鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによるオリジナル短編です。

 とある少女刑務所に収監された不良少女、鷹子。ここは非常に再犯率が低いことで知られているというのですが・・・・


 全国の刑務所で再犯率が問題になるなか、再犯率が極端に低い少女刑務所があった。
 そんな刑務所に、中学生でありながらレディースの頭、鷹子が入所した。
 今回は、鷹子の視点からその様子を語ろう。


 所長室に連れてこられたあたいは、妖艶な美女を見た。
「初めまして、私がここの所長の烏山よ。貴女が仲間を庇い、一人で罪を背負ったのは、知ってるわ」
 訳知り顔の態度が気に入らなかった。
「あんたには関係ないだろう」
 烏山は、嬉しそう微笑む。
「そうね。でもね、そんな貴女を調教する事を考えたら楽しみになったのよ」
 大人はどいつもこいつも一緒、あたい達を決まった型に押し込めようとしたがる。
 その後、用意された囚人服を見て苛立つ馬鹿にされた気分になる。
「何でスカートなんだよ!」
 監守が言う。
「少女向けだからだ」
「ふざけやがって! スカートなんて穿けるかよ!」
 あたいが反発すると監守があっさり言う。
「穿かなくてもかまわない」
 あっさりとした反応が気になる。
「本当か?」
 監守が笑みを浮かべて言ってきた。
「下着を丸見えにして過ごす覚悟があればの話だがな」
 とことんあたいを馬鹿にしてる状況に歯軋りをしてしまう。


 嫌々スカートを穿いたあたいが囚人室に案内されると、そこには、オールヌードの囚人達が待っていた。
「あんなのは良いのかよ?」
 苛立ちながらのあたいの質問に監守が頷く。
「ルールに違反しない限り服装は、自由だ」
「服装ってレベルじゃないだろう!」
 当然の突っ込みも無視される。
 監守が部屋を出た後囚人達があたいを両脇から押さえる。
「何しやがる!」
 奥にたつ小柄の少女が言って来た。
「入室の儀式だよ。一人一分ずつ、愛撫を受けて貰う」
「あたいには、そっちの趣味はねえ!」
「直ぐに目覚めるさ」
 小柄の少女が指を鳴らすと最初の相手が胸を根元から揉み上げる。
 あたいは、必死に声を抑えた。
 長い一分過ぎ、手が離される。
 息を吐くあたいを観察していた小柄の少女が微笑む。
「乳首をビンビンに立ててるんだから」
 顔を真赤になってるのがわかる。
 そうしてる間に次の相手が下着に手を差し込み、直接割れ目を愛撫してくる。
「アァン」
 声が漏れてしまう。
 奴らは、代わる代わる、愛撫をしてくる。
 悔しいが愛液を分泌し始めた割れ目、そこを舌で舐め始めた。
「そんなところを舐めるな!」
 力一杯反発するが、一分やり続けられた。
 呆然としていると最後、小柄の少女が近付き、微笑んで来る。
「安心して、あたしは、キスするだけだから」
 あたいが思わず安堵の息を吐くと、周りが失笑する。
 怪訝に思うあたいの顔に小柄な少女が手添え、唇が触れ合う。
 あたいは、嫌悪感を覚えながらもこれで終わる事で油断していた。
 その瞬間、小柄な少女の舌が鷹子の口内に侵入し、あたいの舌に絡みつきながら蹂躙していく。
 想定外の場所への絶妙な愛撫にあたいは、絶頂に達してしまった。




 二日目。
 監守がやって来ると囚人達は、整列する。
 あたいも気が進まないがその列に加わる。
 監守が前に来ると囚人達は、スカートを捲りあげる。
 驚いている間にあたいの番が来る。
「早くスカートを捲り、股間の様子を見せなさい」
 監守の命令にあたいが抵抗する。
「そんな事が出来るかよ!」
 すると監守に拘束され連れ出された。


 あたいは、床が柔らかい何も無い部屋に連れてこられた挙げ句、裸にされて、両手を背中で縛られる。
「ほどきやがれ」
 暴れるあたいの前に烏山が現れた。
「元気が良いわね、本当に調教のしがいが在るわ」
 あたいが睨む。
「あたいは、下らない大人の言う事なんて聞かない!」
 烏山が高笑いをあげた。
「何がおかしい!」
 あたいが怒鳴ると烏山が楽しそうに答える。
「貴女が勘違いをしてるからよ。私は、貴女達、幼い少女を他の事など気にもしないレズの色情狂に調教するのが趣味なの。それが偶々犯罪抑制になるからここの所長をやってるのよ」
「ふざけるな! そんなもんには尚更ならないに決まってるだろうが!」
 あたいが毅然とした態度で告げるが烏山は、アロマを取りだし、火を点ける。
 甘い香りが部屋に充満して行く。
「このアロマは、ここで極秘で作った特別製でね。女を激しく欲情させる。使いなれた私は、平気だけど貴女は、どうかしら?」
 烏山がそう言っている間にもあたいの体が熱くなってくる。
 乳首は、勃起し、割れ目からは愛液が滴る。
 オナニーがしたい。しかし、手が自由に動かせないまま、体の熱だけが高まる。
 我慢の限界だった。
「手をほどけ! 体が熱くて我慢できない!」
「駄目よ、その苦しみから解放されたかったら私に救いを求めなさい」
 そんな事は、したくなかった、でもこの熱さは、堪えきれない。
「お願いします、あたいをこの苦しみから解放してください」
 烏山が笑みを浮かべ近付くとあたいの唇を奪いそのままディープキスをする。
 激しい舌の動きにあたいも本能の命ずるままに、舌を絡めていた。
 唇が離された時、舌を結ぶように唾液が延びていた。
「アァァ!」
 甘い声があたいの口からもれ、烏山の胸やオマンコへの愛撫が始まるとその声を止める事が出来なくなってしまった。
「アァァァン! 気持ち良い!」
 どうしようもなかった。
 気持ち良いのがどんどん大きくなり、あたいを変えていく。
「イクゥゥゥ!」
 絶頂に達するが終わらない。
「女同士でしか味わえない、終わりがない快楽の世界を体感しなさい」
 烏山は、そう宣言し愛撫を続ける。
 あたいは、それに対抗することができなかった。


 三日目。
 昨日同様、整列させられる。
 次々とスカートを捲り上げて行く囚人。
「次は、お前だ」
 監守に命じられるままにスカートを捲った。
 すると監守がニヤリと笑った。
「三日目で、それか。所長としたんだから仕方ないか」
 あたいは、この儀式の意味を理解した。
 どれだけ烏山が求めたような色情レズになったかを朝の下着の状態で確認していたのだ。
 そして、あたいの下着は、割れ目が解るほど愛液で濡れていた。


 その後、朝食をとり、労働をやらされるがその内容は、昨日使われた、アロマキャンドルの製造。
 強力な効果があるそれの製造は、製造にたずさわるあたい達にその効果をゆっくりと浸透させていく。
 作業が全て終わり、お風呂に入る頃には、身体中が敏感になって、ただ体を洗うだけでも感じてしまう。
 興奮状態で部屋に戻るとそこでは乱交が行われていた。
 あたいまで襲いかかってくる。
「止めろ、あたいは、そんなことしたくない!」
 すると初日、あたいをキスでいかせた、小柄の少女が下着の上からあたいの割れ目をなぞる。
「アァァァン!」
 声が出てしまう。
「こっちは、やる気満々見たいよ」
 あたいの濃密な愛液で糸引く指を広げて見せてくる。
 否定できないあたいに無数の手が伸び、何度も絶頂を迎えてしまう。


 一週間もした頃には、あたいは、すっかり乱交に取り込まれていた。
「あたしの此処を舐めて」
 言われるままにオマンコを舐め。
「もっと、もっと強く吸って」
 オッパイを吸い。
「激しく動いて!」
 オマンコを合わせて腰を振る。
 終わりない快楽の園にあたいは、のめり込んで行く。


 最終日。
 あたいは、最後の朝の儀式を受けて居た。
「完全な色情レズに成ったな」
 監守のお姉様は、そう言って、あたいの勃起したままのクリトリスを苛めてくださる。
「アァァァン! 全てお姉様がたのお陰です」
 満足した顔で頷き、監守お姉様が告げた。
「出所前に所長に挨拶に行くんだ」
「はい」
 あたいは、所長室に向かう。
 所長室では、所長が裸で出迎えてくださった。
 あたいは、膝をつき、一心不乱に所長のオマンコに御奉仕する。
「上手よ、立派な色情レズになったわね」
 あたいは、グチョグチョの割れ目を広げて見せて言う。
「所長のお陰です! 最後にこの変態マンコを存分に味わって下さい!」
「良いでしょう」
 所長は、オマンコを合わせて下さった。
「最後に最高の快感をみせてあげる」
 動き出す所長の神業的な腰の動きにあたいは、イッタままになってしまう。
「イクゥゥゥ! いっちゃたのにまたイクゥゥゥ! イクのが止まらない!」


 出所したあたいをチームの皆が待っていた。
「ヘッド、御勤め御苦労様でした。出所祝いの準備が出来ています」
 あたいは、すがりついてくるウブな少女達をみて子宮が疼く。
「あたいも皆におみあげがある。今夜は、存分に楽しもう!」
 はしゃぐ仲間たち。
 そしてその夜。
「ヘッド、激し過ぎます! イクゥゥゥ!」
 あたいのクンニテクに絶頂を迎える仲間達。
 あたいが作った多人数用のアロマで欲情した少女達は、狂った様に求め合う。
 これを繰り返せばこいつらも大人への反抗、縄張り争いなんて下らない事を考えないあたいと同じ色情レズに成ることだろう。


→戻る