エピローグ〜裕香の末路〜


襤褸切れの様になった裕香が発見されたのは、早朝になってだった。
日課の犬の散歩に公園を訪れた老人によって発見され病院に運ばれ、酷く衰弱していたものの一命だけは取り留めた。
だが、膣と肛門の裂傷は重症で、汚物塗れのブーツを傷口に長時間接触させられた事で深刻な炎症を起こし、子宮にも大きなダメージが残り、二度と子供を産めない身体になっていた。
残った傷痕は身体だけでは無い。
度重なる凌辱で精神も回復不能なほどに破壊されてしまっていた。
「ひぃ…あ…あぁ…ほへんなふぁい…ひゃんとひめまふ…ひたいのひゃら…まんふぉれもふぇふまんふぉれもひゆうにふふぁっふぇくらふぁい…ふぁから…ひたくひないれ…」
この日、一人の少女の“人”としての未来は閉ざされた。
裕香の希望と幸せに溢れているはずだった人生は、鬼畜な男達の手で全て奪われてしまったのである…。


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