一人の少女がいた。
少女の名前は、牧野留姫。
レナモンをパートナーとする、ティマーだ。
「留姫、やはり、最近のリアライズしたデジモンがあの研究所に連れていかれている」
レナモンの言葉に留姫が真剣な表情で呟く。
「潜入するしか無いわね」
レナモンも頷き、二人は、デジモンを捕獲している謎の研究所に潜入を試みるのであった。
しかし、留姫達に察知される事も計画の一部であった。
レナモンの力もあり、無事に潜入したと思われた留姫であったが、その行動は、監視されていた。
そんな中、留姫は、とんでもない光景を目撃する。
「……何をやらされてるの!」
顔を真っ赤にする留姫。
レナモンは、苛立ちを籠めて吐き捨てる。
「愚かな人間だ! デジモンは、この世界の生物とは、違う! こんな事をさせても何の意味がない!」
留姫達の目の前では、デジモン達が交尾をさせられていた。
その目からは、理性が感じられず、狂った様にお互いを求めあっていた。
その時、スピーカーから声がする。
『残念だが、君達の言う通り、何の成果があげられなかった。異界のデジモンにジョグレス進化と言う前例が有ったから期待をしていたのだが、駄目だったよ』
驚きながらも留姫は、強気な態度を崩さない。
「だったら直ぐに解放しなさい! デジモンは、貴方達の実験動物じゃないわ!」
『だから、私達は、新たな方法に着手することにした』
スピーカーからの声は、留姫の言葉を無視する様に話続けた。
そして、留姫達を囲む様にデジモン達が現れる。
「留姫、戦うしかないぞ!」
レナモンの言葉に留姫も頷き、デジバイスを掲げる。
『マトリックスエボリューション!』
二人は、一つ、サクヤモンに進化した。
究極体のサクヤモンの力で囲いを突破しようとした時、サクヤモンの中の留姫に変化が現れた。
『留姫、どうした!』
レナモンの問い掛けに留姫は、自分でも自分の状況が理解出来ない様子で答える。
『解らない! でも、お腹が熱くて堪らないの!』
留姫の変調から動きを止めたサクヤモンをデジモン達が動きを封じる。
「放せ!」
サクヤモンが叫ぶなか、その前にチンポを剥き出しにした天使型デジモン、エンジェモンが現れた。
研究所の意図を察知し、サクヤモンが怒鳴る。
「まだ懲りていないのか!」
『だから、君達なのだよ。デジモンと人間の一つになった君達だったら新たなデジモンを産み出せる可能性がある』
スピーカーからの声が答える中、いよいよエンジェモンがサクヤモンの服を切り裂き、チンポを割れ目に押し付ける。
「『止めて!』」
サクヤモンとその中の留姫が叫ぶなか、エンジェモンのチンポがサクヤモンの中に挿入される。
「アァァァン!」
サクヤモンの口から甘い声が漏れる。
『嫌、こんなの知らない』
未知の快感に戸惑う留姫。
そんな留姫の事など考えもせず、エンジェモンが激しく腰を振る。
サクヤモンのオマンコからは大量の愛液が分泌される。
『何で、無理やりされているのに気持ち良いなんておかしい!』
自分の反応に戸惑う留姫。
『君達は、気付いて無かっただろうが、この研究所の中は、女を発情させる薬を空気中に散布してあった。遅効性だが、その効果は、絶大』
スピーカーからの説明に留姫は、悔し涙を流す。
『すまない留姫、私が油断していた』
レナモンの謝罪に留姫は、答えられなかった。
「良い! いい! イイィィィ!」
サクヤモンの口からは、快楽を訴える声が放たれ、留姫の理性もチンポがオマンコを抉る快感にどんどん壊れて行く。
『駄目、駄目なのに……』
その顔は、少女のそれでなく淫靡に悶える牝のものに近かった。
そして放たれるエンジェモンのコード。
大量の情報を納めたコードは、サクヤモンの子宮に直撃する。
『熱い! あたしの中で何かが産まれる!』
サクヤモンのお腹が妊婦の様に膨らんでいく。
そして解放されたサクヤモンだったが、お腹で蠢く何かに動けなかった。
『嫌、こんなの認めない!』
半ば現実逃避をする留姫だったが、現実は、残酷だった。
『出てくる! あたしの中から新しい何かが産まれちゃう!』
サクヤモンの産道をその何かが通り抜けようとする。
「アァァァン!」
本来なら激痛の筈のその鳴動すら、今のサクヤモンには快感となっていた。
『もう駄目、何も考えられない!』
サクヤモンの割れ目からエンジェモンとサクヤモンのデータがミックスされたデジタマが産卵される瞬間、サクヤモンと留姫は、絶頂に達する。
「『イクゥゥゥ!』」
脱力し、仰向けで倒れるサクヤモン。
『上手く行ったようだ。続けさせて貰おう』
スピーカーからの声と共に、獅子の獣人のデジモン、レオモンがエンジェモンより二回りは、太いチンポを勃起させて覆い被さる。
『これ以上あたしを汚さないで!』
涙ながらの留姫の心の声は、通じない。
レオモンのチンポは、絶頂に達した直後で敏感なオマンコに突き刺さる。
「アァァァン! 凄い!」
涎を垂らしてよがるサクヤモン。
『呑み込まれたら駄目だ! 自分を保つんだ!』
レナモンが留姫を励ますが薬の効果で発情した留姫は、堪える事が出来ない。
『駄目なの! 気持ち良くって腰が勝手に動いちゃう!』
サクヤモンの腰がレオモンのチンポをより奥までくわえこもうといやらしく動く。
レオモンのチンポからコードが射精される。
『熱い! また、イクゥゥゥ!』
再び絶頂に達するサクヤモンの腹が膨らみ、デジタマを孕んだ事が解る。
チンポが抜かれるとデジタマは、産道を通りぬけようとする。
連続して絶頂に達したサクヤモンに、強力過ぎる快感が襲いかかる。
「アァァァン!」
サクヤモンの口からは獣の様な声しか出ず、留姫もまともな思考が出来なくなっていた。
『イクゥゥゥ! イクのが止まらない!』
デジタマの産卵を終えたサクヤモンが体を痙攣させていたが、レナモンの最後の力で這いつくばった状態で逃げようと足掻いた。
そんなサクヤモンに狼型デジモン、ガルルモンがのし掛かる。
ガルルモンのチンポがオマンコに触れただけでサクヤモンは、動きが止まる。
「アァン」
『狼、動物相手に感じたくない!』
留姫の思いと裏腹に、サクヤモンの腰は、ガルルモンのチンポを求めて突き上げられていた。
挿入と同時に絶頂に達する。
「『イクゥゥゥ!』」
止まらないガルルモンのチンポにサクヤモンも腰を振り続ける。
『動物相手に、犬の交尾させられてるのにどうしようもない程、気持ちイイィィィ!』
サクヤモンと留姫は、涎を垂れ流し、アへ顔で快楽に呑み込まれる。
放たれるガルルモンのコード。
『孕む、孕んじゃう! 人間なのに、狼の子供を孕んじゃう!』
留姫の顔には、もう嫌悪の色が無かった。
逆に背徳感による更なる興奮を覚えていた。
ガルルモンのチンポが抜け、膨らんだサクヤモンのお腹が鳴動する中、留姫が歓喜の表情を浮かべる。
『動いてる! 狼との卵が動いてるのが気持ちイイィィィ!』
白眼を剥いて産卵しながら絶頂に達する留姫。
『留姫……』
薬の影響を受けていなかったレナモンもまた連続する絶頂でまともな思考能力が残っていない。
サクヤモンと留姫が完全にシンクロする。
「『もっと、もっと、もっと! あたしのオマンコにチンポを頂戴! デジタマを産ませて!』」
足を開きデジモン達にチンポを求めるサクヤモンは、その言葉通りデジモン達に、犯され続けるのであった。
隔離実験室をガラス越しに観察する研究者達。
「しかし、射精し、人間を孕ませられるデジモンが産まれたのは良かったな?」
「ああ、あのガキは、二度とマトリックスエボリューションなんて出来ないだろうからな?」
そう言って、ガラスの向こうで自分が産み落としたデジモン達と交尾を続ける留姫を見る。
『もっと出して! あたしを孕ませて!』
一心不乱にチンポをしゃぶり、腰を振る留姫の胸は、不自然に膨らみ、乳頭からは、白桃色の液体を滴らしていた。
それがなんなのかは、大きくなったお腹が雄弁に語っていた。
|