デビルガンダムとの決戦後、レイン=ミカムラは、ドモン=カッシュと結婚して幸せな生活を送っていた。
「ドモン、凄いわ!」
体力だけは、あるドモンの激しい、セックスにレインも自ら腰をふって答える。
「そろそろ行くぞ!」
そういってドモンは、レインの中に激しく射精するのであった。
そして、セックスの後のまどろみの中、ドモンの精液の暖かさを感じながらレインが言う。
「あした病院に行ってこようと思うの」
それを聞いて驚くドモン。
「どこか悪いのか?」
レインは、首を横に振る。
「何処も悪くないわ。でもね、一度デビルガンダムと一つになった後遺症が怖いの。万が一にもドモンとの子供に悪影響をだしたくないから、今の内に確認しておこうと思って」
それを聞いてドモンが安心する。
「いっぱい子供を作って、大家族を作ろうな」
「ええ、頑張ってね、お父さん」
レインは、幸せそうに微笑むのであった。
翌日、レインは、デビルガンダム細胞にも詳しい専門知識を持つ、医者の下に診療に行った。
一通りの検査を終えた後、レインは、医師に呼び出された。
「何か問題でもありましたか?」
それに対して医師のクルベ=イシカワが言う。
「大きな問題では、無いのですが、少し気になる事があります」
それを聞いてレインの顔が不安に曇る。
「どういうことでしょうか?」
クルベは、真剣な顔で言う。
「ご主人とのセックスは、どのくらい行っておりますか?」
顔を真赤にしてレインが言う。
「そんな事が関係あるのですか?」
クルベが頷く。
「貴女のご主人、ドモンさんもデビルガンダムと何度も接触していますね?」
レインが頷くとクルベが難しい顔をして言う。
「直接、デビルガンダム細胞に犯されていなかったとは、いえ、感染者と接触している以上、多少の影響が考えられます。そして、その影響が一番強いのが精子なのです」
一考の価値がある考察にレインが戸惑う。
「そうなると、彼と子供を作った場合、なにかしらの問題が発生する可能性があると言う事ですか?」
クルベが慌てて言う。
「あくまで可能性の問題です。その確認の為に一週間、セックスをしないで、また検査をしてもらえますか?」
それを聞いてレインが頷く。
「解りました」
立ち上がろうとするレインにクルベは、一つの瓶を渡す。
「それと、この検査薬を毎食飲んで置いてください」
瓶を受け取ると頭を下げてレインが診察室を出た後、クルベが笑みを浮かべる。
「何という幸運だ。これでお前の恨みを晴らすことが出来るぞ、ウルベ。お前の従兄弟の私が、きっとお前を殺したドモンに、生き地獄を味あわせてやろう」
その夜、レインは、ドモンに診断結果を告げる。
「そうか。確り調べてみてくれ」
どこか元気の無いドモンにレインが尋ねる。
「やっぱり気になるの?」
慌てて手を横に振るドモン。
「そういう訳じゃないんだが、そのな……」
視線を股間に向けるドモンにレインが苦笑する。
「仕方ない暴れん坊ね」
薬を飲み始めて三日が過ぎた頃、レインに変化が起こり始めた。
「どうしたんだろう」
レインは、体が火照るのを感じた。
「ドモンと毎日している間に、あたしもエッチな体になってしまったのかしら?」
そういって、下着の上から割れ目を擦るレイン。
一度触り始めると止まらなくなり、下着をずらして直接弄り始めた。
「アァァァァン! 気持ち良い!」
そして、絶頂に達する直前にクリトリスを摘む。
「イクゥゥゥ!」
絶頂に達した後、レインは、不思議な爽快感に襲われていた。
「そういえば、ここまで満足したの久しぶりかも?」
ドモンとのセックスを思い出し苦笑するレイン。
「彼って体力は、あるけど単調だからね」
そして次の診察の日が来た。
検査を終えたレインが診察室でクルベと相対していた。
「どうでしょうか?」
不安を感じながらレインが言うとクルベが少し眉を顰めながら言う。
「検査薬の反応がどうも気になります。もしかして、自慰行為などは、していませんよね?」
顔を真赤にして黙るレインにクルベが小さくため息を吐いて言う。
「性欲本能というのは、ホルモン分泌に直結しているので、その様な行為は、止めておいて欲しかったのですが。事前に言っておかなかった私のミスです」
頭を下げるクルベにレインが慌てる。
「いえ、あたしも少し考えれば解る事ですよね。それで、どうすれば?」
するとクルベが申し訳なさそうに言う。
「すいませんが、また来週検査に来て貰えますか? 当然、その間は、セックスも自慰行為も無しで」
レインは、恥ずかしそうにしながら小さく頷く。
「もう一週間、我慢しないと駄目なのかよ?」
ドモンが絶望した表情を浮かべるとレインは、手を合わせて謝る。
「御免なさい、ちょっとあたしが、指示を間違えてたの」
大きくため息を吐いてドモンが言う。
「仕方ないか、それで、どんな間違いをしたんだ?」
レインが慌てて言う。
「ドモンが気にするような事じゃないから」
首を傾げるドモンであった。
二回目の診察から二日後、掃除をしながらレインが顔を赤くしていた。
「自慰を我慢するのってこんなに辛いものなのね」
そして、割れ目に伸びそうになる手を必死に我慢するのであった。
三回目の診察の日。
「どうでしょうか?」
そう尋ねるレインも元気が無かった。
「状態は、判明しました。この薬を飲んで、一ヶ月旦那さんとセックスをしなければ、問題は、解消されます」
クルベに出された薬を受け取りながらレインは、顔を真赤にしながら言う。
「その間は、その自分で慰める事は、駄目なのでしょうか?」
困った顔をするクルベ。
「大人の女性に禁欲生活は、酷ですか……」
少し悩んだあげく、クルベが言う。
「デビルガンダム細胞の活性化が問題であり、それを押さえる正常な細胞で刺激を与える分には、問題ありません。つまりデビルガンダム細胞と触れたことの無い人間にしてもらえれば問題ありません」
レインが拒否する。
「そんな彼を裏切ることは、出来ません!」
それを聞いてクルベが言う。
「それでしたら、あくまで治療の一環として私が相手しましょうか? もちろん本番は、行いません」
それを聞いてレインが戸惑いながらも言う。
「やっぱり駄目です」
そんなレインにクルベが言う。
「無理にとは、言いません。ですが、もしも我慢できなかった場合は、ここに連絡して下さい」
そういって一つの電話番号を教えられるレインであった。
「もう一ヶ月も禁止なのか」
大きなため息を吐くドモンにレインが言う。
「これも元気な子供を作るためよ」
ドモンが頭をかきながら言う。
「仕方ないな。その代わり、解禁になったら、溜まっていた分を一気にやるぞ」
それを聞いて苦笑するレインであった。
そして、三回目の診察の翌日、朝食の後片付けをするレインであったが、顔を真赤にしていた。
「あそこが熱い……」
辛そうな顔をして、あそこに指を伸ばそうとするレイン。
必死に我慢するが、その気が狂いそうな欲求にレインは、限界に達した。
そして、電話に手が伸びる。
「クルベ先生ですか?」
それから二時間後、レインは、クルベの自宅に居た。
「本番は、無しですよね?」
最後の確認にクルベが頷く。
「はい。私も医者です、患者に邪な感情は、抱きません」
ベッドの上で裸になるレイン。
「あまり見ないで下さい」
顔を抑えるレインに苦笑しながらクルベは、電気を消す。
そして、ゆっくりとレインの胸を揉み始める。
それは、強引なだけのドモンには、無かった繊細な愛撫。
「アァン!」
直に感じ始めるレイン。
ゆっくりと胸を揉み、そして勃起した乳首を口に含むクルベ。
「アァァァン!」
激しく感じるレインにクルベが微笑み、あまった手を割れ目に伸ばす。
そして、割れ目に沿ってゆっくり愛撫する。
「ハアァァァ!」
蕩ける様な愛撫にレインは、どんどんのめり込んでいく。
クルベの指がクリトリスを捉える。
「そこは……」
慌てるレイン。
「駄目ですか?」
優しく問いかけるクルベに恥ずかしそうにレインが言う。
「感じすぎちゃうので、優しくお願いします」
「任せて下さい」
クルベは、そう答えると、ゆっくりと弄り始める。
「イイィィィィ!」
レインの目の焦点がぼやけ始めた。
完全に感じていることを確認してから、クルベがその口をオマンコに移す。
「そこは、きたいないから舐めないで下さい!」
必死に言うレインにクルベが笑顔で答える。
「大丈夫、レインさんのここは、とても綺麗ですよ」
レインは、顔を真赤にしてそれ以上何も言えなくなる。
そして、クルベの絶妙な舌技に感じまくるレイン。
「アァァァァァン! イクゥ!」
絶頂に達し、硬直するレイン。
そんなレインからクルベが離れる。
「満足して頂けましたか?」
その言葉にレインは、クルベの勃起したチンポを見つめる。
大きさや硬さでは、ドモンの方が勝っているが、それを差し引いても自分が今一番欲しい物である事には、変わりなかった。
しかし、一度絶頂に達した為、抑制が効いて頷く。
「本当にありがとうございます」
「こんな事で良かったら、いつでも言ってください」
クルベにそう言われて家路につくレインであった。
クルベとの治療と言う名の愛撫を受けた翌日。
「ハァー」
ため息を吐くレイン。
「昨日やってもらったばかりなのにどうして?」
レインの中の性欲は、落ち着くどころか更に高ぶっていた。
それでもレインは、羞恥心から我慢する。
「昨日に続いて今日もなんて、クルベさんに淫乱だって思われてしまうわ」
そういって、家事を再開するのであった。
更に翌日、ドモンがレインに声をかける。
「昨日は、眠れなかったみたいだが、大丈夫か?」
レインは、無理に笑顔を作っていう。
「心配かけてごめんなさい。少しだけ気になる事があっただけよ」
ドモンは、レインの肩をつかみ言う。
「何でも言ってくれ。俺は、お前の力になりたい」
その優しい言葉にドモンの愛を確認してレインが言う。
「その言葉で十分よ」
そして、ドモンが出かけた後、レインは、覚悟を決めて電話に手を伸ばす。
「ドモンとあたしの絆は、こんな事では、崩れない」
クルベに電話をかけるレインであった。
前回と同様に、絶頂を迎えたレイン。
しかし、前回と同様に、どこか物足りない物を感じていた。
そんなレインにクルベが囁く。
「治療の期間を短縮する方法が見つかりました」
驚くレイン。
「本当ですか?」
クルベが頷いて告げる。
「正常な男性の精子を体内に取り込むことです」
レインが慌てる。
「そんな事は、出来ません!」
それに対してクルベが言う。
「あくまで治療の一環ですよ。いまやっている事と同じ。安心してください。私も医者です、男性用避妊薬ぐらいもっています。貴方が望むのでしたら、それを飲んで治療を行いますよ」
悩むレイン。
「本当に、期間が短くなるのですか?」
クルベが強く頷く。
「間違いありません。旦那さんも我慢しているのです。ここは、レインさんも我慢して治療を受けては、如何ですか?」
レインがクルベのチンポを見つめて頷く。
「期間を短くする治療なのですよね?」
クルベが笑顔で答える。
「はい。その通りです」
そして、レインは、顔を横に向けて足を広げる。
「お願いします」
クルベは、薬を飲む姿を見せて言う。
「任せて下さい」
勃起したチンポをレインの割れ目に押し当て、感触を確かめるようにゆっくりと挿入を開始する。
それは、ドモンの挿入とは、別物であった。
力強く強引なドモンの挿入と違い、クルベの挿入は、レインのオマンコの中をじっくりと確認しながら進んでいく。
「アァン!」
レインが感じるところを見つけると、そこをゆっくりと攻めていくのだ。
徐々に奥に入っていくチンポにレインは、快感に酔いしれた。
「良い! いい! イイ!」
涎を垂らしてチンポを感じるレイン。
遂にクルベのチンポがレインの一番奥に当たる。
「素晴らしい名器です」
クルベのその言葉にレインは、嬉しくなる。
その後は、多少動きが早くなるがクルベのチンポは、レインの弱い所を的確に把握し、攻めて行く。
そしてクルベが告げる。
「そろそろ出ます!」
その一言にレインの脳裏にドモンの顔が過ぎり、辛そうな顔をする。
「全ては、旦那さんとの為の治療です!」
クルベの一言をレインは、受け入れてしまう。
「イクゥゥゥゥゥ!」
クルベの射精と同時にレインもまた、絶頂に達してしまうのであった。
脱力するレインの割れ目から自分の精液がたれているのを見て満足そうな顔をするクルベであった。
それからと言う物、レインは、毎日クルベとセックスを行った。
そんなある日、裸になったクルベがまだ勃起していない事に気付いたレイン。
「お疲れですか?」
クルベが苦笑しながら言う。
「すいません。出来ればレインさんのその胸で勃起させてもらいませんか?」
エッチな要求にレインは、戸惑っていた。
「嫌でしたら、良いのですよ。これは、あくまで治療なのですから」
それに対してレインも覚悟を決める。
「一方的にお世話になっているんですから、偶には、こちらからもお礼をさせてください」
そういってレインは、クルベのチンポを胸に挟み、フェラを始めるのであった。
「上手いです。旦那さんは、幸せものだ!」
それを聞いてレインが苦笑する。
「彼は、こういうのは、あまり好きじゃないんです」
「本当ですか? 同じ男として信じられませんね」
クルベの言葉にレインは、パイズリを続けながら答える。
「彼は、攻撃的な性格で、セックスも自分からの一方的な物ばかりなのです」
クルベが気持ちよさそうに言う。
「勿体無い。本当に勿体無い。もし私が恋人だったら、毎日でもしてもらいたいのに。もう出ます。口から飲んでも効果がありますので、どうぞ」
言われるままにレインは、チンポを口に含んで、射精された精子を飲み下すのであった。
少し苦い精液に苦笑しながらレインが言う。
「こういうのもはじめてかも」
その後、毎度おなじみのセックスが始まるのであった。
そんなある日、ドモンが遠くの大会に出るため、数日間、家を空ける事になった。
その期間を使ってレインは、クルベの家に泊まりこんでいた。
「良い! いい! イイィィィィ!」
騎乗位でよがるレイン。
「自分で動きを制御できる、こういうのも良いでしょ?」
クルベの言葉にレインが頷く。
「はい! ですから、もっとしたから突いてください!」
クルベは、笑みを浮かべてレインを突き上げる。
数回目の絶頂に達して、クルベの精液をオマンコから垂らしながらも満ち足りた気分でベッドに横になるレイン。
「レインさん、ちょっと変わったセックスを試してみませんか?」
クルベの言葉に、クルベとのセックスで自分の知らなかった快感に喜びをもっていたレインが興味を引かれる。
「何ですか?」
クルベは、レインのお尻の穴をゆっくり触って言う。
「アナルですよ。こっちでセックスするのも凄く気持ち良いですよ」
その言葉にレインは、戸惑いながらも気持ち良いという言葉に受け入れてしまった。
「綺麗にしてきました」
レインは、浣腸を受け、トイレで排出してからベッドに戻ってくる。
「最初は、これで」
そういって、クルベは、ボールがいくつもくっついた様な棒をレインに見せる。
唾を飲み込み頷くレインのお尻にクルベは、ゆっくりとその棒を入れていく。
「ゥン!」
本来、出すだけの器官に挿入される違和感にレインが眉を顰める。
「力を入れないで下さい。直によくなります」
クルベの言うとおりレインは、直にその快感を覚え始める。
「凄い、ボールが入っていく度に気持ち良い!」
そしてゆっくりと引き抜かれる動きにも嬉しそうにするレイン。
暫くその快感を楽しんだ後、クルベが告げる。
「それでは、ここからが本番です」
そういってレインのアナルにチンポを押し当てるのであった。
レインは、その瞬間、さっきのボールより遥かに太いチンポが入るのか不安になった。
しかし、亀頭の部分が通過すると後は、どんどん奥に入っていく。
そして、人工物では、得られないチンポ独特の熱と感触にレインは、酔いしれる。
「アナル、凄い! アナルにチンポを入れられるの凄い!」
腰を振り、少しでも奥にくわえ込もうとするレイン。
存分に楽しんだ後、クルベは、告げる。
「当然、腸からの吸収も治療の助けになります。出して良いですか?」
それに対してレインは、即答する。
「出して、熱い精液をいっぱい出して」
蕩けきった顔でそう要求するレインを見てクルベは、勝利を確信し、ピリオドを打つ射精を行った。
「イクゥゥゥゥゥ!」
絶頂に達するレインであった。
そしてドモンが帰ってくる日、名残惜しそうにしているレインにクルベが言う。
「今日で治療は、終了です。もう旦那さんと普通にセックスをしてもらってかまいません」
レインの目が輝く。
「本当ですか?」
強く頷くクルベ。
「はい。立派な子供を産んで下さい」
少し恥ずかしそうにしながらレインが頭を下げる。
「本当にありがとうございました」
上機嫌で家に帰ってレインを待っていたのは、不機嫌な顔をしたドモンであった。
「レイン、何処に行っていたんだ!」
レインは、戸惑いながら言う。
「帰りは、今夜の筈じゃ?」
ドモンが舌打ちをして言う。
「一昨日から何度電話をしてもレインが電話に出ないのが気になって、予選で負けたんだ」
それを聞いてバツの悪そうな顔をするレイン。
「ごめんなさい」
ドモンは、立ち上がり詰め寄る。
「謝罪は、良い。それより、何処に行っていたんだ!」
「治療よ。治療に行っていたのよ!」
レインが答えるとドモンは、信じられないって顔をして告げる。
「真夜中まで掛かる治療なんてあるのか!」
それを聞いてレインが反論する。
「泊り込みで治療を行っていたのよ!」
「だったら、どうして事前に言っておかなかった!」
ドモンの指摘は、当然だった。
レインも通常の治療だったら、ドモンに告げていただろうが、クルベとの治療の事をドモンに告げるのは、流石にはばかられた。
レインが答えないでいるとドモンがテーブルを叩き割る。
「レイン、はっきり言ってくれ、俺の事が嫌いになったのか!」
それに対してレインは、涙を流しながら言う。
「ドモンは、あたしを信じてくれないの?」
レインの涙にドモンが戸惑う中、レインは、悲しそうに言う。
「決して褒められた治療じゃなかったけど、ドモンと一日も早く愛し合おうと一生懸命に治療してきたのに。どうしてそんな事を言うの!」
それを聞いてドモンも驚く。
「そうだったのか?」
レインが頷く。
「治療のおかげで、もう今日からでもドモンと愛し合えるの。先生にも立派な子供を産んでくださいと励まされたんだから」
それを聞いてドモンが頭を下げる。
「疑って済まなかった!」
レインは、涙を拭って言う。
「良いのよ、ちゃんと言っておかなかったあたしもいけなかったんだから」
手を握り合う二人。
「それじゃあ、約一ヶ月ぶりに愛し合いましょう」
レインの言葉にドモンが頷く。
「ああ、たっぷりとな」
裸になってベッドに横たわるレイン。
「綺麗だよ、レイン」
そういってドモンがキスをする。
そして、胸を揉み始める。
「痛い!」
レインが叫ぶ。
「ごめん!」
慌てて力を抜くドモン。
レインは、クルベの絶妙な愛撫と異なる乱暴なだけの愛撫に苛立ちを覚え始めた。
「入れるぞ!」
そういってあまり濡れていないレインのオマンコにチンポを挿入するドモン。
その強引さをレインは、歯を食いしばって我慢した。
「凄い! レインは、最高だ!」
相手の気持ちなど考えないドモンの一方的な腰の動きをレインは、必死に耐えた。
「出るぞ!」
激しい射精をするドモン。
満足そうな顔をするドモンにレインは、怒りすら覚えていたが愛し合っている相手なので、最後の希望を籠めて言う。
「ドモン、まだ終わりじゃないわよね?」
レインの言葉の意味を履き違えているドモンが嬉しそうに言う。
「もちろんだ。一か月分、たっぷりとやらせてもらうぞ!」
そういってドモンのサルのオナニー的セックスは、続けられた。
存分に射精して、満ち足りた顔をして眠るドモンを残して、レインは、シャワーを浴びていた。
「足りない! 足りない! あんなセックスじゃ足りない!」
自分の指で激しくオナニーを繰り返すレイン。
そして、その脳裏にあったのは、クルベとの満足できたセックスだった。
その快感を思い出しながらアナルを弄るレイン。
「入れて、オマンコだけじゃなくアナルももっと激しくして!」
そのまま、むなしい絶頂に達するレインであった。
その後も二人の性生活は、続けられた。
どうにも我慢が出来ないレインがある夜、言うのであった。
「ねえ、ドモン、お尻の穴でセックスしてみない?」
しかしドモンは、相手にしない。
「元気な子供を産むんだ、そんな無駄弾は、使えない。それより、今夜も良いだろう」
不満げな顔をするレインと半ば無理やりオマンコでセックスをするドモンであった。
ドモンを送り出し、家事をやるレインがため息を吐く。
そんな時、電話がなる。
慌てて出ると相手は、クルベであった。
『その後は、問題ありませんか?』
レインは、取り繕うように言う。
「はい。まったく問題は、ありません」
すると、クルベが言う。
『そうだ、今日偶々休みなんですが、完治を祝って家でお祝いをさせてもらいませんか?』
それを聞いてレインの心が揺す振られる。
「お祝いをするだけだったら……」
『美味しいお酒を用意して待っています』
クルベは、そう言って電話を切った。
そして、レインは、クルベの家に来ていた。
「これは、最近の中では、当たり年のワインなんですよ」
クルベのワインの説明を聞きながら、レインの視線は、巧みな愛撫をしてくれた指や何度も絶頂に導いたチンポがある股間に向かっていた。
そんなレインを見てクルベが耳元で囁く。
「性生活の方は、如何です?」
押し黙るレインに確信を持ってクルベが言う。
「私の治療が必要ならこれからどうですか?」
その言葉にレインの割れ目から愛液が染み出してくる。
「治療は、終わった筈です」
レインは、必死の思いでそう答える。
しかし、クルベがズボンのチャックを開けて、チンポを取り出して言う。
「でも、貴女は、治療を求めている違いますか?」
それがレインの限界だった。
倒れこむようにクルベに近づき、チンポをしゃぶり始めるレイン。
「お願いします。あたしに治療をしてください」
クルベは、笑顔で頷く。
「たっぷりと治療をしてあげますよ」
九ヵ月後。
その日のトーナメントでドモンは、見事に優勝を収めて居た。
ドモンは、絶好調であった。
その理由は、はっきりとしていた。
「名前は、何にしよう?」
レインの出産の日が近づいているからだった。
「俺に似て強い男でも良いが、レインに似たかわいい女の子も良い」
両手には、気が早すぎる事に大量のベビー用品が抱えられていた。
「ただいま!」
そういってドモンがドアを開けて家に入ると、見慣れない靴を見つける。
「お客さんか?」
首を傾げながら、中に入っていくと、変な声が聞こえてきた。
「……」
不明瞭な声だったが、それは、レインの声に間違いなかったので、ドモンは、声のするベッドルームに向かった。
そしてベッドルームの扉を開けた時、信じられない姿を見た。
「旦那さんのお帰りですよ」
クルベの言葉にレインは、涎を垂れ流しながら腰を振って言う。
「そんな事より、もっとザーメンを下さい。お腹の赤ちゃんにご主人様のザーメンを飲ませて上げてください」
レインは、臨月のお腹でクルベの上に跨り、クルベのチンポをオマンコにくわえ込んでいたのだ。
「貴様! レインに何をした!」
ドモンが殴りかかろうとした時、クルベが言う。
「不用意な真似をしないで貰おう。レインのお腹の赤ちゃんに万が一の事があったら大変だ」
それを聞いてドモンが悔しげに拳を止めるが、怒鳴る、
「答えろ! レインに何をしたんだ!」
クルベは、余裕の表情で答える。
「なーにドモン、お前が満足させられなかった彼女を満足させてあげただけだよ」
それを聞いて戸惑うドモン。
「どういう意味だ!」
クルベが苦笑する。
「気付いてなかったのか? レインは、君とのセックスに満足できてなかったのだ」
意外な言葉にドモンが慌てる。
「そんなわけない! レインとは、妊娠するまで何度もセックスをしていた!」
それに対してクルベが肩をすくめて言う。
「違うね。お前のは、レインのオマンコを使ったオナニーだよ。そうだね、レイン」
レインは、自らのアナルのバイブを弄りながら頷く。
「ドモンは、何時も勝手に入れてきて、勝手に射精して終わる、最低なセックス。本当に猿のオナニー。あたしは、全然いけてなかった。そんなあたしを満足させてくれたのがご主人様です」
そのままディープキスをするレイン。
「嘘だろ……」
愕然とするドモンを見てクルベが楽しそうに言う。
「そうそう、お腹の子供ですがね、父親は、私ですよ」
「馬鹿な!」
必死に否定するドモンにクルベが言う。
「レイン、教えてあげなさい」
レインは、ドモンを、虫けらを見るように言う。
「猿のオナニーで妊娠する気なんて全然無かったから、あんたとする前に避妊薬を欠かさず飲んでいたのよ。それでも不安だったのよ、万が一にも猿の子供妊娠しちゃったのかもと。遺伝子検査でご主人様の子供だって確認できた時、あたしは、神様に感謝したわ」
すがりつく様に手を伸ばすドモン。
「嘘だ、嘘だと言ってくれ、レイン」
レインは、そんなドモンの手をけりつけ言う。
「猿の分際で、馴れ馴れしく呼び捨てにしないで!」
言葉を無くすドモンの前でクルベが言う。
「さあ、出しますよ」
「出してください! ご主人様のザーメンをいっぱい、あたしの赤ちゃんに飲ませてください!」
レインの懇願に答えて、クルベは、レインの中で射精する。
「イクゥゥゥゥ!」
白目を剥いて絶頂するレインの姿を見て絶望するドモンであった。
その後、ドモンは、そのショックからインポになり、大会でも負けが続き、引退することとなる。
そして、職を失ったドモンは、クルベの家の下働きとして毎晩のレインとクルベのセックスを聞く生き地獄を生きることになるのであった。
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