鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる藤子マンガ「チンプイ」のエロパロ小説です。

 ヒロインのエリちゃんが正式なお妃となるために・・・という、未完に終わった原典のその後(?)って感じのオハナシになっています。


 あたしの名前は、春日エリ。
 どこにでも居る小学六年生だったんだけど、いきなり知らない星、マール星の王子、ルルロフ殿下のお妃様に選ばれてしまったの。
 あたしは、断ったんだけど、説得するためってネズミに似たマール星の住人、チンプイが来て、一緒に過ごす事になった。
 そんなあたしの事を説得や観察に来たマール星の人々(色んな姿をしている)が来て、あたしの毎日は、ドタバタ騒ぎの連続。
 学校からの帰り道、家の方から聞こえた大きな音も、そんな騒ぎの一つだと思ってた。
 しかし、あたしが家に着いた時、言葉を失った。
 あたしの家が瓦礫になって居たからだ。
「どうして?」
 困惑するあたしの前に、血だらけのチンプイが現れた。
「エリ様、すいません。エリ様のご両親は、護れませんでした」
「それってどういうこと?」
 あたしがチンプイに聞き返すが、さっきの言葉を最後にチンプイは、動かなくなった。
「ねえ、目を開けて! 何か言ってよ!」
 チンプイが目を開けることは、二度と無かった。


 その後に来た犬の姿をしたマール星人、ワンダユウの説明では、あたしがお妃になる事に反対した過激派のテロ行為で、地球人に詳しくないマール星人がお母さんをあたしと勘違いして、家を爆破したらしい。
 その時、偶々家に居たお父さんとチンプイもそれに巻き込まれて死亡した。
「許せない! そいつらを何処に居るの?」
 あたしは、涙ながらの訴えにワンダユウは、困った顔をして言う。
「エリ様には、申し訳ないのですが、エリ様は、未だ正式なお妃でも、マール星人でもございません。その為、我々マール星人の法が及ばない地球で死んだチンプイに対する殺人罪もその者達には、適用されません。彼らは、宇宙連合法における未開発惑星への干渉と言う軽い刑罰を受けてお終いになります」
「嘘! どうして、あたしの両親やチンプイを殺した奴がそんな軽い罪で許されるの!」
 あたしの反論にワンダユウは、困った顔をする。
「仕方ないことなのです、エリ様が正式なお妃で無い限り、それは、どうしようも無いことなのです」
 あたしは、その一言にある可能性を思いつく。
「ねえ、ワンダユウ、もしもあたしがこれから正式なお妃になったら、その人達は、どうなるの?」
 それを聞いてワンダユウが胸を張って言う。
「そうとなれば、お妃になったエリ様のご両親を殺した奴らは、厳罰、少なくとも本人達は、極刑に処せられます」
 その一言であたしの決心が決まった。
「あたし、正式なお妃様になる。だから、そいつらを絶対に処罰して」
 こうして、あたしは、ルルロフ殿下のお妃になる事になった。


「お妃になる為には、多少、体に調整をする必要があります」
 あたしは、体が完全に沈みこむ椅子に座らされてワンダユウの話を聞く。
「お妃になる為だったら、何でもするわ」
 それを聞いてワンダユウが答える。
「それは、喜ばしい事です。それでは、ドクターチョロン頼んだぞ」
 それに答え、一度、あたしの検診にも来た事があるリスのマール星人、ドクターチョロンが現れる。
「それでは、エリ様始めさせていただきます」
 そういってドクターチョロンが指を鳴らすと椅子が動き、あたしはM字開脚をさせられてしまう。
「何をするのよ!」
 それに対してドクターチョロンが答える。
「殿下と決行されるお妃様には、厳しい決まりがあり、それを守る為に子宮を改造させて頂きます」
 そういって、ドクターチョロンは、あたしの下着をずらして、割れ目を触ってくる。
「そんな所を触らないで!」
「すいませんが、ここに直接入らないと処置が行えません」
 そのまま、ドクターチョロンがそのリスの体をあたしの中に入れようとしてくる。
「そんな、入らない!」
 あたしが叫ぶが、完全に体が沈みこんだ椅子から身動きすることが出来なかった。
 そしてドクターチョロンの体があたしの中に入ってきた。
 あたしは、激痛を覚悟したが、痛みは、無かった。
「どうして、痛くないの?」
 戸惑うあたしにドクターチョロンが言ってくる。
「当然です。私は、マール星の主治医ですよ。事前にエリ様には、痛みを感じさせないようする科法を施してあります」
 確かに痛くないが、自分の中をリスが動く異質感は、あたしから正気を失わせていく。
「駄目、やっぱり駄目、こんな変なのは、耐えられない!」
 あたしが叫ぶとドクターチョロンが溜め息混じりに言う。
「仕方ありません。エリ様がこれを楽しめるようにしましょう!」
 その次の瞬間、あそこから今までとまったく異なる感覚が襲ってきた。
 それは、偶然登り棒でおまたを擦った時に感じた、変な感覚に似ていた。
 そしてそれは、どんどん強くなっていく。
「アァァァァァァァン! 変だよ、お腹の中をリスの毛が擦っていくたびに変な感覚が襲ってくるよ!」
 あたしのあそこから粘着質の液体が分泌され、涎が口の端から零れだす。
 そんな不思議な感覚に襲われていたあたしの一番奥、子宮の入り口にドクターチョロンが到着した。
「それでは、これから子宮を改造します。強烈な感覚が襲いますので、我慢してください」
 不思議な感覚の為に頭がまともに回っていなかったあたしが理解する前にそれは、来た。
「アァァァァァァン! 駄目!」
 さっきまでの感覚を数十倍にした感覚が、お腹の奥、子宮から登っていき、あたしの脳に直撃する。
「イクゥゥゥゥゥ!」
 頭が真白になってそう叫んでいた。
 しかし、その感覚は、一度で終わりでなかった。
 脱力した状態にあたしにドクターチョロンが言う。
「もう一方も行きますので、心の準備は、良いですね?」
「駄目、もう少しだけ待って!」
 あたしが止めるが、その衝撃が再びあたしを襲ってきた。
「イクイクイク、イッチャウゥゥゥゥ!」
 白目を剥いて、あたしは、意識を失ってしまった。


 意識を取り戻したあたしは、大きなベッドに眠らされていた。
 そこにワンダユウが来て言う。
「これで、エリ様の体の準備は、整いました」
「……そう」
 激しすぎる体験にあたしは、ただそう答えるしか出来なかった。
 そんな中、ワンダユウが言う。
「次は、心の準備です。エリ様の星と違い、マール星では、様々な姿のマール星人が居ます。王族になる以上、それらと自分と同じ存在として接しなければなりません。しかし、今のエリ様には、無理でしょう」
 頷くあたし。
 正直、未だにワンダユウが普通に喋っているのに違和感は、ある。
「でもそれって、簡単に治る物じゃないでしょ?」
 あたしの言葉にワンダユウが言う。
「そうですが、今回は、あまり時間がありません。早くしなければあのテロリスト共の罪が軽罪で確定してしまいます。そうなる前にエリ様がお妃になる必要があります」
 お父さん、お母さん、チンプイの顔が過ぎる。
「何をすれば良いの?」
 それに対してワンダユウは、勃起した自分のチンチンを見せてきた。
「お互いの存在をよく知る一番の方法、それは、セックスです。これから多くのマール星人とセックスをして、心の壁を打ち砕きましょう」
「そんな……」
 激しい抵抗があった。
「他に方法が無いの?」
 それに対してワンダユウが言う。
「他の方法では、間に合わないのです!」
 その一言であたしも覚悟を決めた。
「解った。好きにして!」
 顔を背けようとするあたしにワンダユウが言う。
「確りと見るのです。そうしなければ意味がありません」
 あたしは、言われるままに自分にのしかかってくるワンダユウとそのチンチンを見た。
「行きますぞ、エリ様!」
 そして、ワンダユウのチンチンがあたしの中に入ってくる。
 始めてだが、痛みは、無い。
 これもきっと科法なのだろう。
 そして、先ほど体験した感覚がまたあたしを襲ってきた。
「変な、この感覚、何なの?」
 戸惑うあたしにワンダユウが告げてくる。
「それは、気持ち良いということです。エリ様は、私のチンポで感じて、気持ちよく成っているのです」
「そんな、あたしは、犬のチンポで気持ちよくなっているの?」
 思わず出てしまったあたしの言葉にワンダユウが答える。
「それがいけないのです! その気持ちが消えるまで、続けさせてもらいます」
 そのままワンダユウは、腰の動きを激しくする。
 そして、私の中の快感も激しくあがっていく。
「アァァァァァン! もう、駄目、気持ち良いのが押さえられない!」
 あたしの中にあった犬との、ワンダユウとのセックスに対する嫌悪感が薄れ、それと反比例して、快感がうなぎ上りにあがっていく。
「エリ様、行きますぞ!」
 その言葉と共にワンダユウは、あたしの中で射精した。
 子宮に精子が触れようとした時、あたしの中で激しい熱が発生する。
「アァァァァァァン! アツィィィ! イクゥゥゥ!」
 その衝撃に頭が真白になった。
 チンポを抜いたワンダユウにあたしが尋ねる。
「今のは、何?」
「エリ様の子宮は、ルルロフ殿下以外に精子が入ろうとした時に、精子を殺す強烈な熱を放つようになっているのです」
 ワンダユウの言葉に、あたしは、戸惑いながらも、犬の子供を妊娠しなくても良いという事に安堵をした。


 それからあたしは、様々なマール星人とセックスを繰り広げた。
 その中でも凄かったのは、一度、あたしをニンジン好きにしようと来た馬型のマール星人、ニンジンスキーだった。
 四つんばいになった状態で後ろから入れてくるのだが、ニンジンスキーのチンポの大きさが尋常で無かった。
 人の腕くらいは、あると思えたそれがあたしの中に入ってくるのだ。
 入りきった時にはあたしのお腹は、外からチンポの形がはっきりと解る程であった。
 目の前が真赤になる思いだったが、一度動き始めると、もう何も考えられなくなった。
「凄い! すごい! スゴイィィィィ! ニンジンスキーのチンポ、たまらない!」
 そして、何度も絶頂に達してしまう。
「そろそろ出します!」
 大量の精子があたしの子宮に向かってくる。
 そして、あたしを狂わせるあの灼熱の快感が襲ってくる。
「イクゥゥゥゥ! イッチャウゥゥゥ! イクのが止まらないぃぃぃぃ!」
 大量の精子が発生する熱にあたしは、何度も絶頂に達してしまった。




 そして、あたしとルルロフ殿下の結婚披露宴、結婚式は、マール星式に行い、地球からもあたしの知り合いが参加した。
 会場の入り口を開き、あたしの姿を見たとき、友達の顔が引きつった。
 おじいちゃん達が愕然とした顔をし、親友の藤野ほたるは、泣き崩れる。
「どうして、エリちゃんがこんな目に!」
「エリ、どうしたんだよ! 正気に戻れよ!」
 同じく親友の秦さやかがあたし達に近づこうとして衛兵に押さえつけられる。
 マール星人は、不思議そうな顔をしているが、当然の反応だ。
 あたしは、ルルロフ殿下の極太チンポをオマンコに挿入した状態を見せ付けるようなポーズをとらされているのだから。
 マール星では、確かに強いつながりがある事を示す、正式な結婚の儀式らしい。
 でもあたし達にとってみれば、単なる露出狂の変態にしか見えないだろう。
 そして、現国王の前で進む。
「ルルロフよ、お前は、その者、エリを永久に愛し、子孫を育んでいく事を誓うか?」
 ルルロフ殿下が即答する。
「誓います」
 次に私の番だ。
「エリよ、お前は、その者、ルルロフを永久に愛し、その子種を持ちて新たな命をその胎に宿す事を誓うか?」
「誓います」
 あたしが答えると、現国王が言う。
「それでは、誓いの受精を!」
 その言葉に答え、ルルロフ殿下が射精をする。
 この式の為に溜め続けた大量の精子は、あたしの子宮をはいっていく。
 そして、受精を完全にする為に、あたしの子宮は、ルルロフ殿下の精子を受け止めると激しい快感をあたしに与える。
「イクゥゥゥゥ!」
 今までの中で最高の絶頂を感じ、脱力するあたしは、その成果を見せるために、会場全体にオマンコを広げてみせる。
 多くのマール星人とあたしの知り合いが見ている前であたしのオマンコからは、ルルロフ殿下の精子が垂れ落ちていく。
 あたしは、知り合いの列の中から、好きだった内木翔くんを見つけてしまう。
 その顔からは、あたしに対する軽蔑の表情が読み取れた。
 その時、あたしは、確信した、もう元の地球人の春日エリには、戻れないと言う事に。


 その後、テロリスト達は、王国反逆罪として処罰される事になった。
 極刑になる筈だったテロリスト達をあたしは、ひそかに隔離した。
 そして、あたしは、好きでもない男の子供を宿し、大きくなったお腹を見せ付けて、限界まで精子を吐き出させたテロリスト達のチンポをオマンコに入れる。
「全て、貴方達の責任なのよ。その責任をとって、あたしを感じさせ、イカせて、現実を忘れさせるのよ!」
 こうして口答えも出来ないテロリスト達のチンポから精子を搾り出させる。
 射精した瞬間、激しい激痛と死の予感に歪むテロリストの顔を見ながらあたしは、テロリスト達が射精した精子で発生する灼熱の快感に絶頂に達する。
「イクゥゥゥゥ!」
 その僅かな瞬間だけが、あたしの苦悩と絶望を忘れさせてくれるのだから。


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