No.22 お嬢様とクソゲーの狭間(付録)


 「お嬢様特急」の全キャラ別プレイ印象レビュー(順不同)を記しておきます。オイラのご贔屓キャラは・・・モロバレだよな・・・(^^;)

北上緑

 本質がそうであるかは別として、ビジュアルや喋りその他、どう見てもあからさまなアヤナミ・エピゴーネン。こんな安直なので良いのか?
 何故あたしにかまうの?などと言いつつ、必ず向こうから寄ってくる。しかもすぐにハートマーク点灯。ウゼエよ、来んなよ、などと言いつつ、結局付き合わされてしまう困った女。
 スタッフの思い入れが強いことはミエミエで、ラストイベントのアニメなんかちょっと贔屓しすぎだろうと突っ込みたくなる。ちなみにあのシーンはどう見ても新宿東口だが、何かアニメの幻魔大戦を思い出した。

松浦愛

 メガネっ娘で気が弱くてモジモジウジウジしていて隙だらけでドジで、しかし自意識過剰で占いオタクという、身の毛のよだつような女。オイラの一番苦手なタイプ。・・・・なんですが、スイマセン、カチューシャとヤキモチが可愛いので許します。(爆)

加古川秋子

 マニュアルに「ちょっぴりアブナイ女の子」なんて書いてあるが、ちょっぴりじゃねーよ!完全なキ○○イだよ!オイラはどんでん返しでフラれてしまったので憎さ百倍。プレイ中グラフィックを見ることすら避けたい。

山口星奈

 ギャルゲーの常備品、ボーイッシュで明るくて快活でサッパリした「良い」女の子。
 根は純情で心優しいというステロタイプぶりにウンザリはしつつ、本当に良い娘なので許す。こんなガールフレンドが欲しいです。

岩泉風音

 ちっちゃくて可愛くて真面目で飾らなくて優しくて朗らかで純情で健気という、天使のような女の子。オイラのモロどんピシャタイプなんですが、ナチュラリストで動物好きというのがイヤだなあ。現実にそういう女はろくなモンじゃないんだよなあ。
 ちなみに出てくるのが後半なので、仲良くなれると異常に嬉しい。情けないことに、ラストイベントでついホロリとさせられてしまいました。
 彼女のイベントが感動的なのは、飼っていたクマを捨てるという哀しい旅が、最終的に彼女にとって救済をもたらす旅に変わってゆくからだ。ラストで主人公に繰り返し感謝の言葉を述べるのは、イベントに協力した礼ではなくて、自分を人間社会へ引き入れてくれたことが真心から嬉しかったからなのだ。
 阿蘇で下車するが、その際の「お願い」を断ると本当に寂しそうに降りてゆく(無理に朗らかさを装おうとする声音が痛々しい)ので、たとえ他のキャラにフラグを立てていようと、心ある人間ならばまず拒絶は不可能と思われる。エンディングも可愛くて切なくてとても良いと思います。

伊東小麦

 とても良い娘だと思う。女の子はすべからくこう明るくなくちゃイカンよ。
 しかしビジュアル的に相当損をしているのは否めないですね。天下のみやむーをキャスティングしながらこの絵ではなあ。みやむー目当てでゲームを買ったオタク(EX・オイラ(^^))が可哀想だぞ。

津山菜々子&鹿島静花

 誰がどう見てもカンナとすみれさんだ。ええんか、こんな安直で。
 静花さまは巨乳だが、88(カップ不明)という中途半端なスペックだ。どうせなら100センチオーバーにすればキャラが立ったのに。しかしカーシグループは結局破産したということなのか、あのラスト?

千歳さとみ

 美人で秀才でスポーツ万能で性格穏和でEDテーマまで歌っているという完全無欠のオフィシャルヒロインのクセに、そんな自分のイメージから抜け出したいなどと思っている大バカ女。どう見たってイヤミだろう。これならイメージにあぐらをかいてふんぞり返っている藤崎詩織の方がまだ納得できる。

七尾つばさ

 「お兄ちゃん」記号に負けてこのバカ娘を一番最初に攻略するという情けないハメに相成った。年は14なのでほとんど犯罪であるが、東京駅で再乗車してくるアニメが可愛いので許す。

飯山みらい

 天下のアイドルを自分だけのオモチャにするという、たわけた夢物語を満喫できる。みらいちゃん可愛いすぎ。キスシーンもキュートだぞ。ええ娘や〜、ええシナリオや〜。
 それにしても、普段着(サマーセーター)のみらいちゃんはずいぶん巨乳に見える。

桜井真美

 引っ込み思案で極端な人見知りで楚々としたルックス・・・という設定の仮面をかぶりつつ、その実相当に太い女。こういう業の深そうな女がオイラは一番苦手である。捕まっちゃったら最後という感じがしておっかない。
 そもそもちょっと旅先で知り合った男に「一緒に東京に住んでください!」なんて言い出す女のどこが「引っ込み思案」で「人見知り」なのか。末恐ろしいとはこのことである。こういう女のCVを、オイラの大好きな氷上恭子氏がアテているとは。ああもったいない。

エレナ・ユーリ・ノーディス

 別に外人だからというワケではないだろうが、何となく大味でぞんざいな扱いをされている感のある可哀想なキャラクター。イベントも少ないし。笠原留美氏がCVをやっているため、何かピクシーミサと旅をしているような気分にさせられた。
 ちなみにオイラは第2パターンのエンディングへ進んだため、いきなり博多でゲームが終わってしまってビックリした。

根岸ちひろ

 まんま高村椿ちゃんという売店の売り子だが、真性のバカという点が違う。しかしルックスは、メインキャラを含めて実は一番可愛いんじゃないかと思うくらいラブリー。特に親しくなってからのテレ顔は犯罪級の可愛さ。これ見て萌えないヤツは男じゃねえ!
 「にゃ〜」と鳴く悲鳴も可愛いぞ。万博公園での唯一のデートチャンスには感涙にむせんだ。
 しかしである!実は彼女には全キャラ中おそらくは随一であろうという驚愕の素顔が!オイラの純情は粉々じゃ!ちひろ恐るべし!でも好きだけど。
 ちなみにコンフィグ画面ではインストラクター役で出てくるが、「音声オフ」を選んだ際の「フグググ」という声は宇宙一可愛い。

羽田けさみ

 食堂のウェイトレス。攻略は出来るが、何ほどのキャラ性もない。普通に可愛い女の子。

成田そのこ

 食堂のチーフウェイトレス。しっかり者で折り目正しい物腰と、ふんわかした外見のギャップが可愛い。タレ目と涙ぼくろで強烈な萌えプッシュをかましてくるぞ。けさみよりはキャラが立ってるかな。

神岡しのぶ

 ゲーセン車輌のコンパニオン。老け顔の女子高生。彼女はあるキャラを立たせるためだけに存在していると言って良く、よって自身のエピソードはいかにもオマケ的。脇キャラの中のさらに脇キャラというイメージ。笠原さんはこのゲームでの役フリに徹底的に恵まれていないなあ。

美弥澪

 ヴェガの美人車掌。本作のアダルト部門担当という感じで、とにかくエロいシーンが多くて楽しめる。パン筋モロの四つん這いシーンとか、チンピラにからまれるシーンとか、妄想力がたくましければそれだけで抜くことも可能だろう。(ホントか?)
 彼女のエンディングは、本作の真のエンディングとも言うべき余韻のあるものになっている。さすが車掌さん、きっちりトリを努めてますな。

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