鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「ドラえもん」パロディ第4弾です。

 今回は大人しい少女がノビタらの毒牙にかかってしまうというオハナシです。非道いヤツらだよホント(^^)


 「こら埜鐚、またおまえ宿題を忘れたのか!」
 先生に叱られる埜鐚を偶々みていたクラスメイト、乙梨(オトナシ)。
 上品で大人しいその少女は、ただそれだけで埜鐚に目を付けられてしまうのであった。


 昼休み、乙梨は、自分でも不思議に思いながらも校庭の裏にある体育倉庫に来ていた。
 今日は、どこも体育の時間も無いので用事は、ある筈が無かった。
 乙梨は、そこに入ると見慣れないピンクのプラスチック製の玉を見つけた。
「何でしょう?」
 それを手に取るとそれは、コードが付いていて、先は、スイッチの様に成っていた。
 その時、機械的なシャッター音が聞こえ乙梨が振り返ると、携帯を構えた埜鐚が居た。
「埜鐚さん? どうしてこんな所に?」
 埜鐚は、ニヤニヤと笑いながら床に置いてあった半分に割ってあった錠剤を見せる。
「これは、『招待錠』と言って、半分にして招待したい人に飲ませると、残り半分の方に引き寄せてくれるって便利な道具。この残り半分は、乙梨の給食に混ぜておいたよ」
 突拍子もない言葉に乙梨は、戸惑うが元来押しが強い方でない為、引き気味に言う。
「何を言っているか解りませんが、これで失礼します」
 その場を去ろうとした時、埜鐚が言う。
「君が持っているものの使い方を見せてあげるよ」
 そういうと埜鐚は、シャメを撮っていた携帯に動画を流す。
 そこには、乙梨の持つ道具、ピンクローターを使ってオナニーをする出資者、麗華の姿が映っていた。
「へ、変な物を見せないで下さい!」
 珍しく声を荒げる乙梨に埜鐚が近寄り告げる。
「そう、その変な物を君が手に取っている所をこの携帯できっちり撮らせてもらったよ」
 一気に顔を青褪めさせる乙梨に埜鐚が愉快そうに語る。
「これをクラスの皆に見せたらどう思うのかな? 使い方を知らない奴は、不思議そうにするけど知ってる人間だって居るだろうし、そうなったら解るよね?」
 乙梨は、震えながら懇願する。
「お願いです。それを映像を消してください」
 埜鐚が意地悪な笑顔になる。
「消すと思う?」
「な、何でも言う事を聞きますから」
 怯えながらも脅迫者に言ったら拙い台詞を口にする乙梨に埜鐚が心外そうな顔をする。
「僕をそんなアンフェアな人間だと思って欲しくないな。ちゃんとチャンスを上げるよ。これから昼休みが終わる前までの三十分、乙梨には、それを使って貰おうか」
「そんな、そんな恥かしい姿を人に見られるなんて……」
 乙梨は、この世の終わりの様な顔をするが埜鐚は、肩を竦める。
「話は、途中だし、心配しなくても良いよ。それを使うところは、見ているつもりは、無いから。ただし、途中でギブアップしたら、さっき言った言葉を守ってもらう。君の大切な物、処女を貰うよ」
 とんでもない提案に乙梨は、困惑する。
「そ、そんなの嫌です」
「別にそれでも良いよ。さっき言った様にこの映像をクラスの皆に見てもらって、楽しむだけだから」
 埜鐚は、気にした様子もなくそう言ってのけた。
「それだけは……」
 埜鐚は、小型の目覚まし時計を近くの棚に置いて言う。
「決めるのは、乙梨だ。でも早くしないと、教室に戻る時間が無くなって誰かが探しに来て、あられもない姿を見せる事になるかもね」
 埜鐚は、そう言い残して体育倉庫を出て行ってしまう。
「あんな恥かしいことをやるなんてあたしには……」
 躊躇する乙梨だったが、埜鐚の手にある映像の事を思い出し、それを見られた時の事を想像する。
「皆は、知らないよね? ううん、家庭教師の先生にエッチな事を教わってるって自慢してる子だったら知ってるかも? もし一人でも知ってたらその子から……」
 乙梨には、選択権など無かったのだ。
 乙梨は、震える手でピンクローターをあそこに押し当てる。
「そうそう、三十分は、ピンクローターのスイッチを入れてからだからね。それまでは、ノーカウントだ」
 外からの埜鐚の声に恐る恐るピンクローターのスイッチを入れる乙梨。
 未知の刺激が乙梨を襲う。
「アァン!」
 その時、背後に隠れていた弩裸獲悶が『時間ナガナガ光線』を乙梨に撃ち込んだ。
 根が真面目な乙梨は、見られていないのだが誤魔化しようがあるのに、律儀に震えるピンクローターをあそこに押し当てて居た。
「やだ、これ、変だよ」
 どんどん息遣いが荒くなっていく。
 困惑する頭、体の自然反応で愛液を分泌が始まり、下着に染みが浮き上がり始めたのに嫌悪感を抱きながら乙梨が時計を見た。
「もう、十分は、過ぎてるよね?」
 そんな乙梨の期待と裏腹に時計は、二分しか経過していなかった。
「そんな、時計が壊れているの?」
 そう思って両親から護身用で自分からの通話をブロックされた携帯電話を取り出し、時計を見ると置かれていた時計と同じ時間を指していた。
「嘘、壊れていない……」
 時間は、無常にもゆっくりとしか過ぎていかない。
「アァン、ハァン、ウゥゥゥン」
 必死に堪える乙梨だったが、時間は、まだ十分しか過ぎていなかった。
 当然、これには、トリックがある。
 さっきの弩裸獲悶が撃った『時間ナガナガ光線』を浴びると体感時間が六倍になってしまうのだ。
 詰り、乙梨は、既に一時間ピンクローターでオナニーしているのと変わらない状態になっていた。
 それは、オナニーをろくに知らない少女に快感を刻み込むには、十分な時間だった。
「な、何かがきちゃうぅぅぅ!」
 体を痙攣させ、絶頂に達してしまう乙梨が脱力してピンクローターを手放して床に転がる。
「乙梨ちゃん、ギブアップ? だったら、僕が中に入ってセックス開始だ」
 それを見ていた様に埜鐚が言うが『UFOカメラ』と言う、道具を使って密かに見ていた。
「まだです!」
 ぼんやりする頭でも、貞操を守ろうと乙梨は、ピンクローターを手に取り、オナニーを続けた。
「アァァァン! いや、さっきよりも……」
 絶頂に達し、敏感になった性器は、ピンクローターの刺激を更に強烈な物にしてしまっていた。
「嫌、だめ、また、またき、きちゃうぅぅぅ!」
 二度目の絶頂を迎えるのに実時間で一分は、掛からなかった。
 それでも乙梨は、頑張った。
「ギブアップだよね?」
 埜鐚が入ってきた時には、乙梨の下着は、愛液でぐっちょリ濡れ、絶頂に達しすぎた体を僅かに動かすのがせいいっぱいになっていた。
「……」
 乙梨は、何か言おうとしたが、それが言葉になる前に埜鐚のチンポが突き刺さる。
「ヒギィィィ!」
 乙梨の悲鳴が上がり、血がチンポを伝わって来る。
 乙梨が処女を失った証だ。
 乙梨にとって幸か不幸かは、解らないが、長いピンクローターでのオナニーで、本人が望む望まないに関係なく、乙梨のオマンコは、男を受け入れる準備を終わらせていた。
 そして、埜鐚は、処女を犯し成れている。
 乙梨の痛みが快感に変わるまで体感でも十二分、実時間二分も掛からなかった。
「イクよ!」
 埜鐚は、快感の海に溺れ、白目を剥いている乙梨に射精した。
 チンポを引き抜くと大量の精液が溢れ出す。
 埜鐚は、ぐったりしている乙梨から愛液でグチョグチョの下着を取り、数枚のタオルを渡す。
「これで体を綺麗にして戻っておいでよ」
 そう言い残すと一人さっていった。
 乙梨は、タオルで体の汚れを必死に拭いながらも涙を流すのであった。


 乙梨が教室に戻ってきたのは、授業開始直前だった。
 一応に体裁を整えては、居るが、下着を穿いてない事に羞恥心を持っていた。
 慌てて埜鐚の所に行くと小声で告げる。
「下着を返して下さい」
「返したって無駄でしょ?」
 他のクラスメイトに見えないように下着のていを成さないそれを見せる埜鐚に顔を真っ赤にする乙梨。
「それと、さっきのは、あくまで勝負の報酬だから、あの映像を消して欲しかったら放課後、体育館に来てよ」
「そ、そんな」
 この世の終わりの様な顔をする乙梨であった。


 放課後、乙梨が恐々と体育館に入るとそこには、見慣れた道具が見慣れないアイテムをくっつけて配置されていた。
 その一つ平均台には、さきほど乙梨が散々使わされたピンクローターが大量に貼り付けられていた。
「今度のゲームは、さっきより簡単だよ」
 そういうと埜鐚は、不思議な装置に乙梨を移すと、配置された道具に巡るように線を引く。
「今線を引いた通りに一周出来たら映像は、消してあげるよ」
「今度こそ、本当ですか?」
 疑う乙梨に埜鐚が自分の携帯を差し出す。
「なんなら先に消しても良いよ。乙梨がこのコースを回り切って言うんだったらね」
 ここに至り、乙梨も埜鐚がどんな思惑でこんな事をしてるかのを感じ始めていた為、躊躇した。
「まさか、これをしている間に別の映像をとってそれで更に酷い事をするつもりじゃ?」
 埜鐚が苦笑する。
「疑り深いな。別に信じなくても良いよ。ただし、その携帯は、返してよね」
 差し出された手に携帯を戻す事が何を意味しているのか乙梨には、怖いほど解っていた。
「やります。ただし、約束は、守って下さい」
 乙梨がそういうと埜鐚が体操着を取り出す。
「それじゃあこれに着替えてくれる?」
「何でですか?」
 乙梨が反発するが埜鐚が笑顔で告げる。
「着替えなくても良いけど、そうすると今来ている服がとんでもない事になると思うけどな」
 そういって埜鐚が視線を向けた先には、ドロドロのローションまみれなマットが広がっていた。
「わ、解りました。着替えますから後ろを向いてて下さい」
「今更って気もするけど良いよ」
 そういって埜鐚が背中を向ける中、乙梨は、体操着(下は、ブルマ)に着替え、携帯から問題の 映像を消して返すと問題にコースに向う。
「最初の難関は、ローションマッドだ、二本足で歩くには、こつが要るよ」
 楽しげに解説する埜鐚を怖いくらいに睨んでいた乙梨だったが、一歩目からこけて、全身をローション塗れにする。
「もう、何でこんなにヌルヌルするの!」
 文句を言いながら立とうとするが、ローションで滑って立てない、よつんばも困難になり、もはや這いずる様にマッドの上を進むしか無かった乙梨だったが、その顔に赤みが帯び始める。
 ローションには、肌から吸収される媚薬の成分も含まされていたのだ。
 なんとかマッドをクリアした乙梨が次に辿り着いたのは、平均台。
 ただしその上には、無数のピンクローターが貼り付けられていてとてもその上を歩くことなど出来ない。
 乙梨は、絶妙な高さにセッティングされた平均台を跨ぐ様に進むしか無かった。
 当然の様に平均台の上にセットされたピンクローターが乙梨の股間を容赦なく攻め立てる。
「これは、駄目、らめぇぇぇなのぉぉぉ!」
 すっかりその快感を刻み込まれた乙梨は、コースから逃れようとしたが、出来なかった。
「嘘、どうしてなのぉぉぉ! アァァァン!」
 あえぐ乙梨に埜鐚が説明する。
「それは、第二関門のローター平均台。それとコースから離れられないのは、これ『コース決定機』の所為。これで設定したコースを乙梨は、決して外れられない。だからデータの先消しを許したんだよ」
 あんまりもの悪辣さに乙梨は、目の前が真っ暗になった。
 体は、限界に近いと言うのに、自分に許された行動は、ローターが設置された平均台を進むか戻るかしかないのだから。
「進むしかないよ」
 泣きながら歩みを進める乙梨。
 平均台をクリアした頃には、ブルマの股間は、完全に変色していた。
「とにかく進まないと」
 よろよろに成りながらも進む乙梨。
「第三関門は、跳び箱インジョーバ。この発想は、中々傑作だと思うんだよ」
 満足そうな顔をする埜鐚等半ば無視して乙梨は、跳び箱に挑む。
 しかしながらこんな状態で跳び箱を上手く飛べる訳が無く、乙梨は、跳び箱に跨る形になってしまう。
 その瞬間、跳び箱がマッド部分が上下左右に動き出す。
「えぇ、何なの!」
 必死に股に力を入れて落ちないようにする乙梨。
「健康器具のジョーバを跳び箱に組み込んでみたんだよ。面白いだろ?」
 埜鐚が愉快そうにいう中、乙梨は、悲鳴を上げるしかなかった。
 その悲鳴は、快感を伴う悲鳴に直ぐ変わる。
 なぜなら、散々ローターで刺激されたあそこジョーバの動きで刺激される、それも自分の太ももで跳び箱を抑えないと落ちる状況、否応にも強烈な刺激がダイレクトに乙梨を襲う事になるのだ。
 半ば落ちかける形で跳び箱をクリアした乙梨だったが、もはや立ってるのがやっとの状態だった。
「次で最後だ。バイブ平均台だ」
 興奮気味に言う埜鐚。
「これってさっきよりも低いから大丈夫よね?」
 乙梨が言うとおり、さっきと同じ様に跨ぐようにしたとしても、触れるのは、先端部分だけでそれならさっきのローター平均台の方が強烈だっただろう。
 しかし、これを最後に持ってきた事に埜鐚の性悪さが滲み出ていた。
 おぼつかない足取りで進む乙梨の股間にバイブの先端が触れた。
「アァァァン!」
 僅かな刺激でも今の乙梨には、きつく足の力が抜ける。
 すると当然、バイブは、乙梨の割れ目を攻め立てる。
「いや、駄目!」
 なんとか踏ん張り前に進む乙梨。
 バイブの先端に触れる度に足から力が抜け、割れ目を激しく刺激される。
 それは、偶然の成せるわざなのか、バイブが乙梨の割れ目に食い込んだ。
「アァァァン!」
 もうそうなった時点で踏ん張りは、効かず、一気に根元までバイブを咥えこむ形になった乙梨は、絶頂に達してしまう。
 暫く痙攣を繰り返した乙梨だが涙を流しながらもバイブから体を引き抜き、前に進む。
 だが、一度絶頂に達した体は、脆く、平均台をクリアーするまでの間に幾度もバイブを咥えこむ事になったあげく、それ以上の絶頂を迎えていた。

 ろくに歩くことが出来ない乙梨を拍手で迎える埜鐚。
「おめでとう。さあ、もう帰って良いよ。汚れた体を拭くタオルもあるから安心して」
 乙梨は、この時、心の底から埜鐚を憎んだ。
 しかし、タオルを借りなければ家に帰る事すら出来ないのだ。
 そして、体を綺麗にして服を着た時にあることに気付く。
「返してください!」
 乙梨の言葉に埜鐚は、半乾きで染みが残る下着を見せる。
「これかい。でも、これを穿いて帰るの?」
「そんなの貴方には、関係ありません!」
 乙梨の言葉に埜鐚が頷く。
「そうだね。これは、乙梨のだから返すよ。だけど、乙梨の恥かしい染みで汚れたタオルは、僕のだよね?」
「ま、まさか……」
 一気に絶望を覚える乙梨に埜鐚は、笑顔で告げる。
「安心しなよ、替えの下着もある。ただ、それを渡す交換条件としてこれをあそこに嵌めてよ」
 そういって取り出されたのは、さっき自分を貫いたバイブの一つな事に乙梨は、怒鳴る。
「卑怯者、結局あたしを騙していたのね!」
 埜鐚は、苦笑する。
「騙すなんて、僕は、一言も嘘をついていない。さっきのゲームを利用して乙梨に何かを要求したりは、しない。ただ、僕は、乙梨が普通に家に帰れるように協力する条件を提示しているだけさ」
 長い長い躊躇の後、乙梨は、バイブを受け取った。
「これで満足ですか?」
「だからバイブを嵌めてよ」
 埜鐚の言葉に乙梨が悔しそうにしながらもバイブをオマンコに嵌めると埜鐚は、スプレーを掛けた。
「今度は、何ですか!」
 悲痛な叫びに埜鐚が説明を始める。
「これは、『位置固定スプレー』って言って、物を元の場所に戻る様にするアイテム」
 そういってバイブを引き抜き、おもいっきろ遠くに投げた。
「何を?」
 乙梨が困惑する中、なんとバイブは、飛んで戻り、乙梨のオマンコに嵌る。
「アァァァン!」
 強烈な衝撃に蹲る乙梨に埜鐚が説明を続ける。
「今みたいに百メートル離れたり、十分以上外して置くと元の場所、乙梨のオマンコに戻るって訳さ。周りの人に不信がられたら外しておくと良いよ。それじゃ、これが替えの下着だよ」
「酷い、酷すぎる」
 泣き崩れる乙梨を残して埜鐚は、帰っていくのであった。
 そんな状況でも乙梨は、家に帰らないわけには、いかなかった。
 新しい下着を穿き、家路に着く。
 家に入る前にバイブを抜き取り、近くのゴミ箱に捨てる。
「これで家の中に閉じこもれば……」
 淡い期待を込めて家に入った乙梨。
 しかし、そんな淡い期待は、あっさり裏切られる。
 十分経過した所でバイブは、家の隙間を辿って乙梨のオマンコに嵌る。
「アァァァン!」
 油断した所を一気に攻められ、軽い絶頂を迎える乙梨。
 その後も、色々な方法を試すが、逆にそういった事が余計に刺激を生み出し、その日だけで乙梨は、何回もバイブで絶頂を迎える破目になった。


 翌日、外れないバイブに違和感を覚えながらも登校する乙梨。
 いっその事、休みたかったのだが、休んだ場合、体の不調の説明をしなければいけなくなる。
 実際にロストバージンと数え切れない絶頂に乙梨の不調であったが、それを悟られる訳には、いかなかった。
 最悪、病院に連れて行かれて、バイブを見られるなんて事態を想像したらとても学校を休むと言い出せなかったのだ。
 そんな乙梨を愉快そうに見る埜鐚。
 乙梨は、これ以上ない憎悪を抱きながらも何も出来ずに居た。
 そしてそれは、先生に呼ばれ黒板の前に立った時に襲って来た。
 乙梨のオマンコに嵌っているバイブが激しく動き出したのだ。
 口を押さえて声を堪えながら乙梨は、埜鐚を見るとその手には、スイッチの様な物が握られ、さらに動かされていた。
 更なる振動に立つのすら困難になる乙梨。
「大丈夫か、乙梨?」
 先生が心配して近寄った時、一気に振動が大きくなった。
「アァァァン!」
 恥も外聞もなく乙梨は、叫び、クラスメイト達の前で絶頂に達して崩れ落ちる。
「乙梨!」
 駆け寄る先生が体を揺さぶっていると埜鐚が来て耳打ちする。
「先生、それ以上やると乙梨が恥をかきますよ」
 埜鐚は、スカートに出来た染みを指差す。
「まさか」
 先生が想像は、健全で単なる失禁と思っていた。
 埜鐚もその想像を否定しない。
「僕が保健室に連れて行きますよ」
「しかしだな……」
 躊躇する先生に埜鐚が更に耳打ちする。
「それともこれ以上乙梨を辱めにあわせたいんですか? きっと虐めにつながるだろなー」
「だったら私が行く」
 先生の言葉に埜鐚が教室を見る。
「先生は、他の生徒に上手く説明しておいて下さい」
 ざわめく教室を見て先生は、納得するしかなくなっていた。
 埜鐚は、乙梨を連れ出す。


 近くの空き部屋に入ると埜鐚が言う。
「それで、これからどうしたい?」
 乙梨が戸惑う。
「どうしたいって?」
 埜鐚がバイブを引き抜くとニヤリと笑う。
「こんなに愛液塗れにしてさぞ気持ちよかったんだね」
 顔を真っ赤にする乙梨。
「全部、貴方の所為です!」
 埜鐚は、あっさり頷く。
「そう、僕のせい。僕のおかげで乙梨は、最高の快感を得られた。もうこの快感が欲しくないって言うんだったら、このバイブは、回収するよ。大丈夫、ちゃんとした処理をすれば二度と君の元には、戻らないから」
「それは……」
 望むべき事の筈なのに乙梨は、口篭る。
「はい、これが替えの下着とスカート。体を拭くタオル。好きに使ってよ。なんだったら昨日使ったタオルも欲しい?」
 埜鐚の突き放した言葉に乙梨は、沈黙する。
「僕って凄いだろ? こんな凄い事をしながら周りには、感づかれて居ない。これからもそうす自信がある。乙梨は、どうだい?」
 埜鐚の問い掛けの意味を乙梨は、考えた。
 何が言いたいのかと、そして自分が何と答えれば良いのかと。
 そのヒントは、あった。
 それは、ビクビクと動き始めていたバイブ。
 乙梨は、それがオマンコに嵌るあの衝撃的な快感を思い出し、あそこから愛液が新たに分泌されるのを感じ、理解した。
「もう、あたしは、その快感なしでは、生きていけない。でも、一人では、無理」
 埜鐚は、チンポを取り出して言う。
「僕の物になれば全て解決だ。さあ僕の雌奴隷に成れ」
 乙梨は、最後の理性で立ち上がることを拒んだ。
 しかし、埜鐚が力を弱めて割れ目に触れるかどうかまでバイブを戻した時、覚悟は、決まった。
「あたし、埜鐚様の雌奴隷になります」
 そういって自ら乙梨は、埜鐚のチンポをくわえ込むのであった。
「凄い、バイブのよりも大きくて、熱いぃぃぃ!」
 昨夜のバイブとの攻防ですっかり習得してしまった快楽を得る為の腰の動きが自然と出る乙梨。
「いいケツの振りだ。そら行くぞ!」
「出てるぅぅぅ! オマンコにいっぱいでてるぅぅぅ! イクゥゥゥ!」
 乙梨は、中出しされながら絶頂に達するのであった。
 埜鐚のチンポが引き抜かれ、その代りに入ったバイブがザーメンを押し出すのを感じながら乙梨は、幸せそうに微笑むのであった。


 数日後、乙梨は、再び事業中に倒れた。
 今度は、埜鐚が前に出て言う。
「乙梨は、前回と同じみたいだから、先生、早く保健室に運んで下さい」
「そ、そうだな」
 促されるままに先生は、乙梨を保健室に運ぶ。
「乙梨、大丈夫か?」
 心配そうに声を掛ける先生に乙梨は、スカートを捲り上げて答える。
「らめぇぇぇ! オマンコが熱いのぉぉぉ!」
 バイブが嵌った生徒のオマンコを目の前に言葉を無くす先生に乙梨が抱きつき。
「もう、限界なんです先生、助けて下さい」
 潤んだ瞳で訴えかける乙梨に先生は、男の本能を抑えて言う。
「駄目だ! 仮にも教職者は、そんなマネをする訳には、行かない!」
「先生だからお願いしているんです。生徒を苦しみから助けるのが先生の仕事ですよね。あたし、本当に苦しいんです」
 乙梨の熱の篭った言葉、冷静に聞けばいくらでも反論できるだろうが、この状況に先生も理性もおかしくなり始めていた。
「しかしだな……」
 教職者としての理性が最後の一線を越えるのを防いだ。
「先生だけが最後の頼りなんです」
 乙梨が縋りついた時、ハサミの音が響いた。
『パチン』
「乙梨!」
 先生は、いっきに乙梨を押し倒すと、バイブを引き抜くと、ガチガチに勃起したチンポを挿入するのであった。
「先生の、大人のチンポ、スゴイィィィ!」
 よがる乙梨のオマンコの締め付けに先生も腰の動きを止める事など出来なくなっていた。
「乙梨のオマンコも最高だぁぁぁ!」
 そのまま激しくまぐわり、先生は、乙梨のオマンコの中に射精してしまう。
 暫くして理性を取り戻す先生。
「私は、なんて事を……」
「本当ですね?」
 先生は、声の方を向くとそこには、埜鐚が居た。
「偉そうに説教しておきながら、生徒に中出しですか。本当に教職者失格ですね」
「これは、違うんだ!」
 必死に言い訳しようとする先生に乙梨が自分のオマンコから溢れ出すザーメンを指に絡めて先生の頬に付ける。
「それでは、これは、何なんでしょうか? 教えてくださいセ・ン・セ・イ」
 反論の余地などあるわけが無かった。
「安心してください。僕達のいう事を聞いてれば悪いようには、しませんから」
 埜鐚の脅迫に従う事になった先生は、項垂れながらも保健室を後にする。
「これで、教室でも好き放題エッチできますね」
 乙梨の言葉に埜鐚が手に持ったハサミを見る。
「それにしてもあのガチガチの先生を思いきらせるなんてこの『思いきりハサミ』の音は、大したもんだ」
「もう、あたしの頑張りも認めてくださいよ、御主人様」
 拗ねる乙梨に埜鐚が新しいバイブを見せる。
「ご褒美だ。前のより大きいぞ」
「わーステキ」
 とても小学生の中に入るとは、思えないバイブを本当に嬉しそうに観る乙梨であった。


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