゛や゛あ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛……」
まともに言葉が出てこない。他者へ伝える言葉が…もっとも抗議を発音出来たとて、この下種どもに通じるハズもないのだが。
か細く色白な手足をバタつかせ、やや意外なほどの足掻きを示すも…結局は圧倒的な力と数の暴力でねじ伏せられてしまう。
「ヒヒヒおとなしくしろよ?ここは名門ジオール国立大付属中学の運動部の倉庫!技術大国ジオールの防音技術でいくら叫んでも声は届かんのだ!」
別に技術大国とか関係は無いのだが、名門校の設備の良さが、この恥ずべきレイプ行為を助長しているのも事実である。

「おい、さっさと全部脱がせろ」
「はい先輩グヘヘヘ」
リーダー格の命で取り巻き生徒がアキラのほつれた制服を脱がしにかかる。
名門中学の上等な制服はほつれ、下劣な無数の手がそのほつれた先から指を差し入れ、幼い胸元を弄ぶ。
「…ひぇぇっ!?んああ゛゛あああっっ!!」
アキラは激しく抵抗するも、全身を運動部の獰猛な男子生徒にガッチリと拘束され、為す術が無かった。
「おや?まだブラも着けてないのかな?キミ、本当にぺったんこだねぇ…」
「うぇ…んん〜っ…やだぁぁあぁ…」
男子の一人がやや失望した目で侮蔑するも、卑猥な指先は休むことなくアキラのほんの僅かに膨らみ始めたばかりの胸を揉みしだき、乳首を苛めてくる。
「うぅ…うえぇぇ゛いだいっ…い゛やだよぉぉ……」
涙目で抵抗するアキラだが…
「うるせぇ黙れハッキング女ぁ!お前はそれだけ悪い子なんだから、当然の報いなんだよ!」
「ひっ…!ぐぅ…!ぅええ゛えぇぇ……」
強面の先輩に脅され、碧い瞳が恐怖で見開き…ぽろぽろと涙がこぼれる。
恐怖だけではなく、過去犯した過ちへの罪悪感…それでも助けて欲しかった人に見捨てられた絶望感。
見知らぬ男子どもに全身を犯される恐怖感と不快な感触等がない交ぜとなり、アキラの精神を追い詰めていく。
…やがて制服と下着が全て剥がされ、レイプ学生どもの眼前に、美少女のカラダがあらわにされる。

「ちっ、やはり身体の方はまだまだ小学生レベルか…」
「し、しかし顔の方は…超絶美少女といえるレベルかもフィーッヒッヒッ」
「グヘヘ、白くて綺麗なカラダだねぇ…お?全身に痣や傷があるな?そうか、小学生の頃から正当なる制裁を受け続けて来たのだね」

赤いショートヘアの美少女。碧い瞳は怯えきって涙が溢れ、その表情が、幼い身体に加えられた惨たらしいイジメの跡が、歪みきったエリート学生たちの嗜虐心を誘発していく。
アキラを全裸にした下種学生どもの過半数は、アキラの幼すぎる身体に失望の吐息を洩らす一方、この一級の美少女を凌辱出来る事は、この下種共にとってはやはり魅力的な行為でもあった。
あの日…悩み苦しむ兄の為に、受験問題をハッキングしそれが発覚して以来、受け続けて来た苛烈なイジメや虐待により、全身に付けられた青痣や打ち身跡が痛々しい。

「うう゛〜〜〜〜ゃ…いやだ……っ」
「フフフ、小学生ならその程度で済んだだろうが…今度は我々が正義のお仕置きをしてくれよう」
「…っ…ふぐっ……」
「全てはハッキングという不正行為をしたキミが悪いのだよ!さあ潔くその身体で我々カチグミを満足させるのだ」
「ゃ…うぇ…うう゛っ…」
「お前のような平坦な胸のガキは趣味ではないが、愉しむ事は出来る!」
「い゛やだああぁぁあ゛あぁぁぁ!!!」

男子生徒によるアキラへの凌辱が開始される。
「胸がザンネンなんだから、せめてその可愛らしいお口で御奉仕してもらおうか」
「ふぐうっ!?ふぐえぇえ゛!!」
男子生徒のいきり起ったペニスが、アキラの口に捻じり込まれる。
(うげえぇぇ゛ええっ…にがい゛ぃぃやだあああ〜〜っ)
喉奥まで突きあげてくる凶器を出し入れされ、嘔吐感と嫌悪感に碧い瞳を見開くアキラ。
「おらぁぁ!どーせ卑怯な不正行為をするような奴だ、精々カチグミである俺の役に立たんかァ!」
「んんっ!んぐぇっ!ふぐぅ!」
(くるしい…死んじゃうぅ…た…たすけて…)
「ふへへへ!出すぞぉ全部飲めよ?」
「ふぐっ!?」
ドクドクドクドク……男子生徒の欲望がアキラの喉に注ぎ込まれる。
熱く粘つくその嫌悪感に、アキラは激しく咽せび泣くのだった。
(あああ…やだぁ…やだよぉぉ…)



その間にも別の生徒によって、アキラの幼い胸は乱暴に揉まれ乳首をしゃぶられている。
「ちっ貧乳かよ…まあでも、愉しませてもらうとするかぁ!」
びちゃ…ぴちゃ…ぺろっ…くりっ…
「…っ!…っ!」
(こんなの…やだ…)
ぴくん、びくん。
その不快だが未知の刺激に、アキラの恐怖心と屈辱が昂じていった。

更にリーダー格生徒の指が、アキラの下半身に伸ばされる。
「グフフ、ナカの方はそれなりに愉しませてくれるのだろうなぁ?」
「…っ!?」
エリートとは到底思えぬ下劣な表情を浮かべ、アキラの秘部を覗きつつグリグリと弄る。
びくん!
「ひゃあ゛あぁくぅえあ゛ああああ!!!」
粗暴に見えて実はこの手の行為には慣れているのか、巧みにクリトリスを摘まみあげ、舌で舐め、刺激を与えていく。
「ヒヒヒ、身体付きはガキのクセに、案外感度は良好ではないか。やはり不正ハッキングするような要らない子は、淫乱なビッチだという事か!」
凌辱魔どもの哄笑が、全身を弄ぶ不快な刺激と共にアキラの心を抉っていく…。
「さぁて、それじゃあいよいよ連坊小路アキラちゃんの処女貫通といきますかァ!」
「フィーッヒッヒッ!卑怯な不正ハッカーには当然の報いなのだ!」
「お前のような要らない子の事など、誰も助けには来ないぞ!諦めるのだなグヘヘヘ!」
(もう…もうゆるして…だれか、たすけてよぉ…だれか…おにいちゃん…)
「おやおや?メインイベントの前に気絶してしまうとは…まァ貫通の痛みですぐに起こしてあげるとしようぞ!」

その時。



金髪の男子生徒が体育倉庫のロックを解除し、決死の形相で乱入!
「げえっ!?マズイ誰か来やがった!!」
驚愕する下種生徒ども。
「アキラを…私の大切な妹を開放してくれ!!!!」
「ぬぅっ!お前は2年生か…妹だと?」
「わっわわわ私はっ連坊小路サトミ!アキラの兄だああああっ!!!」
〜〜〜〜以降のやりとりは略す。
サトミはなけなしの勇気を振り絞りレイプ集団と対決、結局犯行生徒たちは全員退学処分となった。
(アキラ…すまない…私は…また守れなかった…!)
気を失った妹を抱き締め、また守れなかった事を悔いるサトミ。
(どうして…助けてくれなかったの…お兄ちゃん…)
兄がレイプ魔から救ってくれていた事をアキラが知るのは、ずっと後の事であった…。

おしまい。


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