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長い夜が明けたロームフェラ財団本部、豪華な装飾の施された部屋に2人の少女がいた。
リリーナは財団代表に就任した事を発表する為に演説をすることになっていた。
豪華な宝石をふんだんに、しかしさり気なくあしらった王冠を頭上に湛えたリリーナ。
ドロシーはドレスの上からリリーナの乳首を軽く摘み上げ、反対の手でスカートを捲りその中を覗き込む。
「ちゃんと下着はつけていないようね、偉いわ。」
リリーナはドロシーの命令どおり一切の下着類を身につけていなかった。薄手のドレスはじっと目を凝らすと少女の乳首の位置が確認できるほどだ。
「じゃあ最後の仕上げよ。スカートを捲って。」
命令どおりに自らのスカートを捲り上げるリリーナ。
ドロシーは露わにされたリリーナの秘部にクリームのような物を塗ると手に持った剃刀をあてた。
少女の髪の毛と同様に細く柔らかい陰毛がクリームと共に削ぎ落とされていく。
幼い幼女のようにつるつるになったリリーナの秘部、その奥の花弁には胸と同様にピアスが飾られていた。昨日、あれからまだなお続けられた淫猥な宴の際に施された物である。
ドロシーはベルトに繋がれたバイブにローションを塗りつけるとリリーナの秘部に挿入した。内部は乾いているがローションのお陰ですんなりと入っていった。抜けないようにベルトできっちりと固定する。
「さあ、いってらっしゃいリリーナ。」
ドロシーに見送られリリーナは控え室から演題へと向かった。
一歩歩くたびに膣内の異物が肉壁を刺激する。演台につく頃にはリリーナの秘部はしっとりと濡れていた。
それでも演台に立つリリーナは精一杯気丈に振舞った。はっきりと通る声で平和を説く彼女の声にここにいる観衆、放送でこの様子を見ている宇宙の人々は誰彼の区別無く聞き入っていた。
しかしそんなリリーナの声は次第に弱弱しいものとなり、息遣いも荒くなってきた。立っているのがやっとだという感じで演台に両手をついてうつむいている。
観衆に混じってその様子を見ているドロシーは一人ほくそえんでいた。彼女の手にはリモコンが握られておりこれでリリーナに装着されたバイブレーターを自在に操れるのだ。
「く・・・くぅ・・・」
少女のくぐもった声と少女に責めを加える機械の動作音は観衆のどよめきにかき消され、異変の正体に気付く物はいなかった。
少女の太腿から足を伝って半透明な愛液が床を湿らせていた。
(もうダメ・・・お兄様・・・ごめんなさい。)
少女が快楽に震えながら絶望に打ちひしがれる中で演説は中止された。
時にAC195年。リリーナ・ピースクラフトもまた歴史にその名を残す事無く闇の中へと消えていった。
堕した女王 終
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