ぴこぽん氏・作

 ぴこぽんさんによる、ゲーム「幕末浪漫 月華の剣士」のエロパロSSです。

 あかりちゃんをエロエロ懲らしめるため、十三が一計を案じて・・・という構成になっています。


 時は幕末・開国の時代の事
突如開きし地獄門、溢れ出るのか魑魅魍魎
その時現れ出たるは
齢十三の一条家陰陽師あかりと、その一条家居候神崎十三でございます
この二人の(主に性的な)活躍をば、あ、皆様とくと御照覧あれ!


『十三一直線(じゅうぞういっちょくせん)〜神崎、悟るの巻
(万が一同名の同人作品があった場合、名称が変更になる場合がございます)(←ねーよ)』


一、

「みっしょんこんぷりーと!ま、このウチにかかればこんなモンや!」

 今日も今日とて京の町、はすっぱ娘の元気な声が木霊する。娘の名は一条あかり、凄腕陰陽師の家系として(そのスジでは)知らぬ者の居ない一条家の次女にして、一条家史最高の陰陽師、次期当代と噂される十三才の娘。趣味はえんぐりっしゅ。

「ほあー、流石お嬢や。オバケ相手はお手のモンやな」

ボカッ!!

「アホか十三!おまん関心しとる場合ちゃうやろ!お供ならお供らし事せいや!雑魚妖怪のひとつも倒してみ!」

 あかりに大麻(おおあさ、と読む。様は御祓い棒の事。た○までは無い!)で頭をドツかれたこの大男、その名は神崎十三。姓があるという事はいいトコの出なのだろうが、今は一条家の居候。過去の経歴一切不明、いや、不明というより誰も知ったこっちゃ無いというのが正解か?現在はこうしてあかりのお供(荷物持ちとか、ボケ担当とか、遊び相手とか、大人相手の用心棒とか…色々)をしている身である。
 今、二人は日本のどこかにあるという地獄門を探す旅の最中である。

「んな事言うたかてお嬢、ワシの金棒はオバケ相手にはなーんも役に立たへんのやからしゃあないやんけ」
「自分、そーいう考えしとったらアカンで!金棒がアカンかったら自分のこの世のモンとは思えん顔でも利用せぇ!九尾の狐も尻尾巻いて逃げ出す様なそのバケモン顔をや!!」

 …この発言が、後に十三が岩クダキを開眼するきっかけとなるのだが、それはまた別の話…閑話休題。

「ワ、ワシの顔のどこがバケモンやねん!!ひかりちゃん(あかりの姉)は男前や言うてくれてんで!!」
「それは姉やんのお世辞やアホ!!」
「アホアホ言うなや!アホ言う方がアホや、って聞いた事あるやろお嬢!?」
「な…ウチのどこがアホやねん!この大飯喰らいのデクの棒!!」
「お嬢が間食ばっかすっさかい、飯食えやん様なって、その分ワシに食い残しが回ってくるだけや!あんま間食しとったら、こないだ逢うた雪姉さんみたいなぼんきゅっぼんになれへんぞ!!」
「せ、せくさるはらすめんとやー!!誰が楓はんに相手してもらえへんいきおくれや!!十三、今言うた事すぐ撤回しぃ!!今度はガタガタんなるまでシバき回すで!!」
「そこまで言うてへんやろお嬢ー!!」
「あ、あの、御祓いのお礼金は…」
「「アンタは黙っとき!!」」

 この後、小一刻ほどドツキ漫才(十三が一方的にボコられるだけだが)が続いたという…。


二、

 深夜の街道から外れた川沿いの森、あかりと十三はここで野宿していた。と言っても寝ているのはあかりだけで、十三は寝ずの番をさせられていた。

「…ふぁ〜あ、ねむ…。お嬢はえぇなあ、呑気に寝られんのやから」

 野犬や狼よけの焚き火が小さくなっていくのを見て、十三は新たに木をくべた。あかりは幸せそうに眠っている。

「…う〜、さぶ…。京都の秋は冷えんなぁ…」

 震えながら焚き火にあたる十三。あかりは大股開きで眠っている。涎も垂らしている。

「ムニャムニャ…アカンて楓はん…人、ぎょうさん見てるのに…」
「どんな寝言やねん。…アカン、小便したなってった。もうそこら辺で……ん」

 あかりの寝姿を見て、十三の脳裏に、これまであかりから受けた仕打ちの数々がよみがえってきた。

「……たまにはキツーイお灸を据えるのも、大人としてアリやな」

 ごそごそと、袴を下げて男根を取り出す十三。狙いは、あかりの股間…。

「お嬢…アンタが悪いんやで」


三、

「なぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!????」

 早朝、あかりは驚く事で気怠い眠気を吹き飛ばした。

「な、ななななな、なんでや?!なんでウチが…」
「んぁ〜?ふぁ〜あ、なんやお嬢?」

 ちょっとだけ仮眠を取っていた十三が、寝惚け眼であかりの方を向く…事はできなかった。

「見るなぁーーーーーーっ!!!」

ゴッ…!!

 近くにあった石の塊を十三の頭にブチ当てるあかり。十三の顔がその勢いで逆を向く。

(な…なんで、ウチが…こんな、してんねん…)

 あかりは恥ずかしさでかぁっと赤くなる。それもそのはず、白い襦袢の股間部分が、液体で黄色く染まっていたのだから…。

(ウチ、十三やで?十三で、こな、オネショ……イヤや、なんかの間違いや、これは悪い夢なんや!)
「あ〜あ、やってもうたなお嬢〜」
「なぁーっ!?み、みみみみみみみみみ見るなー!!来るなー!!嫌ーっ!!!」

 いきなり十三に接近され、声をかけられ、あかりは半混乱状態になる。いい年してオネショして、しかもそれをいつも子分扱いしている十三に見られてしまったのだから…。

「いた、いた、いた!!やめ、やめんかお嬢!!」
「ドツく〜!!ドツキまわしたる〜!!頭ドツいて記憶消したる〜!!!!」
「お、お嬢!んな事より早よ洗わなババちいし染みんなんで!!」


四、

ゴシゴシガシガシ…

 十三は持っていた洗濯板であかりの短襦袢を洗う。あかりはその間、十三の法被を羽織っていた。十三はタッパがデカイので、これでも充分に隠せるのだ。

「ふー。こらまた盛大にやったもんやな、お嬢」
「………」
「こら、地獄門の調査の旅どころや無いで。お屋敷帰って旦那さんに報告」
「せんといて!!」

 十三の言葉を強く、強く遮るあかり。あかりは涙目になっていた。

「後生や十三、それだけは堪忍して…。オネショ癖ができました、なんて言うて家帰ったら、ウチ、オトンにもオカンにも顔向けできひん……」
「お嬢…」

 今回の件、あかりは一条の家の次代を担う者として証立てる為に旅立った、という側面もある。あかりにとって、たとえどんな結果になろうとも、地獄門の問題を解決できればそれができるという思いがあった。だから、オネショしたから帰ってきました、などというのは、絶対にあってはならない事なのだ。

「お願いや…十三の言う事、ウチなんでも聞く。せやから、この事は黙っといて…ウチを連れて帰らんといて…」

 ついに涙をポロポロ零しはじめるあかり。それを見た十三は…

「…わかった。内緒にしとく」

 …心の中でほくそ笑むのだった。


五、

「…お嬢〜、ホンマにワシの言う事聞いてくれんねんなー?」
「う、うん、そや。ウチに二言はあらへん」

 昼。あかりは十三に人気の無い廃寺に連れてこられていた。襦袢は軒下に干され、法被は取り上げられている。あかりの大事な所を覆い隠すのは、彼女の小さな手しかない。

「聞く、言うてもただ耳で聞いてハイおしまい、やあらへんやろな?」
「あ、アホか。そんな詐欺まがいの事、ウチがする様に見えっか!?」

 あかりは内心焦っていた。実はその通りだったからだ。

「せやなー。お嬢は”人はぐらかす様なマネ、絶対せえへん”もんな」

 十三はあかりが意地を張っているのがわかっていた。ちなみにあかりは変化人形(ひとかた)という、人をはぐらかす様な(文字通り)マネをする道具を持っているのだが…それはさておき。

「ほな、まずはその手ぇをどけてもらおか。えぇ年こいてオネショする様な悪いトコは、よー診やなあかん」

 妙にギラついた目でそう宣言する十三。当然あかりは…

「な、なんで十三に診せなアカンねん…!お医者のせんせならともかく…」

 顔を耳まで真っ赤にしてこうなる訳で。しかし…

「ほなお嬢、家に帰」
「待って!…待ってぇな…わかった。十三……診て……」

 恐る恐る、股間に添えていた両手を離していくあかり。まだ無毛のソコは(身体全体が、だが)フルフルと震えていた。

「診るで…そのまま、力抜いときや」
「う、うん……十三、痛ぅせんといてや…」
「診るだけや…心配あらへん…」

 今にも泣きそうなあかりと、そんなあかりを今にも押し倒しそうにな十三。二人のドキドキは、次第に高ぶっていく…。十三はその場に跪き、逞しい手で立ったままのあかりのふとももを持つと、少し開かせた。

「良ぅ見えるで…お嬢の恥ずかしい処…かわいいわ…」
「嫌……言わんといて……」
「かわいいモンかわいい言うて何が悪いんや…ほー、ここがお嬢のオネショした処か…」
「そやから言わんといてーな…十三……ウチ……」
「えぇやないか。減るモンや無し……どれ、中まで良ぅ見んとな」
「中…て、まさか!やっ!!」

 あかりの静止もなんのその、十三はそのゴツい指であかりの秘裂をこじ開けようとする。

「嫌ッ…!嫌や、やめてぇや十三!!もう堪忍して!!」
「診て言うたんはお嬢の方やで。それに、上っ面だけではわからへん。中までよう見やな…」
「やめて、十三…痛いっ…お願いや、もうこれ以上は!」

 あかりは涙をポロポロと零しながらその細腕で十三の腕を引き離そうとするが、丸太の様な十三の腕は動かない。
十三はあかりの必死の静止もなんのその、強引に秘裂を開く。おそらく誰にも見せた事の無いであろう桃色のソコが外気に触れる…。恐怖か、寒気か、あかりのソコは更にフルフルと小刻みに震え出した。

「十三……もうえぇやろ?なぁ?」
「なんやお嬢、えらい天パっとるやないか。…見せんの、初めてなんか?」

 ここにきて急に優しく語りかけてくる十三の言葉に、ただ「コクリ」と頷くあかり。

「そうか…ほんなら」

 十三はここで言葉を区切り、上を向いて優しく微笑む。あかりはほっと胸を撫で下ろし、微笑み返す。と、

「…ほな、お嬢の初もんでもっと楽しませてもらわんとな!!」

ギュリッ!!

「ヒギ…イッ!!じゅ、十三!や…」

 十三はあかりの小豆を指で捻り擦り潰さんが如く強烈に圧迫する。ビクン!!ビクビク…と、あかりは全身を震わせる。拒否の言葉も、千切れ千切れになる…。

「お嬢!ワイが女の悦びを教えたる!!お嬢の初めての相手は楓の坊主でも誰でもあらへん、このワイや!!」

 そう声高らかに宣言する十三。その間も責めは途切れる事無く、むしろより強く続けられる…。あかりは、自分に限界が迫っている事もわからぬまま、ただこれから十三に蹂躙されるという事実に恐れおののいていた。

「まだまだこんな物やあらへんでお嬢!!ワイがお嬢に思とる気持ちはな!!」
「やっ…な…んや、て十三…んひぃっ!!ア、アカン…十三、ウチ…で、で…」

 十三の言葉もうまく聞き取れず、ブルッと、大きく震えるあかり。そして、ついに

「で…出てまうぅぅぅぅ〜っ!!」

プシャアァァァァァァァ…

 その暖かな黄色い飛沫は、十三の手を、顔を濡らす。

「ぺっぺ…あーあ、やってもうたなお嬢…凄い量や。流石オネショすんだけはあるな」

 恥ずかしさに何も言えないあかり。十三はそんなあかりの片足を持ち上げ、言った。

「締まりの無いここにはお仕置きや!!」

 そして自分の袴と褌を一気にを脱ぎ捨てる。

「や、いやや…それだけは、ホンマそれだけは堪忍して十三!!」
「いいや、聞けんな。覚悟せえお嬢、ある意味こっからが…本番じゃい!!」

どさっ!!

 十三は勢い良くあかりの脚を上げて床に寝転がせると、その大股開きになったあかりの秘所に己の業物を当てがった。そして、グリグリとその先端で入口をこじ開けようとする。業物の先端はおしっことは違う液体で濡れてきた。

「なんやお嬢、ワイにおしっこぶっかけて興奮したんか?!この変態が!!」
「ち、違うぅ…そんな事、無いぃ…」

 苦しそうに否定の言葉を紡ぐあかり。しかし、その言葉とは裏腹に秘所は徐々に徐々に濡れてきていて、十三のモノを欲しそうにしていた。その様子を見た十三は、より業物を膨れさせ、そそり勃たせる。

「準備はよさそうやな…はぁ、はぁ…覚悟せぇ…お嬢ぅ…!!」
「十三…もう許してぇな…堪忍して…」
「もう…治まらんのじゃあ!!」

メリッ!メリメリメリ…

「ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」

 十三の業物が、あかりの秘裂に突き刺さっていく。あかりのソコからは、真紅の破瓜の血が流れてくる…。あかりは、目を剥いて絶叫する。十三を引き剥がそうと、必死になってその体躯を押す。しかし、十三はビクともしない。


「やっぱキツキツやのう、お嬢!!生娘にこだわる奴の気持ちがわかるで…」
「嫌やぁ!!十三なんかに、十三なんかにぃぃぃ!!楓はぁぁぁん!!」
「好きな男に捧げたかったか!!でもなお嬢、お嬢の初めてはワイがもろた!!ワイがお嬢の初めての男や!!へへへ…一生モンやでお嬢、一生消えへんで!!そりゃそりゃそりゃ!!」

 腰を更に深く突き立てる十三。が、あかりの小さなソコに収まりきる訳もなく、半分を過ぎた辺りで侵入は止まってしまう。

「奥に到着じゃあ…お嬢…」
「ひぐ…っ……ひどい…十三、ひどすぎる……」
「やっぱ初めてやと気持ちええとかまではいかんか。でも、こっちはええ気持ちやでお嬢…糞生意気なお嬢がワイのチ○ポハメられてヒィヒィ言うて泣いとると思うとなぁ!!それだけで出そうじゃい!!」
「出…出る!?まさか!!」
「う…もう、我慢の限界も近いのう…。ところでお嬢、どこに出されたい?」
「え…っ?」
「ワイも鬼やない。お嬢の言う事も聞いたる…どや、どこに出されたい?膣中か?」

 ふるふると、首を横に振るあかり。が、

「あぁ?口で言うてもらわなわからんなぁ〜。早よ言わんと膣中に出すで?」
「……に」
「何やて?聞き取れんわ〜」
「…とに…外に出して……」
「そうか、外か。………う、出そうや」
「な…!!聞いてくれるん違たんか!?」
「ああ、聞いたった。聞いた”だけ”や。…ワイがお嬢に受けてきた理不尽、こんなもんやあらへんだで?」
「な…騙したんか!?騙したんやな十三!!」
「人聞き悪い事……言うなぁぁぁ!!!!」

ドパァァァァ…

「あ、あ、あ、熱いーーーーーーーっ!!」


六、

 …この日から、一条あかりと神崎十三の立場は少しだけ変わった。昼間はいつも通りの漫才除霊。しかし、夜は…

「はむっ…ぺちゅ、くちゃ…れろぉ…んっ…気持ちえぇか?十三ぉ…」
「あぁ…お嬢、ここ三ィ月でおしゃぶりも上手んなったなぁ」
「そらそや。…大事な跡取りの為にも、栄養取らなあかんもんな…れるっ…ちゅぷ」
「うっ…ソコ、たまらんわお嬢…!」 

 身重になったあかりの身を案じ、京都の一条家に戻る十三達。二人がいかにしてあかりの両親を説得したかという記録は残されていない。
 …ちなみに地獄門は、とある剣士の活躍で無事に閉じられたという。


次回、『十三一直線〜神崎、死の目の巻』に続く?(続きません)


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