CAGE2
早苗無惨!貪られる熟果の貞操(
1)

 勝負・・・これを勝負と呼ぶならばだが・・・は、アッと言う間に決着してしまった。
 当然ながら、早苗の完敗である。


 媚薬・・・ゾニアンの効果は、彼女が想像すらしていなかった、凄まじいモノだったからだ。


 5分間ガマンをするとか、冷静を保つとか、そんなことの出来るレベルでは全くない。
 それどころか、まともに意識を保っていられたのは、せいぜい最初の数十秒だけで、後は暴風のような官能にただあおられ、押し流され、浅ましくのたうち回るばかりだったのだ。


 処女でも必ず性の狂気に導くと言われるほどの劇薬なのだから、それはむしろ当たり前の結果なのだが、セックスに関して未熟ゆえ、少なからず勝ち目があると期待していた早苗にとって、敗北は大きなショックであった。



 「ったく、口ほどにもねェな。ええ先生よ?」
 あざけり笑いながら言い、薬師寺は洗い場に突っ伏したままの女教師を見下ろした。
 「アンタがあんまり自信満々だったから、ちょっとは頑張るかと思ったんだが・・・・・こうも他愛がないと、コッチの勝ちでもかえって面白みがねェぜ」


 「こ、こんな・・・まさか・・・・」
 自分の身体に起こったことが信じられず、早苗はすすり泣くような声音で言った。


 全身が痺れたように脱力しきってしまい、全く力が入らない。
 未だ間欠的に襲ってくるオルガの余韻で、豊かなヒップがピクッ、ピクッと痙攣を起こすように震えているのが哀れであった。



 「勝負はついた。アンタの負けだ。みっともなくヨガりまくったんだから文句はないだろう?」
 「そんな・・・これは、く、薬のためで・・・・」
 「その薬をどうぞ使えと言ったのはアンタだろうが。あれだけ大見得を切って、このザマなんだから笑わせるぜ」
 「でも、こんな薬とは知らなかったものですから・・・・」
 「始める前に散々忠告してやっただろうが。聞く耳を持たなかったアンタの自業自得だよ」
 薬師寺は言って、早苗の肩に手をかけると、その身体を乱暴に裏返した。



 「あッ!・・・」
 ゴロリと仰向けにされた拍子に、手足が大の字に開いた姿勢になってしまい、早苗は悲鳴を上げる。
 汗と体液で汚れた下着が、男の目の前にあからさまになってしまったのだ。


 「イヤっ!!・・・」
 必死に太股を閉じ合わせ、手で身体の前面を隠そうとするが、力の抜けきった四肢は容易に言うことを聞いてくれない。
 焦れば焦るほど、モタモタと不格好に身をもがくだけの様子を、男からニヤニヤと見下ろされ、それが早苗の屈辱感と羞恥心をさらに強めていく。



 「全身ずぶ濡れだな。全くいい格好だ」
 「み、見ないで下さい・・・・あッ、何なさるのッ?」
 背後に回った薬師寺に上体を抱え起こされ、早苗は怯えきった悲鳴を上げる。
 男の手が、初めて直接肌に触れてきたことで、陵辱されることへの恐怖がドッと押し寄せてきたのだ。


 「勝負はコチラが勝ったんだぜ。だからアンタをどう扱おうが自由だ。ギャンギャンわめかずに、大人しくオレのやることを見ていなよ」
 にべもない調子で言いながら、薬師寺は洗い場に腰を下ろし、その身体の前に、座った格好の早苗を抱え込む。
 ついでその指が早苗の背を這い、ブラの留め具を外しにかかり始めた。

 
 「オアズケになってた素っ裸を、そろそろ見せてもらうとするか・・・・まずはその、反則気味にでっかそうなオッパイから・・・・」
 「あッ、いけませんッ!」
 早苗が思わず身をもがいたのと同時に留め具が外され、2つの巨大な肉房がブルリと放り出される。
 それはまるで、薄いゴム袋一枚で包まれ、吊されていた白いボーリングボールが、その重さでついに皮膜をぶち破り、勢いよく飛び出したかのような迫力であった。
 清楚な面立ちとはどうにも不釣り合な、豪快なまでの爆乳である。



 「ひゃあ、これはこれは・・・・」
 わざとらしく驚いた声を上げ、薬師寺は早苗の肩越しにそのバストを眺め降ろす。
 「反則気味、なんてモンじゃなくて、完全に違法クラスのデカパイだな。どうやってブラの中に収まってたのか不思議なくらいだぜ」
 「おっしゃらないでください!恥ずかしいッ!」
 「その恥ずかしいモノを胸にブラ下げてんのはアンタだろうが。調べたところじゃ、アンタ子供を産んでないようだが、母乳も詰まってないのに何でこうも膨れてるんだ?ええ?」

 
 性に対してトンチンカンな罪悪感を抱いている女性というのは、自らが豊かなプロポーションを有している場合、往々にしてそれが強いコンプレックスとなっているものだ。
 薬師寺はそれを分かっていて、ネチネチと言葉責めをしつつ、指先は、早苗の肉体を直接嬲ろうと蠢き始めた。



 「ひッ!」
 背後から回り込んできた男の手に、右の乳房をすくい上げられ、タプタプと揺すられて、早苗のノドが惨めな音を立てる。


 「こりゃまた、持ち上げるのが億劫なくらい、ズッシリ実が詰まってるな。こんなに重たくちゃ、さぞかし肩が凝るだろう?」
 「さ、触らないでくださいッ!気持ちが悪いッ!」
 「まーたまた。ホントは気持ちが良くって仕方ないんだろ?オッパイ全体がすっかり熱くなって、パンパンに張ってるじゃねェか」
 「そ、そんなこと・・・・あッ、イヤーッ!」
 さらに甲高い悲鳴が上がる。
 左の乳房にも男の手がまとわりつき、淫らな愛撫を開始したのだ。


  「しかし、これだけのヘビー級オッパイが、垂れもせずにシャッキリ前を向いてるってのは大したもんだな。それともアレか?ゾニアンの効力で充血しまくって、今だけとびきりのギン立ち状態になっちゃってるのかい?」
 「し、知りません、そんな・・・うッ!・・・」

 
 男の下卑た揶揄に、いちいち抗弁する余裕を、早苗はすでに失っていた。
 無理もない。
 勝負に負けたペナルティとは言え、夫以外の者には見せたことすらない女体を、あろうことか、凶悪な犯罪者の手によって嬲られなければならないのだ。とても精神の平衡を保っていられるわけがない。
 ましてその身体は、魔薬の恐るべき威力によって、性感が異常に亢進されているのだからたまらない。


 噴き出た汗でテラテラと光る乳房を、男の掌が重たげにすくい上げ、キュルキュルと搾るように刺激を加え始めると、目のくらむような官能美が脳天を突き上げ、早苗に歯を食いしばらせる。
 投薬されてから、少なくとも5、6回は気を遣ったはずだが、「ゾニアン」はその効力をまだまだ持続しているようだ。


 (こんな・・・・まるで、肌にホコリが一つ落ちることまでが分かるような・・・・ど、どうなってしまいましたの、私の身体は?・・・)


 大げさではなく、それはまさに早苗の実感だった。
 細胞の一片一片が、常識では考えられない鋭敏さを備え、得た触感の全てを直接脳髄に叩き付けてくる・・・・異常としか言いようのない、イリーガルドラッグの魔力である。


 同じように皮膚感覚が研ぎ澄まされる薬は、覚醒剤を始めとして色々あるが、ゾニアンの効果は全くケタ違いの凄まじさと言えた。
 だからこそこの薬は、「最強の合成媚薬」という異名を欲しいままにしているのだ。



 「へッへへ・・・肌をちょっと触られただけでもビリビリ感じるだろう?ましてや急所ともなれば・・・・」
 そう言って薬師寺は、早苗の右乳首を指先でつまみ、ギュッと強く絞り上げる。


 「ひンあああああッ!!」
 獣のいななくような、はしたない嬌声を上げ、早苗は上体を弓なりに仰け反らせた。
 我知らずに腰が浮き上がり、押し寄せてくる官能でガクガクと痙攣する。
 ゾニアンを打たれてから、もう何度目になるか分からない、強烈なオルガの沸騰点であった。



 「ザマぁねぇな。またアガリかよ」
 薬師寺はクックッとノドを鳴らして、
 「アンタはセックスの快感なんか味わったこともないなんてヨタを言ってたから、念のために教えておいてやる。今のが気を遣る・・・つまり『イク』って感覚だ。実地で体験して、それがどんなものだかイヤってほど分かっただろう?どうなんだい?ええ?」


 「わ、分かり・・ました・・・」
 涙声で応じながら、早苗は、乳首に未だクリクリとまとわりついている指の動きに身悶えする。
 男の言ったとおり、そこは女体にとっては大きな急所の一つだ。
 まるで、むき出しの神経を直接揉み込まれているようで、すぐに次の絶頂へと導かれてしまいそうに思える。
 性感を強制開花させられたばかりの早苗にとって、それはただ恐ろしい以外の何物でもなかった。

 
 「もう、分かりましたから・・・お願いです、指を・・・やめて下さい・・・・」
 「ああ?指が何だって?何をやめろってェの?」
 「ですから・・・触るのを・・・・」
 「触ってる?何処をだい?」
 「む、胸ですわ。分かってるじゃありませんか」
 「いいや分からないね。アンタが毒づいてくれたとおり、オレはどうしようもなくお下劣な犯罪者なんでね。お上品に『胸ですわ』なんて言われてもチンプンカンさ。子供のお医者さんゴッコみてェに、もっとクダけて言ってわらわねェと」
 「そ、そんな・・・・」
 「さあ言ってみなよ。オレが触ってるのは何処なんだい?」
 「・・・胸・・・ち、乳房です・・・・」
 その一言を言うだけで、顔を真っ赤に染め、羞恥の呻きを洩らしてうつむく早苗に、男はさらにネチネチと追い打ちをかける。
 肉体的にはすでに打ち負かされている彼女を、今度は精神的にも陵辱し尽くし、絶望の淵へ追い込もうというのだ。


 「もっと詳しく言ってみな。今指が触れてる、このトンがった先っちょは何ていう部分だい?」
 「・・・・・・」
 「言えねェのか?だったらイジくるのをヤメてやることも出来ねェな。つまらない意地を張ったって、アンタにとってのツライ時間が長引くだけだ。さあ、ピンピンに固くなってるここは何て場所だか言ってみな!」


 「ち、乳・・首・・・・」
 嗚咽混じりに、やっとの思いで、自らの恥ずかしいパーツの名称を言う早苗に、薬師寺は、
 「よく言えました!そうでちゅね〜、乳首でちゅね〜」
 小馬鹿にしたような赤ちゃん言葉で言って、ようやく指先をその部分から離したが・・・・


 「あッ、ひッ!・・・」
  早苗が一瞬、ホッと肩の力を抜いた直後、男の指は、今度は左の乳首をきつくつまみ、右と同様に淫らな刺激を加え始めた。


 「な、何なさるのッ?あなたの言うとおりにしたじゃありませんか!指をやめてくださるという約束でしょう?」
 「ああそうだな。だから、さっきまでイジっていたところは勘弁してやっただろう?」
 薬師寺は、左乳首をコロコロと転がす指の動きを休めずに言った。


 「しかし、もう一方の乳首もちゃんと可愛がってやらないのは不公平だと思ってな。今度はコチラを気持ち良くしてやろうってワケさ」
 「そ、そんな・・・・むうッ!・・・・」
 目のくらむような快感が乳首から発生し、抗議の声が中途で途切れてしまう。
 身体の奥から次々湧き起こってくる淫らな熱を、何とか押し殺そうとでもするように、上体をグッと強張らせる様が哀れであった。



 「しっかし・・・奥さんは、顔こそ貞淑そうだけど、身体の方は結構下品な造りになってるよなァ・・・」
 下卑た笑い声を、わざと早苗に聞かせながら、薬師寺はまた次の羞恥責めに取りかかる。
 相手のあまりのオトボケぶりに、最前までは逆に呑まれかかっていた彼だが、今では完全にイニシアチブを握った気分で余裕綽々だった。


 「土手のモッコリぶりもそうだが、この乳首のイヤらしい格好ったらねェな。乳うんがやたらデカくて、そのデカい乳うんごと、全体が盛り上がってやがる。まるでオッパイの天辺に甘食でも貼り付けてるみたいだぜ。なァ?」
 「・・・・・・」
 下品この上ない形容に、早苗は言い返すことも出来ず、ただ顔を歪めてうなだれる。
 男の揶揄は、相手を辱めるために多少大げさではあるが、しかしあながちデタラメでもないからだ。


 早苗のバストは、乳房全体が常識外れのボリュームなのに加え、その乳首部分がまた相当に大きく、しかも乳うんの境目からモコモコと極端に高くなっている。
 見ようによってはグロテスクとも映るその肉体は、なまじ面立ちが上品なだけに、そのギャップ、アンバランスさが、かえってひどく淫らな印象を与えるのだった。


 その上今は、強烈な薬効と男の愛撫とが、その部分をいつも以上に肥大化させ、テラテラと濃い血の色に光らせている。
 セックスの快楽など知らないと言いながら、そこには女体のインモラルさがむき出しになっているように見え、薬師寺が格好の攻撃材料としたのも当然だった。



 「ヘヘ、コッチの乳首でもまたイッちまいそうだろう?どうだい先生?」
 「そ、そんなことは・・・・ひうゥッ!・・・」
 抗弁しようとした声が、乳首をシコシコと揉み込んでくる指の動きで中断させられてしまう。
 男の言うとおり、早苗の性感は、その肉体が内側から破裂しそうなほどに、早くもまた沸騰させられていた。



 「許してッ!やめてくださいッ!・・・乳首を、もう触らないでッ!・・・」
 女体を男の思い通りにコントロールされているような恐怖心にかられ、早苗はヒステリックな声を張り上げるが、薬師寺は、
 「お医者さんゴッコはもうイイよ。コッチの乳首を勘弁してやる条件は・・・・そうだな・・・」
 そう言ってからニヤリと笑って、
 「よし、今度はアンタの、お上品な唇をいただこう。こんな美人とブチュッとやれるなんて、そうは無いチャンスだからな」
 「え?・・・・」
 「えッ、じゃねェだろ。キスだよ。このオレとチューしようって言ってんだ。言うことを聞けば、左の乳首も許してやるぜ」


 「で、出来ません、そんなことッ!」
 はねつけるような調子で、早苗は叫んだ。
 これだけ醜態をさらしておいて、今さらキスがイヤなどはナンセンスな気もするが、自分でも不思議なほどに強い抵抗を覚える。
 風俗嬢などでも、ときにキスNGとなっているケースがあるが、女性にとって唇というのは、本番行為とはまた別のレベルで、貞操の象徴なのかもしれない。



 「ふうん・・・別にオレは構わんがな。お乳と唇と、どっちを責められるのがイイのか、選ぶのはアンタだ」
 薬師寺は素っ気なく言って、再び指を蠢かしはじめた。


 「あ・・・ああッ・・・」
 指の腹が、乳首の下面をイヤらしくコスり上げるたび、早苗の背をゾクゾクするような快感が駆け上がり、次のオルガへの引き金を引いてゆく。
 やがて男の指が、つまんだ乳首に一際大きな力を掛けようとすると・・・・


 「や、やっぱりやめてッ!もう乳首はイヤぁッ!」
 バスルーム一杯に響き渡る金切り声を上げ、早苗は狂ったように首を打ち振り始めた。


 「き、キスをしますから・・・胸を触るのだけは・・・お願いです・・・・」
 ガックリと首をうなだれ、嗚咽混じりに男の要求を受け入れる。


 あと少しでも乳首への愛撫を続けられたら、すぐにまた、浅ましく達する瞬間を見られてしまう・・・・
 それが確信されて、早苗は恐ろしさのあまり、白旗を揚げざるを得なかったのだ。



 「バカな先生だ。どんなに勿体ぶっても無駄だってことが、ようやく分かってきたかい」
 薬師寺は小馬鹿にしたように言い、指の動きを中断した。
 相手がすぐに音を上げることなど、最初から分かり切っていたという調子である。

 
 「観念したのなら、とっとと顔をコチラへ向けな。モタモタしてると、また容赦なく乳首を可愛がってやるからな」
 「は、ハイ・・・・」
 恫喝されて、早苗は右後ろへ顔をねじ向け、固く目を閉じる。
 長く伸びた睫毛の先に涙の粒が溜まり、フルフルと細かく震えているのがいかにも哀れであった。


 「へへッ、それじゃあいただくか」
 薬師寺は嬉しそうに言って、今やクシャクシャに乱れている早苗の髪を鷲掴みにすると、グイと乱暴に仰のかせ、一気にその唇へ吸い付いた!


 「むッ!・・・」
 肩をギュッと強張らせ、反射的に相手を拒もうとする早苗だが、男の強力(ごうりき)をはね返せるはずもない。
 何よりも、逆らえば乳首への責めが再開されることが分かっているのだから、抵抗の術(すべ)を最初から全部封じられているのも同然なのだ。

 

 「んッ・・んんッ・・・」
 どうすることも出来ず、男の為すがままに口を吸われながら、早苗は口内の感覚までがすっかり変質してしまっていることに愕然とする。
 タバコを吸わない早苗にとって、薬師寺のヤニ臭い舌は不快この上ないが、それが自分の舌や歯茎をヌルヌルと刺激してくると、信じられないような官能美が発生するのだ。
 そもそもキスには性感が伴うものだが、それがゾニアンの魔力で恐ろしいほどに高められているのだった。


 (う、ウソですわ。こんなことが気持ち良いだなんて・・・・)
 媚薬のためだとは分かっていても、それに易々と打ち負かされてしまった自身の肉体が恨めしく、早苗の心は絶望で黒く塗りつぶされてゆく・・・・



 「ウーン、デリシャスだったぜ」
 散々に人妻の唇を陵辱した薬師寺は、はしゃいだ調子で言って、ようやく早苗の顔を放すと、その身体を洗い場へ転がした。


 「あうッ!・・・」
 バストを床に打ち付けられ、痛みよりも官能の疼きに悲鳴を上げて、早苗は苦しげに身をよじる。
 そんな彼女の腰を後ろから掴まえると、薬師寺はパンティのフチに手をかけて、
 「さあ、いよいよスッポンポンにしてやろうな」
 ヨダレをコボしそうに口元をほころばせながら囁いた。


 「ひッ、イヤっ!」
 ビクッと全身を震わせると、早苗は恐怖もあらわになった表情で顔を打ち振った。
 「これ以上ヒドイことなさらないで!言われたとおりに、キスもしたじゃありませんか」
 「条件闘争なんぞ出来る立場かよ。さっきも言ったはずだ。勝負に負けたアンタをどう扱おうが、オレ様の自由だとな!」
 男のゴツイ手が、パンティをツルリと剥き下ろし、女教師の白く豊かなヒップをあからさまにする。
 たちまち脚から抜き取られた下着は、洗い場に打ち捨てられると、ビシャリと重く湿った音を立てた。


 「ったく、よくもこれだけ派手に濡らしたもんだ。冷感症どころかド淫乱じゃねェのか」
 あざ笑いながら、薬師寺は早苗の両脚を頭の方向へグイと折り曲げ、ヒザの裏に腕を横木のように乗せて、マングリ返しの格好に押さえ付けてしまった。



 「許して下さいッ!こんな恥ずかしい格好ッ!・・・」
 これ以上はない羞恥のポーズを取らされ、早苗は悲愴な声を張り上げるが、未だに媚薬で痺れている身体ではロクに抗いようもない。


 「これが『花畑』先生の秘密の花園ってワケか・・・」
 組み敷いた早苗の股間に顔を寄せ、薬師寺は陳腐なからかい方をする。
 「しかしチョイ見た目は、丘の上のジャングルって風情だな。さすがは人妻、思ったよりも濃く生えてるじゃねェか」


 「・・・・・・」
 男がいよいよ、女体の中心を直接揶揄し始めると、早苗は美しい顔をクシャクシャに歪めて屈辱に耐えようとする。


 薬師寺の評したとおり、早苗の恥毛は、キチンと手入れはしてあっても、さすがに大人の女性を感じさせる密度で茂っており、高校生の瑠璃花のような頼りなさは無い。
 秘裂を黒々と縁取っているその繊毛を掻き分け、男の指は、ついに女教師の最後の急所へと這い込み始めた!


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