ファイティング オブ エクスタシー

Vol.1 「女格闘家散華」

 ストーリー・ブラックローズは無敗を誇る格闘の女王だ。しかし彼女を叩きのめすため、恐るべき敵が送り込まれてきた。それは何と人造人間だったのだ!




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2011年の夏にピンパイさんから発売された作品で、非常に有名な同人サークルのマンガが原作としてあるそうです
 内容的には女流ファイターが試合に敗れてレイプされるというシンプルなもので、そのレイプがリング上で行われるあたり、ネタ的に
「ヴァリアブル・ジオNEO」っぽい感じです。
 二部構成となっていますが、一部も二部もやってることは同じ。生意気そうなヒロインがアンドロイド(?)に叩きのめされ、犯されまくります。
 格闘のシーンはほとんどなくて、ほぼ全てが濡れ場。この割り切り方は良いと思いました。
 エロシーンでの新味と言えるのは、同人マンガ原作であることを強調するためか、「グチョグチョ」とか「もみもみ」とか「ビクンビクン」とかいう擬音表現がそのままビジュアル化されていることです。
 なかなか面白い試みだとは思いますが、それが効果的だったかというと「?」であり、擬音で興奮するよりも「鬱陶しいなあ」という気分になってしまうのは難だと感じました。
 考えてみますと、マンガには音がないからこそ擬音表現が発達したのであり、音があるアニメにそのまま移植をしても、余分な要素に感じられるのは当然かもしれません。
 「抜ける度」は2.5。
 オイラは衆人環視下のレイプが苦手なので萎えましたが、そういうのがお好きな人ならまずまず楽しめると思います。作画も悪くないです。
 ちなみに約20分という少し短い尺になっていますが、とにかく濡れ場が多いので、ダラダラ長い作品よりも実用性では上だと思えます。
(彩雲11型)


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