No.4 リリ


 テレビアニメにおいて、視聴者たる幼児のピグマリオンコンプレックスに訴えたキャラのハシリってのは、やっぱリリちゃんあたりじゃなかろうか。そうです、「エッネルギぃー、噴射ー♪」の「レインボー戦隊ロビン」に登場する、可憐なナースロボットです。もっともオイラだって、年齢的に本放映当時に見たわけではなく、後に再放送で好きになったんだけど。



 今にして思えばこのロビンという作品、当時の人気漫画家たちが豪華に参集したプロジェクトだけあって、実に視聴者たる子どもたちのツボを押さえた、見事なまでに完璧なエンタテイメントである。



 宇宙戦闘機、光線銃、怪力ロボット、ニヒルな戦友、可愛いヒロインとマスコット等々・・・当時の子どもたちにとってまさに憧れであった数々のガジェットとキャラクターイメージが、それこそきら星のように散りばめられているのだから、こりゃ受けないはずがありません。



 さてリリちゃんは、子どもたちの美しいものに対する憧れと共に、それをメチャクチャに汚し、破壊したいというサディズムをも一身に引き受けていたのでした。

 そもそも「ナースロボット」という設定からして何気にエッチだが、このリリちゃん、被虐感をそそるようなシチュエーションにやたらとおちいるのだ。



 さらわれて縄でグルグル巻きにされるわ、電気ショックで全身マヒにされるわ、手足はもがれるわ、バルタ星人に輪姦されるわと、いやそんなシーンはないが、それに匹敵するような性的興奮を子どもたちに喚起していたのは間違いなく、制作者は図に当たったりという心境だったろう。



 実際、子どもたちがロビンごっこをする際に、リリちゃん役の女の子っていうのは大抵縛られて木に繋がれていたりして、これがいきおい近所では一番の可愛こちゃんだったりするから、遊びながらチンチンが破裂しそうになってるガキもいたもんです。いやオイラじゃありませんけどね。(^^)



 まあ、同じように被虐的アイテムとして遊びに取り入れられていた後年の
アンヌ隊員のように、サディズムを刺激するキャラっているもんですよ。


 ところで、女性の身体をバラバラに切り刻んで性的興奮を得るという世界を愛する趣味の人がいますね。オイラ的にはちょっとご遠慮申し上げたい気もするが、相手を人形のように残酷に弄びたいというのは、こりゃ誰にも共通する倒錯的欲求でしょう。



 その点、対象がリリちゃんのようなキャラなら、幾分罪の意識も薄くなるような気もしますがどうでしょうか。何せモロに人形なんだから、どんなに手ひどく扱おうがお巡りさんに捕まりません。(^^)つまりはダッチワイフです。



 しかも相手はロボットなんで、人間には不可能なプレイが色々考えられますな。生首状態にしてやって、その眼前でボディだけを犯すとか、その生首に自分のオ○ンコを舐めさせての羞恥責めとかね。



 なに、バラバラにして精液まみれにしたって大丈夫。自分で修繕して、次回の使用には差し支えないでしょう。何せナースロボットだから、ってヒデェ文章だな。(^^)

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