鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「怪物くん」のエロパロ小説ですが、「怪物クン」そのもののパロというワケでもなく、似た名前のキャラが、似た世界の中で活躍するオハナシと言えそうです。

 鈴神楽様によれば、先に替え歌を思いついたそうで、その替え歌と、氏による解説を以下に記します↓


カーイ怪快カーイ怪快
誘拐、痛快、快ブツくんは、快ブツ感動のプリンス大。
カワイソちゃんには、よわいけど
悪魔、怪獣、なんでも恋、なんでも濃い

念入り襲中、チンチンズコーン
たつまち、おチンポ大噴射

・ないよう説明。

怪しい快感、怪しい快感
誘拐し、痛みを伴う快感を与える、快感を与えるブツ(チンポ)を持っている少年は、快ブツが感動するほどにチンポもでっかい。
顔がカワイソうな奴には、中々立たないが
可愛ければ悪魔だろうが怪獣だろうが何でも恋して、何でも濃いプレイをやるぞ。
念入りに襲って、自慢のブツをズゴーンとぶち込み
早漏気味だが大量射精するぞ。

って感じの意味です。


 おいらの名前は、快ブツくん。

 人間界に修行に来ている。

 その修行内容は、おいらにとってもとても楽しい物だ。

 その試験のターゲットは、おいらを親友だと思っている市川ヒロシって奴だ。

 さて、そろそろ仕込みも終りにするとするか。





「快ブツくん、ありがとう」

 ガキ大将の番野から助けた事でおいらにお礼を言うヒロシ。

「良いんだ、おいら達は、大親友だろ」

「そうだよね!」

 おいらの嘘に目を輝かせるヒロシが哀れなほど滑稽だ。

「所でヒロシにとって一番大切な人間って誰だい?」

 ヒロシは、少し悩みながら答える。

「一番は、歌子姉さんだよ」

 おいらは、嬉しそうにいい所を語るヒロシを見ながら計画を組み立てていく。





 その夜、おいらは、計画を開始する。

「計画通り、仕事帰りの歌子を誘拐して来い」

「了解したでざます」

 僕達を残業で夜道を帰ってきている筈の歌子の下に向わせた。

 その様子は、ドラキュラが操る蝙蝠につけたカメラから観察する。

『ヒロシを待たせてしまったわ。だけどタイムサービスでお肉を買えたから喜ぶかもしれないわね』

 嬉しそうにエコバックを見る歌子。

 その背後にドラキュラが静かに降下し、気付かれる前にその首筋に噛み付く。

 目を見開きエコバックを手から落す歌子。

 虚ろな目になった歌子をフランケンが抱えあげておいらの屋敷に連れ込むのであった。





 ドラキュラに呪縛をとかせると歌子が正気に戻った。

「ここは、どこ? 何があったの?」

「ここは、おいらの屋敷。そしてお前は、誘拐されたんだよ」

 おいらの言葉に歌子が引きつった笑みを浮かべる。

「もう冗談は、止めてよ」

 おいらが指を鳴らすと変身したオオカミ男がその爪で歌子の服を切り刻む。

「キャー!」

 必死に体を隠そうとする歌子の両手をフランケンが掴み吊り下げる。

「見ないで!」

 涙を流して拒絶する歌子。

 おいらが見たかったのは、この顔だ。

 そして、こんな顔をする女が涎を垂らしておいらのブツをせがむ姿。

 おいらは、ブツを取り出すと歌子は、悲鳴を上げる。

「何よそれ、そんなデカイの入るわけない!」

 ヒロシは、聖女の様に語る歌子もチンポがどんなものかくらい知っているらしい。

「おいらのプリンスは、特別なんだよ!」

 前戯も無しの挿入。

「ヒギィィィ!」

 悲鳴をあげる歌子のオマンコの奥に容赦なく人間のチンポとは、比べ物にならないブツを突き刺してやった。

「痛いぃぃぃ! もう許して!」

 泣きながら懇願してくる歌子。

「さて出すぞ!」

 当然容赦なく射精するおいら。

 目を見開く歌子の腹がおいらのザーメンでボコって膨らむ。

 ブツを引き抜くと噴出すようにザーメンが零れ落ちていく。

 背を向ける俺に歌子は、きっと終わったと勘違した事だろう。

「フランケン、次においらが来るまでにきっちり拡張しておけ」

「フンガー」

 フランケンは、そう答え血の通わない作り物のチンポを突き刺す。

「もう止めて!」

 悲痛な叫び声を聞きながらおいらは、その場を去った。





「歌子姉さんが帰ってこないんだ」

 暗い表情でそう告白してきたヒロシを励ますふりをする。

「歌子さんも大人だ、色々事情があるんだよ」

「そうかな?」

 淡い希望を籠めて問い掛けてくるヒロシ。

「だってそうだろ。そうじゃなければ歌子さんの会社からだって連絡が有る筈だろ?」

「そうかも……」

 ヒロシのところに連絡が来ないのは、顔を変えたおいらが休暇の連絡をしておいたからだ。

「元気をだせよ」

「うん」

 少しだけ元気を取り戻すヒロシは、こうやってゆっくりと絶望に近づいていくんだ。





 おいらが再び訪れた頃には、歌子は、気絶していた。

「もう良いぞ、そこのベッドに降ろせ」

「フンガー」

 フランケンは、チンポを引き抜き、歌子をベッドに降ろす。

「さてこっからが、おいらのテクニックの見せ所だな」

 これからの事を考えるとおいらのブツが自然と勃起する。

 そうしている間に歌子が目を覚ます。

「まだ、するつもりなの?」

 暗い瞳をする歌子においらは、笑みを浮かべる。

「安心しろ、お前が求めてくるまでおいらは、何もしない。お前が求めてくるまでな」

「誰が貴方達みたいな怪物に求めるものですか!」

 涙を流しながら拒絶する姿が哀れで仕方ない。

「ドラキュラ、あれを」

 ドラキュラが微笑む。

「任せるでざます」

「何これ……」

 困惑する歌子だが、その息使いが荒く、顔が赤くなる。

「体が熱い!」

 自分の手でその大きな胸やオマンコを弄り始める。

「何で! あそこが、体が熱くて、どうしようもないのぉぉぉ!」

「クハハハ、ドラキュラに噛まれた人間は、ドラキュラにその体を支配される。今、お前の体は、ドラキュラの力で際限なく発情している状態なんだよ。それで何時まで我慢できるかな?」

「卑怯者!」

 罵りながらもその手を止める事が出来ない歌子。

「だったらその手を止めたらどうだ?」

 おいらの言葉に歌子は、必死に言葉をつむぐ。

「と、止めるわ……、と、とめ、アァァァン!」

 悔しそうな顔をしながらも指を更にオマンコの奥までめり込ませる。

「足らないだろ。おいらのブツが欲しいだろ?」

 おいらが歌子の前にブツをみせつけてやる。

「大きいチンポ……」

 おいらのブツから目が離せなくなる歌子。

「欲しかったら、お前が舐めて勃起させるんだな」

「そ、そんな事は、絶対に、しな……」

 そう言いながらも歌子の舌は、おいらのブツに延ばされ、舐めあげ始める。

「こ、こんな事、したくないのに」

 涙を零しながら歌子は、おいらのブツをくわえ込む。

「良いぞ! そら飲みやがれ!」

 おいらが口内射精してやる。

 むせ返り、ザーメンを吐き出そうとする歌子だが、ドラキュラに指示して口を開かせない。

「全部飲むんだ。それまでは、口を開けさせないぞ」

 おいらを睨みながらもザーメンを嚥下する歌子。

「さて、どうして欲しい?」

 歌子は、口の端から零れたザーメンを拭いながら、絶望の中、決定的な一言を口にする。

「入れて! 貴方のそのでかいチンポを入れて下さい!」

 泣きながら自らのオマンコを広げる。

「褒美だ!」

 一気に突き刺す。

「奥まで、オマンコの奥まで来て気持ち良いぃぃぃ!」

 よがる歌子。

「まずは、一発目!」

 おいらが射精すると白目を剥く歌子。

「イクゥゥゥ!」

 激しく絶頂し、体を痙攣させる歌子。

「まだだぞ! まだ終わらんぞ!」

 おいらのブツは、まだまだ勃起したまま、そのままピストンを続ける。

「駄目ぇぇぇ! イッたばっかりで敏感になってるのぉぉぉ! アァァァン!」

 言葉と裏腹に更なる快感に体が勝手に反応し、腰を振る歌子。

「二発目だ!」

 おいらのブツで栓がされた子宮に更なるザーメンを吐き出す。

 歌子の腹は、臨月の妊婦の様に膨らむが、発情しきった歌子は、そんな状態でも絶頂を続ける。

「イクゥゥゥ! イッてるのにまたイクゥゥゥ! イクのが止まらないぃぃぃ!」

 目をむき出し、涙と涎を垂れ流し、醜い顔をさらす歌子であった。



「もっと、もっと下さい!」

 自ら跨りおいらのブツをくわえ込み、腰を動かす歌子。

 ただ一心不乱に快感を求めるいた。

 そんな中、いきなり後ろから歌子の体が持ち上げられる。

 その体を束縛するのは、金髪、その髪には、覚えがあった。

「快子、これは、浮気じゃないんだぜ」

 おいらの言葉に不快そうな顔をしながら快子が現れる。

「解ってるわ。しかし、この牝には、自分の身の程を知らせてやる必要があるのよ」

 伸びた髪が歌子の体を縛り上げていく。

「アァァァン! 気持ち良いぃぃぃ!」

 オマンコを擦り、胸を絞り上げられ、クリトリスを縛られる痛みを超えた快感に溺れていく歌子。

「お前など汚らわしい牝の身で未来の夫の精子を受け取るなんて許さない」

 快子の髪が歌子のオマンコを抉じ開け、子宮からおいらのザーメンを掻き出し始めた。

「アギャァァァ! し、子宮が、子宮の中から掻き毟られてるぅぅぅ!」

 通常では、ありえないプレイ、しかし、おいら、快ブツのザーメンを浴び続けた歌子には、それすらも快楽と化していた。

「気持ち良い! らめぇぇぇらろぉぉぉ、気持ち良過ぎて、戻れらいのぉぉぉ!」

 イキっぽなしになって泡を吹き出す歌子。

 ザーメンを掻き出し、満足したのか快子が帰っていった。

 白目を剥いたまま、床で痙攣を続ける歌子を見ておいらが最後の指示を出す。

「オオカミ男。あれをやるぞ」

「解ったでガンス」

 オオカミ男は、痙攣を続ける歌子を毛布で来るんで外に出かけていった。

「最後の仕上げだ」

 おいらは、フィナーレを迎える為にヒロシに会いに行くのであった。





「歌子姉さんが見付かったって本当なの!」

 目を輝かせるヒロシ。

「本当だよ、ヒロシ。ほらあそこに居るよ」

 指差した先を期待を籠めて見た瞬間、おいらは、ヒロシの中の心が壊れる音を聞いた。

「……何だよあれ?」

「アァァァン! 犬のチンポ、太くて良いのぉぉぉ!」

 そこには、オオカミ男によって操られた野犬の群れと喜んで交尾する歌子の姿があった。

「歌子さんに決まってるじゃないか」

 おいらの言葉にヒロシが涙を流しながら叫ぶ。

「違う! あんなの歌子姉さんじゃない!」

 現実から目をそむけ、自らの精神を護ろうとするヒロシをおいらは、追い詰める。

「良く見ろよ。弟のヒロシだったら、あれが歌子さんだってはっきりと解るだろう?」

 嫌悪感に囚われながらもヒロシは、野犬の汚れたチンポをしゃぶる歌子を見る。

 そこには、嘗ての優しくヒロシを包み込んでいた笑顔は、無い。

 ただひたすらに快楽を求めて相手だ畜生だろうがチンポを求める一匹の牝が居た。

「歌子姉さん、止めてくれよ! 歌子姉さんは、そんな人じゃない筈だろ!」

 縋り付くヒロシを見て歌子がそのズボンに手をかける。

「新しいチンポだ! 早く頂戴! 私のオマンコでいっぱい射精して!」

 実の弟のチンポをむしゃぶる歌子。

「や、止めて……」

 オナニーもろくに知らないヒロシがあっさり射精し、歌子に顔射する。

「まだ、硬い! 硬いチンポ頂戴!」

 絶望で硬直しているヒロシを押し倒し、騎乗位でセックスする歌子。

「アァァァン! 良い! チンポ、気持ち良いぃぃぃ! イッちゃうぅぅぅ!」

 その遠慮が無い喘ぎ声は、ギャラリーを集める。

 ギャラリーの中には、ヒロシのクラスメイトも居た。

「……最低」

 ヒロシに優しくし、ヒロシが憧れていたアコちゃんも蔑んだ目でヒロシ達を見る。

 それに気付いたヒロシが徹底的に絶望し、心を怖し、ただ快楽に反応するだけになるのであった。

「アツイ、ザーメンでイクゥゥゥ!」

 近親相姦で妊娠する可能性がある射精でイキ続ける歌子であった。





 その後のヒロシと歌子がどうなったのかなんて、あまり大した意味も無いだろうが語っておこう。

 あの後、直ぐに警察が来て、歌子は、公然猥褻罪と強姦罪で逮捕され、ヒロシは、施設に保護された。

 歌子の方は、完全に精神が壊れ、だれかれ構わず交尾を求め続ける為、拘束状態のまま、服役中に発狂死。

 ヒロシの方は、嘗ての憧れの女性やクラスメイトを強姦した挙句、薬漬けにしてヤクザに売り払い、大金を手に入れては、キャバクラで散財する日々を続けて居たが、調教中の薬中女に果物ナイフで刺されて死亡した。

 おいらといえばヒロシという親友と呼べる奴を絶望に誘う事に成功で見事試験に合格し、快ブツランドに戻って 大王の座を継げる事になった。

 おいらは、大王にする手伝いをしてくれた市川姉弟の冥福を祈りながら、帝王学をならう日々を続けるのであった。


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