鈴神楽氏・作

 鈴神楽さんによる「馬鹿昔話」シリーズ第4弾です。

 昔話の悪いサルは寄ってたかって退治されますが、本作ではそうではないようです。鬼畜がとことん暴れ回るナンセンス世界をお楽しみ下さい。


 むかしむかしある村にお金の一人娘、華尼(カニ)が居ました。
 素敵な許婚も居て、幸せな人生を送るはずでした。
 そんな華尼に詐欺師の詐流(サル)が目をつけるのです。
「華尼さん、華尼さん、良い物を売ってあげましょうか?」
 人を疑る事を知らない華尼は、あっさり引っかかるのであった。
「本当ですか? ありがとうございます」
 差し出されたお金を受け取ると詐流は、華尼を押し倒す。
「極上の俺の精子をお前の子宮にくれてやるよ!」
「お止めになって!」
 抵抗するが、女の力では、勝てず、華尼は、詐流に処女を奪われるのであった。
 華尼は、純潔を奪われた事で許婚も離れていった。
 その上、華尼は、詐流の子供を身篭ってしまうのであった。
 仕方なく華尼の両親は、詐流を婿養子にするのであったが、詐流は、婿入りと同時に両親を追い出し、金儲けに走るのであった。
 華尼は、身重な体でありながらも、得意先の男達に体を差し出された。
「許してください! お腹の子供が……」
「妊婦萌え!」
 そんな変態相手に、無理やりチンポを入れられる華尼。
 お腹の子供への心配で、どんどんやつれていき、客が取れなくなると、両親の所に無理やり追いやられた。
 そのまま華尼は、出産を行ったが、四つ子を産むと同時にそれまでのストレスもたたり、死んでしまうのであった。
 その後、華尼の娘達は、華尼の両親、祖父母の手で育てられる事になるのだが、その際、詐流に対する恨みを聞き続け、自然と復讐心を育てる事になるのであった。


 そして、四つ子は、結婚も出来る年になった時、何も無い自分達の最後の武器、己の体を使って復讐する事にした。
「スキャンダルを起こして、今の地位を奪い取ってやるのよ!」
 そういって長女、久里(クリ)が身分を偽り、詐流の秘書となった。
 そして、わざと相手を興奮する様な服を着て、仕事をして居た。
 そんなある日、詐流は、久里の目的通り、久里に襲い掛かった。
 それを次女の卯須(ウス)が瓦版に売る為に隠れて確認していた。
「俺をその気にさせたお前が悪いんだ」
 そういって、布団に押し倒す詐流。
 久里は、憎しみを抑え、恥ずかしがるふりをしながら言う。
「いけませんは、旦那様。私は、ただの使用人なのですから」
「口では、なんとも言える」
 詐流は、そう言うと、久里のクリトリスを重点攻撃する。
「嘘……。何これ!」
 ある程度の覚悟をしていた久里であったが、詐流の女こましテクニックは、尋常では、無かった。
「さあイクんだ!」
 必死に我慢する久里。
 しかし、執拗なクリトリス攻めに遂に屈服してしまう。
「イッチャウゥゥゥゥゥゥ!」
 こうして、最初の刺客、久里は、詐流の愛撫の前に陥落してしまうのであった。


「相手は、凄いテクニックがあるのは、解った。だから、私は、女郎屋のお姉さんに仕込んで貰った。久里みたいな事は、無いわ!」
 そういって、卯須は、詐流の次の秘書になった。
 同じ様に挑発する卯須。
 また思惑通り、詐流が卯須を布団に押し倒す。
「良いだろう」
「駄目です。主の使用人でこんな事は、やっては、いけない事です」
 嫌がる素振りをする卯須。
「直ぐに素直にさせてやるよ」
 そういって愛撫を開始する詐流。
 そんな様子を三女の葉智(ハチ)が隠れて記録していた。
「アァン! 良いわ」
 そう甘い声を出しながらも卯須には、まだ余裕があった。
 しかし、そんな余裕の態度を見て詐流が微笑む。
「慣れてるみたいだな。だったら俺の底なしの体力をみせてやろう!」
 そういって、年不相応の硬さを誇るチンポで卯須に挿入を開始する。
「大きいわ!」
 そのときは、まだまだ卯須にも余裕があった。
「これからが本番だ!」
 そういって、詐流は、まるで餅を搗くかの如く、ピストン運動を開始する。
 その凄まじい衝撃に卯須は、混乱を始める。
「駄目! こんな激しすぎる!」
 そのまま詐流は、卯須が白目を向くまでピストンを続け、何度も膣内射精を行って、陥落させてしまうのであった。


「相手が絶倫なのも解った。でも、村の若い人相手に、鍛えた私だったら耐えられるわ! きっと私が復讐してみせる!」
 そうして、葉智が次の秘書になった。
 中略して、布団の中。
 四女の場布(バフ)が観察しているのも言うまでも無いだろう。
 激しい詐流のピストン運動にも葉智は、正気を保った。
「もうお終い?」
 淫靡な表情を見せると詐流が何処からとも無く針を取り出し、それに薬品を塗る。
「満足出来ないみたいだが、これを使えば天に昇る気持ちになれるぞ」
 顔を引き攣らせる葉智。
「そんなの刺さないで!」
 必死に拒むが、詐流は、葉智を押さえつけて、超強力媚薬が染みこんだ針をクリトリスに刺すのであった。

「イターイ!」
 痛みに震える葉智であったが、薬の効果は、直ぐに現れる。
「何これ! あそこが熱い! どうにかして!」
 激しい自慰を始める葉智。
 詐流は、チンポを差し出して言う。
「コレが欲しいか?」
「頂戴! チンポを頂戴!」
 葉智の答えに満足そうな顔をして詐流は、チンポを挿入する。
「イッチャウ! 入れられただけでイッチャウの!」
 薬の効果で何度も絶頂に達した葉智も陥落してしまう。


「問題の薬の抵抗もつけた。私が最後なんだから、きっとあいつを陥落させてやる!」
 そうしてやっぱり詐流の秘書になる場布。
 薬の注入の所まで略。
「これで終わりですの?」
 場布の余裕の態度に詐流が逆に嬉しそうな顔をする。
「ここまでの強敵は、久しぶりだ。いよいよこれの出番だな」
 そういって、詐流は、浣腸器を取り出す。
「……そ、それでなにをするつもり」
 冷や汗を垂らす場布。
「どれだけ我慢できるかな?」
 そうして、限界まで浣腸液を入れられ、苦しむ場布。
「お、お願いします。 何でもいう事を聞きますから出させてください!」
 涙ながらに哀願する場布。
「良いだろう、俺の前でひり出せ!」
 詐流は、そういって場布の菊座を埋めていた張型を取る。
 その途端、場布は、大量の排泄と共に快感を得て、陥落してしまう。


 こうして、四つ子の復讐は、失敗に終り、詐流は、自分の娘すら、妻同様に体を売らせて、後世に語り継がれる程の大商人になるのであった。


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