おしめをつけたまま不安と屈辱で過ごした夕映。
 夕映の秘密をかぎつけ奔走している和美。
 さて、夕映とは正反対の一日を過ごした宮崎のどかの様子を追ってみよう。
 宮崎のどかは内気であまり自分の意思を人に押し付けるのが苦手な少女だ。そんな彼女は自分よりずっと年下の先生に恋をしてから少し変わった。見た目でも髪型を変えて、積極的に物事に対応するようになっていた。
 夕映はのどこの転身に自分の事のようにうれしく思って、同じルームメイトの早乙女ハルナと共に恋を応援することに決めていた。
 のどかは下駄箱に入っていた手紙を読んでドキドキしていた。
 憧れの先生に呼び出されたのだ。「大事な話があるから誰にも内緒で放課後、屋上に来てください」先生の名前と一緒に置いてあったのだ。
 ハルナにも夕映にも内緒でドキドキしながら一日を過ごした。

 放課後、のどかは夕映とハルナは最近忙しいみたいで別行動をとっていたから、直ぐに一人きりになれた。
 誰にも見つからないようにこっそり屋上に来てじっと先生を待っていた。
 のどかは、正直、先生と会ってもどんな対応をすれば良いか考えられないほど緊張していた。だから、後から近づく影に気づくことは出来なかった。
すばやく、背後から薬を染み込ませた布で口を覆われるとタカミチの腕の中一瞬で人形のようにぐったりと眠りに落ちてしまった。
教え子だった少女を壁にもたせかけるとまず屋上の鍵をかけた。このあたりで一番高い建物であるここは、まさに学園の死角だった。ほんの数メートル下がった場所にいくつかの建物の屋上があるが、建物の中央にいれば誰の目に止まることはない。
タカミチまず、ボールギャグという緘口具を使って言葉を封じた後、耳栓をしてから、中に砂が詰まった目隠しごと耳を封じてしまう。それから手を後手に持って来て手枷をはめて、丁度収まるように設計されたトランクにのどかを丁寧に納めてから鍵をかけた。
内部は上等な羽毛で敷き詰められ息苦しい以外なら快適だろう。
タカミチはトランクを引いて屋上を降りた。真昼の誘拐劇は誰に認められることなく僅か15分程で終った。
ただ、予定外だったのは朝倉和美が夕映と自分の周りに探りを入れているのが監視役のゴーレムから知らされたことだ。
タカミチはのどかの入ったトランクを車につんで悠々と和美の処女を散らし、彼女もまたさらった。
本来なら、のどかを誘拐して夕映に脅迫する予定が若干狂った。一晩であまり接点の無い二人が同時に姿を消せば、和美がワタシのことを探っていたことを考えると警察も私を疑うしかなくなるだろう。
まったく忌々しい。
タカミチは、和美を学園の南端にある自分の隠れ家に捨ててから、夕映に急遽、アナルプラグを装着してから、再び隠れ家で和美に怒りをぶつけ尻の穴を犯し抜いた。
全部が終った時には23時を大きく回って薬もとっくの昔に切れているころだった。
トランクの鍵を回してから、ゆっくりと開けた。むせ返るような汗の臭い。放課後から六時間以上のどかの体温で暖められた中は汗だくで横たわっていた。
ようやく開放されて外気に身震いする。
汗が急激に冷えて寒気を感じた。
誘拐。
その事実を噛み締め、もしかしたらネギ先生も一緒にさらわれたかもしれない。先生は先生だけど、ワタシが守ってあげなくちゃいけない・・・。
そんなことばかり考えていた。
大きな手がのどかを抱え上げてトランクの外に出す。
薬のせいだろうか、やっと出られたのに全身が痺れてうまく力が入らない。
「んん・・・」
 ただ、怯えて叫び声を出したくても口の中で一杯にある緘口具のおかげで声すら上げられず、呻き声を漏らすばかりだ。
 大きな手で顔を撫でられた。
「んひぃ!」
 クビをフっていやいやするのどか。口の中にたまった唾液が喉を伝う。
 手はのどかのあごをがっちりと掴んで耳栓を取り外す。
「誰だかわかるだろう? いくつか質問がある」
 聞きなれた声・・・高畑先生? 数ヶ月前まで受け持ちの担任教師の声を聞いて心底驚いた。
「んんーんんっーー」
 助けて欲しいと苦悶するのどかを無視してタカミチは続ける。
「オナニーしたことはあるかい?」
 意味もわからず、のどかは怪訝な様子で声の方に頭を向ける。オナニーという言葉はハルナから聞いた事があった。その時は一緒にいた夕映が真っ赤になってハルナを怒って話は終ってしまった。
 アソコを擦ったりして気持ちよくなる行為・・・。
 のどかは耳まで真っ赤にしてクビを振った。
「意外と知っているもんだな。最近の子供は進んでいる。それで週に何回くらいやるのかね?」
 クビを振って、やったことが無いことを伝える。
「そうかい。じゃぁ君にはオナニー専門の道具として手元に置くことにしよう。その愛らしい口でたっぷりと絞りとって欲しい」
 当然のことにのどかはどうすることも出来ないで身じろぎしている間に、口を封じているマスクを取り外すと、口答えをさせないとばかりに、暴れる身体を押さえつけて開口マスクを装着した。
 口の中に鉄棒が開いて開けっ放しにする強制具の一つだ。

 和美の尻穴を犯して血で汚れた剛直をチャックの間から取り出すとむくむくと力を取り戻して高度と角度を増していった。
 のどかの髪を両手で掴んで引き寄せるように口内に突き入れた。
 苦しげに呻き声をもらすのどかの舌先がチロチロと当たってぎこちなさが良かった。それでも、滅茶苦茶に蹂躙して剛直の先がのどかの口内粘膜を容赦なく犯し抜く。
「んん。んくー・・・んんぐぅ」
 手は後手に枷が嵌められている上に、髪を掴まれては逃れることは出来ない。
「もっと舌を押し出すのではなく、絡み付けろ」
 のどかは舌先だけで、口の中の異物を押し出すしかなかった。吐き出しそうな気持ちを涙目で堪えて動かす。
 それでも、動きは奥へ奥へと突き出されて喉奥を突き当てられた。
 じっとりと濡れる剛直は、自らにじみ出た粘液とのどかの唾液でぬらぬらと鈍く淫らにてかり、口内を濁液でいっぱいにした。ほとんどは涎となってあふれ出たが、喉を通って胃へと降ってファーストキスもまだな少女を身体の中から汚しぬいた。
「まず、この味に慣れろ」
 最初の射精がのどかの喉を打つ。ドピュ。ビュルルルルルル!
「んんんぐぅぅぅぅぅ!!」
 信じられない量の精液がのどかの中でいっぱいになると口の中からあふれ出した。口の中からあふれ出すと、剛直を引き抜いて頭から髪の毛まで白く汚してから露出している頬に精液をたっぷりとかけてから、げほげほと吐き出そうとするのどかの顎を上に向かせてしまう。
 こうなると人体の構造上、吐き出すことはいきなり難しくなる。呼吸をするには飲み込むしかない。
 のどかは、んく、んぐっと・・・大量の精液を飲み下すしかなかった。
「飲めるじゃないか。その味を覚えなさい」
 授業中に諭すような声で命令して剛直を鼻先に突きつけると、生臭い唾液と精液の混じった臭いがした。
「さぁ、可愛いお口で綺麗に掃除するんだ」
 口の中に精液の味で一杯で吐き気がするのに、逆らう気力もなくして、精液がこびりついた塊を舐めとってきれいに掃除する。
 その間にもタカミチはのどかの震える身体を撫で回して征服欲を満足させていた。
 ぺちゃ、ぺちゃと小さな音を立てて何かも忘れるように口で奉仕を続けた。


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