鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「ドラえもん」パロディ第3弾です。

 今回はカラオケボックスを舞台にSM調教が繰り広げられるというオハナシになっています。


 一人の少女が内心のドキドキを覆い隠しながら女友達と一緒に歩いていた。
 少女の名前は、麗華(レイカ)、父親が大財閥の後継者、お金に困る事は、無かった。
 しかし、家柄や本人の高すぎるプライド故に、興味があっても出来ない事が幾つもあった。
 その一つがこれから行くカラオケだった。
 クラスメイトが楽しそうにカラオケに行った時の話をするなか、麗華は、興味がありませんというスタンスを取り続けてきた。
 本当は、どんなものだろうかと興味いっぱいだった。
 そんなある日、麗華の前を歩く少女、真琴が彼女をカラオケに誘ったのだ。
「あたしは、カラオケをした事が無いんです。後学のために行ってみようと思うのですが、一人では、怖いので一緒に行ってくださいませんか?」
 渡りに船に言うのは、こんな感じでは、ないだろうかと麗華は、思った。
「仕方ありませんわね。友達からのお願いをむげに断る訳には、行きませんわ」
 こうして麗華は、カラオケボックスに入る事になった。
「ここがカラオケボックスですの? 随分と狭いのですわね?」
 興味深々の顔でカラオケボックスを見回す麗華を横目に初めての筈の真琴が手馴れた様子で曲を入れて、歌いだし、間奏の間に、リストの見方や曲の入れ方を麗華に教えた。
 初体験にワクワクしながら麗華が選曲を行う。
「私の入れた曲ですわ!」
 そう嬉しそうに言ってマイクを手に取り歌い始める。
 その後も真琴の事等気にせずどんどんと曲を入れていく。
「麗華さん、延長をなさいますか?」
「当然ですわ!」
 麗華は、マイクを離さずそう宣言すると真琴は、ニヤリと笑って、延長を店員に伝え、メールを送るのであった。
 暫くするとドアが開き、弩裸獲悶と埜鐚が入ってくる。
 カラオケに夢中な麗華は、店員かなにかと勘違いする中、埜鐚は、真琴とセックスを始めるのであった。
 流石に驚き、歌うのを中断する麗華。
「何をしているのですの!」
 しかし埜鐚も答えず、真琴に至っては、アンアンとよがって居た。
「付き合ってられませんわ!」
 そう告げて麗華がドアを開けて外に出ようとした。
 しかし、麗華は、何故か部屋の中に居た。
「どうなっていますの?」
 困惑する麗華に弩裸獲悶が告げる。
「『空間ひんまげテープ』って道具を使っている。そのドアからは、外には、でられないよ」
「何をおかしな事を言っているのですの! そんな訳がありませんわ!」
 そう言って、何度もドアから外に出ようとする麗華であったが、決して外には、出られない。
「どうなってますの?」
 外に出られず、一緒に来たクラスメイトは、見ず知らずの男といやらしい事をしている異常な状況に麗華は、恐怖していた。
「さて、これからが本当のお楽しみの時間よ」
 そういって弩裸獲悶は、麗華の服を脱がしクリームを手に取って塗りつける。
「や、止めなさい! こんな事をしてただで済むと思っているの!」
 必死に抵抗するが、体格で勝る弩裸獲悶に勝てず、全身にくまなくクリームを塗られてしまう。
「それは、『あべこべクリーム』あつさを寒さに変える道具なんだけど。ちょっと効果を変えてあるのよ」
 そういって弩裸獲悶は、麗華の尻を思いっきり叩いた。
「何をなさるの!」
 顔を赤くして文句を言う麗華に弩裸獲悶が告げる。
「気持ち良かったでしょ? それが効果よ。痛みが快感に変わるのよ」
「そんな出鱈目な話があるわけ……」
 困惑する麗華の全身に弩裸獲悶が次々と攻撃を加える。
 青痣が残るほど打撃が加えられた麗華は、痛みを覚えなかった。
「な、何ですの?」
 殴られているのに気持ち良いと言う非常識な状態に完全にパニックになる麗華。
 そこに埜鐚がやってくる。
「さて、これからが本番だ」
 そういって埜鐚は、小学生離れしたチンポを取り出すと一気に麗華のオマンコを貫く。
「ヒギィィィ!」
 悲鳴を上げる麗華だったが、それは、嫌悪感からの悲鳴。
 そう、麗華は、処女膜を切り裂かれる痛みすら快感に感じてしまう状態なのだ。
「や、やめなさい! 私は、父親に言えば貴方等、死刑にされますわ!」
 麗華が必死に抵抗するが、強制的に与えられる快感にろくな抵抗も出来ず、射精された挙句、絶頂に達せられてしまうのであった。
「……絶対に許しませんわ」
 悔し涙を流す麗華。
「ちゃんと撮れたね?」
 埜鐚の言葉にビデオカメラを構えていた真琴が頷く。
「はいバッチリと麗華さんのロストバージンで感じまくる様子が撮れました」
「何ですって!」
 反射的にそちらに詰め寄ろうとするが、度重なる攻撃とロストバージンに痛みが無くても体は、まともに動かなかった。
「絶対に許しませんわ!」
 力の限り叫ぶ麗華に弩裸獲悶は、脱がした時に引き裂いた服被せた後、一枚の風呂敷を乗せた。
暫くして風呂敷を外すと麗華の服も体も元通りに戻っていた。
「どうなっていますの?」
「『タイムふろしき』で傷つく前に戻してわ」
 弩裸獲悶の説明に驚く麗華。
「これでお前が犯された証拠は、あの映像だけだ。さて、どうやって俺を訴える?」
「そ、それは?」
 困惑する麗華を真琴が連れ帰るのであった。


 翌日の教室、真琴は、再び麗華に話しかける。
「今日もカラオケにいきませんか?」
「何をふざけた事を!」
 立ち上がり怒鳴る麗華に周りの生徒が驚く中、真琴は、プリントアウトしたロストバージンの映像を見せて言う。
「これをクラスメイトに見せて良いのですか?」
 悔しそうにする麗華だったが、従うしかなかった。


 再びカラオケボックスに訪れた麗華。
 今回は、最初から埜鐚と弩裸獲悶が居た。
「さて、塗り塗りしましょうか」
 弩裸獲悶が嬉しそうにする。
「勝手にしなさい!」
 塗り終えた麗華にお尻を弩裸獲悶が軽く叩く。
「アァン!」
 快感に声が漏れる麗華。
「気持ちいいでしょ?」
 弩裸獲悶は、そういって叩き続ける。
 声を出すのを我慢していた麗華であったが、その表情が変わった。
「痛い!」
「あらごめんなさい。クリームを塗り忘れた場所があったのね」
 弩裸獲悶は、業とらしくそういう。
「何を考えているの!」
 そう抗議する麗華にまた攻撃する弩裸獲悶。
 大半が快感を感じるそれが、稀に痛みに変わる。
「イタイ! もう、何なのよ!」
 麗華の頭は、混乱をきたし始めていた。
 そして前回同様、埜鐚にロストバージンを奪われ、中出しされた挙句、絶頂に達してしまう麗華。
 再び『タイムふろしき』で元の状態に元に戻される。
「……これで最後にしてよ」
 力ない麗華の言葉に埜鐚が邪な笑みを浮かべる。
「別に良いぞ、その代わり今日のを含めて、お前の恥かしい映像がネットに流れるがな」
「最低!」
 睨む麗華。


 それから麗華は、毎日の様にカラオケボックスに呼び出され、『あべこべクリーム』を塗られて攻撃される。
 しかし、その反応は、少しずつおかしくなっていく。
「痛い! そこも痛いわ!」
 抗議をあげる麗華。
「そうだったかしら」
 弩裸獲悶は、別の場所を叩く。
「アァン!」
 そこは、快感に変わるが、次の場所は、痛み。
 交互に襲ってくるそれに麗華の感覚は、徐々におかしくなっていく。
「アァァァン! イタイィィィ! 痛いのに気持ち良いぃぃぃ!」
 痛みを訴えながらも感じているのだ。
 麗華は、痛みで絶頂に達してしまう様に成っていった。


 更に数日が過ぎ、その日は、塗られずに行為が行われた。
 しかし、麗華のあそこは、快感で愛液を垂れ流していた。
「こ、こんなの、痛いだけの筈なのに……アァァァン!」
 喘ぐ麗華の割れ目に埜鐚の極悪チンポが当てられた。
「今日も私の処女を奪うつもり?」
 そう問い掛ける麗華の声には、痛みに怯える色が確かにあった。
 しかし、その瞳は、その激しい痛みを求めて輝いていた。
 一気に挿入される埜鐚のチンポ。
「ヒギィィィ! イタイィィィ! 裂けちゃゥゥゥ!」
 激痛を訴える麗華。

 しかし、同時にその目は、完全に淫欲に蕩け、舌を全開に突き出し荒い呼吸をしながらも、更なる痛みを求め、自ら傷を抉る様に腰を振る麗華。
「もうらめぇぇぇ! 我慢できない! 痛いのでイクゥゥゥ!」
 ロストーバージンの血でオマンコを真っ赤にしながら絶頂に達する麗華に埜鐚は、射精する。
「あ、熱いのが染みるぅぅぅ!」
 だらしない顔でよがる麗華のオマンコからザーメンがこぼれでるのであった。
 行為が終わった後、何時もの様に『タイムふろしき』で元の状態に元に戻される麗華が快感の余韻に呆然としていると埜鐚が告げる。
「明日からもう来なくて良いから」
「えー! 何でよ!」
 慌てる麗華に埜鐚が財布を見せる。
「カラオケ代も安くないんだよ」
「そんなの私が幾らでも払うわ!」
 麗華が分厚いお財布を取り出す。
「でもな、欲しい物がいっぱいあるからなー」
 埜鐚が意地の悪い言葉を口にすると麗華が泣きそうな顔で言う。
「お金だったら幾らでもあげるだから、私を捨てないで」
 ニヤリと笑う埜鐚。


 麗華が親に強請り買ってもらった高級マンションの一室。
「避けちゃうぅぅぅ! おまたが裂けちゃうぅぅぅ!」
 麗華は、涎を垂れ流しながら三角木馬に跨る麗華。
「新しい道具も気に入ったみたいだな。まだまだいっぱいあるからじっくりと愉しもうぜ」
 埜鐚は、そういって麗華に買わせた大人のおもちゃやSMグッズを見せる。
「はい、御主人様」
 幸せそうな顔で絶頂に達する麗華であった。


→戻る