鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによるオリジナルエロ小説です。

 「馬鹿昔話」シリーズのバリエーションとも言える内容で、「赤ずきん」をモチーフとしたナンセンス風味のエロ童話に仕上がっています。

 「大上」というのはオオカミのことでしょうね。


 むかしむかしある所に一人の大上が居ました。
 金髪貴族の令嬢や孤児のサーカスの下働きの少女から自分より大きな空手女、果てには中年女性までストライクゾーンが大きく、節操なしで食ってしまう大上でした。
 そんな大上が今日も新しいターゲットを求めて町を歩いていると一戸建ての家から幸せそうな一組の母娘が現れます。
「これをお婆ちゃんにお願いね」
 母親からお使いを頼まれた少女は、元気良く頷くとお婆ちゃんの家に向かうのでした。
 それを見た大上は、涎を垂らしながら言います。
「次のターゲットは、あの娘だな。だが、その前に」
 娘を見送った母親が家に入ろうとした瞬間、後ろから大上が襲い掛かります。
「何をするのですか!」
 叫ぶ母親の口を塞ぎ、大上が言う。
「どうせ、ご無沙汰なんだろう。俺が満足させてやるよ」
 そういって、服を引きちぎり、胸にしゃぶりつきます。
「止めて、私には、夫と娘が居るの!」
 必死に抵抗する母親だったが、多くの女を食ってきた大上のテクニックは、半端では、ありませんでした。
 胸と同時にオマンコを弄り、十分に濡れたのを確認すると正常位で圧し掛かり挿入を開始するのです。
「アァン! なんて激しいの!」
 夫とのセックスが本当にご無沙汰だった母親は、大上の激しい挿入によがり始めるのです。
「ほらほらイッテしまえ!」
「駄目! 駄目なのに気持ち良い! イッくぅぅぅぅ!」
 絶頂に達した母親に情け容赦なく膣出しする大上。
「ごめんなさい、あなた」
 涙を流す母親に大上が言う。
「お前の娘が行った婆さんの住所を吐けよ」
 驚愕する母親。
「まさか、娘にまで手を出すというのですか! お願いです、娘には、手を出さないで下さい!」
 必死に懇願する母親に大上は、笑みを浮かべて言う。
「何処までその強情が続くかな!」
 そういって、二ラウンド目を始めるのです。
 結局、母親は、大上の底無し精力に負けてお婆さんの家の住所を教えてしまうのでした。
 大上は、以前食った眼鏡の中華から奪い取った蒸気バイクで先回りをし、少女より先にお婆さんの家に到着します。
「どなた?」
 無用心に出た、お婆さんは、十代の時に娘を産んでいたのでまだ四十代、十分に大上のストライクゾーンでした。
「大上だよ!」
 そう答えて、一気にお婆さんを家の中に押し込むとベッドにうつ伏せで押し倒すと、移動途中に愛撫をしたオマンコに後ろから獣の様に攻め立てる。
「そんな、こんなお婆ちゃんとして楽しいの!」
 お婆さんが叫ぶと大上が言う。
「食べ物も女も腐りかけが美味しい場合も有るんだよ」
 そう告げて、容赦なく挿入を繰り返し。
「アァァァァァン! チンポなんて久しぶりで我慢できない!」
 セックスなど数年していなかったお婆さんは、その快感にあっさり陥落してしまうのでした。
「好きなだけイキやがれ!」
「イクゥゥゥゥゥゥ!」
 何度も大上にイカされてしまったお婆さんは、大上の性欲奴隷になってしまうのでした。
 そして、お婆さんにチンポの後処理をさせながら大上が言うのです。
「もうすぐ、孫娘が来るだろう。来たら、油断させて、このベッドルームまで連れて来い」
 それを聞いてお婆さんが驚く。
「そんな、あの子は、まだ生理も来ていないのよ!」
 それに対して大上は、楽しそうに告げる。
「まだ青い果実のすっぱさも俺は、大好きなんだよ」
 背筋に寒気が走る冷酷ぶりにお婆さんは、怖くなりましたが、大上に逆らえない体になってしまったお婆さんは、大人しく従うのでした。
「お婆ちゃん、お使い物を届けに来たよ」
 少女が元気に挨拶するとお婆さんは、多少引きつった顔で言う。
「ありがとうね。助かったよ。そうそう、こっちに面白いおもちゃがあるから遊んでいきなさい」
「ハーイ」
 少女は、疑らず、大上の待つベッドルームに入ってしまう。
「たっぷりと俺が遊んでやるよ」
 そう告げると大上は、少女のスカートを捲り上げて下着の上から少女のオマンコを激しく刺激するのでした。
「イヤ! お婆さん、助けて!」
 少女が必死に助けを呼ぶが大上から指示されていたお婆さんは、逆に少女のまだ殆ど膨らんでいない胸を愛撫し始めるのです。
「ごめんなさいね。大上さんには、逆らえないの」
「止めて! こんな変な事は、止めてよ!」
 泣き叫ぶ少女であったが、大上が少女のオマンコを弄っていた指を見せる。
「嘘をつくんじゃない。こんなに濡れているじゃないか」
 生理もきていない少女ですら簡単に感じさせる大上の脅威のテクニックであった。
「さあ、メインデッシュだ!」
 大上は、ベッドに寝こがるとお婆さんが少女をその腰の上、チンポの上に座らせる。
「入れてやれ!」
 大上の命令にお婆さんが少女の割れ目を広げて、チンポを誘導しながら腰を落させる。
「そんなの入らないよ!」
 少女の悲痛な訴えは、通じなかった。
「イターイ! 裂けちゃうよ!」
 涙目で訴える少女の割れ目からは、ロストバージンの出血がチンポを伝わり垂れていく。
「この千切れそうな締め付け、青い果実だけの楽しみだな」
 存分に少女のオマンコを楽しむ大上。
 奥まで入ったのを確認すると自らも腰を動かす。
 ここに至って少女は、異常すぎる状況に半ば意識をなくしていた。

「俺の精子を受け止めろ!」
 そんな少女に大上は、何の躊躇いもなく膣出しをかますのである。
 ただ泣き崩れる少女への成果を確認するように見てから大上は、背伸びをする。
「さて、二ラウンド目に行くかな」
 そんな大上が何気なく窓から外を見た時、そこには、ブリキのおもちゃみたいな蒸気甲冑が並んでいた。
「ゲェ! もう見つかったのかよ!」
 次の瞬間、様々な国籍年齢の女性が入ってきて大上を囲む。
「大上さん、もう逃がしわしません!」
 袴をはいた少女が日本刀を振り上げる。
「待ってくれ!」
 大上の静止を無視して振り下ろされる日本刀が見事に大上の頭に決まる。
 流石に峰打ちだったみたいだが大上の頭から大量の血が流れ落ちていく。
 女性達に引きずられていく頭から大量の出血をする大上を見て少女が呟く。
「クリムゾンヘッドクロス」
 少女達の地方で有名な真赤な布を頭に被った衣装にそっくりだったそうな。
 とにかく、大上の脅威は、去っていった。
 しかし、第二の大上が居ないとは、限らない。
 特に米国あたりに潜んでいる可能性が高いから気をつけるべきであろう。


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