その村は、周りの村から紅撫子の村と呼ばれていた。
本当は、違う名前があるのだが、その村だけに咲く、不思議な紅色の撫子にちなんだ通称だ。
しかしこの名前には、もう一つの意味があった。
この村の女達は、皆、大和撫子の体現と思える程、男を立てる。
周囲の村の男達は、大和撫子の女だらけの村に憧れと嫉妬を持って、頑なにその村を紅撫子の村と呼ぶのであった。
そんな村の外れの森を駆ける少女が居た。
村の少女、晶だ。
その少女は、長い髪をポニーテールにし、激しく動いてもいい様にショートパンツを履いていた。
「健太、遅いぞ!」
「お前が先に走り出したからだろ! 直ぐに追いついてやるさ!」
晶の後を走る少年の名前は、健太。
晶とは、幼馴染である。
男勝りでリーダー格の晶に唯一対抗できる少年であった。
「一番!」
森の奥にある池の畔に到着した晶は、人差指を天にかかげる。
健太は、肩で息をしながら言う。
「ずるいぞ、俺が通れない近道を使っただろう!」
晶は、胸を張って答える。
「無駄に大きい健太と違って、あたしは、スレンダーなんだよ」
「貧乳なだけじゃないか? 知ってるぞ、同級生でブラジャーしていないのは、お前だけなんだろう?」
健太の言葉に顔を真赤にする晶。
「どうしてそれを知ってるの!」
健太は、肩をすくませて言う。
「当たり前だろう、他の女子が、ブラジャーの線を隠そうと恥じらってベストを着てるのに、お前一人、シャツ一枚で走り回ってるじゃないか」
図星を突かれて怯む晶。
「直ぐにあたしだってナイスバディーに成るんだから!」
その精一杯の反論に爆笑する健太。
「お前は、一生ブラジャー要らずだよ!」
「言ったな!」
晶が健太に飛び掛る。
「やるか!」
こうして何時もの様に虎のじゃれ合いの様な喧嘩が始まる。
暫くした後、二人とも全身汗だらけになって草むらに倒れこんでいた。
「強くなったね」
悔しそうな晶の言葉に健太が言う。
「当然だ、女なんかに負けてられないからな」
何気なく言った健太の言葉に、晶の顔が暗くなる。
「あたしもお姉ちゃんみたいに変わっちゃうのかな?」
慌てて健太が断言する。
「お前は、村の他の奴等とは、違う! お母ちゃんみたいに、飲んだくれの親父の言う事を何でも聞く根性無しじゃない!」
すると晶が微笑み言う。
「汗をかいたし、池に入っていこう!」
健太が手を横に振る。
「駄目駄目、俺は、水着なんて持ってきてないぞ」
それに対して晶は、上着を脱ぎながら言う。
「裸で入れば良いじゃん。他に誰も見てないんだし」
そういって、本当にブラが要らない胸を隠さない晶。
「本当に慎みって奴が無いな」
愚痴を言う健太に晶は笑みを浮かべて言う。
「まさか、健太、あたしの裸を見てエッチな気分になるの?」
「違う! お前の裸なんて、見飽きてる!」
そう言って、健太も服を脱ぐ。
二人は、そのまま池に入ると、幼い友情を確かめ合う。
水遊びに疲れて、あがって、水と戯れる晶を鑑賞する健太。
「……綺麗だ」
無意識に出たその言葉には、性的欲求も含まれて要る事は、硬くなっていく男根が証明していた。
「嘘!」
晶の叫び声に、健太は、慌てて邪な妄想を振り払い、晶に近づく。
「いきなり、出血し始めたの」
不安げにそういう晶の割れ目から初潮の血が流れ落ちていた。
困惑する幼い二人。
その夜、晶の家では、晶の初潮を祝う宴が開かれた。
数日後、晶と健太は、池の畔に来ていた。
「あー面倒だな」
本当に面倒そうに晶が呟くと健太が言う。
「仕方ないだろう、初潮を迎えた娘に三日三晩、村の男達全員が見守るって儀式なんだから」
口を膨らませる晶。
「それが古いって言うのよ、周りの村の子達に聞いたけど、何処もそんな儀式やってるところ無かったよ。だいたい、インターネットで世界とも繋がるこの時代に、閉鎖的なんだよ」
晶の言うとおり、この村では、外から新しい住人を向かえる事にも消極的だった。
そんな村が生き残ったのは、多産の女性達と、村を出て行く人間が極端に少ないのが原因である。
健太は、落ち込む晶を励ますように言った。
「儀式が終わったら、一日ずっと付き合ってやるよ」
「本当?」
聞き返す晶に小指を出す健太。
「約束だ」
晶も小指をだして、絡める。
「約束を破ったら酷いんだからね!」
健太が笑顔で答える。
「大丈夫だ、親父をぶん殴ってでも約束は、守る」
こうして、二人は、幼く純な約束をした。
儀式の初日。
白い着物を着せられた晶は、儀式の間の中央に座らされていた。
その周囲では、村の特産である紅撫子の御香が甘い匂いを振りまいていた。
晶は、村の女だったら誰もが愛用するこの匂いが嫌いだった。
男に対する服従の証、そんな気がしたからだ。
「それでは、紅撫子の儀式を始める」
そういって、数年前代わったばかりの若い村長が晶の傍による。
口をへの字にする晶。
「押さえつけろ!」
村長の言葉に晶の周りに居た男達が、晶を傍にあったマッドに押さえつける。
「何するのよ!」
晶が必死に抵抗するが、少女の力で複数の成人男性に勝てる訳も無かった。
そして、晶は、自分の父親に助けを求めた。
「お父ちゃん、助けて!」
しかし、晶の父親は、首を横に振る。
「駄目だ、これは、村の掟なんだよ」
その言葉に晶が怒りに燃える。
「最低、あんた達は、こうやって村の女性達を従わせてたのね!」
村長があっさり頷く。
「そうだ、この儀式は、戦国時代以前まで遡り、大飢饉で多くの人間が死んだ後に始まった。深刻な人手不足、特にこの村では、子供を産む女が不足していた。その時、一人の怪しげな男が来て、紅撫子を与えてくれたのだ」
そういって、村長は、丁度、咲いて居た紅撫子の花を晶に見せる。
「この花は、それ単体では、効果が薄いが特定の条件が重なった時、その効果は、絶大な物になる」
村長は、そう言いながら晶の着物の前を肌蹴させ、まだ毛も生えていない割れ目を開帳する。
「馬鹿! 変態! ロリコン! 強姦魔!」
必死に首を振って拒絶する晶であったが、四肢を抑えられていては、無駄な抵抗であった。
そして村長は、勃起した男根を晶の割れ目に当てる。
「それだけは、止めて!」
晶の心からの叫びは、通じなかった。
村長の男根は、晶の割れ目をこじ開けて、処女膜を破った。
「痛い! 裂けちゃう!」
目を見開き、激しい痛みを訴える晶。
村長は、晶の破瓜の血が滴る男根を引き抜く。
涙を流しながら、晶が言う。
「絶対に許さないんだから! 警察に言って逮捕して貰うんだから!」
村長は、そんな晶の態度を微笑ましそうに見ながら、一つの御香を手に取り、そこに男根から滴る晶の破瓜の血を落す。
すると、御香の煙が変化した。
そして、それを晶の顔に近づける。
その煙を嗅いだ瞬間、晶の表情が凍りつく。
「熱い! 熱い! 熱い! あそこが燃えるてるよ!」
村長が妖しい笑みを浮かべて言う。
「これが紅撫子の特別な効果。破瓜の血と一緒に御香とする事で、どんな女性も、女にしてしまう」
そのまま村長は、再び晶の割れ目に男根を押し込む。
激痛を予想した晶が強く目を瞑ったが、そこに痛みは、無かった。
代わりにあったのは、圧倒的な快楽だった。
「何これ! 擦られる度に、凄く、気持ちいいぃぃぃぃぃ!」
信じられない話だが、ついさっきまで処女だった晶が、出血も治まっていない膣で感じているのだ。
「イイ! イイィィィ! 気持ちイイィィィィィ!」
甘い声を漏らす晶。
「これが、男の証だ、存分に受け取れ!」
村長は、晶の中で射精する。
「嫌! 頭が変になるぅぅぅぅ!」
晶は、初めての膣内射精で絶頂を感じてしまう。
脱力する晶から村長が離れると直ぐに別の男が、晶の割れ目に男根を当てる。
「イヤァァァァ! これ以上されたら、本当に変になっちゃうぅぅぅ!」
絶頂を迎えたばかりで力が入らない体に無理をさせ、這う様に逃げ出す晶。
しかし、そんな逃走が成功する訳も無く、後から男根を突き刺される晶。
「駄目! それ動かしたら駄目!」
必死に快感を否定しようとする晶。
しかし、晶の体は、主の心を裏切り、大量の愛液を垂れ流し、男根の挿入を助け、淫核さえも激しく勃起していた。
「行くぞ、これが俺の精液だ!」
その男もまた、晶の膣に射精する。
「イクゥゥゥゥ!」
精液の熱さに晶は、再び絶頂を達し、その場に崩れる。
晶は、涙を流して言う。
「もう、十分だよね? これ以上は、……」
しかし、村長が肩をすくめて言う。
「残念だが始まったばかりだ。村全員の男の精液を味わって貰う」
目の前が暗くなる晶。
そして、次の男、実の父親が男根を晶の割れ目に当てる。
「安心しろ晶、この村の女は、誰もが通る道だ。お前の母親や姉もこうやって女になったんだ」
「そんな……」
昔は、自分に似て活発だった姉が変わってしまったのが、この儀式だと知り、絶望する晶。
そんな娘の秘部を父親は、村の掟として平然と楽しむのであった。
晶は、その日、村の男達全員の精液の味を覚えてしまうのであった。
翌日、お風呂で必死に割れ目を真赤になるまで洗う晶。
「あんなの一時的な物! 絶対にあんな男達に従ってたまりますか!」
冷水で身を引き締め、晶は、儀式の間に向う。
再び村中の男達に囲まれる晶。
しかし、晶は、強い意志を持って言う。
「好きなだけ犯せば良い! 絶対に男には、屈しない!」
その顔を見て村長が楽しそうに言う。
「中々、面白い。最近は、一日目で完全に女になってしまう娘ばかりで、少し残念だったから、丁度いい」
そんな村長を睨みつける晶。
「あたしは、絶対に負けない!」
嬉しそうに笑い村長が言う。
「良いだろう、今日は、女、お前が求めるまで、俺達は、お前に触れない。まあ、元々、二日目は、そう言う決まり事なんだがな」
予想外の展開に戸惑う晶。
そして、紅撫子の御香の匂いが満ちる儀式の間の中で晶は、じっと座っていた。
そんな晶をいやらしい目で見る男達。
そんな中、晶の体に変化が起こる。
「何これ? あそこが熱い……」
戸惑う晶に村長が告げる。
「一度、フラッシュバックって奴だ。破瓜の血を紅撫子のお香の匂いを嗅いだ人間は、普通の紅撫子の香りでも激しく欲情する」
歯を食いしばり、割れ目に伸びそうになる手を必死に堪える晶。
「あたしは、絶対に負けない。約束したんだから」
そういって晶は、健太と指切りをした小指に力を入れる。
そんな中、数人の男が近寄ってくる。
「何もしないって、約束じゃない!」
晶が叫ぶとまだ若い男達は、答える。
「俺達は、我慢強いおじさん達と違ってね。でも安心しろ、ただ、お前の目の前でオナニーをするだけだ」
そういって、若い男達は、男根を取り出して自分の手で扱き始める。
晶は、手に力を入れる。
若い男達の男根に染み付いた精液の匂いが、晶に昨夜の快感を思い出させるのだ。
「……ま、け、な、い」
歯を食いしばりながら呻くように晶が呟く。
そんな時、若い男の一人が晶の顔面に射精する。
「馬鹿、駄目だろう。しかたない、俺達は、触れられないから自分で拭け」
そういって若い男の一人が晶の手にハンカチを落す。
晶は、反射的にそれを受け取り、顔面についた精液をふき取った。
そして、ハンカチに付いた精液の匂いに自然と晶の舌が伸びていた。
「……美味しい」
先程まで必死に堪えていた手が割れ目に伸び、愛液で濡れた割れ目を上下し始める。
晶は、割れ目を弄りながらもハンカチに付いた精液を必死に舐める。
そして、ハンカチから零れ落ちた精液に吸い込まれる様に床に舌を伸ばしてしまった。
その時、ようやく正気を取り戻した晶は、ハンカチを投げ捨て、元の体勢に戻る。
しかし、一度、触れてしまった指は、割れ目から離れようとしない。
「駄目! 指を止めないと駄目! このままじゃ男達の思い通りになっちゃうぅぅぅぅ!」
そう言いながらも晶の指は、止まらず、そのまま淫核を触れる。
「ンアァァァァァァァァァァ!」
甘い声を漏らす晶。
その姿を楽しそうに見る男達。
悔しさに晶が涙を流すが、指は、止める事が出来なかった。
晶は、涙を流しながら呟く。
「どうして……、どうして指が止められないの? アアァァァァン!」
そして、晶は、気付いてしまう、指だけでは、自分は、満足できない事実に。
あきらが顔をあげるとそこには、一度は、晶の中に入り、その精液で晶を絶頂させた男根が並んでいた。
晶が無意識のうちに男根に舌を伸ばす。
しかし、男根は、遠退いていくのをみて、晶を強い絶望が襲う。
このまま一生満たされないと言う、恐ろしい未来に晶が恐怖を覚えて叫ぶ。
「どうしてよ!」
村長が晶の前に立ち、告げる。
「さっきも言っただろう。お前が自分の意思で、望まない限り、指一本触れないと。さあ、どうする?」
村人の中でも一際大きな村長の男根の目の前にし、晶は、唾を飲み込む。
決して認めたくない相手の男根が死ぬほど欲しいという自分の気持ちに、晶の心は、激しく揺れていた。
そして、村長も男根を扱き始める。
「私は、そこの若い連中みたいに無制限には、出せない。一度、出してしまったら、今日は、無理かもしれないな」
晶の目が大きく広げられる。
そして、晶は、遂に口にしてしまう。
「お願いします、あたしの中に入れてください!」
村長が意地悪そうな顔で言う。
「何を何処に入れて欲しいんだ?」
全てを吹っ切るように晶が自分の両手で割れ目を拡げて叫ぶ。
「あたしのここに、村長のチンポを入れてください!」
晶の中で何かが壊れ、頬を涙がどんどん流れていく。
「良いだろう、入れてやる!」
村長の男根がグショグショに濡れた晶の中に入っていく。
「アアアアアアァァァァ!」
渇望した男根の挿入に晶は、獣の様に叫ぶ。
激しい村長の腰の動きに晶は、少しでも男根を味わおうと自ら腰を振る。
「村長のチンポ、硬くて、熱くて、気持ちいいぃぃぃぃ!」
秘部から伝わる快感に晶のプライドは、どんどん潰され、快楽の赴くままに喘ぐ。
そして、他の男達も晶の顔に男根を押し付ける。
「しゃぶれ!」
晶は、言われるままに男達の男根をしゃぶる。
手に握らされた男根も無意識のうちに扱き始める。
「いくぞ!」
村長がそう言って、晶の中に射精した。
思わず男根から口を離し、晶が叫ぶ。
「イッチャウゥゥゥゥ!」
熱いに精液に絶頂を感じ、満足そうな顔をする晶。
そんな晶に男達が男根を差し出す。
晶は、嬉しそうに言う。
「ちんぽがいっぱい。全部、あたしの物……」
必死にしゃぶり、自ら男根を受け入れる晶。
そして、その日も晶は、村の男、全てに中出しされるのであった。
三日目の夜。
紅撫子の御香に満たされた儀式の間の中央に座る晶。
その目は、これからの情事の事を夢想し、焦点を失っていた。
晶の指は、割れ目や淫核を激しく愛撫している。
そして、村長が晶の前に出ると晶が嬉しそうに割れ目を拡げて言う。
「早く、入れて! あたしは、もう我慢できないのぉぉぉぉ!」
そんな晶を満足気な顔を見下ろし村長が告げる。
「私達、男のチンポが欲しいか?」
晶は、首が取れそうな程、頷く。
「欲しい、欲しい、欲しいヨォォォォォ!」
「だったら、誓え、お前は、紅撫子村の女と成り、男に絶対服従すると。そうすれば、村の男達のチンポは、お前の物だ」
村長の言葉に、晶は、一瞬、固まる。
そして、無意識のうちに健太と約束した小指を見る。
しかし、村長が男根を取り出し見せ付けた瞬間、そんな葛藤は、消え去る。
「誓います! あたしは、紅撫子村の女となって、男に絶対服従します! だから、早く、チンポをちょうだいぃぃぃ!」
「よく言った、これでお前も一人前の紅撫子村の女だ。今宵は、存分に女になった自分と男のチンポを楽しめ」
村長がそう言って男根を挿入すると晶は、涎を垂れ流し、焦点の合わさらない目をし、喘ぐ。
「気持ち良い! 気持ち良いよ! もう、他に何も要らないよぉぉぉぉ!」
そう言って腰を振る晶。
そんな晶の後に別の男が擦り寄ってくる。
「女になったからには、こちらの味も知っておけ」
そういってその男は、男根を菊座に押し当て、挿入する。
前戯も無い挿入にさすがに眉を顰める晶。
「そこは、違う、前に入れて!」
哀願する晶にその男が腰を激しく振りながら言う。
「安心しろ、直ぐに気持ちよくなるからよ!」
その言葉通り、後から子宮を攻められる快楽を晶は、直ぐに目覚めてしまう。
「凄い! 前と後、両方からお腹の中が攻められて、凄くキモチイイィィィィ!」
村長がそんな晶に教える。
「いま、攻められてるのが、子宮だ。どんどん女としての教育をしていくらか、頑張れ」
心底嬉しそうに晶が答える。
「はい、どんどんあたしを女にして下さい!」
そして、前と後、同時に射精されて晶は、目を見開き、叫ぶ。
「前も後も熱くて、イイィィィィィィィ!」
激しすぎる絶頂に倒れこむ晶。
しかし、その表情は、至福の表情をしていた。
「あたしは、女に成れて、最高に嬉しいです」
そして、その日の宴は、朝まで続くのであった。
「晶、遊びに行こうぜ」
儀式が終わった翌日、村の道を歩いているスカートを履いた晶に健太が声をかけた。
すると晶は、申し訳なさそうな顔をして頭を下げる。
「ごめんなさい、健太さん。あたしは、これから女の勉強をしに行かないといけないのです。このお詫びは、絶対にしますから許して下さい」
そんな、男に媚びる態度をとる晶に健太は、激しく違和感を覚え、両肩を掴んで言う。
「どうしたんだ、晶!」
小さく溜息を吐いて晶が答える。
「解りました。人目がありますから、そこの小屋でお詫びをさせて頂きます」
そう言って、晶は、健太を連れて、小屋に入る。
健太は、混乱しながらも晶に詰め寄る。
「詫びなんて良いから、事情を説明しろ!」
それに対して、晶は、しゃがみ、健太のまだ勃起していない小さな男根を取り出し、しゃぶり始める。
「何してるんだよ?」
困惑する健太に晶は、健太の男根を舐めながら答える。
「ですから、お詫びです。約束を守れない、お詫びにあたしが健太さんを満足させます」
「止めろ! 止めろ! 止めろ!」
必死に止めようとする健太だったが、男根から伝わる快感に、力が入らない。
そのまま晶の口の中に射精してしまう。
晶は、嬉しそうに口の中で健太の精液を味わい微笑む。
「健太さんの精液、凄く美味しいです。こんな美味しい精液を飲んだら、もう我慢出来ません」
そう言って、晶がスカートを捲る。
健太が固まった、晶が下着を履いていない所為だ。
「健太さんのチンポをあたしのオマンコに貰います」
晶は、濡れていた割れ目に健太の男根を押し当て、自分の中に導く。
「ウゥゥゥ!」
あまりもの快感に健太が呻く。
「まだ大きくないけど、とっても熱くて、気持ちいいぃぃぃぃ!」
晶は、健太を押し倒し、体全体で上下し、健太の男根を味わう。
「こんなの駄目だ!」
必死に快楽に打ち勝とうとする健太、しかし晶の膣の強烈な締め付けに始めての射精をしてしまうのであった。
信じられない体験に呆然とする健太であったが、美味しそうに自分の割れ目から垂れる精液を舐める晶を見て涙ながらに言う。
「何があったって言うんだよ!」
そこに村の男達が入ってくる。
「健太、お前も男の仲間入りだな。安心しろ、そいつは、お前の妻にしてやる。まあ、形式上の事だが、お前が望めば何時でも抱けるから安心しろ」
男達を睨みつける健太。
「お前達が晶をこんな風にしたのか!」
殴りかかろうとする健太に晶がしな垂れかかり哀願する。
「もっと精液を頂戴!」
変わってしまった晶と終わってしまった純愛に健太は、力なく崩れ、涙を流すしか出来なかった。
紅撫子の村。
そこは、珍しい紅撫子が生える村。
過疎化が進む周囲の村を尻目に、大和撫子みたいな女達が子供を産み続け、人口を増やし続ける。
そして、秋が来て紅撫子が花を咲かせ、その花の香りが少女を女にし続けるのであった。
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