鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんのオリジナル短編です。

 作詞作曲者不明の童謡「森のクマさん」がモチーフとなっていて、不思議な花畑で起こったロリなエロ事件・・・という感じの作品です。


 春休み、お父さんとお母さんが、遠くの親戚の結婚式に行ってしまった。

 泊まり込みだったのであたしも一緒に行く予定だったが、塾のテストが有ってお留守番。

 少し寂しいけど、お小遣いもいっぱいもらった上、口うるさいお母さんも居ないので、羽を伸ばせた。

 塾のテストも終わって、自由になったので裏山の森にあると言う秘密の花畑探しをする事にした。

 そこに咲いた花の香りは、素晴らしく、嗅いだ女の子は、この世の物でないほどの幸せを感じるらしい。

 しかし、問題の裏山は、私有地で管理人が居るために昼間入る事は、出来ない。

 こんな時で無いと確かめられない噂なのだ。

 あたしは、暗い夜道を行くため、あまりオシャレじゃない代わりにお気に入りの小さな白い貝殻のイヤリングを着けて、夜の裏山に入って行く。

 意外にも、問題の花畑は、直ぐに見付かった。

 森の中にあると言うのに、かなり大規模だったのだ。

「良い臭い……」

 問題の臭いを嗅ぐ。

 確かに良い臭いだった。

「でも、この世の物でないほどの幸せを感じるって言うのは、言い過ぎよね」

 それでもあたしは、幸せな時間を過ごしていると、いきなり暗くなった。

 振り返るとそこには、熊と見間違う程の大男がいた。

「キャー!」

 叫ぶあたしに大男は、苦笑する。

「酷いな。僕は、この山の持ち主で、この花畑を育てている九磨って名前の人間だ。どちらかと言えば不法侵入された僕の方が叫びたいくらいなのにね」

 そうだった、あたしは、勝手に入って居るんだった。

「ごめんなさい。二度としませんから許して下さい!」

 頭を下げると九磨さんは、笑顔で許してくれた。

「別に良いんだよ。それより体は、熱くないかい?」

 言われて見ると夜で肌寒い位な筈なのに暑苦しい。

 上着が汗ばんで気持ち悪く、眉をひそめる。

「ここには、僕と君しか居ないから、服を脱いでも良いんだよ」

 言われるままにあたしは、上着を脱いでしまう。

 それでも暑苦しいさは、無くならない。

「まだまだ熱いんだろ? もっと脱いでも良いんだよ」

 頭の何処かでおかしいと思いながらも、ズボンや肌着を脱いでしまう。

 冷たい夜の空気の中で下着姿になってしまう。

 それでも暑苦しさは、とれない。

 まるで体の中から熱くなっている様だ。

「熱いだけじゃないだろ? お腹の中が疼いている筈だ」

 言葉にされるとそれまで曖昧だった感覚がはっきりとした疼きになってくる。

 指が勝手にお股に伸び、パンツの上から割れ目を擦り始める。

「見ないで!」

 自分で言っておきながら、凄くナンセンスだと思った。

 あたしが勝手にやってる上に男の人は、エッチだから、見られない訳が無いんだ。

「解ったよ」

 しかし九磨さんは、あっさり背中を向けて見ないでくれた。

 安堵するが、いくら擦っても疼きは、晴れない。

 それどころか更に強くなっていく。

 体がもっと強い刺激を求めて、パンツをずらして直接擦ってしまう。

「アァァァン! ダメなの! 指が止まらないぃぃぃ!」

 指が割れ目の上のお豆さんに触れる度に頭に電流が走り、気持ち良くなっちゃう。

 少し前に保健体育で男女の肉体関係の事を習った後、好奇心から軽く触った事があったけど、こんなに凄く無かった。

「らめぇぇぇ、気持ち良いのがどんどん強くなるぅぅぅ!」

 指が割れ目をこじ開け様とした時、九磨さんが振り返る。

 その股間には、大きくなったオチンチンがそそりたっていた。

 犯される。

 あたしが怯えると九磨さんが告げる。

「お嬢さん、オマンコにチンポを入れられて、エッチな声で謡いたくなければ、お逃げなさい」

 あたしは、九磨さんから逃げ出すため、花畑を駆け出す。

「アァン」

 夜風が肌に触れるだけで気持ち良くなる。

 乳首が勃起し、お豆が割れ目から顔を出している。

「……限界」

 あたしは、走るのを止め、割れ目に指をこじいれる。

「……アァァァン!」

 痛みもあるがその何倍も気持ち良くって、指が割れ目の奥に進んで行く。

 そんなあたしに九磨さんがゆっくりとしたあしどりで近付いて来た。

 このままでは、犯されてしまうのにあたしは、オナニーを止められない。

「……来ないで」

 弱々しい声で哀願するあたしに九磨さんは、あたしが服を脱いだ時に落としたイヤリングをさしだす。

「落とし物だよ」

 受け取らないいけない。

 でも手が割れ目から離れてくれない。

「着けてあげるよ、クリトリスにね」

 あたしの股間に伸びてくる九磨さんの手。

「違うの! そこじゃない! 今、そこを弄られたら……」

 イヤリングが勃起したお豆、クリトリスを挟みあげる。

「アァァァン! イクゥゥゥ!」

 頭が真っ白になった。

 脱力感に襲われるあたしに九磨さんが褒めてくれる。

「破瓜の血と白い貝殻のアクセントが愛液でグチョグチョに濡れたオマンコと相まって、チンポが更に勃起するほど綺麗ですよ」

 あたしの前に突き上げられる黒光りするチンポを見た時、あたしの中でまだ開けては、いけない扉が開いてしまう。

「ありがとう。お礼に一緒に謡いましょ」

 割れ目にチンポが押し付けられる。

「思う存分に謡わせてあげよう」

 チンポがオマンコに突き刺さる。

 激しい激痛が走った。

 でもそれ以上の快感があたしの頭に襲いかかってくる。

「アァァァン! 気持ち良いぃぃぃ!」

 上の口から今まで出したことの無いいやらしい声がでて。

『グチョグチョ』

 下の口は、チンポがオマンコを出入りする際に愛液がはしたない音をだす。

 淫靡な合唱が始まる。

「また、イチャウゥゥゥ! アァァァン、イクゥゥゥ!」

 頭が蕩けて行く。

「貴女の子宮に子種を吐き出しますよ。嫌なら言ってください」

 妊娠の単語が頭を過るが、その背徳ささえ、今のあたしには、快感を大きくする。

「出して! 赤ちゃんの種、あたしのオマンコが溢れるぐらいいっぱい出してぇぇぇ!」

「望みのままに」

 次の瞬間、チンポが脈動し、あたしのなかで熱い飛沫が放たれた。

「……アァァァン!」

 それは、言葉に出来ないほどの快感。

 この世の物とは、思えない幸せな瞬間だった。





 新学期、あたしは、普通に学校に行った。

「ねえ、春休みに何をした?」

 クラスメイトの質問にあたしは、笑みを見せる。

「教えてあげるのは、ちょっと勿体ないかな?」

「何よりその意味ありげな言い方は?」

 追求してくるクラスメイトから視線を逸らす。

「だって、あたしだってそれなりのリスクを犯したんだよ。あの森の噂の確認には」

「嘘ぉぉぉ! あの森に入ったの?」

 驚くクラスメイトにあたしは、頷く。

「どうだった?」

 興味津々な顔をするクラスメイトに手を横に降る。

「ダメダメ、ノーリスクで教えたら、あたし一人が損じゃない」

「そんなこと言わないで、帰りにアイスを奢るから」

 食い下がるクラスメイトにあたしが提案する。

「噂の真相は、教えてあげられないけど、夜中、簡単に忍び込める道だったら教えてあげる」

「夜中に忍び込むの……」

 躊躇するクラスメイトだったが、最後には、好奇心に負けて聞いて来た。

 全て、九磨さんの言う通りに。





「アァァァン! イクゥゥゥ!」

 九磨さんの仲間にチンポを入れられ、淫靡な合唱を続けるクラスメイト。

「お嬢さん、君も謡いなさい」

 九磨さんがそう言って、チンポを激しく動かしてくれる。

「アァァァン! らめぇぇぇ! イクのが止まらないぃぃぃ!」

 あたしは、一際大きな声で淫靡な謡うのであった。


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