鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「ドラえもん」の翻案エロス第2弾です。

 前回同様、便利アイテムで次々悪い(エロい)ことをしていくオハナシで、今回は痴漢モノとして構成されています。


 一人の少女が、朝のこみあう電車に乗り込んだ。
 少女の名前は、真琴(マコト)。
 有名私立小学校に通う少女だ。
 真琴は、勉強も出来、先生にも覚えが良い。
 勉強のし過ぎで視力を悪くして眼鏡をかけているが、顔もそこそこいけている。
 真琴は、本来なら普通に進学し、普通に就職し、普通に職場結婚し、普通に家庭を作り、普通に老後をむかえる筈であった。
 そんな真琴の運命を変えようとする者がここに居た。
 一人は、『石ころぼうし』をかぶった弩裸獲悶。
 もう一人は、特殊な手袋を装着した野鐚。
 二人は、将来が明るい真琴を未来の金蔓とする為、同じ電車に乗ったのだ。
 そして、弩裸獲悶と野鐚による、公衆強姦劇が始まるのであった。
 真琴は、通勤ラッシュにヘキヘキしていた。
『どうしてこんな思いをしてまで今の学校に通っているんだろう?』
 真面目な真琴にもそう思わせるほど、朝のラッシュは、きつかった。
 そんな真琴の割れ目が下着の上から擦られた。
 いきなりの感覚に目を見開く真琴。
 恐る恐る周りを見るが、体を密着させられているが、割れ目を触られる様な体勢では、無かった。
『どうなっているの?』
 独白する真琴の割れ目を見えない手がゆっくりと何度も擦るあげていた。
『これってどうやってるかは、解らないけど痴漢だよね? 勇気を出して声を出さないと』
 覚悟を決めて声を上げた。
『痴漢が居ます!』
 しかし、その声も先程までの独白と同じく、他人に届く事は、無かった。
『どうなってるの?』
 困惑する真琴の口にパンが押し込まれ、無理やり食べさせられた。
 その途端、真琴の脳裏に様々な情報が浮かび上がってきた。
『今食べさせられたのは、『アンキパン』で、それに書かれていた事を強制的に暗記させられたんだ』
 そして、今置かれた状況を知る。
『『マジックハンド』って遠くの物を触るひみつ道具で、あたし割れ目をいやらしく触られているんだ。それなのに『石ころぼうし』を被ったロボットが『吸音機』って装置であたしの周りの音を消しているから幾ら助けを呼んでも届かない!』
 とんでもない状況に青褪める真琴に、容赦なく野鐚の愛撫が続く。
『嫌、もう止めて!』
 そう誰にも聞こえない叫び声を上げる真琴だったが、弩裸獲悶とのセックスと予行練習を重ねた野鐚の愛撫は、『アンキパン』でエッチな知識まで無理やり詰め込まれたいやらしい感覚と一致し始める。
『嘘だ! 無理やりエッチな事されてこんなに気持ち良いわけない!』
 真琴は、今までの常識でそれを否定していたが、『アンキパン』で刻み込まれた知識が自分が野鐚の愛撫に感じている事を指し示していた。
 初めて知る快感に身を捩る真琴。
『こんなのおかしいよ』
 涙目になりながら自分の体を攻め立てる快楽に抗う真琴であったが、野鐚は、下着をずらし、直接真琴の割れ目を弄り始めた。
『駄目、そこは、嫌、クリトリスを直接弄らないで!』
 ひだを丁寧に弄られたあげく、クリトリスを剥き出され、滲み出した愛液を塗るように弄られるとどうしようもなくなっていく。
『アァァァン! こんなの駄目なのに気持ち良い!』
 快感の波は、真琴を飲み込み、昂ぶらせていく。
『もうダメェェェ! イクゥゥゥ!』
 真琴は、通学電車の中で絶頂に達してしまった。
 倒れそうになる真琴を他人に認識されない弩裸獲悶が支えるのであった。



 二日後、真琴は、暗い表情をしながら通学電車に乗っていた。
『またあんな目に遭ったら……』
 真琴の両親は、学校に行くのを嫌がる真琴を一日だけしか許さなかった。
 そして、真琴は、首を振って独白する。
『大丈夫、今日は、前とは、違う時間だから同じ電車に乗ることなんてないよ』
 そんな甘い考えが通じる弩裸獲悶と野鐚では、無かった。
 弩裸獲悶のひみつ道具、『ガールフレンドカタログメーカー』は、野鐚が出会う事になる女性の情報と現在の居場所が解ってしまうのだ。
 再び始まる愛撫に真琴は、恐怖する。
 だが、同時に真琴の体は、前回の快感を記憶していた。
 野鐚の愛撫に反応し、直ぐに快感の波が真琴の頭を襲う。
『嫌なのに、体が感じちゃう。アァァァン! クリトリスそんなに弄っちゃらめぇぇぇ!』
 どんどんと蕩けた顔をしていく真琴。
『電車の中なのに、また来ちゃう、キチャウゥゥゥ!』
 絶頂に達して脱力した所を弩裸獲悶が支えられた真琴は、背徳的な快感の余韻に飲まれていた。
 しかし、今日は、そこで終らなかった。
 野鐚の愛撫が止まらなかった。
『そんな、エクスタシーを迎えた後って体が敏感筈。そんな状況でやられたら』
 先ほどよりも強い快感が真琴を襲う。
『アァァァン! イッたばっかりなのに、またイッちゃうぅぅぅ!』
 この日、小学校のある駅につくまで真琴は、十回以上の絶頂を迎えたのであった。


 翌週の月曜日。
 真琴は、やってくる電車を見ながら独白する。
『また今週も始まる』
 真琴は、先週の間、ずっと野鐚の愛撫を受け続けた。
 当然、毎回乗る場所、乗る電車を変えたが無駄な努力であった。
 土日を挟み、ある程度、冷静になった真琴。
『触られて気持ちよくなるのは、普通の体の反応で仕方ないこと。だから飽きるまで我慢すれば元の生活に戻れる』
 覚悟を決めて電車に乗り込む真琴。
 暫くして再び始まる野鐚の愛撫に体が反応する。
「アァン」
 声が届かないと甘い声を漏らす真琴だったが、周囲の視線が集まり、口を閉ざす。
『どうなってるの?』
 全身を蓋うようなジャンバーを羽織った弩裸獲悶が真琴に囁く。
「今日は、『吸音機』を使ってないのよ」
 戸惑う真琴を容赦なく野鐚の愛撫が襲う。
 必死に声を抑える真琴。
 そんな真琴に弩裸獲悶は、『石ころぼうし』を差し出す。
「これが何なのか解るわよね?」
 真琴は、頷くと弩裸獲悶が続ける。
「これを被れば、声の心配は、要らないよ」
 真琴は、躊躇した。
 何故ならば『石ころぼうし』を被ると言う事は、愛撫を受け入れ、感じている事を認めるって事になるのだから。
 どんなに客観的に判断して、感じていると明らかでも、それを自分で認めると言う事は、敗北を意味している気がしたのだろう。
 しかし、二日の空白で快感を求める体は、勝手に反応し、今にも淫らな喘ぎ声を漏らしそうになっていた真琴に拒否権は、無かった。
 差し出された『石ころぼうし』を被り、小さな声で喘ぐ真琴。
「アァァァン」
 今度は、誰の周囲は、気付かない。
 それどころか、先ほどの声の所為か気にしていた人間まで無視し始めた。
 効果を確認した真琴は、決壊したダムのように声を喘ぎ声をあげた。
「アァァァン! 気持ち良いぃぃぃ! クリトリスを弄られたら堪らないのぉぉぉ!」
 どんどん昂ぶらせていく真琴がもう直ぐ絶頂に達しようとした時、野鐚の愛撫が止まる。
「えぇ? どうして?」
 戸惑う真琴の両手首が野鐚に掴れた。
「何をするつもりなの?」
 弩裸獲悶がスカートを捲り上げると野鐚が勃起したチンポを真琴の濡れた割れ目に押し付けられた。
 それが何を意味するか『アンキパン』で知っていた真琴は、暴れた。
「嫌、本番は、駄目! 赤ちゃんが出来ちゃう!」
 元々ラッシュの電車の中、ろくに身動きなど最初からとれない上に腕を掴れた状態、真琴に野鐚のチンポから逃れる術は、無かった。
 一気に挿入される野鐚のチンポ。
「ヒギィィィ! 痛いの! 誰か助けて!」
 必死に助けを呼ぶ真琴だが、『石ころぼうし』を被った状態では、誰も気付かない。
 野鐚のチンポが激しくオマンコをこじ開けて行く事に激痛を覚える真琴であったが、その途中、不可解な事があった。
 野鐚は、両手を掴んでいるのに真琴のクリトリスが弄られ始めたのだ。
「まさか、弩裸獲悶?」
 真琴は、自分に『石ころぼうし』を渡したネコ型ロボットを探すが、弩裸獲悶は、少し離れた所で、全く関係ない痴漢にお尻を触らせて遊んでいた。
「どういうこと?」
「『とうめいハンド』第三の手として、自由に動かせる。そろそろじゃないか?」
 野鐚の解説に真琴が叫ぶ。
「酷すぎる! それに何がそろそろなのよ!」
 言ってから真琴は、気付いてしまう、股間を襲う痛みがクリトリスを弄られる快感に伴い、弱まっていく事に。
 同時に、オマンコをチンポで刺激される快感が徐々に生まれ始めた事に。
「そんな、あたしまだ小学生なのに、アァン!」
 さっきまでの悲鳴とは、異なる甘い声が真琴の口から漏れ始めた。
 元々、絶頂寸前まで昂ぶっていた上、野鐚は、セックスだけは、極上に上手かったのだ。
「そ、そんな所を突付いたら、駄目ぇぇぇ!」
 どんどんチンポの快感に目覚めていき、喘ぎ声が大きくなっていく真琴。
「出す!」
 野鐚は、より奥へチンポを押し付けた。
「駄目、駄目、駄目! それだけは、許して! 本当に赤ちゃんが出来ちゃう!」
 拒絶する真琴のオマンコの中で野鐚のチンポが激しく脈打ち、大量の精子を吐き出すのであった。
「アァァァン!」
 その衝撃に頭の中が真っ白になる真琴。
 その後は、弩裸獲悶が真琴の股間から溢れ出すザーメンを拭いて、制服の乱れを直し、『石ころぼうし』を外し、解放した。
 小学校がある駅に降りた真琴は、涙を零していた。


 それからも野鐚の強姦は、続いた。
 真琴が差し出された『石ころぼうし』を被るまで『マジックハンド』で愛撫し、声を我慢する限界で『石ころぼうし』を被った後は、野鐚が直接チンポを挿入して、何度も射精した。
「嫌、やめて!」
 真琴は、拒絶の言葉を口にしていたが、その腰は、野鐚のチンポをより深く咥えこもうと振られ始めて居た。
 真琴自身、こんな言葉が通じないと思っていたが野鐚がチンポを引き抜く。
「嘘?」
 困惑する真琴を尻目に弩裸獲悶が新たな『アンキパン』を差し出す。
「これから何が行われるか知りたければこれを食べてね」
 真琴は、悩んだが、知らないで居るよりましと『アンキパン』を食べて、絶句した。
「こんな事をするつもりなの!」
 驚愕に叫ぶ真琴を尻目に野鐚は、『つけかえ手ぶくろ』を嵌めて、真琴のオマンコを股間から外すと左手につけると『石ころぼうし』を外した。
「騒がないでね。もしも騒いだら、大変な事になるよ」
 弩裸獲悶が耳元で囁く中、野鐚は、真琴の左手を自分のジャンバーのポケットに導く。
 ジャンバーには、改造がされていて、その先では、勃起した野鐚のチンポが待っていて、左手に移し変えられたオマンコに挿入される。
「……」
 声を我慢する真琴。
「さあ、後は、自由だよ」
 弩裸獲悶の囁きに真琴は、戸惑いながらも引き抜こうと腕を動かすが、その動きも今の真琴には、快感であった。
 完全に抜けそうな所で電車が止まり、その勢いで再びチンポを根元までくわえ込む真琴。
「キャーーー!」
 その悲鳴が止まった事によるものだと周りの人間は、誤解する中。
 再びチンポを抜こうと声を我慢して手を動かす真琴であったが、ここは、ラッシュの通勤電車、野鐚のドデカチンポを引き抜くためには、かなり無理な体勢にならなければならない。
 必死にその為に体を動かすが、逆に押し返されたりして、結果、真琴は、自ら上下してチンポと自分のオマンコを刺激する形になっていた。
「は、早く、ぬ、抜かないとぉぉぉ」
 蕩け始めた思考に鞭をうち、引き抜こうとした真琴だったが、その腕の中のオマンコが野鐚のチンポが脈打つのを感じた。
「だ、駄目」
 覚え、震える真琴に野鐚は、射精した。
 熱いザーメンに叫びそうになる真琴の口を弩裸獲悶が塞ぐのであった。
 脱力する真琴に再び『石ころぼうし』が被せ、野鐚は、オマンコを戻して解放した。
 小学校に茫然自失のまま歩く真琴であった。


 手にオマンコを付けられるという非常識な行為をされてから数日後、真琴は、マスクと手袋をして駅のホームで電車を待っていた。
 そして到着した電車に乗ると野鐚の所に必死に近づき、両手の手袋を外し、右掌を野鐚の耳に付けた。
「準備万全です」
 その声なんと真琴の右掌から出ていた。
 そして真琴は、左手を野鐚の上着に差し込むとその掌に移したオマンコで野鐚の勃起したチンポを咥えこむ。
「アァァァン!」
 異常な声に周りが驚くが、真琴は、知らない顔を通す。
 声の出所は、真琴の右手からだが、真琴は、近くの女性の顔の近くにおいてある所為で、周囲は、その女性の声と勘違いする。
 当然、肝心の女性は、自分では、無いと解っているが、こんな状況で否定する事すら激しい羞恥であった。
「良い、いい、気持ち良いぃぃぃ!」
 喘ぎ声が朝のラッシュの電車の中でこぼれ出す。
 周りの人間は、戸惑い、その声の主と思われる女性を見るが女性は、顔を真っ赤にしているが、それらしき様子は、無いので困惑する。
「チンポ、チンポが気持ち良いぃぃぃ!」
 下品な言葉に周囲の人間まで顔を赤くして背ける。
 そして、そのままその声の本当の主、真琴は、沢山の他人に囲まれた電車の中で絶頂に達するのであった。
 自分の小学校のある駅に近づいた所で野鐚がぼやく。
「毎日の電車代も馬鹿にならない。このプレイもそろそろ止め時だな」
 それを聞いて、もうこのプレイの虜になっていた真琴が口がある右手を近づけ小声で言う。
「それでしたら、あたしのお小遣いを……」
「そんなはした金じゃね。もっと大金を貢いでくれそうで、同時に俺が大人になった時でも大丈夫な様な同じ 年の女を見つけないとな」
 野鐚のいい加減な言葉に真琴が反応する。
「それでしたら、あたしに良い心辺りがあります」
 弩裸獲悶と野鐚の新たな犠牲者が生まれようとしていた。


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