触れた物のベクトルを自由に操る能力者、一方通行のレベルアッププロジェクト。
それは、御坂美琴のクローンを使った様々なパターンの戦闘を行わせる物だった。
その中には、かなり変わった物も存在した。
一方通行が何時もと同じつもりで学園都市では珍しいラブホテルに入るとそこには、一糸纏わぬ姿で、顔を真っ赤して、涎を垂らし、オマンコから愛液を分泌させた御坂クローン(通称、御坂妹)がいた。
一方通行は、面倒そうな顔をして、頭をかく。
「そっちの方面かよ!」
苛立ちながらも、一方通行は、ズボンのチャックを開き、チンポを取り出す。
すると御坂妹が近付きチンポをしゃぶり始めた。
自分のチンポに絡み付く御坂妹の舌の動きの巧みさに一方通行は、舌打ちする。
「大した意味がないのにこんなことまで仕込んだのかよ、悪趣味奴等だな! それとも自分が楽しみたいからこんな下らない戦闘パターンを組み込んだのかもな? もしそうだとしたら……」
その先は、口にしなかったが、凄惨な笑みが万の言葉より明確に一方通行の意志を示していた。
一方通行のチンポが完全に勃起した所で御坂妹が割れ目を拡げ、自分からくわえこむ。
「アァン!」
喘ぎながら激しく腰を動かす御坂妹。
忌々しそうな顔をする一方通行のチンポが射精する瞬間、御坂妹の顔から表情が消え、射精された精液を通し、致死量の電撃が放たれた。
「残念だったな、読めてたんだよ!」
物理法則を無視してあさっての方向に逃がされる。
動きを止めた御坂妹に一方通行が笑みを向ける。
「どうせ死ぬんだ、死ぬまでに最高の快楽を味あわせてやるよ!」
そういって、自ら腰を突き上げる一方通行。
すると御坂妹の表情が一変した。
「アァァァァァ!」
激し過ぎる快感に白目を剥く御坂妹。
「すげえだろ? 俺の力でお前のなかを走る快楽中枢の電流を加速させてやった。さていつまでもつかな?」
しかし御坂妹は、硬直した後、泡を吹き出して絶命した。
一方通行は、チンポを引き抜き、詰まらなそう呟く。
「結局は、他の奴と同じ結末だったな」
そのまま何事も無かったようにラブホテルを出ていく一方通行。
彼の実験は、不幸だが口癖の説教少年に負けるまで続くのであった。
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