これは、物理的にも、精神的にも成熟した人類が更なる高みを目指す為にある試みを行った世界の話である。
青龍院、睦月、十一歳
あたし達、淫ら神(ミダラガミ)の神域を進んでいた。
「お姉様、卯月もう嫌だよ」
あたし達の中で最年少の卯月ちゃんが涙を流して嫌がるのも仕方ない。
あたし達の周りでは、淫ら神の神域に取り込まれた人々が性交を繰り返しているあまり直視したくない光景でした。
「弱音を吐くんじゃない! 僕達の働きに人々の未来がかかっているんだ!」
背も高く、男性的な印象があり、実際に力も強い、卯月ちゃんの姉、如月さんの強い口調に俯く卯月ちゃんをあたしは、優しく肩を抱く。
「あたし達には、巫女長による姫瓜(ヒカ・この世界での女性器の尊称)を護る術が有る限り、あたし達自身が望まない限り、例え淫ら神だって無理やり純潔を奪うことは、出来ないわ。安心して」
微笑みかけると小さく頷く卯月ちゃん。
「情けないわね。しかし、童の強力な力があれば、淫ら神の封印など簡単よ」
実家は、歴史も古い大きな神社の霜月ちゃんが自信満々に告げた。
「でも、どうして、今回の儀式は、私達みたいな少女だけなのでしょうか?」
眼鏡をした物静かな外見なのに、胸があたし達の中で一番大きい文月ちゃんが不安そうに問い掛けるとあたし達のまとめ役、今回の御役目にも自ら志願したと言われている師走さんが話し始める。
「全ては、性欲を抑制すると高みを求める試みから始まった」
それを聞いて、如月さんが手をあげる。
「三大欲求の一つが選ばれたのは、解るが、どうして性欲だったんだ? 食欲や睡眠欲じゃいけなかったのか?」
あたしが補足する。
「人は、食事をしなければ死に、眠らなければ脳の負担が大き過ぎて死を早めます。昔は、子孫を残す為に性欲は、必要不可欠だったのでしょうが、今は、優れた技術で人工授精が可能な為、不要な欲望とされた様です」
「犯罪の要因にしかならない性欲など無くても構いません!」
嫌悪感を顕にする霜月ちゃんに麒麟さんも頷く。
「そして、研究が行われ、神学的見地で成果が上がった。それが性欲を司る淫ら神の現臨。淫ら神を制御する事で、人々は、性欲から解放される筈だった」
「その結果が目の前の状況だって訳だな?」
如月さんの辛辣な感想が全てだった。
「それでも、どうして私達の様な子供が選ばれたのでしょうか?」
文月ちゃんは、目の前の恐怖に聞かずには、居られなかったのでしょう。
「淫ら神の神域は、精通が始まる前の男子と初潮前の処女以外の全ての人間を極度の発情状態にするわ。そして、男子の精通の有無は、判断が難しい。そして、我等には、強い巫女の力がある。だからだ」
そう答えた師走さんの目には、強い使命感が宿っていた。
それでもあたし達より幼い文月ちゃんや卯月ちゃんは、不安は、拭えないでしょう。
「さっきも言った様に、あたし達には、淫ら神の力は、通じません。全てが計画通りに進めば、何の危険も無く終わる筈です」
二人を抱きしめて落ち着かせる。
「その為にも、早く行くぞ!」
如月さんが急かし、あたし達は、淫ら神が居る、神域の中心に向う。
淫ら神のところまでは、順調に到着した。
「淫ら神よ、汝は、まだ不要な神、大人しく封印されるが良い」
師走さんの宣告に淫ら神が高笑いをあげた。
『ワハハハハ! 人は、大いなる誤解をしている。この世界にこそ、我輩の力が必要と判断し、自ら降臨したのだ!』
驚きの真実だった。
「ふざけるな! 穢れたお前みたいな神を僕達は、必要としない!」
如月さんが怒鳴ると淫ら神が淡々と告げる。
『それは、これから証明される事だ』
「そんな証明は、我がさせない!」
師走さんの合図に合わせてあたし達は、淫ら神を囲うように展開し、手で印を刻み、封印の祝詞を詠う。
封印の力は、確実に淫ら神を束縛していく。
しかし、淫ら神は、落ち着いた様子であった。
不安が過ぎったが、祝詞も残り僅か、淫ら神の封印は、目の前だった。
その時、あたしは、お腹に違和感を覚えた。
お腹の中から染み出すような痛みを顔を歪めてしまう。
「睦月、お前……」
そう声を上げた如月さんがあたしを見て動揺している。
あたしは、絶望的な予感を否定する為に自分の袴を見た。
祝詞が止まった。
袴があたしの初潮の血で変色していたのだ。
「あと少しで封印が終わる。意識を確りもって祝詞を続けなさい!」
師走さんの言葉にあたしは、必死に再開させようとしたが、混乱した状態で、祝詞の続きが出てこない。
『これが必然という奴だ。さあ、女の性に目覚めるのだ』
淫ら神の言葉と共にあたしの全身が熱くなる。
「イヤァァァ! 熱い、熱いのぉぉぉ!」
もう、祝詞なんて頭の中から飛んでいった。
あたしの頭にあるのは、体中を襲う、この熱さをどうにかする事だけ。
印を刻んでいた手が、姫瓜に触れた。
「アァァァン!」
厭らしい声があたしの口から出てしまう。
「止めなさい! まだ間に合います! 祝詞を続けなさい!」
必死にあたしを正気に戻そうとする師走さんの声が遠くに聞こえた。
もう、そんな声では、あたしの指は、止められない。
『見るが良い。これがお前の女を充たす事が出来る我輩の肉柱だ』
それは、正に肉柱と言って良い物だった。
あたしは、その肉柱に向って足を進めて行く。
「諦めるのは、早い。今なら取り返しがつくわ!」
「馬鹿やろう! そんな似非神様に操られるな!」
「睦月さん!」
「正気に戻りなさいよ!」
「戻ってきて!」
皆の声にあたしの足が止まった。
『雌が雄を求めるのは、自然の摂理。理に逆らう事は、人には、出来ぬのだ』
淫ら神の言葉にあたしは、頷く。
「そうよ。これが本来の姿なのよ。こんあ立派な肉柱があるのに、求めないなんておかしいのよ!」
あたしは、自ら姫瓜を拡げて懇願する。
「淫ら神様、あたしの姫瓜に肉柱を下さい」
『これこそ真理なり!』
突き刺さる肉柱。
そこにあったのは、指とは、比べ物にならない快感だった。
「凄い! これが、肉柱なのね! この肉柱以外、何も要らない!」
あたしは、淫ら神様の腰の動きに合わせて自らも腰を動かし、少しでも深くに肉柱を受け入れていく。
「良い、いい、イイィィィ! こんな凄いの初めてぇぇぇ! イクゥゥゥ!」
目の前が真白になる。
『良い、絶昇(ゼッショウ、激しくイク事)だ。褒美に我輩の神汁を与えよう』
淫ら神様の肉柱から噴出された熱い液体、神汁があたしを充たしていく。
脱力するあたしに淫ら神様が尋ねる。
『さあ答えるが良い。我輩の肉柱で破瓜したお前は、理に背く存在か?』
あたしは、首を横に振る。
「この快楽を捨て去ろうとしていたあたし達が間違っていました。どうか、淫ら神様のお力で全ての人間にこの快楽をお与え下さい」
『良いだろう。だが、その前に、我輩に封印をしようとした背徳者達に救いを与える必要がある。解って居るな?』
巫女の力での抑制が消えて、その御力で、皆の動きを封じた淫ら神様の言葉にあたしは、微笑む。
「はい。不幸にも淫ら神様の力が通じない皆を幸せにする手伝いをすればよろしいのですね?」
あたしは、この至福の快楽をしらない哀れな皆を救う為に、行動を始めた。
朱雀院、文月、十歳
「近づかないで下さい!」
私は、睦月さんを拒絶した。
「何で拒むの?」
「睦月さんは、淫ら神に操られているんです! 私は、あんな事は、出来ません!」
私は、睦月さんの姫瓜から滴り落ちる白い液体に、先程の異常な光景を思い出す。
私達の腕程ある物が睦月さんの姫瓜を抉じ開けて、入っていき、動くたびに腹にその物形が浮き出ていた。
正気の沙汰とは、思えない。
絶対に睦月さんは、淫ら神に頭の中まで操られてしまっているのだ。
睦月さんは、滴り落ちる白い液体を手に取り、動けない私の胸を肌蹴る。
「こんな立派な胸をしているのですもの。間違いなく絶昇に至れるわ。あたしが手伝ってあげるわね」
「止めて、そんな物を塗らないでください!」
叫ぶ私を無視して睦月さんは、それを私の胸に満遍なく塗っていった。
「少しは、気持ち良くなった?」
「そんな訳がある訳が……」
私の言葉が途中で止まる。
胸が、あれを塗られた場所が熱いのだ。
「そんな、私達に淫ら神の力が通じない筈なのに……」
睦月さんが微笑む。
「それは、あたしの姫汁(キジル、膣分泌液のこの世界での呼び方)と混ぜたおかげ。さあ、もっと感じて」
睦月さんが私の敏感になった胸を揉みあげる。
「アァァァン!」
嫌なのに気持ちよくなっちゃう。
「あらあらこんなに乳首が硬くして、そんなに気持ちよかった?」
「違います。それは、あの液体の所為で、アァァァン!」
声が止められない。
胸がどんどん熱く、乳首が勃起してしまい、より一層、気持ちよくなってしまうのが怖かった。
「もう止めて、苦しいんです。胸が張って、死んでしまいます」
本当にそんな気持ちだった。
「だったら、胸の中で貴女を苦しめている物を吸いだしてあげる」
睦月さんが私の右胸の乳首を吸う。
「駄目、そんな事しちゃおかしくなるぅぅぅ!」
胸の奥から熱い液体が乳房を通って、乳首の先から吹き出る。
「何で母乳が……」
困惑しながらも、私は、苦しめていた胸の張りからの解放に今まで感じた事の無い気持ち良さを感じてしまう。
「こんなの普通じゃありません。もう許して下さい」
泣きながら懇願するが睦月さんは、笑顔で告げた。
「これからが本番よ」
敏感になっている右胸をしつようにもみ、乳首を吸ってくる睦月さん。
「らめぇぇぇ! そんな事されたらまた出ちゃうぅぅぅ!」
胸が気持ち良過ぎて、何も考えられなくなる。
私の出した母乳を口の端から垂らしながら睦月さんが左胸を揉みあげる。
「アァァァン! 止めて、これ以上母乳を出しちゃったら、本気でおかしくなっちゃうぅぅぅ!」
「そう、だったら、吸わないわ」
睦月さんは、そういって左胸を揉むだけで、それ以上の事をして来なかったら。
安堵する所なのに、私は、何故か戸惑いを覚えた。
「吸わないんですか?」
「そうよ。だって、あたしは、文月ちゃんに女として当然の快感を教えてあげたいだけ。女だったら、淫ら神様に気持ちよくしてもらいたい筈よ」
睦月さんは、真面目な顔でとんでも無い事を言って来た。
「そんな事、ありません! 私は、こんな邪な快楽には、負けたりしません!」
私の主張に小さな溜息を吐く睦月さん。
「可哀想な文月ちゃん。姫瓜がこんなに濡れている言うのに、そんな心にも無い事を口にしないといけないなんて」
哀れむ表情を浮かべながら睦月さんは、私の姫瓜を指でなぞる。
「アァン! 私は、そんな厭らしくありません!」
「あら、それでは、あたしの指を濡らす姫汁は、誰のものかしら?」
睦月さんは、私の顔の前で粘つき、白く濁った液体で濡れた指を広げる。
「知りません!」
顔を背けられた。
「それじゃ、自分で確認してね」
睦月さんが離れていく。
体が動く事に驚きながら、姫瓜を触れた。
「嘘です。これは、きっと睦月さんの……」
私は、服の端で姫瓜を拭う。
「アハァン!」
何で変な声が出ちゃうの。
それに幾ら拭っても私の姫瓜の奥から姫汁が出てきてる。
「もう一度、聞いてあげるわね。その姫汁は、誰の物?」
認めたくなかった。
でも、この真実は、揺るぎそうも無かった。
「私の姫汁です」
再び私の姫汁を指にとり舐める睦月さん。
「凄く、濃くって美味しい姫汁。やっぱり文月ちゃんは、立派な女になれるわよ。あたしも嬉しい」
「立派な女……」
私の呟きに睦月さんが頷く。
「そうよ。淫ら神様は、人の性欲を司る神様。その御方に気持ちよくして貰いたいと思うのは、女として当然の事。世界の真理なのよ」
当然の事、詰り。
「この胸の張りを、苦しみを我慢しなくても良いんですか?」
睦月さんに吸われた右胸と異なり、母乳が溜まり苦しい左胸に触れる。
触っただけで吹き出そうなのに、出てこない。
「苦しい事を何故我慢するの? 母乳を吸いだしてもらうのは、母の役目をもつ女にとって普通の事よ。それを拒む理由なんて何処にも無いのよ」
そうだ、母乳は、赤ちゃんを育てる為に必要な物。
それを吸われるのは、女としての当然の事。
「さあ、淫ら神様にお願いするのよ」
睦月さんに手を引かれ、私は、淫ら神の前に進む。
「淫ら神様、どうか私の胸の張り、疼きから解放して下さい」
『良いだろう』
淫ら神様が私の左胸の乳首を吸った。
「アァァァン! 出てる! 母乳がいっぱい出てるの! 気持ち良いぃぃぃ!」
母乳を吸い上げられる度に、気持ち良さが膨らんでいく。
『胸の疼きは、治まったな?』
淫ら神様の言葉通り、胸の疼きは、収まった。
でも、代わりに姫瓜がジンジンと疼く。
どうすれば、この疼きを止める事が出来るか今の私なら解る。
「淫ら神様、どうか私の姫瓜に肉柱を入れて下さい」
私は、淫ら神様の前で横になり、足を開き、指で姫瓜を拡げた。
『摂理にそったその行動こそ、正しき行いなり』
淫ら神様の肉柱が私の姫瓜に入ってくる。
「痛い、体が裂けてしまいます!」
激しい痛みが私を襲う。
『それこそが女になる為に超えなければいけない痛みだ』
私の姫瓜から血が滲み出る。
姫瓜が自分でも信じられないほどに拡がって肉柱を受け入れていた。
「これで、私も女になったのですね?」
淫ら神様が頷く。
『そうだ。もう、お前を不幸にしていた束縛からは、逃れられた。今、それを証明してやろう』
動き出す肉柱、しかしそこには、もう苦痛は、無かった。
「凄いぃぃぃ! 淫ら神様の肉柱が動く度に姫瓜の中が擦りあげられて、気持ち良いぃぃぃ!」
これが女の悦び、こんな素晴らしい事をどうして私は、拒絶しようとしていたのだろう。
「淫ら神様、罪深い私をお許してください」
『神である我輩は、罪深い汝らを慈悲と共に神汁を与えよう』
私の中で淫ら神様の神汁が広がって行く。
「絶昇しますぅぅぅ!」
この世に在りながら、神の慈愛を受けられた私は、至福の瞬間を得た。
私は、淫ら神様の肉柱を自らの舌で清める。
『真理の扉を開いたお前には、やるべき事がある』
淫ら神様の言葉に私が頷く。
「解っております。今だ、偽りの理に囚われた哀れな者達に導く手伝いをします」
私は、睦月さんと共に淫ら神様が教えを伝える為に歩み出す。
白虎院、霜月、十歳
「淫ら神様の神汁は、素敵でしょ」
睦月が、童を唇を強引に奪い、その口に含んだ穢れた液体を飲ませて来た。
「童は、違う。伝統ある血を引く、誇り高き者です。こんな汚らわしい物は、受け入れられません!」
喉に粘りつく嫌な感覚を堪えながら唾棄する。
「だったら、私の母乳で洗い流して上げますわ」
文月が無意味に大きい胸を童の顔に押し付けてくる。
「止めなさい。童は、絶対にあの様な禍々しい神に屈したりしない」
童は、他の巫女達とは、違い、こんな穢れた企みには、屈服しない。
耐え切って、独りでも淫ら神を封印してやるんだ。
だけど、口を開けたのは、失敗、胸の先が口の中に入れられてしまった。
押し返せない、仕方ないから噛んでやる。
「噛まれたら、直ぐに出ちゃうぅぅぅ!」
口内に噴き付けられる母乳、先程の粘りが有る所に触れると熱く、強烈な刺激になって童を襲う。
「もう、噛まないんですか? でも、足らないんですよね」
文月が乳房を鷲掴みにして母乳を再び噴出させる。
苦しい、さっき刺激を受けた場所に直接当てられると涙が出そうになるほど衝撃があった。
「大分、気持ち良い見たいね」
睦月が、信じられない事を言って来たので、睨んだ。
「違うって言いたそうな顔をしてるわね。でもね、姫豆(キズ、この世界での陰核の呼び方)がこんなに大きくなってるわよ」
睦月が、童の姫豆を摘むと電気が走った。
こんな感覚知らない。
体中から力が抜けて、何も考えられなくなる中、口から胸が退けられる。
「私の母乳は、美味しいですか?」
混乱している頭を何とか整えて答える。
「そんな訳ないわよ」
「足りなかったみたいですね」
文月がさっきと逆の胸を押し付けて来た。
口を閉じる前に勃起した乳首を突き刺さり、童の口内に目標をつけた。
またあんな衝撃を我慢しないといけないと思ったら涙が零れた。
噴出される母乳、あの衝撃が来る。
しかし、おかしかった。
さっきは、嫌なだけだったのに、いまは、この衝撃が気持ち良かった。
まるで、姫豆を弄られた時と同じ。
童は、慌てて、今の感覚を否定する。
そんな事は、あっては、いけない。
童が、こんな事で気持ちよくなっては、いけないのだから。
「もうすっかり、母乳で気持ちよくなってるみたい。姫豆が更に大きくなっているわ」
睦月がまた姫豆を弄り、体中に電気が流れる様にあの感覚が広がって行く。
文月の胸が退かされた時、童の口の中は、母乳とあの汚らわしい液体でいっぱいになっていた。
それは、喉から胸、お腹まで降りていくのが解る。
なぜならば、それが通った場所が熱くて仕方なくなるから。
そして、その熱さが体中に伝染して、どうしようもない。
「止めて、これ以上、何かされたら、童は、本当におかしくなってしまう。童は、伝統がある巫女の血筋なの、おかしくなるわけには、行かないのよ!」
童は、悔しいが懇願した。
すると睦月が笑みを向けてくる。
「巫女は、神様の妻。詰り、神様相手でしたら、性的行為を行っても良いんですよ。いいえ、神様と性的奉仕する事こそ巫女の役目。淫ら神様に奉仕するのが伝統ある巫女である霜月ちゃんに相応しい役目じゃないかしら」
「巫女の役目……」
そうだ、巫女は、生涯を神の捧げ、仕える者。
操も全ては、神に捧げる為に守る物と教わった。
ならば、目の前にいる神にだったら、童は、性的行為をしても良い。
違う、伝統ある巫女の血を引く童こそが神に性的奉仕をしなければいけないんだ。
童は、淫ら神様の元に行き、その肉柱を見る。
とても童の姫瓜に入るなんて思えない。
でも、奉仕しなければ、いけない。
それが巫女である童の役目。
『まずは、その口で奉仕するのだ』
「解りました。御奉仕させて頂きます」
肉柱を口に含むと長い肉柱は、口内の奥に当たり、その度に快感が頭の中に直接打ち込まれる。
拒む必要の無い、快感を享受する為、童は、一心不乱に頭を動かした。
『舌を使うのだ。そうする事で更なる奉仕になる』
命じられるままに舌を肉柱に絡める。
淫ら神様の味は、童の舌には、最高の美味だった。
『褒美だ、神汁を与えよう』
口内を神汁が溢れていく。
睦月を経由したそれとは、まるで別物の様な濃厚な味と粘りが童を包み込んでいく。
『これからが本当の奉仕だ』
よつんばになり、姫瓜を突き出す様にお尻を上げた。
「どうか、童の姫瓜に淫ら神様の肉柱をお入れ下さい」
突き刺さる肉柱は、やはり大きすぎた。
「……」
激痛に涙が流れる。
『いま、本当に巫女になった。その恩恵を与えよう』
痛みが消えていく、そして童を包むのは、強烈な快感。
「アァァァン! 凄いです。淫ら神様の肉柱、凄すぎますぅぅぅ!」
姫瓜を隙間無く埋め尽くす肉柱が動く度に童は、歓喜の声をあげてしまう。
『奉仕の心を忘れるな』
「はい、巫女として淫ら神様に御奉仕します!」
童は、自らも腰を振って、淫ら神様に精一杯の御奉仕をするが、駄目だ、もう頭が真白になってしまう。
「もう限界です、絶昇しますぅぅぅ!」
果ててしまう童。
『まだだぞ』
童は、力の入らない四肢を踏ん張り、淫ら神様を迎え入れる。
「ハアァァァン! 淫ら神様の肉柱を入れられただけで何も考えられなくなってしまいます」
小さな絶昇を何度も繰り返しながらも童は、頑張って奉仕を続けた。
『神汁を授けよう!』
噴出される神汁の熱さと量に童は、想像も出来なかった高みの快楽の中、果てる。
「神汁がいっぱい、童は、最高に幸せな巫女で、絶昇しますぅぅぅ!」
童は、涙を流していた。
悔し涙でも、痛みによる涙でもない。
巫女として神に奉仕できたという充実感を伴った嬉し涙だ。
『巫女の役目は、まだ終わっていないぞ』
淫ら神様の御言葉を童は、謹んで受け入れる。
「解りました。神に奉仕するという巫女の本道を忘れた未熟者達を、伝統ある巫女の血をひく童が指導してきます」
童は、今だ淫ら神様に逆らおうとする愚かな巫女未満の者達の所に向かう。
玄武院、如月、十一歳
「止めろ!」
僕は、力の限り叫ぶと前から抱きつき、大きな胸を押し付け続ける文月が落胆の声を上げる。
「そうですね、如月さんの貧相な胸では、淫ら神様が満足していただけそうもありません」
「五月蝿い! まだこれから大きくなるんだ!」
僕は、一つ年下だというのに豊満な胸を持つ文月を睨む。
「でも、姫豆は、大きいですね。まるで男の子みたい」
後ろから抱きつき、僕の姫豆を弄り続けていた睦月が耳元で囁く。
僕は、その刺激に耐えながら言い返す。
「だったら、どうする。それで、淫ら神に抗う力になるんだったら、男にでもなんでもなってやるさ!」
このままでは、いけない。
皆をあの淫ら神から解放しなければいけないのだ。
少なくとも、大切な妹、卯月だけは、絶対に救わなければいけない。
恐怖に震える僕に縋る視線を向けるしか出来ない卯月を見る。
「この状況で妹の心配なんて、未熟な巫女の癖に良い度胸していますね」
淫ら神に犯されていた霜月がやってきた。
「散々、伝統ある巫女の血筋だ、何だと言っておきながら、淫ら神に屈服したお前こそ、未熟だろう!」
高笑いを上げる霜月。
「それこそ根本的な勘違いですわ。巫女とは、神に奉仕する為の存在。元々、神を封印しようとした行いこそが間違っていたのですわ」
「何が、神だ! 厭らしい欲望の神など、奉仕するに値する訳がない!」
僕の主張に大きなため息を吐く霜月。
「人の身で、神を計りにかけるなんてなんと愚かな。やはり、確りと指導してあげないと駄目ね」
離れた文月の代わりに前にやって来た霜月は、しゃがみ、僕の姫豆を口に含んだ。
「馬鹿、そんな所を舐めるな!」
「そんな所なんて、姫豆は、女にとって大切な器官ですよ」
睦月の言葉に僕は、反論する。
「何処がだよ。男と違い、女にとって姫豆は、ただの飾りだろう」
微笑する睦月。
「ただの飾りじゃない事は、体験していたのでは?」
「そんな事は、無い!」
否定するが、解っている、姫豆が凄く感じてしまう器官だって事くらい。
だから、今霜月にしゃぶられ、舐め上げられているのが辛かった。
でもその辛さを我慢するしかない。
歯を食いしばり、声を出すのを堪える。
「中々、強情なんですね。でも、現実を見たほうが良いですよ」
睦月がそういって下を指差すと合わせる様に霜月が一度離れ、姫豆が顕になった。
「どうしてだよ!」
僕の姫豆が異常なまでに膨張していた。
まるで男の生殖器の様だった。
「淫ら神様の神汁を使って扱き上げましたから、もう普通の男性のそれと同じ様に感じ、精を放つ事が出来るわ」
「戻せ、僕の体を元に戻せ!」
僕が叫んでいた。
「あら、先ほど、自分で言っていたじゃないですか、男にでもなんでもなってやるって。だから、一部だけですけど男にしてあげたのですよ。ここから先は、その男の部分以外は、触りませんから安心して下さい」
そういって睦月は、膨張した姫豆を擦り上げた。
「アァァァン!」
声が漏れてしまった。
「男の様になった姫豆を弄られて女の子の様に鳴くのですね?」
睦月の言葉が凄く悔しく、恥ずかしかった。
「伝統ある巫女の血を引く童の本気を体験させてあげますわ」
霜月が再び、姫豆を口に含んだ。
「こんな、駄目、イヤァァァン!」
霜月の舌が姫豆に絡みつき、唇がきつく締め上げる中、頭の上下で扱きあげられ、僕は、今まで一度も口にしたことも無い様な女の言葉を漏らしてしまう。
「姫豆の先が喉の奥に当たってるのが……」
気持ち良かったって口に出来ない。
跳ね上がる快感と共に姫豆の根元から何から込み上げてきた。
「でるぅぅぅ!」
僕は、男の様に霜月の口内で精を放ってしまった。
「いっぱい出したわね。もうこれで立派な男ね」
睦月が僕の精を口の端から零す霜月を見ながら姫豆を手で扱いた。
「嫌だ! 僕は、女だ。男になんてなりたくない!」
絶叫していた。
今まで何度も男っぽいとか言われて来た。
自分でも、他の巫女とは、違うと思って居たが、それでも僕は、女で居たかった。
「如月さんを女に出来るのは、ここでは、淫ら神様だけですよ」
文月の言葉に僕は、途惑う。
それは、屈服を意味する行為を求める事だと解っていたからだ。
もう一度見た卯月の僕を見る目に畏怖の感情があった。
こんな男の様な姫豆を生やした姉では、卯月も嫌で当然だ。
女に戻らないといけない。
僕は、淫ら神に祈願した。
「僕を女に戻してください」
『良いだろう。神として我輩がお前を女にしてやろう』
淫ら神は、僕を抱え上げて、一気に肉柱を姫瓜に突き刺した。
激痛を歯を食いしばって我慢した。
『今、お前は、我輩の肉柱で女になったそれを証明してやろう』
痛みが消えた。
「アァァァン! これが女の悦び! 素敵、僕、女に生まれて良かった!」
姫瓜の中を肉柱で擦りあげられるのは、今までされてきた事なんて比べ物にならないほどに気持ち良い。
「淫ら神様の肉柱が姫瓜の奥まで来てるぅぅぅ! 気持ち良いぃぃぃ!」
淫ら神様の動きに合わせて自らも腰を振ってより高い快感を得ようとした。
『姫豆を扱くのだ』
「それだけは、許してください。僕は、女で居たんです!」
僕の懇願を淫ら神様は、許してくれない。
『駄目だ。お前は、女である前に巫女なのだ。巫女として我輩の代わりを務める重役を与える。その姫豆は、その為の物。それを受け入れるのだ!』
淫ら神様の言葉には、逆らえない。
僕は、姫豆を自らの手で扱いた。
「アフゥン! 肉柱で貫かれながら姫豆を扱くと凄い! 快感が、快感が何倍にも膨れあがるのぉぉぉ! 絶昇しちゃうぅぅぅ!」
僕は、姫豆から精を放ってしまう。
『これより、お前は、我輩の第二の肉柱だ。我輩の神汁を受けて、放つが良い!』
「熱いぃぃぃ! 絶昇したばっかりなのにまた絶昇するぅぅぅ!」
姫瓜に広がる神汁が僕の中に溶け込んでいくのを感じ、新たな役目を理解した。
そして淫ら神様の第二の肉柱となった姫豆を扱きながら宣言する。
「淫ら神様に頂いた神汁でその役目を全うしてきます」
『行くが良い』
淫ら神様の許可を得て、僕は、姫豆がもたらす快感を妄想しながら目標に近づく。
玄武院、卯月、九歳
文月さんは、無理やり母乳を飲ませてくる。
霜月さんは、姫瓜や姫豆をしつこく舐めてくる。
そして睦月さんは、お尻、菊門を弄ってくるのだ。
「……もう許してよ」
泣きながらお願いしても誰も止めてくれない。
そんな時、お姉様が近づいてきた。
すると、皆が離れていく。
やっぱり最後に頼りになるのは、お姉様だけだ。
「お姉様、卯月、怖かったよ」
お姉様の事だから怒ってくるかもしれないけど、我慢できなかった。
「そうか、僕が怖くなくしてあげるよ」
意外な言葉だった。
「この姫豆でね」
お姉様は、異常な形をした姫豆を突き出してきた。
「どうして! 卯月、頑張りますから、変な事しないで!」
「頑張って、受け入れるだ!」
お姉様は、姫豆を卯月の菊門に突き刺した。
「痛い! 凄く痛いの、お姉様抜いて!」
必死にお願いするがお姉様は、抜いてくれない。
それどころか、奥に突き入れてくる。
「これが、卯月の菊門、凄く気持ち良い! 腰が止まらない!」
「嫌、いや、イヤァァァ!」
拒絶してるのにお姉様は、腰を動かして、菊門を刺激し続ける。
「痛みだけに囚われるな、痛みの先にある感覚を感じるんだ!」
まるで、巫女の修行をしている時と同じ様な厳しい言葉。
そして、巫女の修行の時と同じ様に、お姉様の言葉は、正しかった。
痛みで、気付かなかった、異質な感覚。
それを感じると痛みが和らぐ、そしてその感覚は、決して嫌じゃなかった。
「アァン! まだ痛いけど、この感覚、気持ち良い!」
「そうだ、その素直にその感覚を受け入れろ!」
お姉様の言葉に通り、卯月は、その感覚を受け入れる。
「お姉さまの姫豆で菊門を刺激されるの気持ち良いぃぃぃ!」
「菊門だけか、その奥まで感じるんだ!」
「感じるよ、姫豆で刺激されて菊門の先もどんどん気持ちよくなってくのぉぉぉ!」
姫豆が動かれる度に快感が卯月に刻み込まれていく。
「良いぞ、神汁を出すぞ!」
お姉様の姫豆の先から熱い液体が出た時、卯月の頭の中が真白になった。
「……」
声も出ない感覚。
「それが、絶昇だ。よく覚えておくんだ」
お姉様の言葉に僕は、頷けた。
もう体が自由になっていた。
「これから何をすれば良いか解っているな?」
卯月は、立ち上がり、淫ら神様に抱きついた。
「淫ら神様、卯月は、まだまだ小さいですが、女にして下さい」
『良いだろう。我輩ならばどんな娘でも女にしてやれる』
淫ら神様は、卯月を抱え上げ、肉柱に降ろす。
「……痛いよ」
激痛に涙がにじむ。
でも、大丈夫、お姉様の時より痛いけど、我慢していれば、直ぐに気持ち良くなる筈だもん。
『安心するが良い。女になった以上、お前は、肉柱で苦痛を感じる事は、無い』
淫ら神様の言葉は、真実だった。
痛みは、あっという間に消えて、お姉様の姫豆で菊門を刺激された時以上の快感が卯月の姫瓜から生まれた。
「気持ち良いのぉぉぉ! もっと、もっと、気持ちよくしてぇぇぇ!」
卯月は、淫ら神様に更に強く抱きつく。
『早急だな。しかし、それで良い』
淫ら神様は、卯月の体を肉柱が抜けそうになる直前まで持ち上げ、そして力を抜く。
「スゴイィィィ! 肉柱が姫瓜を突抜けちゃうぅぅぅ! 絶昇するのぉぉぉ!」
肉柱が喉から出てくるのか思えるほどに深くまで入ってくる肉柱に卯月は、何度も絶昇してしまう。
『神汁を与えよう』
「下さい! 淫ら神様の神汁を卯月の姫瓜の中にいっぱい下さい!」
卯月の姫瓜が淫ら神様の神汁を埋め尽くされていく。
そんな中、卯月は、漏らしてしまった。
「ごめんなさい。卯月、卯月、我慢できなくって……」
『それは、姫潮(キシオ、潮吹きのこの世界での呼び方)、本当に気持ちよくなった時に出る物だ。もっと沢山出せるようになるのだ』
淫ら神様の言葉に頷く。
「はい。いっぱい、姫潮を出せる様になってみせます。ですから、もっと、気持ちよくして下さい」
『巫女の役目より、自分の快楽か。だが、良いだろう。それでこそ我輩の祝福が必要なのだからな』
淫ら神様は、今度は、菊門に肉柱を入れてくださった。
「良いです! 菊門も凄く気持ち良いですぅぅぅ!」
卯月は、菊門の快感に集中する。
麒麟院、師走、十二歳
我は、地面に横にされていた。
「姫瓜を弄るのって気持ち良いぃぃぃ!」
睦月が姫瓜を弄り、姫汁を我に垂れ流してくる。
「母乳が止まらないのぉぉぉ!」
文月が胸を揉み、乳首を扱き母乳を噴出し、我にかけてくる。
「神汁が美味し過ぎて、涎が止まらないぃぃぃ!」
霜月が自分や他人の中に出された神汁を指で拭って舐めては、涎を我に零してくる。
「姫豆を扱いて、射精するのサイコーーー!」
如月が膨張した姫豆を扱き、射精し、精を我に撃ち放つ。
淫ら神によって狂わされた仲間達のこの仕打ちも、当然の事。
あの淫ら神を現臨させたのは、我が父親なのだ。
だからこそ、自らの危険なこの使命に志願した。
封印の失敗を恨みつもりもない。
睦月が生理が来てしまったのは、あくまで事故だったのだから。
しかし、ここで我が諦める訳には、行かない。
どんな状況にも陥っても、正気を保ち、淫ら神の隙をついて、神域を一度脱出する。
皆を残して行く事には、憤りを感じるが、残念だが、今の我には、彼女達を淫ら神から解放する術が無い。
戻り、今回の反省点をまとめ、再度を巫女を集めて、儀式を行えば、今度こそ淫ら神を封印する事が出来る筈。
そうすれば、皆も元に戻る筈。
今は、ただ、耐える。
それが我に残された方法。
睦月達が離れ、卯月の菊門に肉柱を突き刺したまま淫ら神が我に近づいてくる。
『姫潮を放て!』
「はいぃぃぃ! 姫潮しますぅぅぅ!」
とても九歳がするとは、思えないあられもない顔をし、姫潮を我にぶつける卯月。
脱力する卯月を解放し、淫ら神が声をかけてきた。
『お前の考えは、解っている。我輩の隙を突き、神域を抜け出し、今回の失敗を元に、再度挑戦するつもりなのだろう』
流石に神、こちらの考えまで読めるのか。
しかし、読めたとしても油断する時間が必ず有る筈。
それまで我が堪え凌げは、好機がある。
『良いだろう、お前の体を自由にしてやろう』
淫ら神の言葉に我は、信じられなかった。
「何を考えている?」
もしかしたらこれは、淫ら神が我の油断させ、陥落させる為の計略の可能性もある、判断を誤っては、いけない。
『睦月という巫女が生理が始まったのは、偶然だと思おうとしているな?』
淫ら神の言葉に我は、答える。
「当然だ。その偶然さえなければ、お前を封印できていた!」
間違いなく封印は、もう少しで完成し、完成すれば淫ら神を封印できた筈だ。
『あれは、必然だったのだ。我輩は、必要とされたからこの世界に現臨した。詰り、何度やろうとも、世界が求める神である我輩を封印する事は、出来ない』
「嘘だ! お前は、我が父が現臨させた。だからこの世界にいるのだ!」
我が主張に高笑いをあげる淫ら神。
『お前の父親か、それは、この体の事か?』
淫ら神の姿が歪み、その中から我が父親の姿が現れた。
「父上!」
淫ら神が元の姿に戻る。
『この男は、丁度良い依り代だった。ただ、それだけの事だったのだ』
信じたくなかったが、父上が依り代だというのは、まず間違いが無いだろう。
ならば余計に淫ら神を封印し、父上を解放しなければならない。
我が逃げ延びなければいけない理由がまた一つ増えた。
『開放してやる。好きにするが良い』
淫ら神は、自分の存在に絶対の自信を持っている。
千載一遇の好機、これを生かすしか我が使命を果たす機会は、無い。
我は、解放されると同時に駆け出そうとした筈だった。
「アァァァン!」
それなのに我が口からでたのは、厭らしい声であった。
何故、そんな声が出ているのか、理解できない。
我は、再び淫ら神を封印する儀式を行う為にこの神域を抜け出さなければいけないのだ。
なのに、何故我は、自らの手で姫瓜を弄っているのだ。
『不思議そうな顔をしてるな。巫女達の体液でお前を欲情させたのだ。しかし、お前は、それに耐え抜くつもりだったのだろう? 我輩の気の変わらないうちに行くが良い』
言われなくたってそうするつもりだ。
そのつもりなのに、我が指は、姫瓜だけでは、物足りず、姫豆や菊門まで弄り始める。
「嘘! 止まって、我は、こんな快感に負ける訳には、行かないぃぃぃ!」
頭が真白になった。
絶昇してしまったのだ。
無力感に涙が零れていると言うのに、我が指は、止まらない。
更なる快楽を求めて、我が姫瓜、姫豆、菊門を攻め続ける。
「このままじゃ、快楽に負けてしまう。我は、負ける訳には、行かないのに、気持ち良いのが止まらないぃぃぃ! もうらめぇぇぇ!」
再び絶昇しようした瞬間、指が止まった。
指だけじゃない再び体の自由が奪われたのだ。
『このまま終わっては、我輩の好意が意味がなくなるから止めてやった』
淫ら神の言葉が悔しくてしかなかった。
そして、我は、強烈な疼きに襲われる事になる。
もう一歩で絶昇する所だった体は、快楽を求めていた。
絶昇する為の新たな刺激を求めて絶叫し、我を苦しめる。
『どうした? 続きをしたいのか?』
「そんな事は、ない!」
そう怒鳴ったが、疼きは、時間が経てば経つほど強烈になっていく。
そんな我の様子を楽しそうに見ていた淫ら神が言う。
『面白い仕掛けを思いついた。お前達』
淫ら神は、皆を集め何か命令した後、横になり、肉柱をそそり立たせる。
皆が我の体をその肉柱の上に運び、肉柱を姫瓜に食い込ませた。
「アァァァン!」
その刺激すら、今の我には、きつかった。
『自由にするぞ』
体の束縛が消えた瞬間、如月が後ろから、卯月が前から腰を固定する。
「安心しろ、純潔を護る術が有効なうちは、決して肉柱は、入らない」
「でも、腰を固定してますから、肉柱からは、逃げられません」
睦月が右腕を拘束する。
「自分でするのは、駄目ですよ」
文月と霜月が左腕にしがみつく。
「理に従ってください」
「淫ら神様を受け入れて、真の巫女になるのよ」
肉柱から逃れる事も出来ず、自慰行為も出来ない我に出来る事は、たった一つ、自ら望んで腰を下ろして肉柱を受け入れる事しかない。
だけどそれだけは、何があっても出来ない。
使命の為に、我は、決して淫ら神に負ける訳には、いかない。
それなのに、我が体には、快楽を求めて自らの体を焼き焦がすような疼きによる炎に満ちていた。
『我輩の依り代が自分の父親だと言う事を忘れるでないぞ』
淫ら神の言葉は、我を更に追い詰める。
ここで、淫ら神の肉柱を受け入れると言う事は、ただ、淫ら神に負けるだけでは、ない。
血の繋がった父上の物を受け入れてしまうという、禁断の行為を犯す事になるのだ。
気が狂いそうになる中、淫ら神が語る。
『この世界は、間違っている。人工授精などそれこそ禁忌の技術。人間同士の性交に因る新たな生命の誕生こそ、神々の時代より定められし理。それを犯したこの世界では、出産率が異常な程に低下している。その事実を知っていたか?』
知っている。
大人達は、様々な言葉を使い、隠そうとしているが、出産率は、止めようがなく落ち、生まれた子供を愛せない親も多く居た。
父上もそんな人間だった。
神職を最優先とし、我に巫女としての使命を最優先にする事だけを強制した。
それでも我は、父上が好きだった。
『今一度言う。我輩は、必要とされたからこの世界に現臨した。そして、お前は、運命によって、この瞬間に導かれた。禁忌の関係であろうと男女が性交し、新たな生命を生み出す事こそが正しき理だと証明する為にな!』
その言葉は、我の心を射抜いた。
今までの全ての事がこの時の為だとしたら、我がここでする事は、世界が求めた事。
我は、誓う。
「淫ら神様、今こそ我は、貴女の巫女として血の繋がった父上との子供を孕む事をここに誓います」
我は、腰を下ろして肉柱を受け入れた。
痛みがあった。
でもそれは、新たな命を産むために必要な痛み。
『その誓、我輩が成就させよう』
突き上げられる肉柱。
「アァァァン! 淫ら神様の肉柱に貫かれて絶昇しますぅぅぅ!」
ただ、それだけで絶昇してしまった。
しかし、肉柱は、止まらない。
我は、脱力しそうになる体に鞭うち、淫ら神様の肉柱を受け止め、自らも姫瓜を締め上げる。
「もっと、もっと気持ちよくして下さい。そして、我に新たな生命を!」
激しい肉柱と姫瓜のぶつかり合い。
姫汁が厭らしい音をたて、姫豆や乳首は、限界まで勃起する。
我は、涎を垂れ流しながらも必死に腰を動かす。
「良い、気持ち良いぃぃぃ! 姫瓜が肉柱で抉られるの気持ち良いぃぃぃ!」
『お前達も手伝え』
「母乳がいっぱい出るようにお呪いです」
文月が大きな胸を我の胸に押し付け、乳首を擦り合わせてくる。
「姫豆を巫女に相応しい大きさにしてあげるわ」
霜月が姫豆をしゃぶってくる。
「菊門も気持ち良いんですよ」
「菊門は、淫ら神様の第二の肉柱である僕の姫豆を埋めてやるよ」
卯月が揉み解した菊門に如月が姫豆を突き刺してくる。
「がんばって新しい命を孕んでください」
睦月が口内を蹂躙する。
全身を襲う快楽に我は、絶昇を繰り返し、遂にその瞬間を迎える。
『神汁とこの依り代の子種を汝に授けん』
我の姫瓜、その奥にある子を育む神秘の器官、子宮に淫ら神様の神汁が染み渡り、我の卵子を一気に成熟させ、そこに父上の子種が到達する。
はっきりと解る。
我は、今、新たな命を孕んだと。
至高の幸福、人類最大の宝、子供を宿したのだ。
あれから、数ヶ月、我の子供は、順調に成長している。
何度か新たな巫女が派遣されてきたが、淫ら神様の言葉は、やはり正しかった。
どの巫女の封印の儀式も失敗に終わり、我等と同じ淫ら神様の新たな巫女になった。
そして、世界は、変わった。
多くの犯罪が増え、戦争が起こり、貧困に喘ぐ者達が増えた。
しかし、同時に絶望しされた出生率は、本来あるべき数値に戻て居た。
『人は、清らかなだけの水の中では、生きてゆけぬ。それだけの事だ』
淫ら神様の御高説に我らの愚かさを痛感されるのであった。
そして、我は、このお腹の娘にも偉大なる淫ら神様の巫女になれる様に、淫ら神様の肉柱を姫瓜で咥えていた。
「淫ら神様、どうか我が娘にも御慈悲を下さい」
『言葉を飾るな。お前がどうしたいのだ?』
淫ら神様は、全てを御見通しだ。
「気持ち良いぃぃぃ! 姫瓜を肉柱で貫かれて絶昇するぅぅぅ!」
我は、淫ら神様との性交による快楽を求めている。
そして、それが、我が娘の幸せに繋がるのだから、何ら問題は、無いだろう。
「絶昇しながら神汁を出されてまた絶昇するぅぅぅ!」
我は、新たな命を宿し、大きくなった腹をしながら、姫瓜より大量に垂れ流しながら至上の幸福をかみ締めるのであった。
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