鈴神楽氏・作 鈴神楽さんによるオリジナルエロ短編です。 氏によれば、 「レイプで生まれた少女が過去に戻って原因の父親を殺そうとするがって話です。途中で出てくる女性は、IFの世界を見る力を持つ魔女とでも思ってください。」 とのことですが、さて・・・・ |
僕の名前は、零(レイ)。 今年で九歳の少女だ。 小学校には、一応通っている。 僕にとって、学校生活を含めて、全てが空虚なものだった。 そして、その空虚さを確認するようにそれは、届いた。 僕の遺伝子上の父親の死亡を知らせる手紙だ。 最初に言っておくが、僕は、父親と直接あった事は、ない。 はっきりと顔を見た事もない。 名前だけは、円(マドカ)って名前だと知っている。 それだって、自分の事を知ろうとネットを調べまわってようやく探し出した。 いい加減気付いただろうが、僕の父親は、母親と結婚していたわけでもなければ恋もしていなかった。 僕は、父親が母親を拉致監禁、性的調教を施す中で作られていた子供である。 母親、和(ノドカ)は、僕が物心つく前から壊れていた。 まともな精神状況になく、ただセックスをする為だけの存在になっていた。 僕が生まれる前に円は、警察に捕まり、多く抱えていた雌奴隷は、解放された。 母親もその一人だったが、一切の素性も解らず、その時には、既に正気を失っていた母親は、母親を確保していた病院の院長の好意で僕を孕んだまま養女とし、迎え入れたとされている。 でも実情は、違う。 確かに戸籍上は、院長は、母親と共に娘として、養ってくれている。 世間体がある為、僕は、普通の生活をさせてもらっている。 しかし、母親は、間違っても娘では、ない。 「もっと、もっとチンポ頂戴!」 「いやらしい体だ! もっと気持ちよくさせてやるぞ!」 外面の良い院長は、そのストレス解消とばかりに犯罪被害者で精神疾患がある母親を家に隔離して、性的虐待を続けていた。 そんな様を僕は、小さい頃から見続けていた。 「硬いのが奥まできてるぅぅぅ!」 母親は、涙が溢れ出し、涎を垂れ流すみっともない顔でアホみたいな顔をしている。 こんな母親の血を引いているかと思うと恥かしい。 でも、そんな姿を見ていると僕は、堪らなくなる。 あそこがムズムズし、お腹の奥からウズウズしてくる。 僕は、何時覚えたのかも覚えていないが、自分の指でオチンチンが入る場所、おまたの筋を弄る様になっていた。 ハンカチを口に挟み、声が出ないようにしながらそれを繰り返す。 特に気持ち良いのは、筋の上についたお豆を弄る事。 最初は、敏感すぎて直接触る事が出来なかったが、段々となれてきて、触れる様になってきた。 でも、そこを弄り過ぎると直ぐに頭の中が真っ白になってしまう。 きっとそれがイクって事なんだろう。 僕は、もう直ぐイキそうになっていて為、油断していた。 だから、近づいてきていた院長に気付かなかった。 「何をやってるんだ零」 僕は、慌てて手を離して言う。 「ち、違う。これは……」 院長は、手を掴み、僕の顔の前に持ってくる。 「何が違うんだ。こんなにいやらしい液体で指をぬらしておいて」 僕は、自分からでた液体で濡れた指から眼を背ける。 「違うもん! 母親とは、違うんだから!」 「ふん、やっぱりセックス中毒の雌からは、セックス中毒の雌しか生まれないか」 院長の言葉を僕は、力いっぱい否定する。 「だから違う! 僕は、あんな事なんてしたくないもん!」 「だったら試してやろう!」 院長は、押し倒すとさっきまで母親の入れていたオチンチンを僕の割れ目に当てた。 「嫌! 止めて!」 「安心しろイタイのは、最初だけだ。特にお前みたいなセックス中毒の雌は、な!」 そういって、院長は、一気にそれをぶち込んでくる。 「……」 言葉に出来ない激痛だった。 「良いぞ! さすがは、和の娘だ。最高のマンコだよ!」 そういって無理矢理オチンチンを出し入れする。 「ゆ、許して……」 搾りだすようにそう懇願するが院長は、止めてくれない。 「出すぞ!」 そういって院長は、僕の中にザーメンを吐き出した。 最後の一滴まで僕の中にザーメンを出し尽くした後、院長が満足気に言う。 「解ってると思うが、学校では、何も言うなよ」 「……解ってます」 僕には、他に選択肢なんて無かった。 母親を性欲処理の道具にする院長だろうが、居なければ生きていけない。 僕にとっては、それが現実だった。 翌日、僕は、学校の帰り道、普段と違う道を使った。 少しでも家に帰るのを遅くしたかったから。 そんな僕の眼に不思議な店が見えた。 僕は、誘い込まれるようにその店に入っていった。 「いらっしゃい待っていたわ」 そう店に居た綺麗な女性が行った。 「ええと……」 僕は、困っていた。 院長は、お金持ちだから、お小遣いは、そこそこ貰っていた。 特に欲しいものなんて無かったからお財布には、十分のお金があるだろう。 でも、何を買いに来たって訳でもなかった。 第一、この店には、売り物が無かった。 あるのは、女性の前にある水晶玉だけだった。 「貴女が欲しい物は、解っているわ」 「僕が欲しい物?」 そんなものは、僕にだって解らない。 「自分を消したいんでしょ?」 女性の言葉は、僕の胸を貫いた。 それは、正に僕の欲した事だった。 育ての親でもある院長にレイプされる僕なんてこの世から消し去りたかった。 「貴女が望むなら、チャンスをあげる。貴女を消すチャンスを」 「何を言っているの?」 言っている意味は、まるで解らなかった。 「この中を見なさい」 女性は、そういって水晶玉を指さす。 「その中って……」 水晶玉の中に知らない男が居た。 「それが貴女の父親と言われる男。そしてそこは、貴女が生まれる前の世界。貴女が自らの存在を消し去りたいのなら、この世界に行って、父親を殺しなさい。そうすれば、貴女は、生まれない。出来る?」 「嘘だよね? そんな事が出来る訳がないよね?」 問い掛ける僕に女性が微笑む。 「やっぱり消えたくない? このまま母親と同じ様に男の性欲処理の道具として一生を送りたいのね?」 「そんな訳ない! 僕は、あんな風には、ならない!」 僕は、叫んで居た。 「だったら、選びなさい。もしも消える覚悟があるのなら、水晶玉に触りなさい。貴女を消滅さえるチャンスは、その先にあるのだから」 僕は、言われるままに水晶玉に手を伸ばす。 触れる直前、僕の手が止まった。 しかし、股間に未だに残る痛みが僕の手を水晶玉に触れさせた。 気付くと僕は、見たことだけがある場所に居た。 「ここが母親が監禁されていた場所……」 面白半分にネットにアップされていた写真で見た事があった。 「もし本当にここに僕の父親が居るとしたら……」 僕は、鞄の中から防犯グッズとして与えられていたスタンガンを取り出す。 「殺してやる。僕の不幸な人生を作った元凶を殺してやるんだ」 それで自分が消えようが僕には、関係ない。 嫌、それこそが僕の心の底からの願いだ。 僕は、慎重に母親が監禁されていたと言われている建物の地下に入っていく。 奥に進んで行くと何人もの僕と同じ年頃の少女が全裸で監禁されていた。 殆どの少女が虚ろな眼をしている。 きっと母親と同じ様に酷い目を受け続けていたのだろう。 そして僕は、目的の人物を見つけた。 ネットでは、青少年育成条例とかなんかで事件に関係する写真は、無かったが、関係する記事からおおよその外見は、掴んでいた。 僕が想像した通りの、デブで不潔な男だった。 僕は、相手に気付かれないように近づきスタンガンを押し付けた。 倒れこむデブ。 「ここでこいつを殺せば……」 僕は、工作用のハサミを鞄からとりだしてデブに突き刺そうとした時、誰かが僕の手を掴んだ。 「本気で使えないデブだ。雌に脱走されてるんじゃない」 その声には、聞き覚えがあった。 振り返るとそこには、院長が居た。 「院長?」 僕の言葉に院長が舌打する。 「どこかで私の顔を見た事があるみたいだな。そうなると徹底的に壊さないと売り物に出来ないな」 「な、何を?」 戸惑う僕に院長が愉快そうに言う。 「どうせ壊すんだ、話してやるよ。ここは、年端もいかない幼女にしか興味がない変態だが、金持ちの奴等を相手にする人身売買施設だよ。まあ、私は、ここの責任者で、全ての幼女を愉しませて貰ってるがね」 「で、でもここは、全部そいつが個人でやってたって……」 ネットには、そう書かれていた。 「そうだな、そろそろ十分な金も出来たし、この役立たずのデブを犯人にしてこの施設を廃棄するか」 バラバラだったピースが組みあがるように真実が見えてきた。 「……最低」 院長こそが全ての元凶であり、その癖、世間には、犯罪被害者を引き取る善意の人を装い、犯し続け、そして僕をレイプしたんだ。 涙を流す僕の顔を覗き込み院長が囁く。 「よく見ると、私の嗜好にぴったりだ。壊すんだから、おもいっきりやってやるか」 院長は、昨晩と同じ様に僕を押し倒す。 「安心しろ、お前も楽しめるようにいい薬を使ってやる」 そういって院長は、注射器を取り出して押さえつけた僕の腕に突き刺した。 打たれた薬は、即効性だった。 全身から力が抜け、逆にあそこだけは、熱く燃えるようだった。 「さあ、愉しませてもらうぞ!」 院長は、一気にオチンチンを入れてきた。 「ヒギィィィ!」 予想した痛みは、無かった。 でもそれは、感覚というには、あまりにも大き過ぎる衝撃だった。 頭をバットで叩かれた様な凄まじい衝撃。 そんな快感が僕の脳髄を鷲掴みにしてくる。 「らめぇぇぇ! こんらほ、おかしくなるぅぅぅ!」 まともな思考なんて出来ない、少し動かされるだけで気が狂うほどの快感が襲ってくる。 自分でやっていた時のあれなんかとは、比べ物にならない絶頂の波に僕は、飲み込まれ、どんどん壊れていく。 「おかしくなれ! ほら、一発目だ!」 院長が僕の一番奥にチンポを押し付け、熱いそれを吐き出した。 拡がるザーメンに僕は、叫ぶ。 「熱いのでイクゥゥゥ!」 イキ過ぎ、限界まで舌を伸ばす僕。 そんな僕の顔が僕の手にあったハサミの金属部分に映る。 その顔は、母親のあの恥も外聞もないみっともないイキ顔だった。 「さあ、心の一片も残さず壊れるまで犯してやるぞ!」 院長は、そういって僕を犯し続けるのであった。 僕には、もうそれに抗う意思すら残されていなかった。 あれからどれだけの日数が経ったのだろう。 院長は、毎晩やってきて、あの薬をうっては、僕を気を狂うまで犯し続けた。 そして今日も。 「そういえば、名前はなんていうんだ?」 「な、ま、え……」 自分の名前、それすら答えるのに時間が必要になっていた。 「まあいい、どうせそんな物も解らなくなるまで壊すからな」 院長がそういって、全裸のままの僕の股を広げ、クリトリスに注射針を当てた。 「ここにうつと更に凄いぞ」 邪な笑みを浮かべる院長。 「い、嫌……、止めて……」 僕が最後の抵抗の意思を見せると院長が一気に注射した。 「止める訳ないだろうがよ!」 小さな痛みと共に言葉にする事も出来ない快感が拡がっていく。 「さあ、なにが欲しい?」 「ち、チンポを下さい! 僕のいやらしいオマンコにチンポを入れてください!」 僕は、自らオマンコを広げて最低の男のチンポを求めてしまった。 こんな事になるくらいなら消えた方が良いと思って居たのに。 駄目だった、もうチンポが無ければ、ザーメンを啜らなければ、一秒も正気で居られない。 「そうだ! もっと壊れろ! セックス中毒の雌になりさがれ!」 院長は、そういって僕のオマンコにチンポを入れる。 「アァァァン! イクゥゥゥ!」 ただ入れられただけで絶頂に達し、動かされる事でその絶頂が続く。 終わる事ない絶頂を更なる絶頂を生み、僕の頭の中から人として大切な物を壊していく。 「もっと、もっと奥までチンポを入れて! あついザーメンを子宮に入れて孕ませて!」 院長に言わされていた恥かしい言葉が自然と口から出てくる。 もうそれは、僕の本心からの願いになっていた。 「さあ孕め! ガキの体で孕みやがれ!」 「焼けちゃうゥゥゥ! 子宮がザーメンで焼かれちゃうぅぅぅ!」 熱いザーメンに僕の意識は、完全に吹っ飛ぶんだ。 再び正気を取り戻せた時、僕は、病院のベッドに居た。 点滴につながれた僕を院長が鎮痛な面持ちで見ていた。 「なんて酷いのだ! こんな幼い子が妊娠させられるまでやらていたなんて!」 傍に居た看護婦達も義憤する。 「そうです! 絶対にあの犯人は、死刑になるべきです!」 そんな中、院長が言う。 「犯人の事は、司法に任せるしかない。私達に出来るのは、被害者であるこの少女を救う事だ」 「しかし、非合法の薬物を使われていたようで、社会復帰させるのは……」 俯く看護婦に院長が悟りきった顔で言う。 「そうかもしれない。保護者を見つける事も出来なかった以上、この少女は、私が引き取ろう」 「本気ですか?」 看護婦達が驚く中、院長が告げる。 「偽善かもしれないが、それが私の出来る精一杯の事なのだよ」 「院長!」 感激する看護婦達。 でも僕は、気付いていた。 診察と言って僕の孕んだ体を見て院長が勃起して居た事を。 しかしその事を他人に伝える事は、出来ない。 口は、呼吸で塞がれ、体は、固定されているからだ。 「それにしてもせめて名前くらい解れば良かったのですが?」 看護婦の言葉に院長が言う。 「そうだな、心が安らぐ様に和という名前で呼ぼう」 「いい名前です」 看護婦達も同意してしまうが、僕は、困惑していた。 和は、母親の名前の筈、それがどうして僕に。 その後、病室から院長達が立ち去った後、水晶玉をもったあの店の女性が現れた。 「始めまして? まあ、貴女としては、二回目かしら、零ちゃん」 そういって女性は、呼吸器を外した。 「どういうこと?」 疑問を口にする僕に女性が言う。 「貴女は、要因がない結果。未来から現れ、自らを孕み、産まれた貴女が再び過去に戻る。レイプされるためだけにループを続ける者」 「意味が解らない」 僕の正直な気持ちに女性が続ける。 「そうでしょうね。こんな始まりがないループを続ける。その先には、何があるか? 実は、意味は、あるの。最初の方の貴女は、オナニーなんてしてなかった。あの男に犯されたのだってもっと年をとってからよ。それが、ループを繰り返す度にどんどん淫らに、若年化していく。さてその行き着き先は、どこなんでしょうね?」 背筋に悪寒が走る。 「まあ、今回の貴女は、もう考えなくても良いわ。後は、セックス中毒者として一生を終えてね」 「い、いや、僕は、和にならない。零にもど……」 言葉の途中で呼吸器が戻され女性が指を鳴らすと、僕の中からどんどん記憶が消えていく。 僕が零であった記憶が消えて、僕は、ただセックスするだけの和に変っていく。 女性が消えた後、一人戻ってきた院長が呼吸器を外す。 「何がほしい?」 「チンポ、和のいやらしいオマンコにチンポを入れて」 僕の答えに院長が笑う。 「良いだろう、引きっとって毎日、チンポを入れてやろう」 そういって、院長は、チンポを入れてくる。 「チンポ、チンポ、チンポ、サイコー!」 僕は、ひたすらチンポを求め、自ら腰を動かす。 自分が元は、誰だったかなんてもうどうでも良い。 僕は、このチンポと。 「出すぞ!」 「熱いザーメンでイクゥゥゥ!」 このオマンコから溢れ出るザーメンがあればそれで良い。 |