敵対する二つの国があった。
一方は、鋼の結束を持つバーンドス連邦国。
もう一方は、大資本を持つ企業が後ろ盾になるリカーン合衆国。
開戦と休戦を繰り返す両国であったが、この時は、調度短い休戦の時期であった。
そんな中、バーンドスの高官が元領土だったが、今は、リカーンの領土の避暑地に来ていた。
バーンドスの高官、レイトン=バルッソスは、排気ガスを撒き散らしながら走り抜けていく車を見て不機嫌そうな顔をする。
「わが国の領土だった時は、あんな奴らは、居なかった」
「やっぱり、まだ危なかったですよね」
さびしそうにレイトンの十二歳の娘、エウレスが言うとレイトンが慌てて言う。
「気にすることは、無い。警備も万全だ。それより、お母さんの墓参りをしたいと言うお前の優しい思いは、何よりも大切だ」
「ありがとう、お父さん」
微笑むエウレス。
実は、レイトンの妻でエウレスの母親は、アリモカは、この地が侵攻された時に死亡し、遺骨も残らず、使用人達により簡素な墓が作られていた。
当然、本国には、立派な墓があるのだが、エウレスは、母親が亡くなった場所に作られた墓参りもしたいと、父親に頼んだのだ。
レイトンは、そんな娘の願いをきいた。
休戦中で自国と隣接したここなら大丈夫という考えもあったが、自分自身でも妻の亡くなった場所に訪れたいと思っていたからなのかもしれない。
しかし、そんなレイトンの考えは、甘かった。
その日の夜、ホテルの中で、リカーンの工作員に身柄を確保されてしまったのだ。
「油断していた」
悔しげに壁を叩くレイトン。
「私達、どうなるの?」
心配そうな顔をするエウレスを強く抱きしめるレイトン。
「お前には、指一本触れさせないぞ!」
その時、二人を隔離していた部屋の扉が開き、ひとりの男が入ってくる。
「初めまして。言葉を飾っても仕方ないのではっきり言いますが、私は、貴方の拷問役のパシェです」
「私は、何も喋らないぞ!」
レイトンの言葉にパシェがエウレスを見ながら言う。
「その可愛いお嬢さんがどうなっても良いのですか?」
「娘に手を出したら、私は、舌を噛んで死ぬぞ。そうなれば目的が果たせなくなるぞ!」
レイトンの強気な発言にパシェが苦笑する。
「私達は、娘さんには、指一本ふれるつもりは、ありません。貴方が生きている内は」
その言葉に自殺をしたら、娘がただでは、すまないという脅しが含まれていた。
レイトンは、この相手が手強いと感じたが、決して負ける気がしなかった。
「だったらとっとと始めたらどうだ? まあ、何をしても何も喋る気は、しないがな」
それに対してレイトンは、指を鳴らすと、食事が運ばれてくる。
「何のつもりだ? 薬には、抵抗があるぞ」
レイトンの問いにパシェが言う。
「自白剤の類ならそうでしょうが、この料理に含まれているのは、精力剤の類です。その薬まで抵抗がありますか?」
相手の意図を掴めずレイトンが不機嫌な顔で答える。
「そんな物で何をするつもりだ」
パシェが少しだけ辛そうな顔で言う。
「自分で考えておきながら、これほど下劣な方法が無いと思っています。私が企んでいるのは、貴方の性欲を限界まで高め、自分の娘を襲いたくなるようにする事です」
「そんな事をする訳が無いだろうが!」
レイトンが激昂するが、パシェが淡々と言う。
「そうなる様に、こういう食事だけを出します。食べずに自殺するというのは、止めてください。その他にも様々な方法で貴方の性欲を高ぶらせます。私から言えるのは、理性がもたなくなって娘さんに手を出す前に、こちらの協力して頂く方が賢明だと言う事だけです」
そう言い残し、パシェは、あっさり部屋を出て行く。
「お父さん……」
複雑な表情を浮かべるエウレスにレイトンが胸を張っていう。
「安心しろ、あいつの言うような事は、絶対におこらない」
エウレスも笑顔で言う。
「そうだよね、私は、お父さんを信じる」
その時、周囲の壁に映像が投影される。
『アアァァァァン! お父様、もっと!』
同時に聞こえてくる、エウレスと同じ年頃の少女の喘ぎ声。
「嫌!」
壁一面に映し出される、自分と同じ年頃の少女とその父親らしき人物とのセックスを見て悲鳴をあげるエウレス。
「止めろ! こんな物を見せるな!」
レイトンが怒鳴るが、ビデオが止まる事は、無かった。
翌日、再びパシェが現れた。
「お食事は、食べて頂いている様ですね。それで、こちらに協力していただく覚悟は、出来ましたか?」
それに対して、レイトンは、強気な態度で答える。
「そんな物は、一生出来ない!」
疉みつけてくるレイトンを見てパシェが苦笑する。
「何が可笑しいんだ!」
レイトンの問いにパシェは、レイトンの股間を指差す。
「そんなに激しく勃起させてどこまでもちますかね」
レイトンが怒鳴る。
「絶対に娘には、手を出したりしない!」
「それでは、また明日。そうそう、本当に危ないと思ったらそこにインターホンがありますから言ってください。協力を約束してくだされば、性欲処理の相手をご都合しますから」
パシェの言葉にレイトンが怒鳴り返す。
「要らん心配だ!」
パシェが帰った後、レイトンは、エウレスの所に行く。
「もう帰ったぞ」
エウレスは、憔悴していた。
理由は、今も流れるセックス風景のビデオだった。
箱入り娘のエウレスは、何度も失神してしまっている。
レイトンも必死に娘の耳や目に入らないようにしようとするが、映像は、ともかく音声の方は、防ぎきれないで居た。
そんな娘を優しく抱きしめるレイトン。
「ねえ、お父さん、やっぱり辛いの?」
エウレスは、ズボン越しでもはっきり解る父親の勃起を見てたずねた。
「大丈夫だ」
笑顔で答えるレイトンにエウレスe藉躇しながらも言う。
「でも、あの人達は、溜まったら苦しいって言っているわ」
ビデオに出てくる父親達の性欲が我慢出来ない時に娘に言う、半ば脅迫に近い言葉を本気にするエウレスの肩を掴み、レイトンが断言する。
「大丈夫だ、あんなのは、全部奴らのでまかせだ! お父さんを信じるんだ!」
エウレスは、静かu員いた。
その日の夜、エウレスが寝たのを見計らってレイトンは、センズリをする。
「ウゥゥゥ!」
直ぐに射精するレイトン。
おびただしい量の精液が出るが、レイトンのチンポは、全然静まらない。
「糞!」
少しでも解消しようとセンズリを続けるレイトン。
そんな中、小さな手がレイトンのチンポに添えられた。
驚くレイトンに起きてしまったエウレスが言う。
「ビデオみたいな事は、出来ないけど、この位だったら手伝う」
「止めるんだ!」
レイトンが止め様とするが、エウレスの柔らかな手の感触にレイトンは、エウレスに顔射する。
臭いのを我慢するエウレス。
「すまない!」
エウレスは、笑顔で答える。
「良いよ、お父さんのだもん」
その笑顔にレイトンの勃起は、更に硬くなるのであった。
それから数日が過ぎた。
「お邪魔でしたか?」
突然やってきたパシェの言葉に父親のチンポをしゃぶるのを止めて父親の後ろに隠れるエウレス。
「何を勘違いしているか、知らないが、これは、娘が私の事を思ってやってくれている事だ! 間違っても血の繋がった親子で肉体関係を結ぶ事は、無い!」
レイトンの言葉にパシェe踞く。
「そうでしょうが、そろそろ限界なのでは?」
「そんな事は、ない!」
言葉と裏腹にレイトン自身、かなり危険な所まで来ている自覚があった。
しかし、それを認めるわけには、いかなかった。
「そうですか、インターホンは、いつでも繋がりますから」
そう言い残してパシェは、部屋を出て行く。
その夜もエウレスは、自分の口でレイトンのチンポをしゃぶっていた。
映像の少女から学んだのか、エウレスのフェラチオは、格段上達していた。
レイトンは、何度目かの口内射精をする。
エウレスは、それを飲み込んで言う。
「お父さん、大分楽になった?」
邪な感情が無い純粋な父親を思う娘の顔にレイトンは、そんな娘にしゃぶらせる罪悪感を覚えた。
しかし、そんな事を考えるだけで硬さが増すチンポに絶望も覚えるのであった。
そして、眠りにつくエウレスを見ながら、レイトンは、インターホンを凝視するのであった。
明け方、レイトンは、インターホンに手を伸ばした。
「これ以上は、絶対駄目だ」
レイトンは、覚悟を決めてインターホンを押そうとした時、その手が小さな手に掴まれる。
「駄目だよ、お父さん。私の為に、国を裏切ったら絶対駄目!」
哀願するエウレスにレイトンが言う。
「すまない。だが、このままでは、いつかお前を」
それに対してエウレスが告げる。
「私、お父さんだったら、かまわないよ」
「馬鹿な事を言うな! 血の繋がった親子でそんな事が出来るわけがないだろうが!」
レイトンの言葉にエウレスは、父親に抱きついて言う。
「もしもお父さんが死んじゃったら、私、お母さんを殺した国の人達にレイプされて、大切なバージン奪われちゃう。だったら、お父さんに貰って欲しいよ」
その言葉にレイトンは、逆らえなかった。
ベッドの上に横になり、恥ずかしそうに顔を隠すエウレス。
「綺麗だ」
レイトンは、そういって、エウレスのオマンコり穩め始める。
「アァァァン!」
父親に隠れてしたオナニーで開発されたエウレスのオマンコは、直ぐに濡れ始める。
優しいが情熱的な愛撫にエウレスが快感を覚える中、レイトンが言う。
「行くよ」
エウレスは、無言s員く。
そして、レイトンの大人のチンポがまだ、未成熟なエウレスの割れ目を広げて中に入っていく。
エウレスの顔が痛みにゆがむ。
「痛いのか? やはり止めたほうが……」
躊躇するレイトンにエウレスが引き攣った笑顔で言う。
「最初は、痛いって映像の女の子達も言っていたし、私より小さい子だってお父さんのより太いチンポが入ったんだから大丈夫だよ」
健気なエウレスの言葉にレイトンは、もう歯止めが利かなくなっていた。
半ば強引に挿入し、奥までチンポを差し込むレイトン。
「エウレス、お前の中は、最高だ!」
「本当?」
聞き返すエウレスの言葉にレイトンe踞く。
「本当だ」
「嬉しい」
涙目で喜ぶエウレス。
「もう限界だ! お前の中に出すぞ!」
「出して、お父さんの精液で、私を満たして!」
レイトンは、エウレスに激しa禊内射精をするのであった。
一年後、エウレスは、母親の墓の傍の別荘で療養をしていた。
「ただいま」
レイトンがそう言って、ベッドで横になるエウレスに近づきキスをする。
「今日は、泊まっていけるよね?」
エウレスの問いにレイトンe踞く。
「ああ」
そのまま、エウレスの胸を揉む。
すると乳頭からミルクが毀れる。
「勿体無い」
乳首をしゃぶるレイトンにエウレスが笑顔で言う。
「あなたのミルクを飲むなんていけないお父さんだよね」
エウレスは、自分の隣に眠る、レイトンとの子供に話しかけるのであった。
そんな風景を望遠鏡で確認していたパシェの部下が言う。
「こんな手の込んだ事をせず、もっと確実に洗脳した方が良かったのでは、ないですか?」
それに対してパシェが言う。
「どんな洗脳も、完全では、ない。自分の意思で協力してくれるのがベストなんだよ」
不満げな顔で部下が言う。
「しかし、いつ裏切るか解りませんよ?」
パシェが失笑する。
「裏切れる訳がない。我々が隠蔽工作を手伝わなければ実の娘を孕ませた事が発覚し、全てを失うのだから。娘との関係を止められないあいつは、我々の操り人形のまま一生を終えるんだよ」
凄惨な笑みを浮かべるパシェを見て部下が思った。
間違ってもこの人だけは、敵に回したくないと。
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