12
リリーナはドロシーが持ち出した物を見るなり顔全体に恐怖の色を浮かび上がらせた。
それはリリーナのサーモンピンクの秘部にあてがわれ、少しだけ中に入れられた。
「イヤぁ・・・ドロシー。許してください・・・」
ドロシーは少女の懇願にも構わずに手に持ったバイブレーターをゆっくりと中に挿入した。
少し進んだ所で抵抗を感じ、ひとまず手を休める。
「やめてください・・・それだけは・・・」
ドロシーはすでに自分の着ていた物すべてを脱ぎ捨て生まれたままの姿でリリーナと対峙していた。
床に座り込むリリーナの前に仁王立ちのような姿勢で立つ。これまでの彼女の雰囲気とは明らかに違っていた。リリーナを慕い、敬うようだった彼女の口調は次第に目の前で拘束されている少女に対して同等以上の位置に立つようになってきていた。
リリーナの目の前で自らの秘裂を広げて見せるドロシー。
「リリーナ、許して欲しいの?じゃあ私のここを舐めて下さるかしら?」
リリーナに選択の余地など無かった。己の純潔を守るために目の前に立つ女性に奉仕する事、それだけが彼女に与えられた唯一の選択肢だった。
自由の利かない体を背伸びするようにしてドロシーの秘部に舌を伸ばしたリリーナ。
サディストの気があるらしい少女はリリーナに対して陵辱を加えながら自らも感じていたようだ。
足の裏をリリーナが咥え込んでいる異物にあてがい、時々突付くように動かす。その度にリリーナは体を跳ね上がらせくぐもった嬌声を発する。
ドロシーにはそんなリリーナを見るのが愉快でならなかった。
「うふふ、リリーナ。もっと気持ちよくして欲しい?」
ドロシーは立ったまま足でバイブのスイッチを入れた。
奥まで挿入されていないとは言えリリーナの入り口付近を重点的に責め立てる機械は首を動かし、内部の一番敏感な部分を擦るように動いた。
「はぁっっっっっ!はあ・・はぁっっっっっっっ!」
リリーナは頭の中が真っ白になるのを感じた。意識が遠のき、快楽のみが全身を駆け巡る。
生まれて初めて味わう絶頂に大きく身を震わせた。
「いや・・・いやぁ・・・あ・・・ああ!」
全身から力が抜けるのと同時にリリーナは失禁してしまった。
ぷしゃぁ・・・と音が聞こえるほどの黄金色の奔流が放物線を描いて目の前に立っているドロシーの足元に水溜りを作る。
「ううぅ・・・えぐっ・・・えぐっ・・・」
他人の目の前で大きく股を広げ失禁してしまった、普段は気丈な少女もあまりの恥ずかしさに真っ赤に染まった顔を伏せ、泣きじゃくった。
「リリーナ、私に小水をかけるとはどういうおつもりかしら?」
しゃがみ込んでリリーナの顔を覗き込むようにするドロシーを無視するようにリリーナは泣きじゃくっていた。
ドロシーはリリーナの乳首に繋がれた鈴を思い切り引っ張った。
「くあぁ・・・!」
忘れかけていた痛みを呼び起こされたリリーナは不意にドロシーに口を塞がれた。
ドロシーはリリーナの歯の間をぬって中に舌を侵入させ少女の口内を嘗め尽くすようにした。そのままリリーナの舌を吸出し呆然とするリリーナと自分の舌を絡め唾液を交換する。
一度リリーナから離れた唇はまだ少女を味わい足りないように再びリリーナを舐めまわした。ただし今度は口だけではなく鼻から頬から少女の顔全体に唾液を残していく。
やがてその唇は少女の胸へと移っていた。
ちゅうちゅうと音がするほどに乳房を吸い、舌の先で乳首に刺激を与えていく。ドロシーにはピアスが少し邪魔に感じられたが仕方ない。ピアスのリングに舌先を通して引っ張るようにする。
「くううぅ・・・」
うっとりしたような表情のリリーナは甘いうめきと共に口の端からよだれを滴らせた。すでにいつもの凛とした少女の面影は微塵も残っていない。
ドロシーはリリーナの秘部から抜け落ちていたバイブを手にとると再び少女の中に挿入しなおした。
今回も同じ所で抵抗があったが今回はそれもものともせずに進めていく。
プツンと弾けるような感覚と共にバイブが更にリリーナの奥へと入り込んだ。
「ん・・・あぁっっっっっっ!」
下腹部を襲った痛みに大きく身を仰け反らせるリリーナ。
ドロシーは手に持ったバイブを前後させようと力を込めるがリリーナの窮屈な秘肉に締め付けられた棒は簡単には動かせそうに無かった。
それでも強引に抜き差しを試みるとやがて滑らかとは言えないまでも滑るようになって来た。内部に溜まっていたリリーナの愛液と破瓜の血が潤滑剤となってドロシーの持つ異物を受け入れようとしていたのだ。それでもリリーナを襲う痛みは相当な物だったようだ。
「いやぁ・・・ドロシー・・・動かさないでぇ・・・いた・・い・・・」
しかし痛みとは別の感覚が彼女を襲っているのもまた事実であった。
「は・・・ひぃ・・・はぁん・・・」
痛みと快楽で正気を失いかけているリリーナを見つめ、ドロシーは満足げに囁いた。
「リリーナ、イカせて欲しい?」
すでに言葉を発する事すらままならない少女は顔だけをドロシーに向けた。
ドロシーはリリーナの血と愛液にまみれた秘部に手を伸ばし勃起したクリトリスを摘み上げた。
「ふあぁっっっっっっ!」
再び大きく体を仰け反らせてピクピクと痙攣したリリーナはぐったりとしていた。
その耳元でドロシーが囁く。
「リリーナ、今日から貴女は私の物になるのよ・・・」
リリーナは小さく頷くとそのまま気を失ってしまった。
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