「んふ…んん…うふぅ」
 切なげに必死に男のもの咥える吐息と、口の中でジュブジュブと湿った音が奏でる淫らな曲が春先の誰もいない早朝の教室で鳴っていた。
 三学期ももうすぐ終る中学二年の冬。
 綾瀬夕映は、教壇に座った担任教師のモノを舌や喉を使って奉仕していた。
 夕映は、14歳。麻帆良学園女子中等部の二年生だ。
 本が好きで、学校の勉強は好きじゃない。成績ははっきり言えば下のほうだが頭が悪いわけではなく、読書好きが講じて勉強をサボりがちだ。
 身長は150そこそこで、小学生くらいしかなく、発育も随分と遅れ気味だが、髪は豊富で背中で先を二つリボンでまとめて、襟足をお下げにして読書の邪魔にならいようにしている。
 性格は、明るくはないが冷たいわけじゃない。感情を表に出すのが苦手で友達のことは大事に思う性格だ。
 そんな友達思いの性格を立てどられて、夕映は中年の男のモノを口で奉仕していた。
 両足を開いて股間の間に、夕映は正座して雛鳥が餌を食べるように両手は床に置いて、頭を突き出して口だけの奉仕を延々と続けていた。
 男は、夕映を見ながらお下げを引いて強くするように指示を出す。長い黒髪は頭の動きに合わせて更々と揺れる。
 制服を汚さないようにゆっくり唾液を一滴もこぼさないように喉の奥でゆっくりと飲み下す。
「早くしないと日直が来てしまうよ。綾瀬くん」
 担任の教師は夕映のお下げをくいくいと再び引っ張って促す。時計は7時を回ってしまった。8時半のHRまで一時間以上会っても朝錬のあるクラスメートはグランドや体育館ではじめていることだろう。彼女たちはおのおのの部室で着替えるので教室にはやってこない。日直がいつ扉を開けてもおかしくはない。
 夕映は、鼻を鳴らして男のモノを喉奥に押し付け強く音を立てて吸った。
「んん…んぐぅ…ん…んん」
 小さな口で根元まで入りきれなくても夕映は必死で男を射精に導こうと腐心する。その様子に残忍な笑みを浮かべて男はお下げを引きながら見守り続けた。すでに三十分以上も夕映は男を満足させられず、何度も黒い塊を口から出し入れしていた。
 吐く息は苦しげで、アゴは疲れきっている。長い間続けて首が痛くなって男の膝に両手を思わず乗っけてしまう。
「まだわからないのかね? 口で奉仕するときは指示がある以外は口だけを使ってやれと教えたはずだが…」
 載せた手をそっと外して喉の奥へ奥へと塊を自らの意思でねじりいれた。苦しくて涙がにじむ。

 グプ、グチュ、グチュ、チュプ。
 唾液の音が激しくなる。
「おお…気持ちがいいよ綾瀬くん」
 口だけではなく舌先を絡めて激しく口淫奉仕を続ける。夕映はふと見上げると他人の教師が優しげに見守っていた。
 鳴きたくなるほど悔しかった。
 夕映はキツク目をつぶり射精に導こうとする。こんな時間早く終ればいいと願いをこめながら。
 なんの予備動作もなく、熱い体液が口の中に広がる。
 むせ返りそうなのを手に拳をつくって我慢して飲み下す。こんなやつに叫び声を聞かせてやるつもりはなかった。
 射精が止むと夕映は立ち上がりながら両手で口を押さえて吐き出しそうになるのをこらえながら、男に背を向けながら飲み下した。涙を見せるのがいやだったからだ。
「それじゃ…」
 夕映はいつもと同じように何も言わない憎々しげな目で男を見て教室を出て行こうとした。
「待ちたまえ」
 気丈に振舞っていても支配者の男の一言でビクンと大きくはねる。可愛いものだ。所詮は愛玩動物にすぎない。少しぐらいの抵抗は返って可愛く思えた。
「なんですか」
 目をこちらに向けるだけで懸命で一生懸命だ。これで屈していないつもりらしいから可愛いものだ。
「いやなに。これで終わりだ綾瀬くん。明日からは結構だよ。」
「終わり? 終わりってなんですか! 約束は、約束はどうなるんです!!」
「女の子が大きな声を出すもんじゃないよ。ここにいるのが知れたお互いまずいだろう」
「くっ…」
「なに、約束は有効さ。ただ守る相手が変わるだけだよ。今日から君たちの担任が代わるから、これからはその人に可愛がってもらいなさい」
「…………」
 それだけ伝えると男は立ち上がって教室を後にした。
 何か口にしようとしても言葉が出ない…。
 だまって夕映は男の背中を見送ってしまった。


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