ラグナ氏・作


 ラグナさんによる読み切りエロパロ小説です。人気ゲーム「ファイアーエムブレム〜烈火の剣」がネタとなっています。

 いつものラグナ様とはひと味違う、背徳性が前面に押し出された内容になっていますが、これは氏が意識的に新境地を開こうとしておられるからのようです。小さな魔女の大きなお仕事ぶりを御堪能あれ。


「・・・・・・ん・・・・・・」
気がついたとき、そこは豪華な飾り付けがなされた部屋の中だった。赤の布地に金で施された複雑かつ、重厚な刺繍。大理石と思しき立派な石であつらえられた暖炉。そこには火が赤々と称えられている。
よくみると、体を暖かな毛布が包んでいた。この大陸では珍しい種類の獣の皮であつらえられた物だ。テーブルは純白のシルクのクロスがかけられ、銀と思われる燭台が置かれていた。
「ここは・・・どこなんだろう・・・・?」
全く見たことのない部屋だった。何処かしらの貴族階級の家であることに違いはないだろう、という事は想像に難くないものだった。帰らなければ、家族が、皆が待っているあの場所へ。そう思い、少女は
毛布を畳んでテーブルの上におくと、そのまま部屋を出ようとした。だが、その次の瞬間、




ギイィィィ




少女が開けようとしていたドアが開かれ、一人の男が入ってきた。大柄で、年の頃は30代といったところ。貴族らしいといえばそうなるであろうヒゲを生やし、威厳に満ちた瞳で動揺する少女を見つめ返していた。
「あ・・・」
見つかった・・・   とっさに少女は部屋の奥へと逃れ、男との間合いを取った。警戒し、構える少女に対して、男はゆっくりと近づき・・・そしてこう言ったのだった。
「・・・・・・君は保護された相手に対して、礼も言わずに立ち去ってしまうつもりかね?」と。









「本当にごめんなさい・・・・・・助けていただいて、ありがとうございました」
そういって、少女は頭を下げた。男から見て、少女はとても美しかった。いや、この年頃の少女ならば、むしろ愛らしいという表現が似合う。小さい背丈に黄緑に近い薄緑のショートヘア。純粋であろうことを思わせる
キラキラと輝く瞳。年は12歳前後といったところだろう、成長途中のふくらみかけの胸に、何も知らないだろう短いスカートを纏った下半身。無邪気なその少女は、彼にとってはいつもの気まぐれの一端でしかなかった。
だが誤解がとけ、明るく談笑をしていたその時だった。少女が足を組み替えたのだ。別にどうという事はなかった。が、男の性でついつい目線がそちらに向かってしまう。しかし、次の瞬間彼の目に飛び込んできたのは
下着一枚身に着けていない少女の秘部だった。うっすらと恥毛が生え、まだ男を知らない秘裂は貝の口の様にぴったりとくっつき、強烈な逸鑽を醸し出している。彼は自分の目を疑った。そんなはずは無い。きっと、
唯の気まぐれから、少女に対しての一抹の興味への変化がそんな幻覚を見せたのだ・・・  そう思った。気を取り直し、彼は少女との談笑を続けた。だが、それから少女は幾度と無く足を組み替え、見せ付けるかのように
ゆっくりと、しかも両足が一番開いているときに足の動きを遅くし、まるで彼を誘惑しているかのようにそれを繰り返した。その度に、彼は少女の性器を否応がなしに見てしまい、やがて回数が重なるにつれて愚息に力が
込み上げて来るのを感じていた。   嘘だ。こんな事は有り得ない。   そう思い、彼は何とか理性を保っていた。だが、それも少女の言葉であっさりと崩れ落ちてしまった。
「・・・・・私にできる御礼って・・・・・こんな事しかないから・・・・・ニノのオマ○コ見れて、嬉しい?おじさん・・・・・・」
ニノと名乗った少女は、頬を赤く染めながらこう言ったのだ。    彼に据え膳を食べさせないようにするのは、もはや不可能であった。彼は、ニノを抱きかかえると、自分の寝室へと連れて行った。










「あ・・・そんなに乱暴にしないで・・・・・恥ずかしい・・・・・」
寝室に連れて行かれ、ニノは男に服を全て剥ぎ取られて生まれたままの姿でベッドの上にいた。食い入るように見つめる男の視線を浴びて、顔は羞恥でますます赤く染まり、思わず手が秘部を覆い隠す。だがそれも、直ぐに
裸になった男によって取り払われ、再び男の視線に晒される事となった。隠すことが出来なくなった手は、少しでも盞恥から逃れようと自然と顔を隠す結果となった。しかし、男の手は顎にあてられ、次の瞬間、
「んっ!んんっ、ふうんんんっ!」
ニノは唇を奪われていた。生暖かい舌先が自分の舌に絡みつき、それをいやらしく味わっているのがニノにもわかった。そのまま男の手が乳首と淫核へと伸び、痛いほどの刺激を与えてくる。触られた場所から流れる快感が
声となって外に漏れようとするのだが、
「ふうん!んっ、んんっんんんんっ!!」
唇を塞がれている状態では、声も満足に出すことが出来ない。やっと、男がキスを止め、少女が出すに相応しくない喘ぎ声が部屋にあふれ出した。ニノの唇から離れた男の唇は、そのままもう片方の乳首に吸い付き、チュウチュウ
と吸い上げた。薄桃色のふくらみかけの胸に、これまでに味わったことの無い感覚が流れ込む。その快楽にニノは翻弄され、唇から喘ぎ声が途絶えることなく放たれた。
「あっ!あっはああっ!はぁっ、はあああん!」
そんなニノに、男は語りかける。気持ちいいのか?と。こんないやらしい事をされて感じるような、変態なのか!?と。その言葉に、ニノは必死に言い返そうとした。が、男はニノの敏感な部分への愛撫を止めようとはせず、
そのまま行為を続けるために、否定になりきれない声しか出せなかった。
「違っ・・・あふっ・・・違うよ・・・あっ・・・ニノは・・・ニノは、変態なんかじゃ・・・ああっ」
男と女との行為がどういうものかは知っていた。ただ、知っているだけで実践したことは一度も無かった。けれども初めてにもかかわらず、ニノの秘裂はすでに愛液でぐっしょりと濡れ、男を受け入れる準備が出来ていた。
そのニノの秘部に、男は顔を近づけると、  さぁ、お前の蜜の味を堪能させてくれ・・・   ため息混じりにそういいながら、秘裂にそって下を這わせ始めた。ざらついた舌の感触がニノに更なる刺激を与え、快感が
とめどなく愛液を溢れさせ、シーツに染みを作り出した。未成熟なピンク色の肉壁が舌先で割れる様は背徳以外の何者でもなく、それに対して喘ぎ声を上げるニノの姿もまたそれに等しかった。
「ああん!・・・ダ、メだよぉ・・あん・・・おかしくなっちゃうう・・・」
言葉とは裏腹に、ニノは自分から腰を動かし、男の愛撫から得られる快楽をもっと、もっと貪欲に欲していた。そんなニノに対して男は問いかけた。  もっと気持ちよくなりたいのか?いやらしい事がしたいのか!?と。
「うん・・・ニノ、おじさんにもっともっと気持ちよくて、いやらしい事をされたいの・・・・・・お願い、何でもいいから、もっとニノを気持ちよくして・・・・・・」
純粋ゆえに、ニノは快楽を欲した。禝恥心など、男から与えられる快楽に比べればたいしたものでは無いとも思い始めていた。そんなニノに、男は更なる言葉攻めを続ける。  だったら、今度は私のモノを気持ちよくさせて
もらおうか・・・その可憐な唇で。いやらしい言葉を漏らす舌で・・・   男はそういうと、ニノの目の前に半立ちのペニスを差し出した。だが、ニノはその男の言葉に対して困ったような表情を見せた。
「でも私・・・・・オチ○チンを気持ちよくさせることなんて出来ないよ・・・・・」
男のモノをまじまじと見ながら、ニノは別種v盞恥を感じていた。同時にどうしたら男が気持ちよくなれるのか、解らずに困惑していた。そんなニノを見て取った男は、  やり方をおしえてやろう、さぁ、私のモノを口に
咥えなさい・・・  と、ニノの頭を掴むと、唇を自らのものへと導いた。ニノは自分から唇を開くと、ペニスを口内へと滑り込ませ、男に言われるがままに丁寧に舌で愛撫し始めた。先のほうを丁寧に細かく舐め、筋に沿って
下から上へと舐め上げる。再びペニスを咥えなおすと、頭を上下に動かしながら舌で滅茶苦茶に男のペニスをむしゃぶりつくした。そんなニノを見て、男はまた言葉を発した。  ニノは、本当にいやらしい子だね・・・
私のオチ○チンを自分から咥えてフェラチオしてくれるんだから。私は嬉しいよ、ニノが本当にHな女の子で・・・   その言葉に、ニノはまた顔り盞恥に染め上げる。男にしてみれば、未熟な少女のフェラチオは、正直
そこまでの刺激にはならなかった。だが、年端も行かない少女による淫らな性奉仕。その事実と、少しづつ快楽へとつながっていくニノのフェラチオとが、男のペニスを怒張させるまでに至った。自分自身の準備が整った事を
確認すると、男はニノに次の命令を下した。  さぁ、Hなニノに頑張ったご褒美をあげようか。馬のように四つんばいになって、お知りをこっちに向けなさい・・・  と。ニノは言われるがままによつんばいになると、
小さく可愛らしいお尻を男にむけて差し出した。  自分のHな部分を、指で広げてごらん・・・  そう、もう少し上のほうだ・・・  ニノに秘裂を広げさせると、男はニノの秘部に自らのモノを当てて、そのまま一息に
自分自身をニノの中に埋め込んだ。ペニスはズブズブと音を立ててニノの未成熟な性器の中に入り込み、ニノに歓喜とも、苦痛とも取れる声を漏らさせた。

「ああっ・・・・入って、来るよう・・・・おじさんが、ニノの中に・・・・・・」
そして、男のペニスはニノの性器に入り込んでしまった。  すごいだろう・・・私のモノを、ニノがすっぽりとくわえ込んでしまったよ・・・ああ、ニノは本当にいやらしくてHで、どうしようもない女の子だね・・・・・
さぁ・・・もっともっと気持ちよくさせてあげるぞ・・・・・そぅら!  男の言葉が終わるか終わらないかのうちに、激しいピストン運動が始まった。ニノにとって大きすぎるそれはオマ○コの中を所狭しと暴れ、子宮口を
刺激し、これでもかとニノの肉壁を突き上げた。そこから来る耐え難い快楽の波に、ニノの理性は吹き飛んでいた。
「あっ、あっああっ、はあああん!ダメッ・・・!ああっ、壊れちゃう、壊れちゃうよう!!オマ○コ、ニノのオマ○コが壊れるうぅぅ!!あああん!!」
そして、その動きは収まるどころか、少しづつ激しさを増し、リズムよくペニスが打ち付けられた。秘部と秘部とがこすれあう度に、パンパンと腰と腰とを打ち付けあう音が聞こえ、それもまた激しさを増していった。
その動きにニノの声もますます甲高くなり、言いがたい快感を得ていることを喜ぶかのように自らも進んで腰を動かしていた。
「はああん、あああん!あっ、あっ、おじさん・・・あっ、何か、ああっ、何か来るよぉ!!はああん!・・・頭が、あっ、頭があぁぁぁ〜!!!あああああああんんっ!!!!」
一際に甲高い声を上げて、ニノは初めての絶頂を迎えた。稲妻のような白い物が頭を駆け巡り、何も考えられなくなった。ただ、自分の膣内に暖かいものが注ぎ込まれ、それがまた一抹の快楽をニノに与えていた。












「ただいま!母さん、ロイド兄ちゃん、ライナス兄ちゃん」
後日、ニノは自分の家族がいるベルン王国の実家に戻ってきていた。帰ってきたニノを、二人の兄は暖かく迎え入れ、椅子に座らせると暖かいミルクを入れて彼女をもてなした。出されたミルクを飲み、一息入れたニノに、兄の一人が尋ねた。
「それでニノ、今度の仕事うまくやれたのか?」
その言葉に、ニノは笑顔を見せ、
「うん!ばっちり成功させてきたよ!」
と答えた。その言葉を聞いて、ようやく母さんと呼ばれた女性が口を開いた。
「いい子ね・・・ニノ。あなたを抱きしめてあげないといけないわね・・・」
その言葉に、ニノは驚いたような反応を見せた。そして、おずおずと母に向かって尋ねた。
「・・・本当?母さん。母さん、今までそんなの嫌だって、ずっとしてくれなかったのに・・・」
だが、不安そうに尋ねるニノに対して母親は、
「今度の仕事の成功は、それくらいに値するものなのよ・・・だから、特別よ」
そう答えた。その返答にニノは、
「・・・・・あり、がとう・・・・ぐすっ・・・・母さん・・・・」
涙を零した。それくらい、ニノにとっては嬉しかったのだ。母親とのふれあいが。




処女なんて嘘。Hは知っていても経験したこともないし、恥ずかしいというのも全てが偽り。仕事のため、家族のため、自分のため、そして仲間のため・・・。未熟な自分は、可愛く生まれ育った自分自身を最大の武器として相手を暗殺
していた。彼女の家族は皆、暗殺者。要人の依頼を受けて悪を滅する暗殺者集団「黒い牙」。その首領の娘であるニノもまた、牙のひとつに過ぎない。自分のような少女を好きそうな変態男ばかりを狙ってターゲットとし、Hで完全に
油断させ・・・そして魔法で跡形も無く殺害する。簡単なことだ。SEXも初めのうちこそ嫌で仕方が無かったけれども、慣れてしまえばスリルと快楽とを得られる人生のエッセンスに成り果て、純粋だった自分もすっかり変わり果てて
しまっていた。だが、そこに後悔は微塵も無い。[白狼]ロイド、[狂犬]ライナス、[死神]ジャファル、[飛鷹]ウハイ、[蒼蜍]ウルスラなどと言った強力無比な暗殺者と並べられ、いまはニノの名前は無視できない存在になっていた。







そう、[淫魔]。それこそが、ニノという牙に与えられた呼称であった。










「ロイド兄ちゃん・・・・・ライナス兄ちゃんも・・・・・またオチ○チンこんなに大きくして・・・・・二人とも本当にHなんだから・・・・・」


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