結城氏・作

 恐れ多いことに、あのN・E・Nの結城様が、オイラが以前描いたシーラ様イラストに合わせてSSを作ってくださいました!

 蛮族ガロウ・ランに囚われた、若き女王シーラ・ラパーナ。彼女が強いられる、羞恥と屈辱に満ちた儀式とは?・・・



 ここは、あるガロウ・ランの奴隷収容所。
「は、放しなさい!こんな格好…。これ以上の無礼は許しません!!」
 アの国に帰る途中、シーラ・ラパーナはガロウ・ランの罠にかかり、砂の嵐に追い込まれ捕まった。
 そして、全裸にさせられると、体に縄をかけられ、手を後ろに縛られていた。
 「ぐひひひひ。ぐずぐずしねえでさっさと来るんだよ!!」
 「あうっ!!」
 シーラは強引な力でグイっと引き出される。
 そこには、他の収容されたコモンの人々がいた。
 みな全裸で、抵抗出来ないようにしていた。
 武器がなければ、頑強なガロウ・ランに勝てる物は少ない。

 「くくく、ここは貴様と一緒に同じように、捕らえたコモンを収容する場所さ。さてと、まずはこいつを飲んでもらおうか」
 ガロウ・ランはそう言うと、シーラに一杯の水を差し出す。少し緑色のした液体に、シーラは躊躇する。
 「嫌です。こんな物を飲みたくありません!!それより、ワタクシを早く放しなさい!!そして、ここにいる人々を即刻開放しなさい!!さもなくば、ワタクシの軍が許してはおきませんよ!!」
 シーラは気高く統率者としてのセリフを言う。しかし、ガロウ・ランの気を煽るだけであった。
 「うるせぇ!!ここじゃてめぇも奴隷なんだよ!!さっさと飲まないか!!飲まねぇなら…」
 ガロウ・ランは近くにいた一人を捕まえると、剣をキラリと首筋に宛がう。
 「こいつが死ぬ事になるぜぇ」
 「く・・・卑怯な…」
 シーラは仕方なく飲み物を飲み出す。少し粉っぽいが甘い感じがし、シーラは難なく飲み干した。
 「ふぅ…あ…?な…これは……!?」
 「ひひひ。どうだ、すぐに小便がしたくなっただろう」
 「さ…さっきの液体は…」
 「さっきのはニョウショウデと言う強獣の小便だよ。こいつを飲むと、どんなもんでもすぐ小便がしたくなるって代物さ!」
 シーラは小便と聞いて、ゲェっと吐き気を催す。しかし、そこはグッと堪えるのは、女王としてのプライドだろうか。
 「さて、貴様は奴隷としての最初の儀式をしてもらおう」
 「ぎ…儀式?」
 「なあに、簡単な事だ。貴様にはこの収容所の中心で、皆の前で小便をするのだよ。奴隷としての最初の挨拶って訳だ!」
 「な?そんな事!!」
 「そうは言っても、もう出そうなんだろう?我慢してるのがわかるぜぇ。ぐひひひひひ」
 シーラは必死に堪えようとするが、込み上げてくる排泄欲求にはどうする事も出来ない。
 「ああ…もう…だ…め…ああ…あああ…ああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 プシャーーーーーーーッッ!!
 「あああぁぁぁぁぁっっっ!!見ないでっっ!!嫌ああぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 ジョロロロロロロロッッッ!!
 勢い良く黄金水が、虹を描くように放り出す。
 「ぎひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。漏らしやがったよ。所詮女王様も、小便を漏らすんだなぁ」
 ギヒヒヒヒ。ギャハハハハ。ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。
 ガロウ・ランのいやらしい笑いが木霊し、シーラの悲痛な叫びと絡み合う。
 シーラの凌辱はまだ続く。
 それは、シーラがショウ・ザマと出会う、数ヶ月前の出来事。

                                END


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