僕の名前は、野中姫子。
兄貴が二人続いた後に産まれ、勢いでつけてしまったらしい。
僕を産んだ直後にお母さんが死んだ為、男家庭で育ったので中学生になって制服を着るまでスカートすら穿いた事がなかった。
その代わり運動神経だけには自信がある。
水泳部のレギュラーだ。
大会に向けて、今日も練習をしていた。
太陽がかなり傾いた頃、女子メンバーの一人が手をあげて言う。
「コーチ、暗くなる前に帰らせてください」
「どうしてだ?」
コーチが聞き返す。
「だって今日は、満月で、食膜鬼が出るかもしれないから」
女子メンバーの答えに眉をひそめるコーチ。
「何だ、それ?」
すると女子部のキャプテンが苦笑しながら説明する。
「この頃流行ってる都市伝説で、満月の夜に下着も着けずに出歩く女性を襲って、食膜鬼に処女膜を提供し続ける下僕にされてしまうと言う話です」
コーチは呆れた顔をして取り合わない。
「下着を穿かずに出歩けば襲われて当然だ。そんな事より練習を続けるぞ!」
こうして、練習は、日が完全に沈むまで続いた。
シャワーを浴びて、帰ろうとした時に問題が発生した。
「野中さん、どうしたの?」
僕は頭をかきながら答える。
「練習だけだったから水着を着て来たんですけど、下着を忘れたみたいなんです」
周りが爆笑する。
「小学生かよ!」
「姫子らしいわ」
そんな中、キャプテンだけは、真剣に心配してくれた。
「あの都市伝説がなくても、万が一って事があるから、保健室で借りたら?」
「良いですよ。家までは直ぐですし、態々保健室を開けてもらうのは面倒ですから」
僕がそう言ってもキャプテンは、心配してくれたが、家まで十分しかないので折れてくれた。
下校途中、友達とも別れ、後は、角を二回曲がるだけの時、そいつが現れた。
満月を背負っているのに影がなく、先に歯が生えたチンポを僕に向けて伸ばしてきた。
僕は、本能のままに逃げ出した。
しかし、いくら走っても角に到着しない。
「どうしてだ? もう大通りに出ても良いはず?」
更に走るがやはり角との距離は変わらない。
「誰か来て! 変質者が出た!」
両脇には兄貴の悪友で腕っぷしがたつ人もいるはずたが、誰も応えてくれない。
そうしている間に、歯が生えたチンポは、僕の足に巻き付き、登ってくる。
「変なことするな!」
手でほどこうとしたが、しっかりと巻き付くチンポは、外れない。
それどころか、先端が僕の割れ目に触れた。
背筋に寒気が走り、鳥肌がたつ。
「……嫌」
自分の口からこんな女の子っぽい声が出るなんて思わなかった。
そしてチンポが僕の割れ目をゆっくりと擦り始めた。
兄貴たちが持っているエロ本を見ていて僕にも初体験への思いがあった。
それとは、まったく違う現状に涙がこぼれてくる。
しかし変化はゆっくりと現れた。
「……アァン」
僕の口から甘い声が漏れる。
信じられなかった。
自分の体の中から熱くなっているのが解ってしまう。
『我が体液の媚薬効果は素晴らしい。オナニーすらしたことがなかった娘が愛液を出している』
いつの間にかに側にいた食膜鬼の言葉で僕の体の変調の理由がわかった。
全ては、食膜鬼の体液がいけないのだ。
僕は、いやらしわけじゃなく、媚薬効果で感じて居るだけなんだ。
そして食膜鬼は、僕の服を切り裂き、膨らみ始めたばかりの胸を揉み始めた。
「触ると痛いから止めて」
『安心しろ、直ぐに気持ちよくなる』
その言葉通り、痛かったのは、最初だけ小さな胸を全体的に弄られるのが堪らなくなっていく。
「駄目、胸が変になる!」
『本番は、これからだ』
そう言って食膜鬼は、勃起し始めた乳首を摘まんでくる。
「アァァァン!」
僕の口から快感の声があがる。
乳首を執拗に攻められ、僕は快感にうち震えるしか出来なかった。
食膜鬼は、チンポを擦り続けられた割れ目の頭にある、クリトリスの皮を剥く。
僕は首を横に振って哀願する。
「そこだけは、許して!」
当然の様に食膜鬼は、クリトリスを刺激してくる。
「アァァァン」
今まで味わった事がない、激しい快感に頭がおかしくなりそう。
そんな僕の割れ目に食膜鬼のチンポが食い込んでくる。
軽い痛みとその何倍の快感が僕の中に広がっていくのを止められない。
「良い、チンポが入ってくるのが気持ち良い!」
僕の中を、媚薬効果を持つ体液を塗り込めながら侵入して来たチンポが遂に僕の処女膜に触れた。
次の瞬間、チンポの牙が処女膜を捉えた。
「イクゥゥゥ!」
頭の中が激しすぎる快感にスパークし、真っ白になって、僕は意識を失った。
「姫子、応えてくれ!」
僕は上の兄貴のそんな声で目を覚ました。
「大兄貴、僕はどうしてここに?」
そこに男の手一つで僕達を育ててくれた父が安堵した顔で帰り道に倒れていた僕を見つけてくれたらしい。
翌日、僕は、学校を休み家でおとなしくしていた。
「やっぱり気になる」
僕は、手鏡を固定して、自分の割れ目を拡げる。
「処女膜は、ちゃんとある」
あれは、全て夢だったのかも。
あの時の事を思い出すとアソコから愛液が滴り始める。
愛液で指がスムーズに動き、刺激し始めてしまう。
「こんな事は、止めないと」
そう思うのに指は止まってくれない。
愛液に濡れた指は、クリトリスまで刺激し始めてしまう。
その時、ドアが開き、大兄貴がオナニーをする僕を凝視していた。
「見るな!」
恥ずかしくって、消えたくなる気分なのに指は、愛液を分泌させる割れ目を拡げ、大兄貴に処女膜を晒す。
「姫子……」
大兄貴は、股間を激しく脹らませ、近づくと、僕の割れ目にしゃぶりつく。
大兄貴の舌が乱暴に僕のアソコを嘗め回す。
「嫌だ、そんなに激しくしたら、アァァァン!」
僕は大兄貴のクンニにエロ本の女性の様に感じてしまう。
大兄貴は、勃起し過ぎ、取りだしづらそうにしながらもチンポを取りだし、荒い息で言う。
「お前は俺が一生あいしてやる!」
その一言ともにチンポを挿入して来た。
処女膜を引き裂かれる痛みが僕を襲うがそれ以上快感が僕に叫ばせる。
「気持ち良い! 大兄貴のチンポ、凄く良い!」
「姫子のオマンコも最高だ! 我慢できない、出すぞ!」
大兄貴は、僕の中で射精した。
「イクゥゥゥ!」
子宮を刺激するザーメンで僕は、絶頂に達する。
大兄貴は、何度も射精をしてから、逃げる様に部屋を出ていった。
不思議な事に、翌日には、僕の処女膜は再生していた。
そして再生を待っていた様に大兄貴が部屋に来て僕の処女膜を引き裂かき、射精をする。
そんな大兄貴を拒めないでいると、夜中に小兄貴が部屋に忍び込んできて、執拗なまでに僕の胸を揉む。
「兄妹でこんな事をしたら駄目だよ」
乳首を勃起させながらも僕は、拒もうとした。
「大兄貴としてるだ、俺だって良いだろ!」
そう言う小兄貴は、乳首を口に含みながら、チンポを挿入し、僕の処女膜を引き裂く。
「そんな激しく吸ったら、いっちゃう!」
荒々しい小兄貴とのセックスでも感じてしまう僕に大兄貴と同様に何度も射精する小兄貴。
兄貴達は、処女膜の再生したのが解る様に僕の部屋に来て射精をしていった。
そんなある日、僕がお風呂に入っていると父が入って来た。
「たまには、父娘仲良くお風呂も良いだろ」
あの事以前だったら普通に入れたと思う。
しかし、兄貴達とのセックスを続ける僕には、兄貴達より立派なチンポに目がいってしまう。
「これが欲しいのか? 小さい頃から欲しがってたものな」
その頃は、家族の中で自分だけない事が嫌で欲しがっていたが今は違う。
僕は、頷くと父のチンポにしゃぶりつく。
「姫子! 何をするんだ!」
父は声をあらげるが、それだけだった。
十分に勃起したところで僕は、愛液で濡れた割れ目を拡げ、処女膜を晒す。
「僕の処女膜を引き割いて」
「父娘でそんな事が出来るわけがない」
そう言いながらも父は兄貴達より大きなチンポで僕の処女膜を引き裂き、大量の射精をする。
再び満月の夜が来た。
僕は、目的をもたず、あの日と同じようにノーパンで外に出ていた。
そして、食膜鬼が現れた。
『我に処女を捧げ、永久処女になった者よ、我への忠誠の証、男の精子を孕み、男を虜にする催淫処女膜を見せろ』
僕は命じられままに、スカートをまくりあげ、割れ目を拡げて見せる。
『良いだろう、褒美に食してやろう』
延びてきたチンポが僕の中に入って来ただけで軽く絶頂に達する。
「凄すぎる! 食膜鬼様のチンポは、最高です!」
チンポが進み、兄貴や父の精子を孕んだ処女膜に牙がつきたてられると、白眼を剥いて絶頂する。
「イクゥゥゥ! イクのが止まらない!」
食膜鬼様に処女膜を食される間に限り無く絶頂を繰り返す。
『我が為に更なる忠誠を見せろ』
そんな一方的な命令に僕は頷いていた。
この頃、僕の評判が変わっていた。
以前は男勝りとか言われていた。
そして今は。
「姫子、変わったよね?」
「やることはかわってないのに、妙に色気があるんだよね」
そんな僕は、部活の後にコーチと残り相談する。
「コーチ、処女膜がない方が良いタイムがでますか?」
「そんな事は関係ないが、お前が気になるなら……」
コーチは、そう言って、僕の処女膜を引き裂き、何度も射精をした。
「お前も早く帰るんだぞ」
逃げる様に去って行くコーチの事など最初からどうでもよかった。
「もっと一杯、射精して貰わないと食膜鬼様が喜んでくれない」
そんな僕の視界に次のターゲット、盗撮していた男子の姿が入ってくる。
|