鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによるオリジナル短編です。

 少女を誘拐、性調教するという謎の組織。姉がその組織の犠牲になったと知り、ヒロインの蜜蜂ちゃんは、危険な囮捜査に身を投じるのですが・・・・


 あたしの名前は、蜜蜂、小学生の女の子。
 年の離れたお姉ちゃん、雀と二人家族。
 お姉ちゃんは、刑事をやっている有田さんとの結婚を控えていた。
 そんな中、その事件は、起こった。
「チンポ! もっとチンポを頂戴!」
 行方不明だったお姉ちゃんが、一週間ぶりに見つかったと聞いて、あたしが病院に駆け込んだ時に最初に聞いた言葉がそれだった。
 お姉ちゃんは、自分で、おまたの所を激しく弄り、そこは、まるで蜂蜜をぬった様に光っていた。
「見ちゃ駄目だ!」
 有田さんが、あたしを部屋の外に連れ出す。
「お姉ちゃんに何があったの!」
「それは……」
 有田さんは、口篭ったが、あたしは、強い瞳で睨む。
「解ったよ。全てを話すよ。長い話になると思うから、これを飲みながら聞いてくれ」
 そういって渡された缶のココア。
 あたしは、緊張から喉が渇いていたので、それで口をつける。
「雀さんは、クィーンビーって組織に囚われていたんだ」
「クィーンビーってどんな組織なの?」
 あたしの言葉に有田さんは、眉を顰めて言う。
「まだ小学生の蜜蜂ちゃんには、わからないかも知れないけど、美人の女の人を捕まえて、調教して、男の人の相手をさせる組織だ」
 あたしは、顔を真赤にする。
 小学生のあたしだって、それが所謂、エッチな事を強要する組織だって事は、解る。
「お姉ちゃんがそんな事をさせられていたなんて!」
「今回、見つかったのは、本当に幸運だった。でも、それが限界だ。あの組織は、警察の上層部にもメンバーが居る為、これ以上の捜査も出来ない」
 有田さんは、悔しそうな表情で告げる。
「嘘! それじゃ、お姉ちゃんにそんな酷いことをした奴らがなんの罰を受けないの!」
「捕まえられたとしても下端だ。本当のボスの正体さえ、警察には、解らない以上、手の出しようも無い」
 有田さんの返事にあたしが叫ぶ。
「そんなの、許せない!」
「ここは、雀さんが戻ってこられた幸運に感謝して、これからの事を考えよう」
 あたしは、説得しようとする有田さんに首を横に振る。
「あたしは、そんなの嫌! 本当にどうしようも無いの?」
 有田さんは、難しい顔をして言う。
「一つだけ、方法は、あるかもしれない……。でも、駄目だ、蜜蜂ちゃんにそんな事は、させられない」
 それを聞いてあたしが詰め寄る。
「何か、手があるんだね! 教えてよ!」
 有田さんは、困った顔をして言う。
「この作戦は、凄く危険なうえ、君の心に深い傷を負わせる事になる。僕は、雀さんの為にもそんな事は、させられない」
「お願い、方法があるんだったら、どんなことでもするよ!」
 あたしが懇願すると有田さんが説明を始めた。
「雀さんは、ある命令を受けていた。それは、妹である蜜蜂ちゃんを組織に取り込むこと。その為に、戻ってきたところを確保したんだ」
「あたしを?」
 あたしが聞き返すと有田さんが頷く。
「だから、ここは、相手の作戦にのったふりをして、君が組織に潜入、相手の思惑通りに調教された様に装う。そして、相手のボスを確認して、隙をついて、その情報を僕に伝える。それならば、奴らの組織を根こそぎ潰すことも可能かもしれない」
「調教を受ける……」
 戸惑うあたしを見て、有田さんが首を横に振る。
「やっぱり、止めよう。もし成功しても君が負う傷は、大きすぎる」
 あたしは、有田さんの手を握り締めて言う。
「やる。あたしは、それをやる。だから、有田さんは、絶対に組織を潰して!」
 あたしの宣言に有田さんが真剣な顔で言う。
「本当に良いんだね?」
 あたしは、頷いた。


 それから、三日後、あたしは、いくつの事前準備をすませていた。
「薬は、ちゃんと飲んでいたよね?」
 有田さんの言葉にあたしが頷く。
「はい。間違っても妊娠しないように不妊薬を常備薬としてもっていきます」
「事前の知識も大丈夫だね」
 あたしは、顔を赤くして頷く。
 有田さんの助言で、事前に何をやられるのかを想定して、その事に対する知識を勉強した。
 何も知らないでやられるより数段、ましだろうということだが、正直、本当にあんな事をさせられると考えただけで怖くなる。
「怖いんだったら、止めるべきだ」
 有田さんの忠告にあたしは、首を横に振る。
「大丈夫です!」
 そして、あたしは、お姉ちゃんに連れられて、組織のアジトに乗り込む。


「姉に似て可愛いじゃないか。この頃は、ロリコンの客も多くてな。品不足だったんだ、丁度良い」
 いやらしい顔であたしを見るのっぽの男。
「まずは、処女を奪っておくか、カメラをまわしておけよ」
 その言葉に周囲にカメラが用意される。
「今回のテーマは、姉妹強姦だ。チンポが欲しかったら、これで妹のバージンを奪うんだよ」
 その言葉に男のチンポをしゃぶっていたお姉ちゃんが、レズ用の双頭バイブを渡す。
 お姉ちゃんは、嬉しそうにそれを自分のオマンコに咥えこむ。
「蜜蜂ちゃん、お姉ちゃんと良い事しましょ」
 惚けた顔でそういうお姉ちゃんに昔の面影は、無かった。
 あたしは、無言で俯いていると、お姉ちゃんは、あたしの割れ目を舐め始める。
「痛くないように確りと濡らしてあげる」
「アァン!」
 お姉ちゃんのクンニは、凄く上手かった。
 勉強して、割れ目を舐められたら気持ち良いと言う事は、知っていたけど、想像以上だった。
 そして、お姉ちゃんの舌は、クリトリスに伸びる。
「そこは、だ……」
 あたしは、思わず制止しようとしたが、出来なかった。
 一刻も早く、奴らのボスの所に行くためには、従順なふりをしなければいけないからだ。
「気持ち良い?」
 上目遣いで聞いてくるお姉ちゃんに頷くとお姉ちゃんの舌は、更に強烈にあたしを攻め立てる。
 そして、快感が我慢できなくなった。
「イクゥ!」
 あたしは、お姉ちゃんの舌で始めての絶頂を体感した。
 ベッドに倒れこむあたしの割れ目にお姉ちゃんは、バイブの先端を当てる。
「行くわよ」
 挿入されるバイブ。
 激しい痛みがあたしを襲う。
「痛い!」
 声を堪えることは、出来なかった。
「蜜蜂ちゃんのあそこから血が出てる。あたしが、蜜蜂ちゃんの処女を奪ったのよ!」
 嬉しそうに宣言するお姉ちゃん。
 痛みを必死に堪えているあたしを見て男が言う。
「良い機会だ、後ろのバージンも奪ってしまえ!」
 そういってお姉ちゃんにパールバイブを渡す。
 あたしは、思わず、お姉ちゃんの顔を見つめてしまう。
 お姉ちゃんは、あたしの気持ちを知らずに微笑みながら、パールバイブを舐め、あたしの肛門に突き刺す。
「……」
 前と後、同時に来る激痛に言葉にならない叫び声をあげるあたし。
 その様子を楽しそうにカメラにとる男達。
 そして、お尻のバイブの挿入が繰り返されているうちにあたしの中に、快感が芽生えてくる。
「気持ちよくなってきたのね?」
 お姉ちゃんの言葉を否定したかった。
 でも、従順なふりを押し通すためにあたしは、頷いた。
「ちゃんと口で言わないと駄目よ」
 お姉ちゃんは、昔、よくやったようにあたしを叱る。
 あたしは、恥ずかしいのを我慢してその言葉を口にする。
「お尻、アナルにバイブが気持ち良いです」
 口にするとふりの筈なのに本当に気持ち良い様に思えてしまう。
「そう、直にオマンコも気持ちよくなれるわよ」
 お姉ちゃんは、そういって腰を激しく動かす。
 強すぎる痛みにあたしの感覚が鈍る中、あたしは、絶頂に近づいていく。
「もう直なのね、イクときは、ちゃんとイクって言うのよ!」
 お姉ちゃんの言葉にあたしは、頷く。
「イク! イッちゃう!」
 あたしは、その後も、何度も絶頂に達せさせられてしまう。


 その後も、地獄の様な日々だった。


「ほら、しっかりしゃぶれ!」
 フェラチオをさせられつづける。
 これで何本目かも解らない。
「出すぞ!」
 口の中で出されるザーメンを吐き出すことも許されない。
 あたしは、顔を上に向けて、無理やり飲み込む。
 喉の粘りつくザーメンの気持ち悪さ。
 鼻の奥に漂い続ける雄の匂い。
「小学生のクセに、自分からザーメンを飲むなんて、なんて淫乱な娘だ」
 満足そうに男の言葉に、悔しさがこみ上げてくる。
 しかし、それを堪えてあたしが言う。
「美味しいザーメン、ありがとうございます」
 従順な淫乱娘のふり。
 それを続けなければ、ボスのまで届かない。


「最低、十分は、我慢しろ!」
 浣腸をさせられ、じっと我慢を強要させられる。
 お腹がグチャグチャになる激痛に耐えるあたし。
「そろそろ、良いぜ!」
 その言葉を合図にあたしは、ウンチを排泄する。
「ハァァァーー!」
「随分とウンチを排泄して、感じてやがるぜ」
 蔑まれるあたし。
 それすらも否定出来ない、あたしに男は、いまさっきウンチが出たばかりのアナルにチンポを挿入してくる。
「アァァァン!」
 あたしは、声を出してしまう。
「小学生なのに、アナルで感じるなんて、本気で淫乱だな」
 否定したい、あたしは、そんな淫乱じゃないんだから。
「アァァァァン! アナルにチンポを入れられるの良い!」
 それでもあたしは、淫乱のふりを続けるしかなかった。
「たっぷり出してやるぞ!」
 男は、そういって腰を押し付け、チンポを奥まで差し込む。
「出して! あたしの腸にザーメンを飲ませて!」
 悔しさを堪えてあたしが叫んだ瞬間、男のザーメンがあたしのお腹に吐き出された。


 そんな最悪な日々が続く中、チャンスが訪れる。


 全身をザーメンまみれになったあたしに組織の人間が言う。
「ボスがお呼びだ」
 あたしは、一瞬信じられなかった。
「ボスって、本当に?」
 組織の男が舌打ちする。
「グズグズするな! いそげ!」
 こうしてあたしは、ボスの居る部屋まで案内される。
「このドアの向こうにボスが居る」
 そういい残して男は、立ち去っていく。
 僕は、唾を飲み込む。
「これであたしの目的が達成できる」
 あたしは、緊張しながらもドアを開けた。
「いらっしゃい、蜜蜂ちゃん」
「お姉ちゃん?」
 困惑するあたし。
 ドアの中にいたのは、お姉ちゃんだった。
「どういうことか、意味が解らないって顔ね? これを見れば少しは、解るかしら?」
 お姉ちゃんは、足元を指差す。
 そこには、有田さんが蝋燭を垂らされていた。
「ご主人様! もっと、蝋燭を垂らしてください!」
「有田さんがどうしてここに? それにそれってまさか……」
 あたしの言葉にお姉ちゃんが頷く。
「そう、SMよ。警察の内部情報のリーク役を探してて、この変態が引っかかったのよ」
 信じられなかった。
「まさか、お姉ちゃんは、元々この組織の人間だったの?」
 お姉ちゃんが苦笑する。
「この組織は、わね、元々私達の両親を殺した奴らの組織だった。それを知った当時の私は、今の貴女の様に組織に侵入を試みた。貴女が受けた以上の事もされた。心の準備も無かった私にそれを耐えることが出来なかった。そして、貴女に気付かれないようにしながら、組織の一員として働いていた。そんなある日、私達の仇であるボスの弱点を握ったの。そしてそれを利用して一気に組織を奪い取ったのよ」
 お姉ちゃんは、壁にかかった人間の飾りを視線でさす。
「あれが仇の成れの果てよ。仇をとった後、私は、困惑した。その頃の私には、この組織を離れるって選択肢は、選べなかった。貴女をどうするか、悩んだわ。そして、貴女に判断を任せた。そして、貴女は、ここに居る。いらっしゃい、最高の快楽を与えてあげる」
「こんなのお姉ちゃんじゃない! あたしは、ただ、お姉ちゃんの仇を討ちたかっただけだもん!」
 あたしが泣きながら叫んでいた。
 そんなあたしにお姉ちゃんが言う。
「貴女に避妊薬として飲ませていたのは、貴女の淫乱化を助ける薬なの。もう戻れは、しない」
「そんな事無いもん、あたしは、あたしは、淫乱なんかじゃない!」
 あたしが絶叫した時、お姉ちゃんは、指を鳴らす。
「直に解らせてあげるわ、貴女は、私の妹で、どうしようもない淫乱小学生になってしまった事を」
 奥から一匹の犬がやってくる。
 家で飼っている大型犬のポチだ。
「ポチで何をするつもり!」
 お姉ちゃんが笑みを浮かべる。
「ポチのペニスを見れば解るわよ」
 あたしが見るとポチのペニスは、大きく勃起していた。
「そんな、まさかポチとセックスさせるつもりなの!」
 お姉ちゃんが言う。
「強制は、しないわ。でもね、淫乱小学生の蜜蜂には、極太ペニスを我慢できないわよ」
「そんなわけない!」
 反論するあたしにお姉ちゃんが言う。
「だったらどうして、ポチのペニスから視線が離れないの?」
「それは……」
 お姉ちゃんの言うとおり、あたしの視線は、ポチのペニスから離れない。
 今までセックスしてきた男の人達のより一回り大きいペニス。
 有田さんが揃えてくれた資料の中にあった犬との交尾のAVを思い出した時、あたしは、唾を飲み込む。
「好きにして良いのよ。もう誰も強制しないわ」
「あたしは、犬と交尾なんてしない!」
 あたしは、そう宣言する。
「そうなの。好きにすれば良いわ。それでこれからどうするの? 元の生活に戻りたいならそれでも良いわよ」
「そうに決まってるよ!」
 あたしの答えにお姉ちゃんは、有田さんの勃起にしたチンポを踏みつける。
「出る!」
 有田さんが大量のザーメンをお姉ちゃんの掌に吐き出す。
 お姉ちゃんは、あたしに近づいて来て、あたしの顔に有田さんのザーメンを塗りつけながら言う。
「これが無い生活を我慢できるの?」
「……」
 あたしは、答えられない。
 あたしの鼻腔を激しく刺激する、出されたばかりのザーメンの匂い。
 それを嗅いでいるだけで、あそこが濡れだすのが解る。
「ほら、あそこに美味しそうなペニスがあるわよ」
 お姉ちゃんの指差した先にあるポチのペニス。
 それがどんどん大きくなっていく。
 そして、あたしの舌がポチのペニスに触れていた。
「あら、もう限界?」
 お姉ちゃんの微笑を受けながらあたしは、ポチのペニスをしゃぶる。
 強烈な雄の香りにあたしの頭の中にどんどん白い靄をかけていく。
「こっちは、準備万全みたいね」
「アァァァァン!」
 お姉ちゃんにヌレヌレのオマンコを触られ、感じてしまうあたし。
「覚悟を決めなさい。私と同じ世界に来るのよ」
「お姉ちゃんと同じ?」
 あたしの問いにお姉ちゃんが頷く。
「そう、私が居る、至高の快楽の世界よ」
「至高の快楽……」
 あたしは、頷き、自らの意思でオマンコを広げてポチに懇願する。
「ポチ、お願い、あたしのいやらしいオマンコにポチの極太ペニスを頂戴!」
 ポチは、即座に挿入してくる。
「アァァァァァァァァァァン! らめぇぇぇぇぇぇぇ! すごすぎるぅぅぅぅ!」
 入れられてだけで絶頂に達した。
 お腹を見ると、ポチのペニスの形がくっきり浮き出ている。
「ポチのペニスが動いてるのが解るのが良いのぉぉぉぉ!」
 激しいポチの挿入にあたしは、何度も絶頂を迎える。
 そして、お姉ちゃんが耳元で囁く。
「大型犬の射精は、また格別よ」
 AVでのそのシーンを思い出し、快感の予感にあたしのオマンコが絞まった時、ポチが射精を始める。
「アツイィィィィ! もうだめぇぇぇぇぇ!」
 ポチの激しい射精は、あたしの中にマグマの様なザーメンを吐き出し続ける。
「溢れるぅぅぅぅ! ザーメンが溢れちゃう!」
 しかし、ポチのペニスは、根元で膨らみ、ザーメンを外に出さないようにする。
「パンクしちゃう、あたしの子宮がパンクするぅぅぅぅ!」
 ザーメンでどんどん膨らんでいくお腹に、恐怖とそれを越す快感を覚えるあたし。
「ポチに出されてイクゥゥゥ! イクのがとまらないぃぃぃぃ!」
 連続する絶頂にあたしの頭の中は、ザーメンの白で塗り替えられていく。



「気持ち良い?」
 お姉ちゃんの言葉に、双頭ペニスをつけるお姉ちゃんに跨り自ら腰を上下させていたあたしが言う。
「イイィィィィ! 気持ち良いですぅぅぅ!」
「すっかり、淫乱小学生ぶりがいたについたわね。私も嬉しいわ」
 そんなお姉ちゃんに倒れこみ、あたしは、激しいキスをする。
 長いディープキスの後、あたしが微笑み告げる。
「全て、あたしの為だったんだね。あたしをお姉ちゃんの物にしてくれる為にやってくれたんだよね?」
 お姉ちゃんが頷く。
「そうよ、私に残ったのは、蜜蜂ちゃん、貴女だけ。貴女だけは、一生離さないわ」
「あたしも、一生、お姉ちゃんと一緒に居る」
 そして、あたし達は、もう一度キスをする。
 あたし達、姉妹の悦楽に満ちた人生は、続いていく。


→戻る