鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「アオバ自転車店」のエロパロ短編です。

 ヒロインのアオバちゃんが、借金返済のためにエロエロな目に遭わされ、やがて痴女奴隷のようになっていくという、鈴神楽様らしい味のパロディ作品です。


 あたしの名前は、峠(トウゲ)アオバ、小学四年生。
 一見すると何処にでも居る小学生だが、実は、自転車で人々を幸せにする、サイクリングエンジェル(自称)なのだ。
 そんなあたしのお母さんが長い療養生活を終えて、帰ってくる。
 今は、自転車作りの名人のお父さんと一緒に、二人乗り自転車で、仲良くサイクリングの途中。
 物分りが良い娘としては、わがままを言わず、待っていた。
「アオバ!」
 あたしの所に向かってくるお父さんとお母さんが手を振ってくる。
「お父さん! お母さん!」
 あたしも手を振り返す。
 ようやく、親子三人の生活が戻ってくるとその瞬間まで確信していた。
 でも違った。
 次の瞬間、土砂崩れが起こり、あたしの目の前でお父さんとお母さんを押し潰した。


 お父さんとお母さんの葬式は、商店街の人がしてくれた。
 おじいちゃんは、海外で連絡が出来ず、伯母さんの家の事業が大変で、こちらまで手が回らないらしい。
 線香を上げに来た時に何度も謝っていた。
 でも今のあたしには、そんな事は、関係なかった。
 あたしは、誰も居ない家で、泣いて居ると、表が騒がしくなった。
 慌てて出て行くと、商店街の人と、サングラスの人達が争っていた。
 そしてサングラスの人があたしに気付いて言う。
「君が、峠アオバちゃんだね?」
「そうだけど……」
 あたしが頷くとそのサングラスの人が言う。
「この店は、私達の物になった。それがその契約書だ」
 そういって見せてきたのは、お店を担保に物凄い額の借金をした証文だった。
「嘘! お父さんは、金銭面には、弱いけど、そんな借金をする訳無い!」
 あたしの言葉にサングラスの人が小さく溜息を吐く。
「そうだな、実際、私もこの店を取り上げる事になるとは、思わなかった。私は、君のお父さんの作る自転車のファンだったからな」
 意外な言葉に驚くあたし。
「だからこそ、信用貸しでこんな金額の貸出を認めたんだが……」
 不思議と辛そうな顔をするサングラスの人。
「御免なさい。私の所為よ」
 そういったのは、伯母さんだった。
「うちの経営が苦しいという話を何処から聞いてきたのか、少ないかもしれないけどと。断ったのに……」
 お父さんらしい。
 伯母さんは、サングラスの人に言う。
「お金は、私が責任持って支払う。だから、このお店には、手を出さないで!」
 それに対してサングラスの人が言う。
「残念ですが、今の貴女にコレだけの金額を工面できるとは、思えません」
 伯母さんが悔しそうな顔をするが直ぐに言う。
「最悪、会社を売ってでも……」
 あたしは、伯母さんの手を掴み言う。
「……もういいよ」
「でも……」
 何か言いかけた伯母さんにあたしが告げる。
「もう、お父さんもお母さんも居ない。もうアオバ自転車店は、続けられないもん」
 言葉にしただけで涙が零れる。
 伯母さんに抱きしめられながらあたしは、泣き続けた。


 その後、お店は、サングラスの人に取られた。
 あたしは、伯母さんの家から学校に通うことになった。
 そして、そんな学校からの帰り道。
 あのサングラスの人が居た。
「おじさん、何の用?」
 それに対してサングラスの人は、言う。
「あのお店だが、取り戻す方法が出来た。ただ、君にとっては、一生消えない傷を残す事になるかもしれない」
 それを聞いてあたしが戸惑う。
「どういう事?」
 その時、サングラスの人の後ろから、一目で助平と解るおじいさんが現れた。
「簡単だよ、君が、そいつ、工作に抱かれて中出しされたら、チャンスを与えるという事だ」
 あたしは、思わず固まる。
「……何の冗談?」
 サングラスの人、工作って名前らしいその人が辛そうに言う。
「この広野さんは、お金だけは、持っている。上手く行けばと思ったが、君みたいな年端も行かない少女がそういう事をされる所を見るのが好きだという大変態だって話は、本当だった!」
 変態といわれた広野っておじいさんが言う。
「そう、そんな大変態だから、君の体一つで、君の大切なお店を取り戻すチャンスをあげられる。こんな好条件は、他には、無い。そうだろ、その子の曽祖父に自転車のイロハを教わったのに、事業に失敗して、裏社会に落ちた工作君」
「広野さん、それは、言わない約束です!」
 そうだったのか、おじいちゃんに色々教わったから、色々してくれるんだ。
「そんな条件は、飲める筈がない。止めよう、変な話を持ってきてすまなかった」
 頭を下げて去ろうとする工作さん。
 しかし、広野って人は、あたしに言って来た。
「ゲームは、少しハードだ。この工作に作らせた特殊なスーツを着て、専用自転車に乗って、試験コースを一周出来るか。それが出来たら、あの店は、君の元に帰ってくる。ただし、さっきも言ったが、そのゲームをするチャンスを手に入れるには、君が工作君にチンポを入れられ、中出しされる事が必要だ。やるかね?」
 工作さんは、大声で言う。
「アオバちゃん。それ以上聞く必要は無い!」
 あたしも、四年生だ、そういう事くらい知っている。
 そして、破格値段だって事も。
「追加条件、伯母さんの家の援助もつけてくれる?」
「アオバちゃん、駄目だ!」
 工作さんは、止めてくるが、広野さんは、嬉しそうに頷く。
「良いだろう。なんだったら、そっちは、先払いにしてあげよう」
「お願い」
 あたしの言葉に工作さんが慌てる。
「落ち着くんだ。こんな事で君の一生を台無しにして良い訳ない!」
 あたしは、強い眼差しで言う。
「あたしにとっては、そんな事で取り返せるんだったら取り返したい程、大切なの!」
「アオバちゃん……」


 数日後、伯母さんは、驚いていたが、今まで駄目だった資金繰りが上手く行き始めた。
 そして、広野さんがあたしの前に現れた。
「こっちは、約束を守ったぞ。そっちは?」
 あたしは、俯きながら答える。
「伯母さんには、友達に誘われて長期の自転車旅行だって言ってある」
 広野さんは、嬉しそうに微笑む。
「そうか、だったら早速、やってもらおうか」
 あたしは、大きなベッドのある部屋に連れて行かれる。
 そこでは、工作さんが待っていた。
「本当に良いのかい?」
 心配そうに聞いてきてくれる。
 正直、嫌だった。
 あたしだって女の子だ、初体験の夢だってあった。
 好きな人と結婚して、教会から缶をつけたあたしが作った二人乗り自転車に乗って、新婚旅行での初めての夜にって。
 でも、そんな事より、あたしにとっては、お店が大切なのだ。
「覚悟は、出来ているよ」
 あたしは、ベッドの上に行き、目を瞑って言う。
「好きにしなよ!」
「出来るだけ優しくするからね」
 工作さんは、そう言って、あたしの服を脱がし始める。
 そんな時、広野さんが言ってくる。
「もしかして、君は、お風呂にも入らないで男に抱かれるつもりなのかい? 今まで何人もの女の子を見てきたが、初めてだよ」
 忘れていたのであたしは、慌てる。
「ちょっと、それは……」
「大丈夫、俺は、気にしないから」
 あたしの待ったをかけるより先に工作さんが言ってくる。
 そうすると広野さんが言う。
「ならば、その方が面白い、そのまましなさい」
「待って! お風呂に入らせて、汗臭いままなんて……」
 恥ずかしく言葉に詰まる。
 しかし、広野さんは、いやらしい顔をして言う。
「覚悟が出来ているって言ったのは、嘘だったのかい?」
 そんな言葉を聞いてこれ以上、反論出来ない。
 そうすると急に自分の体臭が気になり始める。
 臭いと言われた事は、無いが、友達みたいに女の子用の石鹸なんて使ってないし、ここまで来るまでも自転車に乗ってきたから、汗臭いはずだ。
「工作君、匂いを教えてくれないか?」
 広野さんの言葉に、工作さんが躊躇しながらも答えた。
「汗臭い。でも少女特有の匂いが強い」
 恥ずかし過ぎる。
 体臭を嗅がれる羞恥に耐えながら、あたしは、服を脱がされていく。
 そして、裸になったあたしを広野さんがじっくり鑑賞してから言う。
「うん、年齢以上に起伏も乏しい、本当に理想的な幼女だな」
 この人は、間違いなく変態だ。
「入り易くするために舐めるよ」
 工作さんの意外な言葉に驚き、目を開けると工作さんがあたしの割れ目に舌を伸ばしていた。
「そんな汚い所を舐めたら駄目!」
 しかし、工作さんは、あたしの割れ目を舐め始めた。
 あたしの背筋に寒気が走る。
「そうだ、君も工作君のチンポを舐めるんだ。君みたいな小さな子が工作君の巨根をくわえ込むんだ、出来るだけ入りやすくした方が良い」
「そんな事が出来る訳ないよ!」
 あたしが寒気を我慢しながら言うと広野さんが平然とした顔で言う。
「私は、君のオマンコが二度と使い物にならなくなっても構わないから良いよ」
 あたしは、恐る恐る工作さんのチンチンを見て、驚く。
 お父さんと一緒にお風呂に入った時に見たそれとは、全く別物だったから。
「あんなの入らないよ!」
 それを聞いて、広野さんが言う。
「だから、少しでも舐めて滑りをよくしておかないと、壊れるかもしれないよ」
 あたしは、激しい嫌悪感に覚えながらも、広野さんのチンチンに舌を伸ばす。
 イカ臭い匂いがするが、我慢して、舐めた。
「変な味……」
 しかし、止めるわけも行かない。
 こんなのが濡れても良くない状態で入ったら、あたしのあそこが壊れちゃう。
 必死に舐めるあたしを見て広野さんが言う。
「そんな事じゃ十分に濡れない。くわえ込むんだ」
 あたしは、戸惑いながらも口に含むが、それだけで、顎が外れそうだった。
 その時、いきなり体勢が崩れ、あたしの頭がベッドの押し付けられる状態になる。
「ゴメン、今、体勢を整える」
 工作さんがそういって、腰を動かすが、何故か、その度に変な風にベッドが揺れて、チンチンがあたしの口の中にくわえ込まれる形になる。
「すまない、我慢できない!」
 工作さんがそういった瞬間、チンチンが脈打ち、口の中に大量の熱い液体が撒き散らされた。
 咽るあたし。
 苦く、喉に粘りつく、これが精液……。
 そんな事を考えていると工作さんが体の向きを変えた。
「入れるよ。痛いけど、直ぐに終るから我慢するんだ」
 返事も出来ないうちにあたしの割れ目にチンチンが当たった。
 そして、割れ目が広げられ、チンチンが入ってくる。
「痛い!」
 思わず叫び声があがってします。
「我慢して、中途半端にすれば、きつくなるのは、君だ」
 あたしは、首を横に振る。
「だめ、これ以上いれないで!」
 しかし、チンチンは、あたしの体を引き裂くように侵入してくる。
「……」
 痛みで、声も出ない。
 そして、あたしのおなかの奥までチンチンで埋まる。
「……動かないで」
 必死の思いで、それだけを言うと工作さんが頷いてくれた。
「解ったよ」
 そのまま、工作さんは、じっとしていてくれるが、お腹にある異物感にあたしは、吐き気すら覚えた。
 痛みが少しましになった頃、工作さんが言う。
「中に出さないといけないから、ゆっくりと動くよ」
 そのまま、ゆっくりと動き出すが、そのちょっとした動きでも鈍り始めた痛みがぶり返す。
「もう嫌だ……」
 涙が零れ落ちるのを我慢する事は、出来なかった。
 永遠に続くとも思えた痛みと絶望の時間にも終わりが来た。
「そろそろだ。中に出すよ」
 工作さんの言葉に、反射的に拒絶の言葉が出そうになった。
 だけど、覚悟して居た事だ。
 あたしは、ただ、顔を縦に振る。
 そして、あたしの中で、熱い飛沫が弾ける。
 その熱さが、あたしが汚れてしまった事を象徴している気がした。


 翌日、あたしは、変な全身タイツを着せられて、電動自転車みたいな物に乗せられた。
「自転車から伸びているコードを腰の所のソケットにつけるんだ」
 広野さんに言われた通りする。
「これで、このコースを回れば良いの?」
 あたしは、そういって、アップダウンがある、そこそこ長い試験コースを見る。
 広野さんがいやらしい顔をして頷く。
「一度も足を地面に着けず一周出来たら、あの店は、お嬢ちゃんの物だ」
 あたしだったら十分可能なコースだった。
 それだけに気になる。
「この服にどんな仕掛けがあるの?」
 広野さんは、楽しそうに言う。
「走れば直ぐに解る。直ぐにな」
 物凄く嫌な予感がするが、従わないわけには、いかなかった。
 そして、工作さんがあたしを見て言う。
「頑張ってくれ」
「解ってる。絶対に店を取り戻す!」
 あたしは、ペダルを踏んだ。
 暫く進んだところでそれが始まった。
 全身タイツが震えるのだ。
 微妙な刺激が体を襲う。
「こんな事で、サイクリングエンジェルは、負けないぞ!」
 全身を襲う、こそばゆさを我慢してペダルを踏み続ける。
 そうしている間に、違和感を覚え始めた。
「アァン」
 刺激が気持ち良くなる。
 特に、割れ目の所と胸の先っぽの所からの刺激が今まで感じた事の無い感覚だった。
「どういうこと?」
 戸惑いながらもあたしは、ペダルを漕ぐ。
 この仕組みだけは、解った。
 ペダルを漕ぐことによって発電し、その電気をスーツに送って振動させているんだ。
 あたしの漕ぎに合わせて刺激が襲ってくる。
 だから、あたしは、ゆっくりペダルを漕ぐことにした。
「こうすれば刺激も小さいから我慢できる筈だよ」
 そんな時、広野さんが声を掛けてきた。
「小さくても女だな。その性感開発スーツで感じて、乳首をビンビンに立てている」
 言われてあたしは、思わず自分の胸を見る。
 全身タイツだから、体の線がはっきり出ているが、胸のところが確かに不自然に出っ張っている。
「オマンコも濡れ始めてるみたいだし、すっかり感じてるな」
「濡れてる?」
 あたしは、片手運転をしながら、股間を触ると、確かに濡れてた。
「何で? あたし、おしっこなんてしてない!」
 あたしの言葉を聞いて面白そうに笑う広野さん。
「それは、愛液だ。お嬢ちゃんが、全身タイツの刺激で気持ち良くなってる証拠だよ」
 信じられなかった。
 でも、濡れてるのは、本当で、他に理由は、考えられない。
 そんな事を考えている間に、坂にかかる。
 あたしは、立ち乗りで坂を越えようとするが、全身タイツからの刺激で今にも踏み外しそうになる。
 幸いなのは、ゆっくりしか踏めないので、刺激も弱い事。
 もし、さっきまでと同じ刺激だったら、間違いなくもたなかった。
 坂を上がって安堵の息を吐く。
「後は、この坂を下りれば、半分は、終わりだ」
 ゴールが見えてきた。
 しかし、それは、甘かった。
 下り坂でペダルが高速で回転する。
 詰り、それだけ発電し、それは、全身タイツからの刺激を増幅した。
「アァァァァァァァァァァァン!」
 全身、特に股間と胸から襲ってくる刺激にあたしの頭が真白になった。




「失敗だな」
 試験コース(柔らかい材質だったので、倒れても痛くない)で倒れていたあたしに広野さんが言ってくる。
 あの刺激でボーとしていたあたしだったが、その言葉の意味に理解して、涙が零れる。
「あんな事までしたのに、もう駄目なんだ……」
 その時、広野さんが言う。
「もう一度チャレンジするか?」
 あたしが驚く。
「本当に良いの?」
 広野さんがあのいやらしい顔をして言う。
「ああ、同じ条件、工作君に中出しされれば、もう一度チャレンジしても構わないよ」
「やる!」
 あたしの言葉に工作さんが言う。
「止めておくんだ。もう一度やって上手く行く保障は、無いんだ。これ以上、自分を傷つける事は、無い」
 あたしは、俯きながらも言う。
「一度やったんだもん、二度も三度も一緒だよ」
 広野さんは、嬉しそうに手を叩いて言う。
「その意気だ。この条件は、今日中だったら、何度でも有効だ。外からは、見えない上、下も柔らかいからここで構わないだろう? それだけ時間も短縮出来るぞ」
「工作さん、お願い」
 あたしの言葉に戸惑いながらも工作さんが頷く。
「解った」
 そして、あたしが全身タイツを脱ぎ、工作さんは、勃起したチンポを取り出し言う。
「膝立ちで両手を前についた体勢をしてくれないか? その方が、お互いに楽になる」
 あたしは、結われた様に体勢をとると、工作さんは、後ろからチンポをいれて来た。
 予想していた痛みは、無かった。
 チンポは、一回目の時とは、比べ物にならない程、あっさり入った。
 そして、工作さんが腰を動かし、チンポを出し入れしてきた。
 痛みは、殆ど無いが、その代わり、さっきも感じた、エッチな感覚があたしを襲う。
 変な声が出そうになるのを食いしばり、我慢していると広野さんが言う。
「性感開発スーツで、気持ちいい見たいだね。オマンコがいやらしい音を立ててるよ」
 その言葉通り、あそこを濡らす愛液がチンポの動きに合わせて音を立ててる。
 死にたくなる程、恥ずかしい。
 何度も何度もチンポを入れられているうちに、気持ち良いのが我慢できなくなる。
「アァァァン! 気持ち良いよぉぉぉぉぉ!」
 それを聞いて、広野さんが嬉しそうな声を掛けてきた。
「すっかり、チンポの味を覚えたみたいだな。そうだ、もう一つ教えてやろう。さっき、意識が遠のく程の衝撃があったろ? それが絶頂、イクって事だ」
「イク?」
 そうだ、さっきは、物凄く、気持ち良くってどっか行ってしまいそうだった。そして、今も。
「あたし、イッチャウ!」
「俺も出すぞ!」
 工作さんが精液を出すのと同時にあたしは、イってしまった。


 体を拭いてから、また全身タイツを着て、自転車に跨る。
「今度こそ、一周する」
 ペダルを漕ぎ始めて、驚く。
 全身タイツからの刺激が、さっきより強い。
「変、さっきより刺激が強くなってる?」
 あたしの言葉に広野さんが首を横に振る。
「違うよ、お嬢ちゃん、女は、絶頂に達した後は、敏感になるんだよ」
 言われてみたら、全身タイツを来た時も、最初に来た時より、違和感があった。
 それでも、負ける訳には、行かない。
 あたしは、全身から襲ってくる快感と戦いながら、再び坂の所まで来る。
 坂を登る時は、何度も足を踏み外しそうになったが、無事登り終えた。
 問題の下り坂、あたしは、前回の反省から、思いっきりブレーキをかけてくだる。
 それでも、快感は、強烈で、何度もいきそうになる。
 でもそれも堪えた。
 その後のストレート。
 自然とスピードが上がる。
 同時に快感も強くなる。
「駄目、また変になる」
 ブレーキをかけてスピードを落としていく。
 快感が堪えられる程スピードを落とした時、バランスを崩して倒れてしまった。
「どうして?」
 戸惑うあたしに広野さんが言う。
「簡単だよ、敏感になりすぎた体が耐えられる程、スピードを落としたら、殆ど止まっているのと一緒だ。普段のお嬢ちゃんならともかく、そんな状態では、倒れても仕方ないだろ。それで、まだやるかい?」
 あたしは、唾を飲み込み言う。
「やる!」
 そして工作さんが来て、さっきと同じ体勢になってチンポを入れてもらった。
 最初うちは、口に出すのを我慢しようと思った。
 でも、もうどうでも良くなった。
 どうせ、何度も見られている、これ以上は、一緒だと割り切った。
「気持ち良いよ! イッチャウ! いっちゃうよ!」
 そして、工作さんが出すのと同時にまたイってしまった。


 あたしは、何度もチャレンジした。
 もう、回数なんて覚えていない。
 快感で、コースの何処を走っているのかも解らない。
「まあ良いか、転んでもまた射精して貰えば良いんだから」
 工作さんに中出ししてもらう事を考えると、ただでさえ気持ち良くなってるオマンコが更に気持ち良くなって、いきそうになる。
 そんな中、前に工作さんが立っていた。
「もう一周だ。君は、お店を守ったんだよ!」
 嬉しいはずのその言葉、でも何故かあたしは、強い喪失感を感じた。
 こうして、あたしは、大切なお店を取り戻した。


 あたしは、守った店で少し変わった仕事を始めた。
「そんなに凄いのかい?」
 お金持ちそうなお客さんにあたしは、笑顔で目の前の自転車の説明をする。
「はい! あたしも何度も試しました。どんだけ凄いか、見てみますか?」
 お客さんは、いやらしい顔をして頷く。
 あたしは、自転車に付属している全身タイツを着て自転車に跨り、ペダルを漕ぐ。
 同時にオマンコや乳首から激しい快感が襲ってくる。
「良い! いい! イイィィィィィ!」
「すごい、こんな子供がこんなに感じてるなんて。その性感開発セットは、凄い! 雌の調教にぴったりだな、買うよ」
 お客さんの言葉にあたしが笑顔で頷く。
「毎度、ありがとうございます!」
 そう、あたしは、あたしの性感を無理やり開花させたあの性感システムの販売をしている。
 主なお客様は、ご主人様の紹介。
 あたしのデモンストレーションが好評で売れ行きは、上々だ。


 店も終り、あたしは、ご主人様の所に行く。
「今日も売れました」
 あたしの言葉にご主人様、あたしを伯母さんから養子縁組した工作様が言う。
「そうか、それじゃあ、ご褒美をあげよう」
「はい」
 あたしは、自分からご主人様のチンポをしゃぶる。
 そんなあたしの頭を撫でながらご主人様が言う。
「しかし、俺がご主人様で本当に良いのか? 同じ指導を受けながら、失敗して闇の世界に落ちた俺と違い、幸せな家族を作ったお前の父親を恨み、騙して借金を作らせたあげく、お前をこんな雌犬にした俺で?」
 そうなのだ、あの広野さんも実は、ご主人様の部下だった。
 全ては、ご主人様の計画だった。
 だけど、良いのだ。
「構いません! あたしは、ご主人様のチンポがあればそれで幸せなんです!」
 ご主人様が高笑いを上げて言う。
「そうか、ほら跨れ」
 ご主人様のお許しが出たのであたしは、自分からご主人様に跨り、チンポを騎乗位で咥え込む。
「最高です。ご主人様のチンポ、コレさえあれば、他に何もいりません!」
 激しく腰を振るあたし。
「そろそろ出すぞ!」
「下さい! ご主人様のザーメンで、あたしの子宮を満たしてください!」
 次の瞬間、ご主人様のザーメンがあたしの子宮を満たしていく。
 その暖かさにあたしは、幸せを感じながら意識を薄れるのであった。


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