真説チュチュ発見

鈴神楽氏・作

　鈴神楽さんによる「真説～」シリーズの第４弾で、これが完結編ということです。

　今回のキーアイテムはトゥシューズ。霊が宿っているというそのシューズを履くと・・・というオハナシです。

　ここは、天才だが、間違いなく馬鹿と紙一重の男、プロフェッサーⅩの研究所。「新事実を発見したぞ！」　高らかに宣言するプロフェッサーⅩ。　その姪の小学五年生、宇津木（ウツキ）怜美（レイミ）が、この頃視力が落ちたので、ついでで作ってもらった眼鏡の位置を直しながら言う。「寄生生物、海底人、宇宙人なんてふざけた事は、言わないでね」　プロフェッサーⅩは、遠い目をして言う。「それらは、確かに興味深い研究対象であったが、今回は、そういったレベルの話では、無い」　玲美は、嫌な予感を覚えながら聞く。「本当は、聞きたくないんだけど、一応聞いてあげる」　その言葉にプロフェッサーⅩがトウシューズを取り出す。「これこそ、今までの発見を凌駕する発見だ！」　怜美が少し安堵する。「今回は、また変なコスチュームじゃなくって安心したわ」　そんな玲美を無視してプロフェッサーⅩは、告げる。「これこそ、無念を残して死んだバレリーナが憑依した、妖怪だ」　玲美は、白衣を脱ぎ始める。「短い間だったけど、お世話になりました。もう二度と会うことが無いと思いますが、失礼します」　研究所を出て行こうとする玲美にプロフェッサーⅩが言う。「今度の発見は、今までの常識を覆す新発見なんだぞ！」　玲美は、歩みを止めずに言う。「もう科学が関係なくなってるじゃない。いい加減付き合いきれません！」　するとプロフェッサーⅩが言う。「まあ、取り敢えず、体験してみてくれ」　慌てて額を押さえる玲美。「二度とあんな物は、付けられないからね！」　しかし、玲美の視界が歪んでいく。「今度は、その眼鏡に体感シュミレーションマシーンを組み込んで置いたんだ」「卑怯者！」　玲美の心の底からの叫び声が研究所に響き渡る。「それじゃ、玲美、トウシューズを忘れたの？」　クラスメイトの言葉にあたしは、頷いていた。「先生、玲美のトウシューズが無いそうです！」　それを聞いて困った顔をする担任。「それでは、練習が出来ないな。いくら脇役だからって困ったぞ」　その時、クラスメイトの一人が学芸会でやるバレエの衣装の中から古びたトウシューズを見つけて持ってくる。「これを使えばいいじゃない」「えー、人のを使うの？」　あたしが文句を言うと、担任が言う。「忘れたお前が悪いんだから諦めろ」「はーい」　そしてあたしは、そのトウシューズを履いて、バレエの練習をしていた。　すると、おかしな声が聞こえてくる。『あんなヘボがどうしてプリマなの、あたしの方が上手く踊れるのに！』　あたしは、驚いて回りを見るが、誰も喋っていない。「そこ、何をしてるの！」　プリマ役の子があたしに当たってくる。「ちょっと変な声を聞こえたから……」　口篭るあたしにプリマの子が言う。「やる気が無いんだったら、抜けてよ！　あんた一人が居なくても舞台が出来るんだからね」　その言い方は、カチンと来た。「そういう、あんたは、どうなのよ！　少しバレエを習ったことがあるなんて言っておいて、へたくそじゃない！」　プリマの子は、顔を真赤にして怒鳴る。「そんな事を言うなら、貴女がやってみなさいよ」　しまった、思わず言ってしまったが、あたしもそんなに自信は、無い。『任せて、あたしが貴女を立派に躍らせてあげる』　またあの声が聞こえた。「さあ、どうするの！」　プリマの子が自分の絶対的な有利を確信して見下すように言ってきた。　あたしは、覚悟を決めて言う。「やって見せるわよ」　そうして、あたしは、曲に合わせて踊り始めた。　不思議の事に、バレエなんて今日が始めてなのに、見事に踊れてしまう。　それを見たクラスメイト達が驚く。「凄い、玲美ってこんな特技があったんだ」　悔しそうにするプリマの子。「少しぐらい上手いからっていい気に成らないでよね。あくまでプリマは、あたしなんだから」　確かにそうだ。　今から配役を換えるなんて事は、出来るはずが無い。『諦めない。あたしは、諦めない』　またあの声が聞こえてきた。　練習終了後もあたしは、どうしてかトウシューズを手放せなくなって居た。「どうして、これをもっているんだろう」　放課後、あたしは、何故か人気の無い旧校舎に来ていた。　自分でも解らないままトウシューズを履くと、トウシューズから布が飛び出てくる。　その布は、あたしを裸にしていく。「何よ、これ！」　あたしが、叫ぶが、そうしている間にトウシューズから伸びた布は、あたしの体を巻きついていく。　そして、撤去されていなかった姿見を見て驚く。「これってチュチュ？」　バレエのチュチュ姿になっていたのだ。『さあ、練習よ』　あの声だ。「貴女は、誰なの！」　すると声が答えてきた。『あたしは、そのトウシューズの元の持ち主。あたしは、プリマになるために頑張ったのよ。毎日遅くまで練習した。どうしてもプリマになりたくって演出の人に操も捧げたわ。それなのに、いざ公演の前日に事故にあって死んでしまったのよ！　そして気付いたときには、このトウシューズと意識が一つになっていたのよ』「それって妖怪じゃない！」　あたしが慌ててトウシューズを脱ごうとした時、チュチュの股間部分がしまり、あそこを刺激する。「アァァン！　止めてよ！」『感じるでしょ？　あたしは、練習で貯まったストレスをオナニーで解消してたから、これには、自信があるのよ。ほらクリトリスもいじめてあげる』　トウシューズがそう言って、割れ目を広げ、クリトリスをむき出しにする。「そこは、らめぇぇぇぇぇ！」　クリトリスへの激しい刺激にあたしは、絶頂に達してしまう。　崩れるあたしにトウシューズが告げる。『練習しなさい。貴女の体は、硬いわ。それでは、立派なバレリーナになれないわ』「あたしは、別になりたくないよ」　あたしの反論にトウシューズが言う。『そう、あくまで逆らうというのね。ならばこっちにも覚悟があるわよ』　トウシューズがそういうと、あたしの体は、窓際に近づいていく。「何のつもり！」『貴女を殺して次のプリマを探すだけ』　トウシューズの答えにあたしは、青褪める。「止めて！　成ります、バレリーナになりますから！　止めて！」　あたしの体は、窓から上半身を突き出した状態で止まっていた。『約束よ。破ったときには、覚悟をしてね』　背筋が凍りつく様な冷たい声だった。　それから数日間、あたしは、トウシューズに命じられるままに練習を続けていた。　そして、トウシューズは、練習の終わりには、必ず、あたしに性的奉仕を行う。『今日も、頑張ったわね。御褒美よ』「要らない……」　あたしは、小さな声で否定するが、トウシューズは、そんな声を無視して、チュチュの胸の部分を操作して、あたしの膨らみ始めたばかりの胸を揉み始める。「アァァン！」　甘い声が漏れ、乳首がどんどん勃起していくのがわかる。　とにかく、トウシューズの愛撫は、上手い。　辛い練習で疲れた体では、その快感に逆らえない。『嫌そうに事を口にしていたのに、ここは、もう洪水ね』　トウシューズは、そういって割れ目を広げて、愛液を滴り落させる。「言わないで！　アァン！」　否定したいのに、体がどんどん感じてしまう。『こっちも存分にいじめてあげる』　トウシューズは、広げた割れ目の筋の一つ一つ、膣の中、処女幕の前まで刺激してくるのだ。「そんな、そんな奥に入れないでぇぇぇ！」　最初は、痛かったそれも今では、快感に変わっている。　そんな中、足音が聞こえてくる。「誰か来たよ、止めて！」　あたしが必死に懇願するがトウシューズは、受け付けない。『もう直でしょ？　最後までやってあげるわよ』　そして、ドアが開き、そこに担任が居た。「玲美、こんな所で何をしているんだ！」『派手にイキなさい！』　その瞬間を狙っていたようにトウシューズは、あたしのクリトリスを締め上げる。「イッチャウゥゥゥ！」　そのままあたしは、担任の前で絶頂に達してしまった。　脱力するあたしだったが、恥ずかしくて何もいえない。　そんな中、担任が言う。「この書置きは、本気だったのか」　そして見せられた書置きには、プリマを交代と引き換えにあたしが操を捧げる事が書かれていた。「それは、……」　あたしが否定しようとした時、トウシューズが割り込む。『頷きなさい。さもないと……』　言葉にされない内容が容易く想像できた。　あたしは、激しい葛藤に襲われた。『もう、後戻りは、出来ないのよ。こんな姿を見られた以上、普通の生活が出来ると思わない事ね。さあ、覚悟を決めなさい』　あたしは、長い躊躇の後、頷いた。　すると担任は、今まで見たことがない、邪な笑みを浮かべて言う。「君がそんなにバレエが好きだなんて知らなかったよ。安心して良いよ、君のバレエの腕前は、クラス全員が認めて居るからね。その代わり、良いよね？」　あたしは、首を横に振ることすら出来なかった。　担任は、ズボンを脱いで大きく勃起したチンポを見せ付けてくる。「ずっと夢見ていたんだよ、君みたいな子と、こういう関係になる事を」　こんな先生だったなんて、知らなかった。「行くよ」　そして、担任は、あたしの中にチンポを入れてきた。「痛い！」　処女幕を切り裂かれる激しい痛み。「出血している、俺は、今、処女の小学生と一つになってるんだ！」　歓喜の声を上げる担任。『痛いだけじゃ嫌でしょ。あたしが気持ちよくしてあげる』　トウシューズがそういうと、あたしに愛撫をしてくる。「アァァァァン！　そんなに激しくしたららめぇぇぇぇ！」「ゴメンゴメン、ゆっくり動くよ」　そういって担任は、ゆっくりと腰を押し込んでくる。　痛みは、まだあるが、トウシューズの巧みな愛撫が、痛みをやわらげてくれる。　そして、その瞬間が来る。「行くよ！」　あたしは、思わず目を瞑った。　そして、あたしの中で担任の精液が撒き散らされた。　翌日、プリマ交代が告げられる。　元々プリマの子が激しく反論したが、クラス全員の立会いの下の試演で、あたしのプリマが確定し、学芸会で見事に演じきった。　学芸会後も、あたしと担任との肉体関係が続いた。「あの話は、本当に大丈夫ですか？」　そう言いながらあたしは、服を脱ぐ。「大丈夫だよ。これでもバレエ界には、知り合いが多くてね。君の演技を見たら、喜んで引き入れてくれると約束してくれたよ。だから、頼むよ」　あたしは、頷いて、担任のチンポをしゃぶる。『貴女も大分、上手くなったわね。これからは、もっと色んな人を喜ばせる必要があるから、良い事だわ』　トウシューズへの敵意は、今のあたしには、無い。　何故ならば二つのことを知ってしまったから。　一つは、プリマとしての栄光、そして。「こっちの準備が、十分ですから、早く入れて」　あたしは、オマンコを広げて、担任に求める。「存分に入れてやろう」　そして、突き刺さるチンポ。　それは、まだ小学生のあたしには、大きすぎ、お腹に担任のチンポの形が浮き出るほどだが、それが堪らない。「アァァァァン！　チンポ良いの！　大きなチンポでオマンコ貫かれるの良いの！」　もう一つは、これだ。　セックスの快感は、プリマの栄光と同じくらいに素敵で、あたしを捕らえて放さない。「そろそろ出すぞ！」　担任の言葉にあたしが求める。「出して！　あたしの中に熱いザーメンをいっぱい出して！」　あたしのオマンコではじける熱いザーメン。「イクゥゥゥゥゥ！」　絶頂に達し、至福のひと時を覚えるあたしであった。『これからよ、これからがあたしの時代よ！』　トウシューズの声にあたしは、頷く。「なんて事が起こるかもしれないだろう」　プロフェッサーⅩの言葉に玲美は、眼鏡を地面に叩きつける。「もう、叔父さん、あたしをいじめて楽しいの！」　涙を流す玲美にプロフェッサーⅩが戸惑っていると玲美は、床にしゃがみこみ大泣きする。「あんなシュミレーションを無理やりやらされて、あたし、もうお嫁にいけないよ！」　そんな玲美を見てプロフェッサーⅩがゆっくりと近づいて、玲美が脱いだ白衣をかける。「そうしたら、私が一生面倒を見る。だから、研究室に残って欲しい」　それを聞いて驚いた顔をして玲美が言う。「本気？」　プロフェッサーⅩが頷く。「お前は、色々言っているが、私も一流の研究者だ、助手なんていくらでもとれる。だが、傍に居て欲しいと思ったのは、お前だけだ」「叔父と姪って結婚できないんだよ」　玲美の言葉に苦笑するプロフェッサーⅩ。「そんなのは、関係ない」　そういってキスをするプロフェッサーⅩ。　玲美が笑顔になって言う。「こんな事で誤魔化されるのは、今回だけだからね」　こうして元の鞘に戻るのであった。　翌日の研究所。「新事実を発見したぞ！」　玲美が引き攣った笑顔で言う。「今度は、何？」「ウエディングドレスには、妖精が宿っているんだ！」　プロフェッサーⅩの言葉に、昨日残ったことを早くも後悔し始める玲美であった。

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