B…如月さんが犯されていくのを、ただ見ている。



それは、クラクラするほど刺激的なシーンであった…
先程まで楽しく話をしていた少女が、どこのだれとも知れない男達に犯されていく姿は…
俺はその場から立ち去る事すら出来なくなり、男達に凌辱されていく彼女…如月未緒の無残な、それでいてぞくぞくするほど官能的な姿を見続けた…

男達が如月さんをボロボロに汚れ、埃の舞うベッドの上に組み伏せる…
「いやぁ!口でしたら、それ以上は何もしないって、約束したのに」
必死に抗う如月さんのスカートを引き剥がしながら、男達は笑いながら言う。
「本気にするなよな、そんなおウソに決まってるだろうが!」
手足を押さえ込まれ、スカートを引き剥かれ、ショーツだけにされた如月さんの身体の上に、最初の男がのしかかる。
「ひぃぃーー!!」
男の手が乳房に伸ばされていき、まだ膨らみきっていない小ぶりな乳房を揉みあげる。
「あうっ!…いや…やだ!痛いの、おねがい…やめて!」
強引に乳房を蹂躙される苦痛、それは愛撫とか言うものではなく、如月さんの乳房を揉み上げ歪に歪ませる事を楽しむ事だけを考えた動きと言えた。
「うそをつけ…気持ちが良いだろ?どうせなら…もっと色っぽい声を出せよ…ん?」
 如月さんの乳房を握りつぶすかのように揉み上げながら、埋もれている乳首を指で摘み上げ、哀願を繰り返す如月さんを嬲る、指先で摘み上げた乳首を捻り引き千切らんばかりに伸ばし、甚振り弄ぶ…その度に如月さんは苦痛の悲鳴を喉から搾り出し、哀願の声をあげる。
「いやぁぁ…たすけて…たすけて…誰か……さん…助け…てぇぇ……」
如月さんは、名を呼んで助けを呼ぶ、その名前は俺の名前…如月さんの弱々しい声を俺は聞きながら、膨らんでくる股間に手を抑えつけるようにした。
俺の名を呼び必死に抗う声を聞いている男達は、興奮する…レイプの興奮…好きに甚振れる存在としての女…手足を押さえている男達の眼もギラギラと興奮に血走っている…もちろん、室内の様子を伺っている俺もである。
「可愛がってやるから…へへへっ…愛してるぜ…たっぷりと犯して…皆で注ぎ込んでやるからな…ククク…」
 乳房が思いっきり握り潰される…乳房に減り込んだ爪が皮膚を突き破り血が滲み出す…両の乳房を抱えるようにしながら舐めまわし、乳首を噛む
「あぐっ!」
敏感な乳首を噛まれた如月さんが悲鳴を上げる、その悲鳴を無視しながら、さらに乳房に歯を立てて噛み傷を刻んでいく…舌が血を舐めまわしながら下腹部にへと降りていく…履いていたスカートは、すでに脱がされてる、ただ一枚のショーツが股間部を覆っていた。
白いショーツの上から舌が割目を舐めあげる、唾液の染みが広がりクッキリと割目の線を恥毛ともども浮き上がれせいく…
「ああっ…やだぁ…ため…」
 いままで誰にも触れさせた事のない箇所…そこに布地越しとはいえ、男の舌先が蠢く…言い知れぬ嫌悪感…ざわざわと鳥肌の立つような気持ち悪さ…

「ううっ…いや…あぁぁ…なんで…いやぁあぁ――!」
如月さんは悲しみの声を出す…誰か…誰か…助けて…誰でもいいから…パパ…ママ…助けて…助けて……さん!助けて!
 バンッ!と如月さんの頬に男の手に飛ぶ…クラリとするような衝撃…不思議に痛みは感じない…ただ麻痺したように叫び声が中断する…そして口に中に錆びたような血の味が広がる…
「うるせいな…少しは、いくぅ〜だとか、もっと〜…だとか言ってサービスしろよ、わざわざ強姦してやってるんだぜ?少しは協力しやがれ!」
「そうそう、楽しまなきゃ損だぜ、俺が二番目なんだからよ、御後がまだまだつかえてるんだからよ!」
「俺が三番目だからな!」
「ちっ!俺は4番目だぜ…」
男達の無慈悲な言葉…口から血が一筋…流れ落ちる…如月さんの白いショーツに男の手がかかる、すでに上半身は何も身につけていない…下半身もショーツ以外は靴下まで全て剥ぎ取られていた。
 かすかに足をばたつかせて、如月さんが最後の…まったく無意味な抵抗をする。
「よぉ〜し…」
 男の手がショーツをずり下げる、完全には脱がさない…足の途中…足首近くで絡まるように脱がされているショーツが無残さを引き立たせる…
男の腕が、如月さんの両足を抱え込むように持ち上げる、身動きを封じられた如月さんの両足をさらに荷物かなにかのように両肩に担ぎ上げて、顔を股間に沈み込ませていく…ペチャペチャと如月さんの股間部を舐めあげていく舌の音が淫靡に響いていく…
「ああっ…やだ…やお…やだ…」
如月さんの股間部を突つきながら秘所を探していた男のペニスが、秘所を探しあてる…秘所の入口に押し当てられたペニスが、内蔵を抉るかのようにズブズブと沈み込んでいく…
「イヤァ―――――!」
 如月さんは叫ぶ、口は絶望に押し広げられる…激痛に見開かれた瞳は何も写さない…溢れ出した涙が頬を伝い落ちて行く…そんな、如月さんにお構いなく男は、半分ほど捻じ込んだペニスを更に内臓の奥深くに突き込んで行く…
「おらっ!力を抜けよ、全部入らないだろが」
 男が半分以上捻じ込んでいたペニスを、ゆっくりと亀頭部まで引き抜く…ヌラリとしたモノが纏わりついてるペニスが先端部だけを、如月さんの秘所に潜り込ませいる…グイッ!と、再びペニスが如月さんの蕾に突き込まれ、根元まで完全に埋没した。
「いぎゃぁぁーーああっあ!やぁぁ―――!」
 無理やりに捻じ込まれたペニス…如月さんの秘所は、強引な挿入と激しい動きにより裂け、血が滲み出している…破瓜の血が一筋…太腿を伝い落ちていき、埃塗れのベッドの上に染みを作っていく……
 男が如月さんの身体を抱え込みながら腰を蠢かす…泣き叫ぶ如月さんの姿と、そんな如月さんを口汚く罵りながら犯す男…そして、はやしてる男達の姿…それは酷く無残で…傍目から見れば滑稽なシーンと言えた…悲劇と喜劇…相反する二つのシーンは続いていき…やがて終わった…
 ズルリ…と、如月さんの秘所からペニスが引き抜かれる…溢れ出した精液が、栓を抜かれたワイン瓶のようにドロリとした白濁した粘塊を溢れ出せる、そしてその中に紅い一筋の線が…
グッタリとしている如月さんの身体の上に次の男がのしかかる。
「いやぁぁ…もういやぁ…やめて…おねがい…やだぁぁ…」
如月さんの哀願…それは男達の滾った性欲を更に滾らせる効果しかなかった…ヴァギナに…口に…そしてアナルに…男達は次々に欲望を吐き出していく…

夜の闇が、廃墟の病室を覆い隠している…それでも、微かな月明かりが、薄明るく室内を浮き上がらせている…
如月さんを輪姦した男達はすでに立ち去っている…後には、散々に嬲り犯された如月未緒が、壊れたベッドの上に横たわっている…
俺はまだ、そんな如月さんを見ている…男達に輪姦される如月さんの姿を見ているうちに俺は考える…犯される回数が少し増えてもたいした変化は無いのではないかと…
ベッドの上…のろのろと立ち上がる如月さん…俺は、素早く室内に入り込むと落ちていた引き裂かれた衣服の切れ端で、彼女を目隠しする。
「ひっ!」
全て終わった…そう思っていた如月さんは、再び始まった凌辱に悲鳴をあげる。
「いやぁぁーーーもうやだぁぁーーー!!」
すでに声は擦れ、満足な声を出す事も出来なくなってるが、再度の凌辱に対して必死の抵抗をしはじめた。
『クソ!見知らぬ奴らには、犯らせたくせに…』
なにやら腹が立ってくる、俺は思いっきり顔をぶん殴る!
「グフッ!」
殴られた彼女がくぐもった声と血を口から漏らす。
そして、その拍子に目隠しがハラリととれてしまった。
目隠しが取れた瞳の奥、眼鏡をしていないのに、瞳には俺の姿が映し出される。
「そんな…」
信じられないものを見たという驚愕の表情…そして、彼女の抵抗は急激に無くなった。
…俺はいきり立ったペニスを挿入する。
すでに男達の精液でヌルヌルになっている膣は、抵抗無く俺のペニスを受け入れる…俺は何度も彼女を犯した…アナルも犯した…俺が満足するまで何回も…何回も…満足するまで…

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月曜日、学校に着くと教室内がざわついていた。
やがて校内放送が入り、全校生徒が体育館に集められ、校長が壇上にたち話をしはじめた…話の内容は、如月未緒と言う本校の生徒が自殺したと言う話であった。
そこかしこで泣き声が聞こえる…しかし、その泣き声を聞きながら俺は思うことは一つだけだった。
『始末しといて正解だったな…』と…

散々に犯しまくり、俺が満足した時に、あの女は言った。
『訴えてやる…』と…
冗談じゃない、最初に犯したのは俺じゃない…なのに、なんで俺が訴えられなければならない?
俺は合理的な後始末を思いつく…
まだベッドの上でグッタリとしている、この糞女の腹を思いっきり殴りつける。
『ぐっ!』
呻き声一つたて、糞女は意識を失う。
俺は、糞女を窓際まで引きずって…窓の外へと、突き落とす。
そして、そのまま自宅へと帰った。

強姦された事を苦にしての自殺…そう言う具合に決着がつくだろう。
最初に輪姦した奴らは捕まるかもしれないが、俺までは追及されることは無い筈だ。
俺は顔を伏せ、目頭を押さえて泣く真似をしながら、視線の先を泣いている女生徒の一人…自殺したあの女の親友だった虹野沙希を見て更に思う。
『次はこの女で楽しむか…』と…


                            了


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