鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによるオリジナルエロ短編で、ロリペド風味の妖怪モノという感じの内容です。

 昔から幸福をもたらす妖怪と信じられてきた妖怪・座敷童子。しかし現代では・・・・・


 科学万能と言われる現代、闇夜に生きる妖怪は、死に絶えたとさえ考える人間が多いだろう。

 否、人の心より生まれる妖怪は、現代人の心の闇を糧に更なる増殖を続けているのだ。

 嘗ては、口べらしや病などで亡くなった子供への思いが元に生まれた座敷童子もその様を変え、今を満喫している。





 妖怪の居場所等無さそうな大都会の一般的な一軒家、遠野家は、十歳の娘と両親の三人家族。

 しかし、東北出身の父親、実には、悩みがあった。

 それは、娘、歩との関係だ。

「歩ちゃん、お父さんとお話ししようよ」

 実が必死の笑顔で話し掛けるが、歩は、顔を背けてポケモンをやり続ける。

「そうか、ポケモンをやってるのか。お父さんも一緒にやらせてくれないかい?」

 威厳等微塵にも感じさせない低姿勢の実を蔑む目で見た歩は、自分の部屋に戻ってしまう。

「歩に嫌われてしまったのか!」

 頭を抱える実にその妻、明美が苦笑する。

「ただの反抗期ですよ。しばらくすればまた仲良くなれますよ」

「しかし、先輩は、一度嫌われ始めたらもう駄目だって……」

 この世の終わりの様な顔をする実に明美は、あきれた顔をする。

「そんなわけないでしょうが。自分の子供の頃を思い出したら?」

「あの頃とは、時代が違う!」

 最悪のシナリオを呟く実を見て諦めた明美は、事務的に告げる。

「掃除をするんですから、趣味の部屋にでも居てください」

「お前まで……」

 ションボリした顔で、収集した古い民話の本をしまった部屋に移動する実。

「どうしたらいいんだ……」

 実が独り悩んでいると何処からともなく声がしてくる。

「歩ちゃんと仲良くなりたい?」

 実が振り返ると歩と同じ年頃の少女が立っていた。

「……歩の友達かい?」

 クスクス笑う少女。

「違うよ。私は、座敷童子」

「座敷童子だって? 冗談は、止めなさい」

 そう言いながら触れようとした実の手が少女の体をすり抜けた。

 驚愕する実の腕を掴み、自分の体に突き通す。

「どう信じた?」

 微笑む少女、座敷童子。

「……本当に座敷童子なんだな」

 実は、祖母に聞いたおとぎ話を思い出し、唾を飲む。

「居るだけ幸せを呼ぶあの座敷童子なのか?」

 戸惑いながらの問いかけに座敷童子は、小さなため息を吐く。

「昔は、そうだったかも知れないけど、今は、力不足なの」

 実は、なんとなく理解する。

「こんな夢もない時代じゃ仕方ないか……」

 すると座敷童子がオモチャをねだる子供の顔をした。

「でもね、あなたの協力が有れば、歩ちゃんをお父さん好きにする事が出来るの」

「本当か! 歩と仲良くなれるなら何でもするぞ!」

 押し倒さんばかりの実に座敷童子がスカートの裾を捲り上げる。

「貴方の精子を此処に注いで欲しいの」

 下着を履いてなかった座敷童子の綺麗な割れ目を見て動揺する実。

「子供相手にそんな事は、出来ない……」

 躊躇する実に苦笑する座敷童子。

「こんな外見だけど貴方よりずっと年上だよ」

「しかし……」

 納得しない実の股間に触れる座敷童子。

「体で証明してあげる」

 そのまま、まだ勃起していないチンポをしゃぶる。

「……巧い」

 実がそう呟く程に座敷童子のフェラは、巧かった。

 座敷童子は、頭を激しく前後させ、瞬く間に実を射精に導いてしまう。

 脱力感に襲われる実に抱きつくように体を密着させる座敷童子。

「あたしが子供じゃない事は、解ったでしょ。貴方の精子をちょうだい」

 妖しい魅力に実は、頷いてしまった。

 騎乗位でまぐわってくる座敷童子。

「なんて狭いんだ……」

 呻く実。

 座敷童子の膣は、外見の年齢通りの許容力しかない。

 そこに、平均以上の大きさの実のチンポをくわえこめば、痛みを感じる程の締め付けになるのは、当然だ。

 しかし、座敷童子の膣からは、大量の粘液が分泌され、次第に実に今まで味わった事の無いような快感を与え始める。

「駄目だ、出る!」

 激しく大量の射精は、座敷童子に残らず吸収されてしまうのであった。

 満面の笑顔で座敷童子が告げる。

「思った通り、貴方の精子は、最高。約束通り、歩ちゃんと少しだけ仲良くさせてあげる」

 消えていく座敷童子。

 暫く呆然としていた実だったが、全てが夢だったのでは、と思いながら、部屋を出るとそこに歩が居た。

「歩ちゃん……」

 恐る恐る声を掛ける実。

「何?」

 つんけんしていたが返事が返って来た事に実が喜んでいる間に歩は、自分の部屋に帰ってしまう。

「あれは、全て本当だったのか……」

 実の中に座敷童子を信じる気持ちが生まれてしまった。





 それから、座敷童子は、度々現れた。

 その度に実は、座敷童子の中に大量の精子を吐き出した。

 最初にあった戸惑い等直ぐに消えた。

 座敷童子が姿を見るだけで激しく勃起し、前置きなしに割れ目にチンポを捩じ込む様になっていった。

 そんな普通に考えれば一方的な排泄行為を座敷童子は、平然と受け入れ続けた。

 そして、実と歩の距離は、どんどん狭まっていった。

 ついには、実の夢を現実の物とする。

「歩ちゃん一緒にお風呂に入ろうか?」

 断られるのを覚悟した実の発言に歩が恥ずかしそうにしながらも頷いた。

 嬉しさを隠しきれない実の姿に明美も苦笑する。

 そして、実が先に入っていたお風呂に歩が入ってくる。

 数年ぶりに見る娘の裸に実は、戸惑った。

 実が知る、胸も平らでシルエットに起伏も無い幼児のそれとは、違った。

 胸の膨らみや腰の括れには、わずかばかりだが女の主張が有ったのだ。

 それは、毎日の様に犯している座敷童子の体を連想させた。

「変態!」

 歩が直ぐ様風呂場を出ていってしまった。

 少しして明美が駆け込んできて勃起する実を見、呆れ果てる。

「娘の裸を見て何を考えているの?」

「これは、違うんだ!」

 必死に言い訳をする実だったが、チンポを勃起させたままでは、説得力が無かった。





 この世の終わりの様な顔をして自室に入る実を裸の座敷童子が迎えた。

「歩ちゃんに変態って思われちゃたね。こうなったら、もっとあたしに精子を出すしか仲直りする手段は、無いよね?」

 実は、勃起したままだったチンポを座敷童子に捩じ込む。

「歩に好かれるためなら何回でもしてやる!」

 狂った様に腰を振り、何度も精子を吐き出す実。

 次第にその目には、座敷童子の裸が歩のそれに見え始めるのだった。

「歩!」

 娘の裸を妄想しながら座敷童子に射精を繰り返す実であった。





 実が座敷童子に大量の精子を吐き出し続け数日、戸惑いながら歩が告げる。

「お父さん、一緒にお風呂に入ってくれる?」

 実が拒否する訳もなく、二人は、一緒にお風呂に入る事になった。

 先にお風呂に入っていた実がどうしても勃起してしまうチンポに頭を悩ましているなか、歩が入ってきた。

「歩ちゃん、これは……」

 言い訳しようとする実だったが、歩の目は、勃起したチンポに釘付けだった。

 しかし、その顔には、嫌悪の色がなく、それどころか、大好物のお菓子が出された様だった。

 歩は、勃起したチンポに触りながら問い掛ける。

「あの時は、変に思ったけど、これってお父さんがあたしの事を愛してるって事だよね?」

「そうだ。歩ちゃんの事が愛し過ぎてこうなってしまったんだ」

 実の娘にチンポを触られるという非現実的な状況に実の理性は、低下し、感情のままに口にした。

「……嬉しい」

 歩は、そう言うとチンポをしゃぶり始めた。

「歩ちゃんどうして?」

 戸惑う実に歩は、チンポをしゃぶりながら空いた手で割れ目を弄りながら答える。

「あの時は、驚いてあんな事を言っちゃたけど、お父さんの勃起したチンポを思い出す度に子宮が疼くの。何度、オナニーしても全然疼きが治まらないかった。それで気づいた、あたしは、お父さんの事が大好きで、お父さんもあたしの事を愛してくれているから勃起させてくれたんだって!」

「そうだ! 私は、お前の事を世界で一番愛している!」

 稚拙だが一生懸命なフェラに実は、娘の顔射する。

「お父さんのザーメンがこんなにいっぱい……」

 顔中にザーメンをこびりつかせうっとりする歩に実の理性は、消失した。

「歩!」

 歩を押し倒し、強引にチンポを捩じ込む。

 しかし、激痛を感じる筈の歩までもがおかしかった。

「アァァァン! あたし、何度も夢見たお父さんとのロストバージンしてる!」

 歓喜の声をあげる歩に実の腰の動きは、速まる。

 快感のままに二人は、禁断のラストに到達する。

「出すぞ! 歩の中に出すぞ!」

「出して! お父さんの愛情が籠ったザーメンで歩をいっぱいにして!」

「満たしてやるぞ!」

「出てる! お父さんのザーメンが歩の中に拡がってる! イクゥゥゥ!」

 激しい快感にうち震える歩の割れ目から父親の精子が溢れ出すのであった。





 それからというもの、歩と実は、毎晩お風呂に一緒に入っては、セックスをする。

「イクゥゥゥ!」

 絶頂に達して脱力する歩の体を洗い、湯船につかる実だったが、そのチンポは、大量のザーメンを吐き出した直後だというのにガチガチに勃起していた。

「お父さんのまだ出来るんだ……」

 歩は、なんと自ら割れ目を開き、湯船の中でチンポをくわえこむ。

「歩……」

 戸惑う実に歩がキスをする。

「少しでもお父さんと一つになっていたいの」

 実が感激し、そのまま第二ラウンドに入ろうとした時、明美がドアを開けた。

「いつまでも入ってないのよ」

「直ぐに出るよ……」

 引きった笑顔で応える実と違い歩は、明らかな不満を顔に滲ませていた。





 二人の関係は、エスカレートしていく。

 ドライブでは、平然とカーセックスをし、遊園地に行けば、観覧車の中でし、あげくの果てには、近くの公園の茂みの中でまでするようになっていた。

「お父さんもっと! もっと激しくしてぇぇぇ!」

 歩の遠慮ない喘ぎ声に実は、慌て口を押さえる。

 そのまま娘の中でザーメンをぶちまける実。

 落ち着いたと思えたところで手を離す実。

「大声を出したら駄目って言ったろ」

 歩は、小学生とは、思えないいやらしい顔を近付ける。

「ごめんなさい。でもお父さんのチンポが気持ち良すぎるだもん……」

 そのまま、親娘でするとは、思えない様な、ディープキスをする。





 そんな二人の関係は、数ヶ月以上続いたある日、明美が奥様方の親睦会的な温泉旅行にでかけた。

 二人は、当然の様にセックスを繰り返した。

「アァァァン! イイィィィ! お父さんのチンポがイイノォォォ!」

 騎乗位でチンポをくわえ激しく腰を上下させる歩。

 実は、その姿を見て異常を感じた。

「お前、お腹が出過ぎじゃ無いか?」

 言ってから失言だと気付き訂正しようとした実だったが、歩は、腰を止めず射精に導く。

「イクゥゥゥ! お父さんのザーメンでイクゥゥゥ!」

 歩は、割れ目からこぼれ出るザーメンを指にとって舐めながら告げる。

「だってお父さんの子供を妊娠してるんだもん」

 無邪気な様子に実は、信じられなかった。

「冗談だろ?」

 歩が実の手を自分のお腹に当てさせた。

 実の顔が一気に蒼白になった。

 手に新しい命の脈動を感じたからだ。

「あれだけヤりまくれば当然でしょ」

 いきなりの声に実が振り返ると座敷童子がいた。

「生理も始まっている娘と生でやりまくって妊娠しないと思った?」

 正鵠を射た指摘に愕然とする実を見て愉快そうに笑う座敷童子。

「まあ、あたしがやりまくらせて、その概念が欠落させたんだけどね」

 今までの子供子供した声で無かった。

「あたしは、THE色童子、その子見たいな禁断の関係すえ産まれる事も出来なかった赤子とその母親の怨念から生まれた妖怪」

 THE色童子の姿がハラボテの女性に変化する。

「あたしも独りじゃ寂しくてね。仲間が欲しかった。だから協力して貰ったよ」

 ようやく実は、自分が妖怪にたぶらかされていた事に気付く。

「化け物が! よくも騙してくれたな!」

 怒る実に心外そうな顔をするTHE色童子。

「娘さんと仲良くなれただろ。第一、実の娘の心を妖怪の力を使って操ったあげく、欲情したのは、あんただろ?」

 返す言葉が無い実。

「あんたみたいな娘をペット位にしか思っていない奴が居るからあたしが生まれたんだよ!」

「違う! 私は、本当に歩の事を愛している」

 必死に反論する実。

「だったら、我慢するんだね。さもないとあんたと娘は、やり死んで、新なTHE色童子の生贄になるよ」

 THE色童子がそう言うなか、歩が勃起したままのチンポを再びオマンコにくわえこんだ。

「止めるんだ!」

 制止の言葉を叫ぶ実。

「アァァァン! もっと、もっとお父さんのチンポが、ザーメンが欲しい!」

 焦点が定まらない瞳で腰を激しく上下させる歩。

「どうしたのかしら? あんたの腰も動いているわよ?」

 THE色童子が蔑む様に実の腰も動いて居た。

「止めないと……」

 絞り出す様な言葉と正反対に実の腰は、射精に向けて動きを速めて行く。

 そして我慢した分、増加したザーメンを歩の赤子がいる子宮にぶちこむ実。

「イクゥゥゥ! 赤ちゃんをザーメンまみれにされてイチャゥゥゥ!」

 体力を使い果たし、倒れる歩。

 その割れ目からこぼれ落ちるザーメンと赤子が宿り膨らんだ歩のお腹を見た時、実に残って居た最後の理性が崩壊した。


「もうお仕舞いだ。娘を妊娠させたなんてバレたら、全てを失う。だったら……」

 今だ勃起したままのチンポを歩のオマンコにねじ込む実であった。





「ただいま」

 帰って来た明美は、返事が無いことを怪訝に思いながらも旦那と娘を探す。

「……」

 寝室で二人を見つけた明美は、言葉を失った。

 二人は、大量のザーメンと愛液、汗や尿まみれの上、実の萎んだチンポは、歩の割れ目の中に入ったままだったのだ。

 明美の半狂乱の叫びを聞き付けた近所の住人が警察を呼び、二人の遺体を回収した。

 そのあまりにもの異常さから司法解剖されると不可思議な事が判明する。

 歩のお腹に居たはずの未成熟の赤子が消失していたのだ。

 母体の状況から妊娠していた事が確かなのに胎児が存在しないことや父娘での腹上死と言う事実が世間を騒がせた。





「下らないニュースだ」

 厳格そうな父親がニュースをみて宣う。

「娘と仲が良くなりたい何て父親の考える事では、無い」

 小説家の男が仕事に戻ろうとした時、背後から声が聞こえた。

「嘘、実は、羨ましいんでしょ?」

 男が振り返った先には、娘と同じ年頃の少女が二人居た。


→戻る