鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんのオリジナル短編です。

 世はペットブーム。小学生の愛子ちゃんは、ペットCMのオーディションを受けに出かけるのですが、そこでは思わぬ出来事が!・・・・


〇一次審査
・娘
 あたしの名前は、犬飼(イヌカイ)愛子(アイコ)、長く綺麗な黒髪と笑顔が自慢の小学四年生。
 今は、ペットCMのオーディションに来ている。
 何でこんな物に出ているかと言えば、切っ掛けは、家で飼っている大型犬、ジョンと散歩をしている時の写真が偶々雑誌に掲載され、話題になり、お母さんがあたしには、才能があると、家事そっちのけであたしを売りだそうとしたからだ。
 あたしとしては、こんな面倒な事は、したくないんだけど、今まで趣味一つ持たずに家の事を頑張ってくれたお母さんに付き合うと思ってやってるの。
 オーディションは、一人でやるらしく、お母さんは、別室で待たされている。
 緊張する中、審査員のおじさんが言う。
「それじゃあ、そこの大型犬と戯れてくれ」
 あたしは、頭があたしの腰まである大型犬に近付き体を撫でてあげる。
 友達の中には、大型犬を怖がる子も居るけど、物心つく前からジョンが居たから平気。
 オーディションだって事を忘れて遊んでしまう。
 そんな中、大型犬があたしのお股に鼻を当てて来る。
 これは、嗅覚が発達した、動物の癖で匂いを嗅いでいるのだ。
 多少くすぐったいが、犬にとっては、コミュニケーションの一つだ。
「あたしの匂いは、気に入った?」
 問いかけに応える様に大型犬が下着の上からあたしのお股を舐める。
「もう駄目だよ」
 オーディションって事もあって、強く叱る事も出来ないで居ると大型犬は、執拗にあたしのお股を舐めてくる。
 最初は、くすぐったいだけだったのに、徐々に別の感覚を覚え始めた。
「アァン……」
 それは、パジャマパーティーの夜におませな友達に冗談半分で割れ目を弄られた時の感覚に似ていた。
 それが気持ち良いって感覚で、エッチな事だと知ったのは、少し経ってからだった。
「嫌だ、あたし犬に舐められてるのに……」
 あたしは、エッチな自分に恥ずかしくなる。
 しかしエッチな感覚は、治まらない。
 それどころか、恥ずかしいと思う程に気持ちよくなっていく。
「アァァァン!」
 変な声が出ちゃう。
 大型犬の舌が割れ目の上のお豆さんを舐めあげた時、全身に何かが走って力が抜け、しゃがみこんでしまう。
「審査は、ここまで結果は、おってお知らせします」
 審査員の人にそう言われ、部屋を出る。
 待合室にお母さんが居なかったが、暫くして戻ってきた。
「帰りましょうか……」
 審査前は、元気だったのに、何故か元気が無かった。
「どうかしたの?」
 あたしの問い掛けに何処か不自然な笑みで答えるお母さん。
「……何でもないわ」
 その帰り道、お母さんは、何時と歩き方が違った。

 数日後、第一審査を通過したってお知らせが来た。
「一次試験に受かったわよ……」
 何故か部屋に報せに来たお母さんの顔に元気がなかった。
 受かった以上、次の審査も受けないといけない。
 お母さんが去った後、思い浮かべたのは、舐められた時の感覚。
 自分でするのとは、全然違う快感。
 あたしがそんな事を考えていた時、ジョンがあたしの胯間に鼻を当ててきた。
「ジョンどうしたの?」
 首を傾げて居るとジョンが下着の上からあの犬の様に舐めてきた。
「駄目、ジョン止めなさい! アァン」
 普段だったら止める強さで注意しているのに止めない。
 一心不乱にあたしのアソコを舐める。
「アァァァン!」
 あたしは、気持ち良いと思えはじめてしまう。
 そのままあたしは、あの時の様に、経験豊富な友達に教わった言葉、アクメに達してしまう。
「イクゥゥゥ!」
 脱力感に襲われるあたし。
 その後もジョンは、事ある毎にあたしの胯間を舐め、あたしは、アクメに達してしまうのであった。

・母
 私の名前は、犬飼撫子(ナデシコ)、お見合いで知り合った主人と結婚し、娘にも恵まれ、平凡だが幸せな主婦業をおくって居た。
 そんな時、娘が読者モデルに選ばれた。
 嬉しくなった私は、もっと娘を多く人に見てもらおうと動いた。
 そして今日のオーディションにこぎ着けた。
「お母さん、こっちの部屋からだと審査中の娘さんの姿が見れますよ」
 そんな言葉に流され、審査室をマジックミラーで見える個室について行ってしまったのが間違いだった。
 マジックミラーに近付き娘の姿を見ていると後ろから抱きつかれる。
「何をなさるのですか!」
 男は、卑しい顔で告げてきた。
「密室で男と女がすることなど決まってるだろ」
 私は、激しく抵抗する。
「止めて下さい! 警察に通報しますよ!」
「そうしたら、あんたがつくったあのプロモーション映像を住所付けてロリコンサイトに流すぞ」
 男は、恐ろしい事を言ってきた。
「娘だけには、手を出さないで下さい!」
 すると男は、薬の瓶を渡して来る。
「この薬を飲むんだ」
 私は、従うしかなかった。
 一錠の薬を飲むと男は、私の胸を揉む。
 すると信じられない事に快感が走る。
 どんどん乳首が勃起し息が荒くなる。
「どうしてなの?」
 困惑する私に男は、笑いながら答える。
「今飲んだのは、習慣性が高い媚薬だ。この薬を飲んでセックスをすると止められなくなる」
「そんな……アァァァン!」
 非難すると乳首を捻られ、感じてしまう。
「こっちも濡れてるな」
 男が私の胯間をまさぐる。
「そんな恥ずかしい事を言わないで……」
 割れ目を擦りあげられると堪らなくなる。
「ほら、マジックミラーに手を付けて尻をつき出せ」
 男の言葉に従うと男のチンポが入ってくる。
「アァァァン! 駄目なのに……」
 私は、感じ腰を振って居た。
 マジックミラーの向こうには、最愛の娘がいる。
 その背徳感が私を更に感じさせる。
「膣に出すぞ!」
「それだけは、許してください!」
 私の懇願は、無視され射精されてしまう。
 お腹にザーメンが広がるのを感じながら私は、アクメに達してしまう。
「……!」
 服を直す私に男が言う。
「ばらしたら、娘の事は、ただじゃ済まないぞ」
 私は、泣き寝入りをするしかなかった。
 娘と共に家へ帰り二度と関わらないと誓った。
 しかし、体の変調は、翌日には、表れた。
 どうも体が熱く、落ち着かない。
 気が付くと自慰をしている自分が居た。
 だがいくら自分で慰めても満たされない。
 そんな時、オーディションのスタッフから連絡があり、私は、会うことにした。
 半ば予想をしていたが待ち合わせの喫茶店に居たのは、あの男だった。
「最初にご報告ですが、娘さんは、一次審査に合格しました。二次審査に参加してもらいます」
「娘には、これ以上は、関わらせません」
 私の返答に苦笑する男。
「困りましたね。そうなるとこの薬もお渡し出来なくなります」
 テーブルの上に置かれたのは、あの薬だった。
 唾を飲み込む私。
「体をもて余しているんだろ? この薬を飲んでセックスした女は、この薬無しでは、満足出来なくなるんだよ」
 目の前の薬が凄く危ない事は、ひしひしと伝わってくる。
 それでも、私は、薬に手を伸ばして居た。
 薬に手が触れた所で男の手が重ねられた。
「お手伝いしますよ」
 邪な笑みを浮かべる男の手を私は、払えなかった。


 ラブホテルでの情事の後、男は、無色の液体が入った瓶を渡してきた。
「二次審査の準備です。娘さんの下着の胯間部に塗って下さい」
「まさか、媚薬?」
 私の問い掛けに首を横に振る男。
「娘には、無害です。これは、犬を舐め犬に調教するのに使う薬で、犬が大好物の成分が入っています、きっとジョンくんはことあるごとに……」
 なんて最低な連中だろう。
 しかし、肉欲に負けて、そんな連中の言うことをきかざるえない私は、母親失格だ。
 ジョンの唾液で汚れる娘の下着を洗う度に涙が止まらなかった。


〇二次審査
・娘
 二次審査も一次と同じ様に大型犬とじゃれあうものだった。
 違うのは、最初から大型犬があたしの胯間を刺激してきた。
 ジョンとの行為で、すっかり感じやすくなったあたしは、数分ももたずにアクメに達してしまう。
 その場にあたしがしゃがみこんだ時、大型犬のオチンチンがあたしの顔面に突き付けられ、あたしの鼻に当たった瞬間、白い液体を吐き出した。
「臭い……」
 あたしは、生臭さに顔をしかめながらも体の奥底から沸き上がる疼きを感じた。
 その後、審査も直ぐに終わった。


 三日後、最終審査に残った事をお母さんがドア越しに伝えてきた。
「何で部屋に入って来ないの?」
 お母さんは、答えてくれない。
 離れていく足音に寂しさが込み上げて来る。
 あたしは、ジョンを抱きつく。
 お父さんの仕事が忙しく寂しい時に何度もこうやって寂しを紛らわして居た。
 しかし、今日は、ジョンの様子がおかしい。
 息が荒く、目付きも何時もと違う。
「ジョン、どうしたの?」
 あたしが話掛けた瞬間、ジョンがあたしにのし掛かって来た。
「ジョン、重いよ!」
 あたしが押し返せないでいるとジョンは、オチンチンをあたしの太ももに擦り付けてくる。
「嘘、発情期なの……」
 以前にも何度かあった。
 その時も、あたしの脚にオチンチンを押し付けてきた。
 その時は、ただ好かれているんだとしか思わなかった。
 だけど、大型犬のあの白い液体、ザーメンを浴びた時の疼きが思い出し、体が熱くなる。
「アァン……」
 甘い声が漏れる中、ジョンの射精が始まる。
 大型犬の射精は、長い。
 時には、三十分近くになることもある。
 射精を終えて普段のジョンに戻る。
 あたしは、ジョンのザーメンを拭いとるがその匂いに体が熱くなり、拭う指がそのまま割れ目を擦り始めた。
「アァァァン! ジョンは、あたしを牝としてみてる、赤ちゃんを産ませたいんだ!」
 そう考えると愛液が分泌され、更に気持ち良くなる。
「イクゥゥゥ!」
 あたしは、アクメを迎えてしまう。
 その後もジョンの発情期が頻繁に発生し、遂に病院に連れていかれてしまった。
 仕事でなかなか家に居ないお父さん。
 何故か最近、顔を合わせてもくれないお母さん。
 そして唯一の心の拠り所のジョンが居なくなり、あたしは、寂しさに負けそうになっていた。

・母
 二次審査もマジックミラー越しにあの男に犯されながら見ていた。
 娘が大型犬に舐められ感じる姿に私は、強い罪悪感を覚え、男に犯されるのも、全ては、娘への贖罪だと思えた。
「アァァァン! イッちゃう!」
 もうすぐでアクメに達しそうな所でチンポが引き抜かれた。
 私が戸惑って居た。
 体は、熱く昂って居て、チンポを求めて居たが、自ら求めるなど破廉恥な事は、出来ない。
 そんな中、男は、私のアナルを弄り始めた。
「嫌、そんな所を触らないで!」
「安心しな、直ぐにオマンコと同じくらい気持ち良くなるから」
 男の言葉は、とても信じられなかった。
 しかし、体は、あっさり快感を覚え始めた。
「アァァァン! 駄目、アナルで感じるなんて変態よ!」
 言葉と裏腹に気持ち良さは、どんどんはね上がってしまう。
「そろそろ入れるぞ」
 男の言葉に私は、激しく拒絶する。
「嫌、せめて前にして下さい!」
 あたしの哀願は、無視され、入ってくるチンポ。
 肛門が押し広げられ、腸を刺激するチンポ。
 感じては、いけないのにアクメ直前だった体が勝手に感じ始めてしまう。
「アァァァン! こんな変態みたいな真似で感じては、駄目なのに、気持ち良いぃぃぃ!」
 腸にザーメンを吐き出されアクメに達した。


 二日後、夫と久しぶりにベッドを共にした。
 普通に愛し合った後、私は、不自然にならない様に注意しながら聞く。
「お尻で愛し合う人居るみたいね?」
 夫は、舌打ちをする。
「そんなのは、ホモの変態のすることだ。二度と口にするなよ!」
 そうだった、夫は、海外出張でホモに襲われ掛けたらしく毛嫌いしていた。
「わかったわ……」
 こうして私がアナルセックスするには、あの男としか無くなった。
 翌日、私は、再びあの男にホテルの部屋に呼び出され、最終審査に向けての資料を渡された。
「こんな事は、出来ません!」
 私が拒絶すると男は、アナルを弄る。
「旦那さんとは、ここでセックスできましたか?」
「貴方には、関係ない事です!」
 私が顔を背けようとした時、強引にディープキスをされ、あの薬を飲まされた。
 そのまま舌で口内を蹂躙しながらも、肛門を愛撫される。
 口が解放された時、私の舌が男の舌と絡まって居た。
 舌と舌の間に唾液が糸をひく。
 肛門から指を抜き、男が耳元で囁く。
「続きがしたいなら判っているね?」
 私は、頷いてしまった。
 アナルを貫く男のチンポ。
「アァァァン! イクゥゥゥ!」
 焦らされた私は、入れられただけでアクメに達してしまう。
 当然、そこで終わりでは、ない。
 アクメ直後の敏感な体を攻められる。
「駄目ぇぇぇ、クリトリスを弄られたら、イッてしまうぅぅぅ!」
 アナルに容赦なくピストンされながらクリトリスを攻められ私は、再びアクメに達する。
 快感の余韻に浸る余裕など無く、アナルをメインに全身を攻められ、最後には、乳首を捻りあげられ、腸に熱いザーメンを注ぎ込まれ意識を失う。


 家に帰った私は、ジョンに餌をあげる。その餌には、あの男から渡された発情誘発薬を仕込んだ。
 その後、娘の部屋の前まで行く。
「最終審査に残ったわよ……」
 とても顔を合わせて話せない。
 娘からの問い掛けすら返事をせず、その場を離れる。
 学校に行っている間に娘の部屋に入る。
 ジョンの、牡の性臭が嗅ぐ度に自分のしてしまった過ちに泣き崩れる。
 夫に判らないように消臭する日々が続いた。
 そして審査の三日前、娘には、病院に入院する事にしてジョンを男達に引き渡す。
 それが地獄の入り口と知りながら。


〇最終審査
・娘
「ジョン、大丈夫かな……」
 ジョンの事を心配しながらあたしは、最終審査の日を迎えた。
 何度も病院まで会いに行きたいとお願いしたが、お母さんは、病院の場所も教えてくれなかった。
「最終審査が終れば自由に会えるわ」
 お母さんの言葉を信じあたしは、最終審査会場に入った。
「ジョン!」
 なんと最終審査会場には、ジョンが居たのだ。
 あたしは、ジョンに駆け寄る。
「どうしてジョンがここにいるの?」
 あたしが疑問に思っていると審査員のオジサンが言う。
「最終審査、牡犬との交尾だ」
 言っている意味が解らなかった。
 しかし、審査員のオジサンが犬笛を鳴らすとジョンがあたしにのし掛かって来る。
「他人に見られてるから駄目!」
 発情が治まって居なかったのかと思ったがジョンの様子が異常だった。
 チンチンをあたしの割れ目に押し付けてきたのだ。
 そのまま押し込んできた。
「それだけは、駄目!」
 引き剥がそうとしたが無駄だった。
 激痛が走り、あたしは、ジョンにバージンを捧げてしまった。
 そしてジョンは、腰を激しく振って射精した。
「あたしの中でジョンのザーメンが広がっていく……」
 痛みがまだまだあったが、不思議な充足感があった。
 ザーメンであたしのお腹が膨らむぐらい出され、ようやくチンチンが抜き出された。
「審査は、合格だ。君は、立派な牝犬だよ」
 審査員の言葉をあたしは、否定出来なかった。


・母
 娘がジョン、飼い犬に処女を奪われてしまった。
 全ては、肉欲に負けて協力した私のせいだ。
「アァァァン! イクゥゥゥ!」
 それなのに私は、娘がジョンに汚されるのを見ながら男のチンポをアナルにくわえこんでいる。
 本当に最低の母親だ。
 そんな事を考えていた時、男が囁いてくる。
「娘が牝犬になったのに、その母親が、人間のままじゃまずいよな? 一緒に家畜奴隷に堕ちたらどうだ?」
 部屋の扉が開き、新たな男たちが現れる。
 目的は、明確だった。
 しかし、男の言うとおりだった。
 娘をこんな目に合わせておいて、自分一人、元のままで居られる訳がない。
「はい、私は、娘と同じ牝犬です。どうか、私のいやらしいオマンコをお使いください」
 私を自分で割れ目を広げて男達を誘うのであった、


〇本番
・父
 俺の名前は、犬飼太郎。
 妻と娘と三人、幸せな家庭を作っている。
 まあ、仕事が忙しく、余り家に居られないが今日は、一日平和な休日。
「しかし、こんな日に限って、愛子がペットCMの仕事で居ないんだもんな。まあ、あいつらが居たらこんなものは、見れないがな」
 俺は、結婚前によく通っていたアダルトショップで手に入れた裏物を取り出す。
「店主も、俺の好みぴったりだって言ってたし。期待できるぞ」
 DVDをセットし、映像が始まる。
『こんばんわ、今日は、とうペットショップのCMを見てくださいましてありがとうございます』
「こういう設定なのか」
 ニヤニヤしながら続きを見る。
『それでは、今宵のペットは、なんと、母娘の二匹です』
 そして画面に裸の母娘が現れた。
 二人とも、首輪をされて、犬の様に引っ張られていた。
『娘の方は、犬との交尾がOKです』
 言葉通り、犬と交尾を始める。
『アァァァン! 犬のオチンチン凄いの!』
『母親は、前も後を同時に責められても、大丈夫です』
 二人の男に前後を埋められてよがって居る。
『オマンコもアナルも気持ち良いぃぃぃ! もうイクゥゥゥ!』

 俺が愕然とする中、視界の男がテレビショッピングののりで売り込む。
『娘に犬と交尾させているのを観賞しながら、バイブで前後を埋めた母親にフェラをさせたら、リッチな気分になれますよ』
『犬のザーメンがお腹いっぱいに広がってる! イクゥゥゥ!』
『出して! オマンコとアナルにいっぱい膣出しして!』
 牝犬と化した娘と妻の姿に勃起する自分のチンポが恨めしかった。


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