多賀義光氏・作

 多賀義光さんが、当サイトの10周年祝いに贈ってくださったエロパロSSです。

 お祝い作品ということで、企画モノっぽい造りになっており、「最低のオリ」に捕らえられたセーラーヴィーナスがエロエロイジめられ、パーティーの余興にされてしまうという内容です。

 (イラストは多賀義光さん御本人の手になります)


 黄金色の液体を満たした浣腸器が、少女のピンク色の肛門に突き立てられる。

「も、もうらめぇ… もう入んないよぉ……」

制止する少女の声は、弱弱しく、呂律も定かではない。
勿論、男は少女の願いなど無視してピストンを衝き動かし、小さな気泡をたたえた液体を少女の腹に注入していく。

「ひいいっ! お腹、お腹裂けちゃうっ!」

少女が絶望の悲鳴を上げる。
確かに、少女の腹部はすでに臨月間近の妊婦、それも五つ子でも孕んでいるかの様に、大きく膨れ上がっている。
その下腹部が男の動きに併せて、更に大きくせり出し、彼女が身に纏う白いレオタードのようなコスチュームの縫い目が、ぴちぴちと音を立ててはじけ切れていく。
白いレオタードとオレンジ色のセーラー服をアレンジしたようなコスチュームを身に纏う少女、そう、彼女の名は愛野 美奈子、セーラー戦士、セーラーヴィーナスその人に他ならない。


ヴィーナスは女性を拉致監禁しては性の玩具として弄ぶ、恐るべき秘密倶楽部を探っていた。

その名は「最低のオリ」!

多くの構成員を持ち、夜毎に数多の美少女を慰み者にするというその秘密倶楽部の中核に触れようとしたその時、ヴィーナスは逆に罠に嵌って彼らの虜囚となってしまった。
そして今、彼らの十周年記念パーティーの余興の一つとして、恐るべき浣腸地獄に突き落とされていた。


「ようし、これで十本分だ。どうだね、超高級シャンパンのお味は? おっと、中学生に酒の味は判らんか、ははははは」

浣腸器が引き抜かれ、今にも中の物が溢れ出しそうに盛り上がりひくひくと痙攣するヴィーナスの肛門に、男は笑いながら極太のアナル栓を捻り込んでいく。大きな返しが二段も付いたそれは、しばらくはヴィーナスの粗相を防ぐ事だろう。

「苦しい…… お腹、痛いよぉ……」

全身に脂汗をかいて、強烈な便意を堪えるヴィーナスの口からは、もはやセーラー戦士としての勇ましい台詞が発せられることは無い。犬のように首輪と鎖で戒められ、四つんばいの姿勢をとらされて呻き声を漏らすことしか出来ない。浣腸で膨らんだ腹部は今にも床に着きそうな位に迫り出し、股間の布を切り取られたセーラーコスチュームからは尻と秘部が丸出しになってしまっている。


捕らえられたその日のうちに、前も後ろもヴァージンは奪われた。男根だけでなくさまざまな器具によってその身体は陵辱され続け、少しでも抗えば容赦なく鞭や平手で尻を打ち据えられる。ヴィーナスから戦士としての誇りと勇気が奪われるのにさして時間は掛からなかった……。


「さあ、皆さんお待ちかねだ。いくぞ」

男が首輪の鎖を引きヴィーナスを促す。
だが、浣腸液代わりに注入された大量のシャンパンのアルコールを直接腸から吸収してしまっているヴィーナスは、すっかり酔いが回ってしまって、思うように手足が動かせない。まるで亀の様にゆっくりとした動きのヴィーナスの剥き出しになった尻に、ぴしりと音を立てて鞭が当てられる。

「ひいっ!」

悲鳴を上げて見開かれたヴィーナスの瞳から涙が一筋零れだし、すでに紅潮している尻に新たな赤い線が刻み込まれる。
更なる鞭打ちを避けるために、ヴィーナスは必死になって手足を動かし、男の動きについていこうとするが、男はそんな彼女の必死の形相を楽しみながらも、鎖を引く力を緩めない。首輪で喉を締め付けられ、舌を垂らして喘ぎながら男の後を追うヴィーナス。その姿はまさに「メス犬」そのものだった。

ようやくステージの中央に辿り着いた時には、もうヴィーナスは息も絶え絶えでふらふらになっていた。絶える事無く肛門を突き上げてくるような便意は勿論のこと、激しい動きで更に酔いが回ってしまったのだ。これまで洋菓子の風味付け用くらいしかアルコールを口にしたことの無い中学生の彼女にとって、これは初めての感覚だった。視界の端がぼやけ、ふらふらと揺れる。周りの音がこもったように響いてよく聞こえない。でも、なにか気持ち好い……。

「さあ、みなさん、お待たせしました! 本日のスペシャル・スペキュタクラーです!」

男の声でヴィーナスの意識が戻る。ライトの当たる舞台からは、客席が暗すぎて何も見えない。だがかなりの人間がいる事はそのざわめき振りから窺い知る事が出来る。この「十周年記念パーティー」にはこれまでこの「最低のオリ」を支えてきた者達が招待されているという。そしてその中にはこの恐るべき秘密倶楽部「最低のオリ」の首魁、「彩雲11型」 の姿もあるはずだ。自分を辱めた真の敵の姿を一目だけでも見ておこうと必死に目を凝らすヴィーナス。

だがその願いは叶わず、男に促されるまま彼女はその場でくるりと向きを替え、客席に尻を向ける姿勢をとらされる。
客席のざわめきが変わり、口笛や野次が混じる。
すでに散々陵辱を受けているとはいえ、自らの秘部を大勢の男性の前に曝け出す事は十四歳の少女にとって耐え難い行為だった。悔しさと恥ずかしさで涙がとめどなく溢れてくる。

「こちらの美少女は、先般、われわれが捕獲した新たな肉奴隷、セーラーヴィーナス嬢であります。本日は十周年にちなみまして、浣腸器十本分のシャンパンによる、祝賀シャンパンシャワーを披露させます!」

男の高らかな宣言に沸き返る場内。まるでその歓声に合わせるかのようにヴィーナスの便意が一気に昂まる。体内で温められた発泡性のシャンパンから発生した大量の炭酸ガスが、腸をパンパンに膨れ上がらせ、そのはらわたを捻じ切る様な痛みは通常の浣腸の比ではない。あまりの苦しさにヴィーナスの最後の自尊心が砕け散る。

「せ、栓を抜いて! 皆が見てても構わないから、お腹の中のもの、全部出したいのっ! 出させて! 早く!」

「そうか、じゃあ、派手にブチ撒けろ!」

男はそう言うと、しかし、アナル栓には手も触れず、風船のように膨らみきったヴィーナスの腹を思い切り蹴り上げた。

「 ! がふうぅっ!」

男の予想外の行動と、あまりの苦しさに、驚愕の表情を浮かべたヴィーナスの口から獣のような唸り声が漏れる。そして次の瞬間…

ポンッ!

まるで本物のシャンパンの栓を抜いた様な高らかな音とともに、ヴィーナスのアナルから極太のアナル栓が飛び出していった。間髪をいれず、大量のシャンパンと炭酸の泡が噴水のように勢い良く迸る。
客席からの割れんばかりの拍手の中、ヴィーナスは結局、間欠泉のように三回、シャンパンのシャワーを吹き上げた。

すっかり力尽きて床にうつ伏せのまま倒れこむヴィーナス。その瞳は焦点を失い、半開きのまま笑みを浮かべているかのような表情の口元からは、舌がだらしなく垂れ下がっている。その表情は、俗に言う「アヘ顔」「イキ顔」そのものだ。
客席に尻を向けて大きく足を広げたままだが、それを閉じる体力も気力も残っていないようだ。あれほど膨らんでいた腹部は、今は元の少女らしいすっきりとしたスタイルに戻っている。もっとも、拡張されきったアナルは今も閉じる事無く、腸内に残るシャンパンを垂れ流し続けてはいるのだが……。

極度の苦痛と緊張から解放された安堵感とアルコールの酔いのために、ヴィーナスの意識は朦朧としていた。そして、彼女自身は決して認めないだろうが、役目を無事に果たして皆さんに喜んでもらうことが出来たという、マゾ奴隷としての喜びを感じ始めてもいた。
ぐったりと脱力したままぴくりとも動こうとしないヴィーナスの身体を、二人の男がそれぞれ両手と両足を掴んで持ち上げる。そして勢いをつけて揺さぶり、そのまま客席の方へと放り投げた。

「あ、い、いやぁ……」

いきなりの展開にヴィーナスが力ない悲鳴を上げる。だが、彼女の身体は床に叩きつけられる事無く、大勢の男たちによってしっかりと受け止められた。安堵する間も無く、男たちの手がセーラーコスチュームを引き千切り、体中をまさぐり始める。乳首やもっと敏感な部分を責められて喘ぎ声を漏らすヴィーナス。
程なくして彼女の頬に何とも言えない異臭を放つペニスが押し付けられ、それがそのまま強引に口に捻じ込まれる。やがて口やアナルだけでなく、鼻や耳、臍といったマニアックな部分さえ、おおよそヴィーナスの身体中のすべての孔が犯されていく。肉の波に飲み込まれ、今にも意識を失いそうなヴィーナスの耳に、ステージに立つ男の声だけが切れ切れに届いてくる……

「皆さん、どうぞお楽しみください。パーティーはまだまだ続きますよ!」



「最低のオリ」開設十周年 おめでとうございます!



<終>


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