「ヘヘ、このえげつない土手高の奥はどうなってるんだ?」
「ダメっ!見ないでくださいッ!」
「いいや是非じっくり見せてもらいたいね。あれだけ盛大にイキ狂った女のアソコが、どれほどイヤらしくヌルヌルになってるのか、大いに興味があるからな」
心底楽しげに言って、薬師寺は眼前でヒクヒクと息づいている女芯を指先でくつろげ、鮮紅色の内臓をむき出しにする。
「ほう、中に咲いてる花は綺麗だな。あまり使ってないってのはウソじゃないらしい。処女みてェにピカピカした色だぜ」
「あうッ!」
指の動きに、早苗が悲鳴を上げて腰を揺すると、淫唇のフチ一杯に溜まっていた淫らな汗が、幾筋も輝きながらあふれ出た。
「大洪水じゃねェか。ここもこんなにトンがっちまってよォ・・・」
「むッ!やッ!・・・・ああ、ああ、ああ!・・・・」
薬師寺が、固く勃起したクリットをつまみ上げ、コリコリと刺激を加え始めると、早苗の動揺ぶりは半ばパニックに近くなり、
「許して!・・・そこだけは触らないでくださいッ!ああッ!!・・・」
泣き顔を必死に打ち振り、同じ哀訴を繰り返す。
「わ、私の負けを認めますから!・・・・完全に負けましたわ!だからもう、堪忍・・・・」
「それを認めたからどうだってんだ?アンタの負けなんか、勝負を始める前から分かってることなんだよ」
男はすっかり勝ち誇って言うと、唯一身に着けていたトランクスを脱ぎ捨て、全裸になって早苗の前に立った。
「さあ、これでお互いスッキリ丸裸だ。裸の付き合いってヤツを、いよいよ本格的におっ始めようぜ」
「ヒッ!!・・・」
むき出しになった薬師寺の男性器を見上げ、早苗が怯えきったようにノドを鳴らす。
「何を驚いてるんだ?男の持ち物を見るのは初めてじゃないだろうが?」
それは確かに言われるとおりだが、夫のソレと、今目の前にしている男のソレとでは、ボリュームも形状も、全くと言って良いほどに違う。
早苗の夫は、肉体的には貧弱そのもので、ペニスも一般男性の平均以下のサイズしかない。
それに対し、薬師寺のソレは、まず大きさからして人並み外れており、屹立して天を指している様子は、まさに「男性のシンボル」といった迫力満点である。
それに外形も違う。
薬師寺のペニスには大小のイボがビッシリと並んでいて、その表皮をモコモコと波打たせているのだ。
今はバイオチップ(生体組織変成用の人工細胞)によって、ペニスの極端な形状変化も可能になっているのだが、薬師寺のソレは、多数のシリコン球を埋め込むというクラシックな方法で整形されているらしい。
しかし黒褐色のトウモロコシのようなその見た目は、性の知識に疎い早苗を十分以上に驚愕させ、恐怖させるだけのインパクトがあった。
「たっぷりと喰わせてやるからな」
薬師寺は早苗の両ヒザを下からすくうように抱え、M字開脚の状態で押さえ込むと、イキり立った男性自身を女体の中心へあてがった。
「イヤですッ!そ、それだけはッ!・・・・」
貞操の砦に、凶暴な毒針がついに突き付けられたのを感じ、早苗は自由にならない身体を必死によじり、最後の抵抗を試みようとする。
「そこだけは、それだけはって、往生際が悪すぎやしないか?そもそもがセックス勝負なんだから、ハメるのが当たり前だろうが。なァに賭けても良いが、そのうちこの味が病み付きになるさ。アンタの方から、オレのイチモツが欲しいって懇願するようになるんだ」
「そ、そんなこと・・・あうッ!・・・」
亀頭が秘裂のフチをヌルヌルと刺激しただけで、快感が電撃のように脳を焼いてくる。
挿入までされたら、一体どんなことになってしまうのか・・・・・
「勝負には負けたと、今認めたじゃありませんか。私の負けです。もう、降参・・・降参ですから・・・・許して・・・どうか・・・・・」
哀訴する早苗の声が、次第にワナワナと震え始め、最後は絞り出すような嗚咽へと変わっていく。
同時にその両目から、それまで必死にこらえていたらしい涙が、ドッと堰を切ったようにこぼれ落ち始めた。
「堪忍してください・・・お、お願い・・・お願いですからァあああ・・・・」
顔をクシャクシャに歪め、押さえ付けられた裸身を弱々しくもがいて、幼児のように、今はただ泣いて放免だけを乞い続ける早苗・・・・
すでにそこには、生徒を守ろうと固く決意し、気丈に啖呵を切って見せた、あの女教師の面影は無くなっていた。
魔薬の威力に打ち負かされ、夫以外の男を体内に受け入れなければならないという恐怖に怯えきった、人妻の惨めな姿だけがあった。
「泣き顔も可愛いな。今もっと泣かせてやるぜ」
薬師寺は無情に言うと、口の端を残酷なニヤニヤ笑いで歪めたまま、そのたくましい腰をグイと沈め込んだ!
「ひぎィイイッ!!」
最奥までを一気に貫通され、食いしばった早苗の口元から、獣のような叫喚がほとばしる。
(な、何?・・・一体何ですの、これは!?・・・)
真っ白にスパークする頭の中で、早苗はパニックを起こす寸前になりながら、やっとそれだけを自問した。
夫との交合では全く味わったことのない、凶暴にすぎる、その一方で信じられないほどに繊細な、異様とも言える官能美であった。
ただでさえ巨大な男の肉体が、膣の中でさらに一杯にふくれ上がり、その内壁を激しく摩擦しながら往復を始めるのが、まるで手に取るように分かる。
そしてあるまいことか、自らの秘部も、男のソレを必死にたぐり込むかのように蠢き、淫らな蜜をますます多量に分泌していくことまでがハッキリと知覚された。
「どうだい、これがホントのセックスってヤツさ!」
薬師寺は、狼狽えきった早苗の内面を見透かしたように言い、彼女の二つ折りにされた腰をさらに押しつぶすように、上から体重をかける。
「インはァアアアアアッ!!」
肉茎の太い先端部が子宮口を押し割るように圧迫してくるのを感じた途端、早苗の理性はまたも完全に爆ぜ、もう何回目になるのかも分からない、荒々しいオルガへ飲み込まれていった。
「フフン、またまたご昇天か」
相手を完璧に打ち負かしたと確信したのか、薬師寺は余裕しゃくしゃくといった態度で、一旦早苗から身体を外し、
「けれどもオレ様の方は、まだ出しちまうほどの気分じゃねェ。お楽しみの本番はここからだぜ!」
そう言って床に胡座をかくと、グンニャリと力の抜けきった女教師の背を抱え直し、今度は上から落とし込むように自らと合体させる。
「ああッ!」
自分の体重によって、さらに深く男の身体を受け入れさせられることとなり、早苗の裸身は再びギリギリと硬直する。
肉柱の先が子宮口をゴリッとこじるたび、目のくらむような快感が脳天を突き上げ、声を上げまいといくらこらえても、くぐもった呻きが漏れ出してしまうのだった。
(あまりにも違いすぎる!これがセックスならば、今まで主人としてきたことは何だったの?・・・いくら薬を使われたといっても、この世の中にこんな感覚があるなんて・・・・)
嵐に吹き千切られそうな細い糸のように、今や途切れがちの意識の底で、早苗はそんなことを思った。
自分の肉体に起こっている事態が、全く信じられないような心境だった。
「ヘッ、どうだい?たまらねェだろう?何とか言ってみろよ、ええ、ご清潔な先生様よ!」
「ゆ、許して・・・後生ですから・・・もう、たくさん・・・ヒイッ!」
コネるように、わざと意地悪く腰を揺すられて、早苗は悲鳴を上げながら、向かい合った男の首へ、我知らずにギュッとしがみつく。
忌わしい犯罪者の肉体に自ら触れるなど、本当なら絶対にやりたくはないが、そうでもして少しでも身体を安定させないと、律動で高まるばかりの性感を抑えきれないのだ。
「おっ、先生の方も興が乗ってきたな。思わず抱きつきたくなるほどオレに情が移っちまったのかい?」
「ちっ、違いますッ!・・・ああお願い、どうか動かさないで・・・・」
「お互いガッツリ動いてこそ気持ちがイイんだよ。それ、もっと楽しみな!」
「うッ、イヤあッ!!・・・」
無情にピッチを上げられて、早苗の泣き声が一際悲愴さを帯びる。
「全くバカな女だ。これだけ熟れきったスゲェ身体をしながら、ろくにその使い道も知らずに生きてきたんだからな」
胡座に組んだヒザの上で、豊満な女体を思うままに陵辱しながら、薬師寺は嘲った。
「だが大丈夫だ。その身体を本当はどう使えば良いのか、これからじっくりと教え込んでやる。頭の中がセックスですっかり桃色になっちまうまで、十分に時間をかけてな」
男の嘲笑は次第に大きくなり、やがて狂騒的な高笑いに変わった。
この上なく美しく、気高い聖職者を、今や完全に獲物として仕留め、手中にしていることが、たまらなく愉快だった。
「これでもう、アンタはオレのモノだ。オレの奴隷だ。言ってみな、奴隷になりますって。この場でオレに誓うんだ!」
「ば、バカなことおっしゃらないで下さ・・・・ひうッ!・・・」
破廉恥な要求に、思わず抗弁しようとする声も、先回りをするように激しくなる腰の動きで、あえなく途切れてしまう。
「ソイツを言わない限り、いつまでもこうして犯し続けてやるぜ?オレは長持ちすりゃあソレだけ楽しめるが、アクメに目覚めたばかりで、ゾニアンも効いているアンタの身体にゃ、刺激が強すぎてむしろシンドイだろう。オツムがブッ壊れて、元に戻らなくなっちまうかもしれねェなァ」
「そ、そんな・・・・」
薬師寺の恫喝が、早苗を更なる恐怖のどん底へと突き落とす。
今でさえ、ようやく意識を保てているだけという状態なのに、これ以上の呵責を続けられれば、きっと遠からず、肉体も精神も限界へ追い込まれてしまうだろう。
そうなったとき、男の言うように、本当に自分は発狂してしまうのではないか・・・・・
性についても、イリーガルドラッグについても、突っ込んだ知識を持たない早苗にとって、男の脅しには十分すぎるほどのリアリティがあった。
犯罪組織に囚われ、貞操を汚され、その上頭まで狂わされてしまったら・・・・・
それは、この地獄から、二度と再び脱出する術(すべ)を失うということに等しい。
(もう私ダメ・・・ごめんなさい、瑠璃花さん。許して、清文さん・・・・)
早苗は心中で、救いにきたはずの教え子、そして愛する夫に詫びた。
今はとにかく相手に降伏をして見せ、せめて一瞬でも早く、この状況からは解放してもらいたい・・・・・そんな惨めな欲求だけが、今は彼女を、内面からジリジリと熱く炙っていた。
「許して・・・言いますから・・・・・奴隷に、奴隷になります。ですからもう・・・・」
薬師寺に強くしがみついたままの格好で、早苗は涙にずぶ濡れになりながら、完全なる屈従の言葉を口にした。
あれだけの気丈さを見せていた女教師が、魔薬とセックスで全身を苛まれ、抵抗の意志をついに放棄させられた瞬間だった。
しかし男の方は、そう言われてすぐに放免してはメンツに障るとばかり、腰の動きを続けたまま、
「フン、誰が誰の奴隷になるってんだい?」
分かりきったことを、イジ悪く、ノンビリとした口調で問い返す。
「私がです・・・私が、あなたの、ど、奴隷に・・・・」
「『私』ってのは誰だい?『あなた』ってのは誰のことだよ?」
「で、ですから・・・・」
「ちゃんと名前で言ってみなよ。アンタは学校の先生なんだから、言葉遣いが正確じゃないのはマズイだろうが」
クスクス笑いを漏らしながら、さらに粘着質にからんでくる男を、しかし無視することも出来ず、早苗は言われたことに必死に答えようとする。
「わ、私、北畑早苗は、あなたの・・・薬師寺様の奴隷になります。なりますからァああ・・・・」
「よォし、それで良い」
最後は身も世も無く泣きじゃくり、やっとのことで言い終わった哀れな女教師を、薬師寺は満足げな眇(すがめ)になって見下ろしながら言った。
「上手く言えたご褒美をくれてやろう。ホラ、見てみなよ」
そう言って男は、首に巻き付けられていた早苗の腕をもぎほどき、互いの上体をやや引き離すと、自らの股間へ向けてアゴをしゃくって見せる。
「あッ!・・・」
連られて思わず男の視線を追い、早苗は悲愴さをさらに増した表情でかぶりを振った。
身体の律動に合わせてブルンブルンと波を打っている巨大なバスト越しに、 二人の下腹部の結合している様が見えている。
グロテスクなイボの並んだ、男のたくましく赤黒い肉茎、そしてそれをグイグイ引き込むように収縮を繰り返している自らの淫唇・・・・・
ズクズクという湿った音とも相まって、その様子は、この上なく淫らで浅ましい印象を、早苗の目に焼き付けた。
「どうだい、アンタの観音様のドスケベなことは?セックスは神聖だ何だとほざいておいて、オレのイチモツをヨダレこぼしながら頬張ってるだろうが?今その中へ、たっぷりとミルクを出してやるからな」
「ひッ、い、イヤッ!・・・・」
薬師寺の言葉に、早苗はおびえきった悲鳴を上げる。
いかに彼女でも、それが何を意味するのか、分からないはずはなかったからだ。
「そんなの出したりしないでッ!・・・奴隷になると誓ったじゃありませんか!許して下さる約束が・・・・」
「言っただろう?コイツは御褒美なんだよ。それに、アンタがオレのモノになった、固めの杯でもあるワケだ。ありがたく頂戴するのがスジってモンだぞ」
「イヤです!堪忍・・・お願いですから・・・どうか、どうか許してくださァァァい・・・・・」
頬に幾筋もついた涙の跡を、さらに大粒の涙が次々となぞっていく。
生理は終わったばかりなので、妊娠する恐れは大きくないが、夫以外の者の子種を内臓にバラまかれるなど、想像するだけでも身の毛がよだつ。
一体どうして、こんな悪夢じみた事件に巻き込まれてしまったのか。
つい数時間前、いつもの平穏な日常どおり、自宅へ戻る道を辿っていたことが、まるで遠い昔の出来事のように感じられた。
「い、イケません!ダメ!むッ!・・・」
無我夢中で腰をよじり、繋がった身体を何とか外そうとする試みは、しかし逆に官能を高める結果となってしまい、早苗を更なる絶望へと追い込んでいく。
そしてその抗いは、相手の性感も当然にいや増すこととなり、薬師寺の射精衝動は急ピッチで限界へ登り詰めていった。
「よォし、イクぞッ!濃い〜のを山ほどブチまけてやる!存分に味わいな!」
男がせわしく叫ぶのと同時に、その肉槍がビクビクと脈打ち、さらに巨大にふくれあがるような感覚が、早苗の膣を一瞬に満たしていく。
「あああーッッ!!・・・」
激しく泣きもだえ、女体を痙攣させながら、早苗は犯罪者の汚れた体液を、その胎内深くに受け止めさせられたのだった・・・・
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