鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによるオリジナルストーリーです。

 結界を張って魔物を封じる任務に就いた巫女の三姉妹。しかし1人、また1人と敵の淫らな力に屈していき・・・という、巫女萌えの人には美味しすぎるオハナシです。


 京より鬼門の方角にある一つの神社があった。
 その神社は、邪悪な存在を封じる神社で、今年は、百年に一度の結界が綻ぶ年であった。
 その為、強い霊力を持った、三人の姉妹の巫女がその結界を護る事になった。
 長女は、巫女でなければ嫁入り先に困らない美人で、胸も大きく、優しい、清らかな少女。
 次女は、髪を短くした活発な少女で、胸は、それ程大きくないが、引き締まった肢体が魅力的な少女。
 三女は、まだ幼く、胸は、膨らみの予兆を感じる程度で、まだ下の毛も生えていない、無邪気な少女。

○一日目

 その三人が、結界の傍にある、清めの池で、その身を清めていた。
「二人とも、これから退治する邪悪な存在は、淫魔と呼ばれる物よ。その力で多くの人間を苦しめたの。決して解き放っては、いけない存在。私達の命に代えても、結界から外に出しては、いけないわ」
 長女の言葉に三女が強く頷く。
「それで、そいつってどんな能力を持っているんだよ?」
 次女が質問すると長女は、軽く頬を染めて言う。
「沢山の触手をもって、その体液で女性をいやらしいきもちにさせるらしいわ」
 舌打ちする次女。
「下品な奴ね。そんな奴には、僕は、絶対に負けない!」
 苦笑しながらも頷く長女。
「そうです。先輩の巫女様達が結界を修復するまで七日間、日の沈んだ後から日が昇るまでの闇の時間、私達が結界の境目で淫魔の動きを封じるのです」
「はい、お姉様」
 三女が拳を握り締めて言う。


 そして、日が沈む。
 結界の境目、そこは、清めの池から少し歩いた所にある洞窟の入り口であった。
 巫女三姉妹は、祝詞を詠い、強い意志で祈願を行う事で結界の強化に行っていた。
 すると、洞窟の奥から、無数の触手を生やした淫魔が現れ、その触手を巫女三姉妹に放つ。
 しかし、巫女三姉妹の結界は、強力で、淫魔の本体は、もちろん、触手やそこから吐き出される体液も完全に遮断していた。
「お姉様、怖い」
 恐れる三女に長女が優しく語り掛ける。
「大丈夫よ、私達の結界が破れる事は、ないわ」
「貴女の足りない分は、僕がカバーしてやるよ」
 次女が力強く断言すると三女は嬉しそうに言う。
「ありがとう、お姉様」
 巫女三姉妹の長い夜が始まった。


 夜明け近く、空が白け始めた。
「もう少しよ、がんばりなさい」
 疲れが出始めた妹達を励ます長女。
「まだまだ」
 疲れを見せても、強気な発言な次女。
「……がんばる」
 言葉と裏腹に眠気と疲れからふらふらな三女。
 そして、三女の結界の一部が緩んだ。
 淫魔はその隙を見逃さなかった。
 通過できない本体や触手の代わりに、体液を三女に向って放出した。
「危ない」
 長女がとっさに三女の前に立ち、その体液を胸で受けて防ぐ。
「お姉様!」
 三女が大声を上げるが、長女が強い意志を込めて言う。
「結界を強めるのです。あと少しです」
 三女は、涙を流しながら頷き、結界を強めた。
 そして日が昇る。


○二日目

 清めの池に巫女三姉妹が居た。
「お姉様、大丈夫?」
 三女が心配そうに声をかける。
 長女は、笑顔で答える。
「大丈夫よ、でも念入りに清めるから二人は、先に休んでいて」
 三女が弱々しげに頷き、次女は、強めに言う。
「辛かったら言ってよね」
 妹達が去った後、長女は、苦しげな表情を見せる。
「やはり、淫魔の体液の効果が出ているわ。確りと清めないと」
 長女は、清めの池の水を掬い、手の全体を使って胸を清めていく。
 しかし、長女が胸を清めようと触れば触るほど、胸の熱さは、強くなり、乳頭に触れると体全体に電撃が走った。
「清めの池の力が通用しないの?」
 長女は戸惑いながらも、清め続ける。
 しかし、必死に清め続けている間に長女の手は、胸を強くもみ始めていた。
「こうしていると少し気持ちが楽になる」
 顔を赤くしながら長女は、胸を揉み続ける。
「ああん」
 長女の手が乳頭を擦る度に甘い声が漏れる。
「先っぽが良いの」
 いつしか、長女の指は、乳頭を強く掴み、弄り始めていた。
 そのまま強く、弄り続け、長女は、遂には、果ててしまう。
 清めの池に長女の秘部からは、大量の愛液が流れ出ていた。


 再び、日が沈む。
「姉さん大丈夫か?」
 心配そうな顔をする次女に気丈に笑顔で答える長女。
「大丈夫よ。二人とも頑張ってね」
 頷く三女。
 そんな笑顔を見せていた長女だったが、実は、胸の疼きが止まらず、勃起した乳頭が服に擦れる度に快感が走り、それを必死に我慢していた。
 長女を支えていたのは、巫女としての使命感だけであった。


 長女の強い使命感は、胸の疼きを押さえ込み結界を維持し続けていた。
 しかし、空が白み始めた時、遂に限界が来た。
 汗を拭う動作で乳頭が刺激され、長女は、長期間の我慢から絶頂に達してしまった。
 その瞬間、結界が緩み、淫魔の触手の一本が抜け出し、長女に向って大量の体液を吐き出す。
 長女は、それを全身で受けてしまう。
「姉さん!」
「お姉様!」
 次女と三女が悲鳴を上げるが長女は、必死に堪えた。
「もう直ぐよ、もう直ぐ日が昇る、頑張るのよ!」
 最後の力を込めて長女は、結界を強めて、触手を押し返した。
 そして日が昇る。


○三日目

 清めの池に巫女三姉妹が居た。
「姉さん大丈夫?」
 気丈な次女も心配そうに言うと長女が弱々しく言う。
「ごめんなさい、正直、きついの。だから、一人でゆっくりと清めさせて」
 次女と三女は、頷き、その場を離れるしか出来なかった。
 長女は、熱い吐息を漏らしながら清めの池の水を全身にかける。
「おかしいの、水が触れただけで気持ち良いの」
 淫魔の体液を浴びた長女の全身は、全て性感帯になっていた。
 ただ流れる池の水さえも今の長女にとっては、強烈な愛撫と化していた。
 清めの水にすら快楽を感じる長女の秘部は、愛液に満ちていた。
 そして長女は、指が秘部に触れる。
「駄目、止めないと」
 指の動きを止めるて必死に堪えるが、直ぐに再び動き始める。
「いけないのに、我慢できない」
 遂に長女の指が淫核に触れる。
「凄い、こんなの初めて!」
 激しく擦り始める長女。
 そして、長女は、数え切れないほど絶頂に達し、長女の愛液が清めの池に混ざっていく。


 再び、日が沈む。
「姉さん、今日は、休んだ方がいいよ」
 よろよろな長女を見て次女が心配そうに声をかける。
 三女も強く頷く。
 しかし、長女は、辛そうだが首を横に振る。
「駄目よ、あの淫魔の力は、強大なのだから。三人で力を合わせて頑張りましょう」
 三女が泣きそうになりながらも言う。
「あたし、お姉様の分も頑張ります」
 次女は、頭を掻きながらいう。
「解ったよ。でも、きつくなったらすぐに言ってくれよ」
「そうするわ」
 そうして見せた笑顔が、長女の最後の本当の笑顔であった。


 巫女三姉妹は、頑張った、全身が性感帯と化し、勃起した乳首や淫核に身を捩りながらも頑張る長女を支えるように次女や三女が死力を尽くす。
 しかし、三人の全力で封じていた淫魔には、力が及ばなかった。
 月が傾いた頃、淫魔の触手が結界を突き抜ける。
 咄嗟に長女が指示を出す。
「自分の周りにも結界を張るのよ!」
 次女と三女は、言われた通りに結界を張るが、言った本人は、結界を張ることも出来ず、触手が体に巻きついていく。
「駄目、止めて!」
 必死に抵抗する長女だが、その抵抗は、弱かった。
「姉さん!」
 次女が叫ぶが、襲い来る触手を結界で防ぐのがやっとで、何も出来ないで居た。
 触手は、性感帯になった長女の体を弄る。
「駄目、ああ」
 長女の口から出る声にどんどん甘い響きが混じる。
 触手は、長女を空中に抱き上げると巫女服を脱がし、その秘部に触手が触れた。
「それだけは、駄目です。もしも処女を失ったら、巫女としての力が失われてしまいます!」
 最後の力で触手を払いのけようとする長女であったが、触手は、体液を滲み出しながら割れ目にそって動き、淫核に触れた。
「ああん!」
 我慢し続けた長女が絶頂に達した。
 脱力した長女の濡れた秘部に触手が侵入する。
「痛い! 駄目、割ける!」
 痛みに長女が叫ぶが触手の動きは、侵入は、止まらない。
 そして、遂に長女の処女膜が突き破られた。
 目を見開く長女、淫魔の体液が長女の体内で弾ける。
 涙を流す長女への陵辱は、続く。




 日が昇った。
 淫魔が洞窟に奥に消えた後、長女は、全身を淫魔の体液にまみれにされ、意識を失っていた。
「お姉様!」
 大泣きする三女。
 次女は、涙を拭い、長女を背負って、清めの池に向うのであった。


○四日目

 清めの池に巫女三姉妹が居た。
「お姉様、大丈夫かな?」
 三女の言葉に次女が暗い表情で答える。
「解らない。今は、清めの池の力を信じるしかない。あんたは、戻って先に休みなさい」
 三女は、泣きながら頷き、戻っていく。
 次女が清めの池に全身をつけた長女を見ながら、背中から来る不快感に眉を顰める。
「姉さんを背負った時にあいつの体液がついたんだな。僕も清めなきゃ」
 次女は、清めの水で背中を流す。
 清めの池の水は、次女の背中を伝い、最後に菊座に触れる。
 その瞬間、次女は言葉に出来ない感覚に襲われた。
「何?」
 次女は、恐る恐る菊座を指で触る。
 その瞬間、次女の体に快感が走る。
「まさか、こんな場所で気持ちよくなるなんて……」
 清らかだった長女と違い、次女は、自慰行為を知っていた。
 しかしそれは、割れ目を軽く触るだけの大人しいものであった。
 今のような菊座を触って気持ちよくなることは信じられなかった。
「こんなの変よ! こんな事で気持ちよくなるなんて変態よ!」
 しかし、指が菊座から離れない。
 それどころか、指は、どんどん菊座を刺激し、その中に侵入していく。
「駄目駄目、全部、あの淫魔の体液の所為よ!」
 全てを淫魔の所為にして次女は、そのまま果ててしまう。
 眠る長女と大きく息をする次女から流れ出る愛液と淫魔の体液が清めの池を濁らせ始めた。


 また、日が沈む。
「姉さん、休ませてきた。今日は、二人でがんばりろう」
 次女の言葉に三女が強く頷く。
 しかし、当然の様に二人での結界は、弱く、最初から触手が結界を飛び出て二人に襲い掛かる。
 二人は、自分の周りに結界を張り、必死に防いだ。
 空が白み始めた時、まだ力の弱い三女の分まで力を込めていた次女に疲れが出た。
 汗を拭った瞬間、一本の触手が次女の結界に侵入する。
 次女が追い払おうとするが、触手は、迷いも無く、次女の菊座に襲い掛かる。
「そこは、駄目!」
 菊座を触れられた瞬間、次女が叫んだ。
 即座に触手が菊座に侵入する。
「ああん」
 次女は、甘い声を上げる。
 次女は、既に菊座の快楽に囚われていたのだ。
「淫魔なんかに負けたら、いけない」
 必死に言い聞かせる次女だったが、菊座から発する快感に体をくねらせる。
 そして、菊座に侵入した触手が体液を放出し、次女を体内から快楽に染める。
 その直後に日が昇り、淫魔は、触手を抜き取り、洞窟の奥に消えていった。


○五日目

 清めの池には、次女だけが居た。
 三女は、もう休んでいる時間だ。
 しかし、次女は、清めの池の水で菊座をひっしに洗うが。
 それは、次女を更なる快楽を与えるだけであった。
「どうして、どんな穢れも落とす神秘の池なのに、どうして淫魔の力が祓われないの!」
「それは、貴女が元々、いやらしいからよ」
 いきなりの長女の言葉に驚く次女。
「姉さん、目が覚めたの?」
 長女は、頷くと、その指で秘部と胸を触り始める。
「姉さん止めて! そんな事をしたら駄目!」
 次女が必死に止めるが、長女は、止めない。
「どうして、あたしは、もう巫女じゃないの。自分の好きなことをして良いのよ」
 次女の手が止まる。
 処女を奪われた長女が既に巫女としての資格や力を失って居るのは、確かだ。
「それでも、淫魔に惑わされたら駄目!」
 必死に懇願する次女に長女が言う。
「知ってるのよ、貴女が私達に隠れて、あそこを触っていた事を」
 その言葉に顔を真赤にする次女。
 長女は、にじり寄り、耳元で囁く。
「元々いやらしいあなただもの、あそこに触手を入れられても、直ぐに気持ちよくなるわよ」
 次女は長女を突き放して反論する。
「そんなこと無い。姉さんだって痛がってたじゃない!」
 長女が妖しい笑みを浮かべて言う。
「最初は、確かに痛かった。でもね、何度も入れられているうちに、痛みより気持ち良いのがどんどん大きくなるの。最後には、もう天に昇っる気分だったわ」
 その淫靡な表情は、次女さえも惹きつけるいやらしいものであった。
 次女は、清めの池を出て言う。
「僕は、信じない。後、三日、淫魔を封じた後、先輩の巫女様の力を借りて、姉さんを元に戻してみせる」
 長女が含み笑いをして言う。
「どっちが正しいのか、直ぐに解るわ」
 変わってしまった長女を見ないように逃げるように去っていく次女。
 そんな次女を見ながら、自慰行為で清めの池に愛液を垂れ流していく長女。


 また、日が沈む。
「お姉様を閉じ込めたのは、どうして?」
 三女の言葉に次女が辛そうに答える。
「姉さんは、淫魔に毒でおかしくなってしまったの。でも、淫魔を追い返した後、先輩の力を使って元に戻してもらうから安心して」
 悲しそうな顔をする三女。
 二人は、結界を張るが、昨日と同じ様に触手は、防げず、絶え間なく触手は、二人に襲い掛かろうと、二人の周りを動き回る。
「姉さんの為にも頑張るのよ!」
 必死に結界を張る次女。
 結界を張る事に全力な三女に返事は、出来ない。
 足らない力を必死に搾り出す次女。
 そんな次女の前では、触手が妖しく蠢く。
 その動きを見るたびに次女の脳裏に昨夜の、そして清めの池での菊座の快楽が蘇る。
 結界の一部が緩み、触手が入ってくる。
「駄目!」
 慌てて結界を強めて、触手の動きを封じる次女。
 その次女の目の前で触手が妖しく動き、その体液を次女に向って放つ。
 顔面にそれを受けた次女が呻き、そして淫魔の体液の匂いに次女の体が一気に火照る。
 再び結界が緩み、触手が次女に巻きつく。
「止めろ!」
 必死にもがくが、菊座を攻め立てられ、甘い声を上げる次女。
「純潔だけは!」
 最後の力を振り絞り、秘部に結界を張る次女。
 そうしている間も触手は、菊座だけじゃなく、体全体を弄る。
 口も塞がれ、叫ぶ事も出来ない次女。


 空が白み出した頃には、次女の全身は、淫魔の体液に覆われていた。
「熱い、あそこが熱いよ」
 次女は、唯一護られていた秘部で燻る、燃えきらない淫靡な炎に苦しんでいた。
「気持ちいい!」
 もう、菊座の快楽に逆らう事も出来ず、甘い声をあげる次女。
 それでも、秘部の結界だけは、張り続けていた。
 そんな混迷する頭で菊座や胸から迫ってくる快楽に溺れる次女だったが、いきなり触手が離れる。
「何で止めちゃうの?」
 困惑する次女だったが、触手達は、次女の体に触れようとしなかった。
 唯一、触手が近づくのは、結界に護られた秘部だけだった。
「そっちは、駄目なの、お尻だったら幾らでも良いから、入れて!」
 次女が菊座を自ら広げる。
 しかし、触手は、菊座には、触れず、ひたすら結界に護られた秘部を目指す。
「お願い、僕を気持ちよくして!」
 必死にお尻を振って懇願する次女だったが、触手は、無視して、秘部を狙い続ける。
 そうしている間にも、他の触手達が淫魔の本体に戻っていく。
 日の出が迫っているのだ。
 次女の脳裏には、このまま中途半端なまま放置されるイメージが浮かぶ。
 そして、同時に昼間、長女に言われた言葉も。
「もう巫女でなくても良いから、入れて!」
 次女は、結界を解いてしまう。
 一斉に次女のグジョグジョに濡れた秘部に触手が迫る。

「痛い!」
 流石にいきなり入れられた時には、次女も痛みを感じ、処女膜を破られた時には、絶望を感じた。
 しかし、触手の動きと淫魔の体液は、即座に次女を快楽の世界に導く。
「痛いけど、それ以上に気持ち良い!」
 力の限り叫び、恥も外聞も無く、涎を撒き散らしよがる次女。
 そして、触手達が、次女の体内に大量の体液を吐き散らした。
 その直後に日が昇り、淫魔は、触手を抜き取り、洞窟の奥に消えていった。


○六日目

 清めの池に巫女三姉妹が居た。
 しかし、その中で巫女の資格と精神を持つ者は、三女だけになってしまった。
「そんなに奥まで舐めないで」
 喜びの声をあげる次女の秘部から一心不乱に淫魔の体液を啜る長女。
「駄目よ、私を閉じ込めて一人で楽しんだ罰なんだから」
 長女は、次女の秘部を啜りながらも自分の体を愛撫する。
 姉達の姿を悲しそうに見る三女。
「お姉様……」
 そんな三女の姿を見て長女が言う。
「貴女も直ぐにこちらの世界にこれるわ」
 淫靡な笑みを浮かべる長女に涙を流しながら三女は、清めの池で体を清める。
 しかし、不思議な事に以前だったら清らかな気分にしてくれる池の水が、今は、違った。
 清めの池の水をかけた部分が火照っていく。
「おかしいの、体が熱いの」
 三女は、まだ幼い秘部に指を当てる。
「ここを触ると気持ち良いの」
 そのまま、指を割れ目にそって上下し始めた。
 それが、自慰と言うものだとも知らない内に三女は、性の快楽に従い続け、まだ幼い秘部から愛液を垂らし始めた。
 遂には、三女の愛液すら溶け込んだその池は、もはや元の清めの池では、なくなって居た。
 淫魔の大量の体液と巫女達の愛液を含んだ清めの池は、快楽の池へと変貌していたのだ。


 また、日が沈む。
「また、あの快楽が体験できるのね」
 興奮した顔で、自慰を続ける長女。
「前もいいけど、後の穴も一緒に入れて貰えたら最高だろうな」
 まだ知らぬ快楽を妄想し、愛液を垂らす次女。
 そんな二人が目に入らない程、昼間の自慰に戸惑い続ける三女。
 そして、触手達の攻撃が始まった。
 もはや、三女の結界だけが頼みの綱であった。
 当然、三女の結界だけでは、淫魔の本体を外に出す事を防げても他の物は、防げない。
 しかし、幸か不幸か、触手達は、三女に襲い掛かることは、無かった。
 触手達は、長女と次女との性交を行っていたのだ。
「もっと深く入れて!」
 複数の触手を秘部に受入て喘ぐ長女。
「両方とも良いの!」
 秘部と菊座を同時に攻められて悦ぶ次女。
 そんな二人を見る三女の体にも異変が置き始めていた。
 昼間の自慰で知ってしまった性の快楽。
 そして、尊敬する姉達の淫靡な性交に、三女も幼い体を熱くしていた。
 知らず知らずにその手が秘部に至り、割れ目を上下し始めていたのだ。
 その様子を見ていた長女が妖しい笑みを浮かべて言う。
「貴女も来なさい。最高の世界がここにあるわよ」
 三女が次女の方を向くと次女が答える。
「巫女の役目なんて、この快楽の前では、カスよ」
 三女は、その言葉に従ってしまった。
 触手の一部が、三女の体を弄る。
 最初は、嫌悪感を覚えた三女だが、淫魔の体液を塗り込められていく事で、快楽が生まれ。
 次第に自ら触手に体をこすり付けていく。
 そして、触手達は、三女を裸にすると、洞窟の中の淫魔の本体の前に連れて行く。
 淫魔の本体は、それを待ち構え、本体から生えた男根をそそり立て、三女を待つ。
 幼い体で、信じられない快楽を受け、まともな判断能力をなくした三女は、目の前に出された淫魔の男根をしゃぶる。
 そして、大量の淫魔の精液が三女の口の中に射精される。
 それを飲み込んだ時、三女の中に在ったのは、快楽に対する執着だけであった。


 三女は、自ら足を広げ、淫魔の男根を未開通の秘部に突き刺す。
 大量の出血、しかし今の三女には、痛み以上の快楽が襲っていた。
 声すら出ない快楽に、白目をむく三女。
 そんな三女の状態など気にせず、下から三女を犯す淫魔。
 空が白け、日が昇ると同時に淫魔は、大量の精液を三女の中に射精した。
 その瞬間、三女は、初めて、絶頂を感じるのであった。
 巫女三姉妹を解放し、洞窟の奥底に帰っていく淫魔を三女は、泣きそうな目で見つめていた。


○七日目

 清めの池だった場所に巫女三姉妹が居た。
「お姉様、どうしたら、淫魔様を解放できるのですか?」
 自分の秘部を弄る姉に質問する三女。
「簡単よ、私達が結界を張らなければ良いの。淫魔様の力だったら、私達の結界が無ければ、自分の力で開放されるわ」
 三女の菊座を舐めていた次女が興奮した顔で言う。
「そうすれば、僕達は、一生、あの快楽に溺れる事が出来るんだよね」
 長女が淫靡な顔で答える。
「そうよ、それにこんな天にも昇る気持ちを私達だけで独占するなんて、いけないこと、全ての人に分け与えないと」
 三女が嬉しそうに言う。
「それじゃあ、最初は、先輩の巫女様達ですね」
 次女が頷く。
「そうそう、先輩も直ぐにこの快楽の虜になるわ」
 巫女三姉妹の交わり、その愛液で快楽の池は、更にその力を強めた。


 日が沈むと同時に巫女三姉妹は、洞窟の入り口に居た。
 しかし、結界を張る為では、無い。
 洞窟から出てきた淫魔を見ると、服を脱ぎ、巫女三姉妹は、その自らの秘部を差し出して言う。
「淫魔様、どうか私達に大いなる慈悲を下さい」
 長女に続き、次女も言う。
「僕達は、淫魔様の忠実なる僕です。淫魔様の為なら何でも致します」
 最後に三女が言う。
「そして、淫魔様の慈悲を、全ての人間に与えましょう」
 そして、淫魔は、巫女だった三姉妹を何度も何度も犯し、子を身篭らせる。


 開放された淫魔を止める事は、結界を張っていた巫女達にも出来ず、逆に多くの巫女が淫魔の軍門に下った。
 そして淫魔と人との長い戦いが始まる。
 その戦端に立つのは、淫魔と巫女三姉妹との間に生まれた、子供達であった。


→戻る