鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる触手風味のオリジナル短編です。

 とある国で奇妙なキノコを手に入れた男。それは強力な精力増強剤という触れ込みだったのですが・・・・


 俺の名前は、竹井藤次(タケイトウジ)。
 海外出張が多い商社マンだ。
 今回、ある特別な薬の材料の買い付けにアフリカのジャングルの奥地まで来ていた。
 問題の薬の材料である茸の買い付けルートも無事出来て、仕事は、ほぼ終わっていた。
 日本に帰る前日、現地の協力者を高級レストランで接待した。
 相手は、高級レストランなど初めての様で、完全にあがっている。
 実は、これは、俺の得意の手の一つだ。
 普通に協力に感謝するだけなら手頃な店で気楽に酒を奢るだけで良いだろう。
 しかし、それでは、印象は、それ程残らない。
 相手が行った事の無い様な店に連れて行き、そこで御馳走する。
 多少金が掛かるが、次に繋がるし、買い付けルートに問題が出た場合も、相手が率先して協力してくれる。
 損して得をとれって奴だ。
 この作戦は、今回も大成功だったらしく、現地の協力者である男は、有頂天になり、良く解らない現地の言葉で悦んでいた。
 そして翌日、俺が日本に戻ろうと空港に居た時、その男が来て一つのビニール袋を見せる。
「タケイ、コレスゴイ。ドンナオトコデモ、ヒトバンジュウヤリッパナシニナルネ」
 そのビニール袋に入っていたのは、松茸といえば聞こえは、いいがチンポに良く似た形の茸を乾燥させた物だった。
「おいおい、ヤバイ薬じゃないのか?」
 俺の冗談交じりの言葉に男がニヤリと笑う。
「マヤク、チガウ。デモマダゼイカントオラナイ」
 俺も商社マンだ、こういった物の危険性も知ってるし、万が一ばれた時のリスクを考えたら、受け取らない、もしくは、受け取って直ぐに捨てるのが正解だろう。
 しかし、俺には、悩みがあった。
「本当にそんなに凄いのか?」
 男が親指を立てて言う。
「マチガイナイ、『コヅクリダケ』ッテヨバレ、ドウシテモコドモヲツクリタイトキダケツカウ」
「ってヤバイ事もあるみたいだな?」
 俺の言葉に男があっさり頷く。
「ナンドモツカッテ、ヤリスギデシンダオトコイッパイ。デモ、タケイナラダイジョウブ。タケイガマンシッテル」
 この男の分析は、正しいだろう。
 俺ならそんなやり過ぎて死ぬなんて馬鹿な使い方は、しない。
「使用上の注意点は、他にあるかい?」
 俺の問い掛けに男が答える。
「ツカイカタハ、カンタン。コユビサキホドニケズッタモノヲオサケニイレテノムソレダケ。タダシ、ゼッタイニソノホンタイヲオンナニハ、フレサセナイコト」
「飲みかたは、解ったが。女に触れさせないってどういう事だ?」
 俺の質問に男は、首を傾げる。
「ワカラナイ。タダ、ソレトイッショニソウイイツタエラレテル」
「ありがとう。貰っておくよ」
 俺は、そういって受け取った。
「タケイマタキテクレ!」
 男は、手を思いっきり振って俺を見送ってくれた。


 日本に戻った俺は、会社での報告を終えて、自宅に戻る。
「お帰りなさい、パパ!」
「只今、桃子(モモコ)」
 俺は、今年で十歳になるポニーテールを元気に揺らして抱きついてくる娘の桃子を受け止める。
「お帰りなさい、貴方」
 そう微笑みかける上司からの紹介で付き合い、結婚した妻の撫子(ナデシコ)に微笑み返す。
「ただいま、ママ」
「ねえ、ねえ、暫くは、家に居るんだよね?」
 期待の眼差しを向けてくる桃子に俺が頷く。
「ああ、仕事も一段落しているから、定時には、帰れる。今度の連休には、ディズニーランドに行こう」
「わーい!」
 嬉しそうにはしゃぐ桃子を横に見ながら俺は、鞄を撫子に渡す。
「簡単に約束して良いんですか? 前みたいに直前に駄目だったと言うと、拗ねますよ」
「大丈夫だ。海外から戻ったばかりで、早急な対応の仕事を入れられようにも入れようが無い。向うから送った船便の荷物が届くまでは、次の仕事の準備だから問題ないよ」
 俺の答えに妻は、嬉しそうな顔で言う。
「それでしたら毎日お食事の用意をしておきます」
「お願いするよ」
 平和な我が家に俺は、帰って来た。
 その夜、俺は、寝酒に例の茸を入れて呷った。
「あら、貴方、何を飲んでるんですか?」
 普段とは、違う色気があるネグリジェを着た妻、こっちもやる気満々なんだろう。
「向うで貰った精力剤だ」
「本当に効くのですかね? 今までだって効く効くと言われていても……」
 言葉を濁す妻。
 俺の悩み、それは、精力が弱い事。
 大抵、一発だしたら、それでおしまい。
 その日は、もう何をやっても立たない。
「駄目元だ。桃子に弟を作ってやるって約束しているからな」
「頑張って下さい、お父さん」
 微笑む妻と唇を合わせる。
 最初は、優しく、ゆっくりと舌を絡めて、口内を蹂躙する。
 妻の胸をもみ上げ、舌を這わせて、乳首を含む。
「もう、いやらしいですから」
 そう言いながらも嫌そうじゃない妻。
 乳首をしゃぶりながら俺は、妻のオマンコを愛撫する。
 十分に濡れた所で、勃起したチンポを突っ込む。
「アァン!」
 数ヶ月ぶりの妻のオマンコに俺も興奮して激しく腰を振る。
「いいわ、もっと、もっと!」
 妻も興奮して俺に抱きついてくる。
 激しいピストン、限界が来た。
「出すぞ!」
 俺は、溜め込んだザーメンを吐き出した。
「アァァァン!」
 妻も激しく喘いだ。
 チンポとの隙間からザーメンがあふれ出すのが解る。
 そして俺は、ニヤリと笑う。
「今回のは、当たりだ!」
 そういって俺は、勃起したままのチンポを再び動かす。
「ちょっと待って下さい!」
 戸惑う妻の言葉を無視して俺は、腰を振る。
「そんな、出したばっかりなのに物凄く硬いぃぃぃ!」
 妻は、戸惑いながらも快感を覚えていく。
 俺は、そんな妻の様子を優越感に浸りながら見る。
 これだ、これなのだ。
 今まで、一発しか持たなかった所為で、セックスは、その一発を大切にするだけの行為となっていた。
 だが、今夜は、違う。
「ほら、ニ発目だ!」
 俺は、再び射精する。
「駄目、イクゥゥゥ!」
 妻が射精で絶頂に達する姿を俺は、始めてみた。
 脱力する妻とは、裏腹に俺のチンポは、まだまだ元気だった。
「よし、このまま続ける」
「嘘、そんな、信じられない」
 困惑する妻を俺は、その夜、一晩中抱き続けた。


 あれから数日が経った。
 一日おきにあの茸を使って妻とセックスをした。
 まさに奇跡の茸だった。
 全然精力が衰える事がなく、本当に一晩中やれるのだから。
「確かにこんなに効果が凄かったら、やり過ぎて死ぬのも頷けるな」
 苦笑しながらも俺は、この茸の効果に満足していた。
 それでも、俺も年だ、あそこがもっても腰が持たない。
 桃子とも約束している為、暫くやるのを週末、桃子とディズニーランドに行くまで控える事にした。
 その事を妻に話した時、妻は、複雑な顔をしていたが納得してくれた。
「桃子と一日付き合うのは、体力が要りますからね」
 そんな妻の耳元で俺が囁く。
「安心しろ、その夜は、お前を存分に楽しませてやるから」
「もう、恥かしい事を言わないでください」
 そういう妻もまんざらでは、無い顔をしていた。


 そして問題の連休。
「大丈夫か?」
 妻が虚ろな目をして台所に立っていた。
「ごめんなさい。今日は、桃子と二人で行ってください」
「お母さん……」
 複雑な顔をする桃子に妻が言う。
「ごめんね。でも、お母さんは、出かけなければ平気だから、桃子は、楽しんでらっしゃい」
「本当に良いのか?」
 俺の問い掛けに妻が頷く。
「ええ、すいませんがよろしくお願いします」
 こうして俺は、妻を家に残して桃子と二人、ディズニーランドに向った。
 最初こそ、母親の事を心配していた桃子だったが、そこは、子供、ディズニーランドの楽しさに、あっという間に忘れて、存分に楽しんだ。
 俺は、心配だったので電話をする。
「大丈夫か?」
『だ、大丈夫、アァン』
 妻の声がどこかおかしい。
「おい、本当に大丈夫か! やっぱり戻った方が!」
 俺の訴えを妻は、拒絶する。
『ら、らいじょうぶ、ちょっときつかっただけですから。貴方が心配するような状態じゃないわ。ウゥン』
 変な声を出している状態の大丈夫が余り信じられない。
「危なくなったら、直ぐに救急車を呼べよ!」
『わ、わかって、アァァァン!』
 途中で電話が切れた。
 不安が広がるが、楽しんでいる桃子を悲しませたくない。
 その想いから、俺は、妻の言葉を信じる事にした。


「ただいま!」
 元気にそう返事をして桃子が家に入っていく。
 それに反して俺は、不安を感じていた。
 家が暗いのだ。
 妻が居るはずなのだから最低限の電気がついているべきなのに、家の中は、真っ暗だった。
 それに激しい違和感を覚えながら、俺は、桃子には、敢えて何時もと同じ注意をする。
「ほら、家に帰ったら何をするんだ」
 ミニーマウスの帽子を被っていた桃子は、少し首を傾げていたが慌てて洗面所に向う。
 家に帰ったら手洗いとうがい。
 実は、これには、別の目的があった。
 俺は、自分の中にある不安を確認する為に夫婦の寝室に向った。
 最悪の想定、海外での生活が長いと自然とそういう事をする癖が出来てくる。
 今回、俺が想定したそれは、妻が病気でどうしようもない状態になってる事。
 最悪、死んでいる事を想定した。
 そうでなくても、酷い状態を桃子に見せれば、桃子が悲しむのは、目に見えている。
 桃子を会わせる前に妻の状況を独りで確認する事が重要だと思ったのだ。
 しかし、そこで待っていたのは、俺の最悪を遥に上行く最悪だった。
「アァァァン! もっと、もっと激しくして!」
 妻が、寝室を不気味にうねる、触手達に犯されていた。
 妻は、触手に全身を擦り付けられながら吊るされていた。
 何本もの触手が、妻の股間を出たり入ったりしている。
 更におぞましいのは、妻の腹が不自然に膨らんでいた。
 それは、まるで出産間近の妊婦の様だった。
「らめぇぇぇ! 生まれる! オマンコを這いずって生まれてくるぅぅぅ!」
 妻が叫ぶと妻の股間を犯していた触手が抜かれ、代りに中で何かが這いずるのがお腹にくっきり現れた。
「イクゥゥゥ! 触手、産みながらイクゥゥゥ!」
 妻の絶叫と共に妻のオマンコから触手が産み落とされていく。
 惨状としかいえないそんな状況にも関わらず、妻の顔にあったのは、絶頂の悦びであった。
 舌をだらしなく出し、目をトロンとさせ、涙や鼻水、涎を垂れ流させていた。
「ご、御主人様、もっと私に触手を産ませて下さい!」
 妻がそう哀願するとそれが動いた。
 妻の後ろに居たそれは、触手の塊としかいえなかった。
 それは、鳴いた、動物のそれに近いが何故か、意味が理解できた。
『良いだろう! 存分に孕め!』
 触手を生み出したばかりの妻のオマンコに極太の触手がぶち込まれた。
「ふ、ふといぃぃぃ! お、お腹が、お腹がはちけるぅぅぅ!」
 そう泣き叫びながらも妻の顔には、それを嫌がる色は、無かった。
 そして、触手が脈動し、妻のお腹が再びどんどん膨らんでいく。
「出てるぅぅぅ! 触手の赤ちゃんが私のお腹の中に出てるぅぅぅ!」
 妻が歓喜の声を上げる。
 そこで余りもの現実に呆然としていた俺は、慌てて、駆け寄った。
「妻を放せ、化け物!」
 俺は、触手から妻を解放しようと近づいたが、妻に触れる前に触手によって動きを封じられてしまう。
「邪魔をするな!」
 必死でもがく俺の前で、妻のお腹は、膨らみ続け、先ほどと同じ様に孕んでしまう。
「ご、御主人様のミルク、お腹の中の赤ちゃんにいっぱいくらはい!」
 ろれつが回ってない口で媚びるいやらしいこんな妻の顔など見たくもなかった。
 妻が強請るように腰を振ると触手が次々と妻のオマンコを突き刺していく。
「良い、いい、イイィィィ! いっぱい入ってる、気持ちいいぃぃぃ!」
 よがる妻の姿に俺は、焦燥感に襲われるが、何も出来なかった。
「何がどうなっているんだ!」
 俺は、答えが返ってくる訳がなかった疑問を叫んでいた。
 するとまたあの鳴き声がした。
『お前が持ってきたあの茸だ。あれが我の大元だ』
「なんだと!」
 俺が触手の塊を睨む。
『あれは、我が女から遠ざけられて乾燥した姿。そうした奴等は、我を精力剤がわりにしていたが、女の精気さえあれば、こうやって復活が出来、繁殖も可能なのだ』
 ここに至り、俺は、現状を理解した。
 真っ当な常識が通じないが、辻褄があっている。
「だから、お前を女に触れさせては、いけないって言われていたのか!」
『その通り、この女は、昨夜、お前に抱かれない欲求不満から乾燥した我の体で自らを慰めた。それがどんな結果になるかも知らずにな』
 触手の言葉に嘲りの色があった。
「うるさい! 化け物の分際で人間様に大きな口をきくな!」
 俺が怒りをぶつけると触手は、高笑いの様な音をあげた。
『何も出来ないお前や我の子供を産む穴に成り下がった女など、我の足元にも及ばぬ』
「ふざけるな! お前なんか直ぐに殺してやる!」
 俺は、ライターを取り出すと拘束していた触手に当てる。
 触手が怯み、片手が自由になった。
 俺は、ここで冷静な判断をした。
 この状況で、俺独りがどうこうした所でこの触手の化け物を駆逐出来ない。
 ならばどうすれば良いか、簡単な答えだった。
 俺は、携帯を取り出し、助けを呼ぶ予定だった。
「お、お母さん!」
 それは、桃子の声だった。
 振り返ると入り口に桃子が青褪めた表情をして立っていた。
「逃げるんだ!」
 俺の叫びとほぼ同時に触手が桃子に襲い掛かる。
「いや! 助けてお父さん!」
 悲鳴を上げる桃子を触手は、あっさり捕縛してしまう。
 一刻の猶予も無くなった俺は、急いで携帯の使おうとした。
『愚かな、そんな事を我が許すと思ったのか?』
 触手は、俺の携帯を叩き壊した。
「馬鹿な、触手の化け物が携帯を理解するだと?」
 困惑する俺に触手が説明してくる。
『我は、抱いた女より全てを奪う。我を満たす精気、我に抗う理性、我の子を孕む子種、我が繁栄の為の知恵。その引き換えに最高の快楽を与える』
 そういっている間にも触手は、桃子の服を剥ぎ取っていく。
「嫌、怖いよ! お父さん、お父さん、お父さん!」
 泣き叫び続ける桃子に俺は、必死に手を伸ばす。
「止めろ! 娘だけには、手を出すな!」
『良いぞ、その絶望、我は、そんな男の姿を観るのが最高の愉悦なのだよ』
 そして、裸にされた桃子の股間の割れ目に触手が当てられた。
 顔を引きつらせ、必死にもがく桃子。
「駄目! そこだけは、駄目なの!」
 桃子の懇願を無視して触手は、桃子の割れ目をこじ開け、捩じりこませていく。
「……」
 声に成らない絶叫をあげ、目を見開く桃子。
 その腹には、くっきりと触手の形が浮き上がっていく。
 大量の血が割れ目から流れ落ちる。
 桃子の娘の大切な物が立った今、打ち砕かれた。
「貴様! 貴様だけは、絶対に許さないぞ!」
 怒りの叫びをあげる俺に触手が愉しげに語る。
『怒れ、怒れ。その感情が我を愉快にさせる。そら、お前の大切な娘の中に出すぞ!』
 桃子に突き刺さっていた触手が脈動し、桃子の腹がボコっと盛り上がった。
 呻き声をあげ、吐く桃子。
 幼いその体には、とうてい耐え切れぬものじゃなかったのだろう。
 触手が引き抜かれた後、娘の割れ目からおびただしい量の白い液体が零れ落ちていく。
 激しすぎる衝撃に桃子の目からは、焦点が失われていた。
 多分、桃子は、この事を一生忘れる事は、出来ないだろう。
「畜生、畜生、畜生! 何で何も出来ないんだ!」
 俺は、自分の無力さに怒りを覚えた。
『良いぞ、その顔、強い憤りだ。これからもっと絶望させてやろう。お前の大切な娘を使ってな』
「止めろ! これ以上、桃子を穢すな!」
 俺は、叫び続けた。
 もしかしたら、その声が近所に届いて、助けが来るかもという僅かな希望を籠めて。


 あれからどれだけの時間が経ったのだろう。
「産まれるぅぅぅ!」
 妻は、何度目か解らない触手の出産で絶頂に達する中、桃子もまたその瞬間を迎えようとしていた。
「気持い良いよ」
 虚ろな目をして桃子は、大人のチンポと代わらない触手をオマンコに咥えこんでいた。
 しかし、その顔には、苦痛の色は、無い。
 それどころか十歳とは、思えない妖艶な表情を浮かべ、快楽に酔いしれていた。
 何度も触手に犯され、その体液に含まれる強力で中毒性が高い媚薬に桃子は、ドンドンと女に、触 手を産むための雌にされようとしていた。
 桃子の腹が膨らみ、不気味に蠢いている。
『そろそろ初産だな』
 触手がそういって触手を抜く。
「ぬ、抜かないで! もっとあたしのオマンコを触手チンポで犯して!」
 桃子が淫らな顔で哀願する顔を見る俺の握りこぶしから血が滴り落ちる。
『安心しろ、至高の快楽をお前に体験させてやる』
 触手の言葉に桃子が戸惑う。
「しこうのかいらく?」
 次の瞬間、桃子の目が大きく開かれる。
「な、中で、う、動いてる!」
 桃子のお腹の蠢きが激しくなり、それは、出口に向かって動き始める。
「嘘! こんなの凄すぎるぅぅぅ! 中から、中から出て行くのが気持ち良いぃぃぃ!」
 激しい快楽に桃子が嵌っていく。
 そして遂に触手の先端が桃子の割れ目から現れる。
「らめぇぇぇ! 気持ち良過ぎるぅぅぅ! イクゥゥゥ!」
 雪崩れる様に産み落とされる触手達に桃子は、何度も何度も絶頂を繰り返す。



 全ての触手を産み落とし、脱力する桃子に触手が告げる。
『我の子種を求めるか?』
「ちょ、頂戴! ご主人様の子種をもっと欲しいよ! また触手を産みたい!」
 そう宣言し、目の前にある触手を自らしゃぶる桃子に、ディズニーランドで遊んでいたあの無邪気な面影は、無かった。
 割れ目を擦り焦らす触手に自ら腰を振っていやらしく求める桃子。
「もう、止めてくれ。そんな娘の姿をこれ以上見せないでくれ……」
 力ない俺の呟きに触手は、反応した。
『そうか、娘の痴態を見て、我慢出来ないのだな。おい、小娘、そこの雄のチンポをしゃぶれ』
「な、何を!」
 困惑する俺を他所に桃子が訴える。
「そうすれば、くれるの!」
『ああ、いっぱいくれてやる』
 触手の答えに桃子は、動けない俺の傍に近づいてくる。
「桃子、正気に戻るんだ!」
 俺の声は、届かなかった。
 桃子は、俺のチンポをしゃぶり始めた。
 何度も触手にやらされたそれは、とても小学生のフェラとは、思えなかった。
 しかし、まだまだ子供の小さな咥内は、大人のチンポには、狭く、浅い。
 とても奥まで入るわけが無いと思えた。
 しかし、俺のチンポは、根元まで桃子の口に収まっていく。
 竿は、狭い咥内にギュウギュウに搾り上げられ、先端は、なんと喉の奥に突き刺さっていた。
 頭が上下する度に、喉の奥にもある性感帯を刺激されるのか、桃子の体がいやらしく振れる。
 そして俺は、信じられない事に娘の咥内で射精してしまう。
 元々余裕がない桃子の咥内を俺のザーメンが埋め尽くし、口の端から零れでてくる。
 それを防ごうとチンポから離し、口をキュっと締め桃子は、ザーメンを飲み下す。
「ドロドロして、青臭くて変な味。でも凄く興奮した」
 それが父親のザーメンを飲んだ娘の台詞だった。
 もしも体が自由になっていたら俺は、自殺していただろう。
「御主人様! あたし、お父さんのザーメンを飲んだよ! だから早く!」
 桃子が丸みを帯び始めたばかりのまだまだ幼いお尻を触手に向けて振る。
 発情期の雌犬の様なそんな行動を娘がしていると考えると絶望しか感じなかった。
『約束だ。存分に味わえ』
 そして触手は、娘に極太の触手を突き刺す。
「アァァァン! 太いの気持ち良いぃぃぃ! イクゥゥゥ!」
 白目を剥いてイキまくる桃子。
 そして再び注ぎ困れる触手の子種に桃子の腹が異常に膨らんでいく。
 限界まで膨らまされた腹から触手が引き抜かれると桃子がせつなそうに言う。
「ぬ、抜かないで! 入ってないと駄目なの!」
 子種汁と愛液を垂れ流す割れ目を自ら広げて求める桃子を俺は、見続ける事が出来ず顔を背けた。
『もう娘を見守る事すら諦めたな』
 触手の蔑みに俺は、抗する気力は、俺には、残ってなかった。
『そんなお前に更なる絶望を与えてやろう。小娘、チンポが欲しければさっきしゃぶっていた奴を使え』
 その言葉に俺は、慌てた。
「じょ、冗談は、止めろ!」
 しかし、桃子は、笑っていた。
「そうか、これだったら自由に入れられるんだ」
 桃子は、そういって俺のチンポを掴んだ。
「待つんだ! 桃子、自分が何をしようとしているのか理解しているのか! 親子でこんな事をするのは、駄目な事位学校でも習っただろう!」
 桃子は、素直に頷いた。
「うん。キンシンソウカンだっけ、いけない事だって言ってた。でもね、もうそんな事は、どうでも良いの。だってオマンコでエッチな事するのって、ディズニーランドで乗り物に乗る何倍も気持ち良いんだもん」
 桃子は、自ら腰を落とし、俺のチンポを咥え込んだ。
 俺は、驚愕した。
 桃子の中は、窮屈な程に狭く、チンポが痛い程だった。
 しかし、一度動き出すとチンポ全体に隙間無く密着した上、俺のチンポに絶妙にフィットしていたのだ。
 僅かな動きでさえ今まで感じた事の無い快楽を感じるというのに桃子は、本能の赴くままに激しく腰を上下させる。
「良いのぉぉぉ! お父さんのチンポ、気持ち良いのぉぉぉ!」
 さっき射精したばかりだと言うのに俺は、直ぐに限界に達しそうだった。
 だが、娘に膣内射精なんて何があってもしては、いけない行為。
 俺は、気が狂いそうになりそうな快感を堪え様とした。
 そんな時、桃子の顔に戸惑いの表情が浮かんだ。
「そこ違うよ!」
『違わない、お前は、ここでも気持ちよくなるんだ』
 触手は、そう告げた後、触手を入れたのだ、桃子のアナルに。
「嘘? お尻になのに気持ち良いよ! オマンコとお尻が気持ち良いよぉぉぉ!」
 初めてのアナルに関わらず桃子は、よがる。
 そして、それは、俺にも影響を与えた。
 ただでさえ限界に近かったのに、アナルを攻める触手の動きがなんとかガマンしていた俺に更なる快感を与えたのだ。
 屈辱的だった。
 妻を、娘をこんなにした触手の動きに快感を与えられるなんて。
 それでももう限界だった。
「お願いだ桃子、一度、抜いてくれ! 前から欲しがっていた携帯も買ってやるから!」
 俺は、物で釣るという方法を使う。
「本当?」
 桃子の興味が向いた。
 これは、いけるかもしれない。
『そんなものは、必要ないさ』
 触手は、そういって触手で桃子の全身を愛撫する。
「らめぇぇぇ! いっちゃうぅぅぅ!」
 桃子が快感に意識を奪われてしまった。
 それが決定打だった、絶頂に寸前、しまった桃子のオマンコに俺は、射精してしまう。
「いくいくいく! 熱いザーメンでイクゥゥゥ!」
 桃子が、俺の大切な娘が、俺のザーメンに子宮を満たされ絶頂した。
 涎を垂れ流し、よがる桃子の顔を見た時、俺の中の大切な物が崩壊した。


「お父さん、またいっぱい出したね!」
 嬉しそうに俺のザーメンを受け止める桃子のオマンコからは、大量のザーメンが溢れ出す。
 何度目かなんてもう忘れた。
 それにも関わらず俺のチンポは、勃起したままだ。
『我の欠片を口にしたのだ、性欲が続く限り勃起し続けるぞ』
 触手は、妻を犯しながらそう告げてくる。
「生まれるぅぅぅ!」
 妻は、また触手を産み落とした。
 そして、桃子の腹も胎動した。
「凄いぃぃぃ! 触手が生まれるの気持ちいいぃぃぃ!」
 娘の胎内の触手に押し出される様に俺のチンポが抜け落ち、桃子は、大量の触手を産み落とす。
「イク! イク! イク! イクのが止まらないぃぃぃ!」
 触手を産んで全身を痙攣させる桃子。
 その表情は、淫らでとても昼間、ディズニーランドで無邪気に遊んでいたの娘の物とは、思えなかった。
『愉快愉快、さあ新たな子種を……』
 触手が妻と桃子に新しい子種を埋め込もうとした時、ドアが吹き飛び、部屋を閃光が覆う。
 それから何人もの武装した男たちが入ってきて触手に何かを打ち込む。
『しまった! 逃げよ!』
 触手の命令に従い子触手達が蠢くが、男達は、何かガスを放つと段々と動きが鈍くなり動かなくなっていった。
 男達は、触手を回収していき、最後にスーツ姿の男がやって来て告げる。
「竹井藤次様、今回は、触手の製造にご協力頂きありがとうございます」
「どういう意味だ?」
 困惑する俺に対して男が告げる。
「あの現地の男も我々のスタッフなのです。我々、製薬会社のね」
 その一言で俺も理解した。
「お前等、あの触手を材料に非合法な精力剤を作る為に俺を、俺の家族を利用したな!」
「はい。その通りです」
 あっさり認めた男を俺が睨む。
「恨むんでしたら筋違いですよ。全部、あんたの判断の結果なのですから」
 男が言っている事は、正論だった。
「安心してください、今回の事は、内密に処理する予定です。奥さんや娘さんの治療もわが社が懇意にしているドクターが行いますから」
 男の配下が動かなくなった触手を回収、妻と娘は、保護され治療を受ける事になったのであった。


 アレから一ヶ月が過ぎた。
 理屈は、簡単だった。
 自分で試して見てはっきりしているが、あの触手を使った精力剤の効果は、凄い。
 さぞ、金余りの老人達には、高値で売れる事だろう。
 それを考えたら、あんな大仕掛けも納得できる。
 直接やらなかったのは、一重に万が一事が露見した場合、会社に害が及ばない様にだ。
 きっと他にも候補者が居て、そして俺が見事に嵌められた。
 それだけの話だったのだろう。
 妻は、触手の産みすぎた所為で完全に心が壊れてしまっていた。
 今も精神科の特別病棟で治療を受けている。
 回復の見込みは、低いといわれている。
 桃子は、幸いにも多少の後遺症が残っているが元の生活に戻れた。
 仕事が終わり、帰宅して、娘と二人、ホームキーパーの作り置きしていた食事を食べ、お風呂に入り、就寝の時間がやってくる。
 俺は、複雑な気持ちで居ると、寝室のドアが開く。
 そして桃子が入ってくる。
「お父さん、辛いの」
 そういってスカートを捲り上げる娘のあそこは、愛液で濡れていた。
 娘の後遺症、それは、夜毎、セックスがしたくなるといったものだった。
 俺は、無言でズボンのチャックを開き、チンポを晒す。
 娘の痴態にギンギンに勃起しているそれを見て桃子の顔がいやらしむ弛む。
 そして、自ら俺のチンポをしゃぶり始める。
 この生活が始まった当初は、お互いに止めようと努力した。
 だが、無駄な事に気付いてしまったのだ。
 どんなに我慢しようが、あの日、親子で肉欲を貪りあった事実は、消えない。
 俺が娘の咥内に大量の射精を行った。
 桃子は、飲み下し、微笑む。
「お父さんの濃くって美味しい」
 そして娘は、ベッドに横なると俺は、その上に圧し掛かり、チンポを挿入する。
「アァァァン! お父さんのデカチンポ、サイコー!」
 俺のチンポを根元まで咥え込み、足を腰に巻きつけ、自らも腰を振る桃子の姿は、どんな淫乱な売春婦より淫らに見えた。
 そしてそんな娘に俺は、何度も射精する。
「イクゥゥゥ! お父さんにザーメン出されて、イクゥゥゥ!」
 これが俺と娘の新しい生活だ。


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