あたしの名前は、星野スミレ。
今をときめく小学生アイドル。
でもあたしには、もう一つ秘密があるの。
それは、正義を味方、パーマンの三号こと、パー子なの。
今日もパー子として活躍して、コンサート会場に戻り、誰も居ない筈の控え室で、変身を解いた時、フラッシュが焚かれた。
「スクープだ! パーマンの一人、パー子の正体が国民的アイドル、星野スミレだった!」
困惑するあたしを尻目に、出て行こうとした喜び勇むパパラッチだったがその前に、あたし達にパーマンセットをくれたバード星人、バードマンが居た。
「残念だ」
そう言いながらも、脳細胞破壊銃でパパラッチをクルクルパーにした後、あたしに近づいてきた。
「解っていると思うが、正体がばれた以上、君には、動物になってもらう」
あたしは、慌てて言う。
「しかし、あたしには、待っているファンが居ます! せめてこのコンサートだけでも」
それを聞いてバードマンが腕組をして言う。
「解った。その強い思いに免じて、許そう。ただし、その後は、覚悟してもらう」
あたしは、頷き最後のコンサートに向かった。
コンサートも終わり、あたしは、人気がない場所に行くと、バードマンが現れる。
その隣には、裸の少女を思わせるロボットが居た。
「髪を抜いてそのロボットの頭につけるんだ」
バードマンの言葉に従ってあたしは、髪の毛を抜いてロボットにつけると、そのロボットがあたしの姿になる。
ただしコピーロボットと違って裸だ。
「どうして裸なんですか!」
あたしの言葉にバードマンが答える。
「それは、普段使っているコピーロボットと違う。君の全て、パーマンだった事意外をコピーする。後は、君が今着ている服を渡せば完全だ。そのロボットが君を待っている人達の所に戻れば誰も悲しまない」
唾を飲み込むあたし。
「詰り、あたしの身代わりって事ね」
バードマンが言う。
「早くしてくれ、もう少ししたら行動を開始する筈だ、そのまえに服を渡して着替えさせないといけない」
服を脱ぎ始め、そして最後の下着に手が掛かった時、動きが止まってしまった。
これを脱いだ瞬間、あたしは人である事を止める事になる、そう思うと手が動かなかった。
「時間が無い」
バードマンの一言にあたしは、覚悟を決めて下着を脱いでロボットに渡した。
ロボットは、服を着終えた所でバードマンは、あたしを自分のUFOに乗せて、上昇する。
それに合わせる様にロボットは、あたしの居た場所に戻っていった。
あたしは、服を与えられぬまま、宇宙につれていかれた。
そして、バードマンは、一つの部屋に入れて告げた。
「君は、この部屋で獣としての証を刻み込まれる」
あたしは、動物になる自分を想像し恐怖に目を瞑った。
そんな中、別の扉が開いて、一匹の大型犬が現れた。
「そいつが、君を一人の少女から一匹の雌犬に変えてくれるよ」
言っている意味が解らなかった。
それでも、ゆっくりと向かってくる犬に恐怖を覚え、後退する中、あたしは、恐ろしい物を見てしまった。
「あれがチンチン?」
信じられないことだったが、犬には、人の腕ほどのチンチンがついていた。
「そうだ、それが君の中に入り、そこから噴出される精液が君を内部から雌犬に変化させていくのだ」
バードマンの言葉に、あたしの脳裏に信じられない考えが浮かんだ。
しかし、信じたくなかった。
「まさか、あの犬とあたしをセックスさせるつもり?」
否定して欲しかった。
そしてバードマンは、否定した。
「セックス、犬がそんな事をすると思っているのか?」
その一言にあたしが安堵の息を吐いた時、バードマンが続ける。
「交尾です。雄犬と雌犬の交尾をするのですよ」
「イヤァァァァァ!」
あたしは、なりふり構わず逃げ出そうとした。
しかし、犬は、あたしを後ろから圧し掛かる。
「止めて! あたしは、まだ人間なの!」
必死に拒むが、犬に人間の言葉が解る訳が無かった。
あたしのあそこに犬のチンチンが当たったと思った瞬間、激痛があたしを襲う。
「痛い! 体が裂ける!」
本当に裂けるかと思った。
しかし、それは、まだまだ終わりでは、無かった。
犬のチンチンは、激痛が走るあたしの中をこじ開け、奥に進んでくる。
「ウグゥ!」
まともな言葉など出ない。
あたしは、目の前が真赤になって、ただ体の中を突き進む、犬のチンチンに激痛を感じていた。
犬のチンチンが止まる。
あたしの一番奥、子宮まで到達したのだ。
力なく頭を下げたあたしは、犬のチンチンの形が浮き出たおなかを見て、この痛みが、この違和感が、錯覚でなく、現実だって事を確認してしまった。
犬が腰を動かす。
「駄目! 動かないで!」
あたしは、首をふって訴えるが、犬には、当然通じない。
僅かに動かされただけで激痛が起こるというのに、激しく腰を動かす犬。
「……」
声にならない叫び声をあげるあたし。
そして、遂に最悪の瞬間が来た。
犬のチンチンが膨らみ、その先から熱い液体が噴出す。
それが何なのか、解る。
犬の精液だ。
あたしの子宮の中に犬の精液が広がっていくのが解った。
あたしの中にあった人としての尊厳が崩れていくのが解った。
犬の射精は、子宮を満たした後も止まらない。
あたしの中を埋め尽くし、あふれ出す精液が、あたしの割れ目から零れ落ちていく。
そんな状況でも犬の射精は、止まらない。
「……いつまで続くの?」
全ての気力を奪われたあたしが諦念と共に呟いた時、自分の中で何かが変わっていく事に気付いた。
それは、始め痛みの一種だと思った。
熱く、ゆっくりとであったが広がっていった。
「アァァァァァン!」
あたしの口から想像もしない声が漏れた。
痛みを訴える声では、無いのが自分でも解った。
あたしの中でうごめく大量の精液の動きにあたしは、心地よい物を感じ始めていた。
「これ、凄い……」
一度認めてしまったらもう止まらなかった。
「精液が動くのが気持ち良い! 犬の精液があたしのおなかの中をかき回すのが気持ち良い!」
あたしは、犬の射精で快感を得始めていた。
そして、動き出す犬の腰。
「アァァァァァァン! チンチンがあそこを擦るのも気持ち良い!」
口から勝手に言葉が出る。
際限なく快感が膨れ上がっていく。
「もう駄目! あたし、変になる! イッチャウゥゥゥゥゥ!」
あたしの頭の中が真白になった。
あたしが目を覚ました時、目の前にバードマンが居た。
「もう、お前は、人間、星野スミレでは、ない。この星で犯罪者の性欲処理を行う単なる雌犬だ」
そういって、あたしの首には、雌犬である事をしめす真赤な首輪が着けられた。
しかしあたしは、その言葉の意味を理解出来なかった。
今のあたしの中にあるのは、一つだけだった。
あたしは、足をM字に開いて言う。
「チンチンを頂戴! あたしの中にいっぱいの精液を頂戴!」
苦笑するバードマンが取り出してチンチンをあたしの中に入れてくる。
「もうすっかり雌犬だな」
「イイィィィィ! 気持ち良い!」
あたしは、少しでも深くチンチンを感じる為に自ら腰を動かすのであった。
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