元13人衆の1人ガウ=ハ=レッシィは、ギワザの旗艦サージェオーパスに潜入した所、ギワザ軍に取り囲まれ、捕まってしまった。
レッシィは手錠を嵌められ、ギワザと共に数十人の部下に同行させられている。
そして、レッシィは拷問室に入れられた。
中には、ギワザ、ネイ=モー=ハン、アントン、ヘッケラー、そして3,4人の兵士が待ち構えていた。
「元13人衆ガウ=ハ=レッシィ。裏切り及び潜入スパイ行為はどうなるかわかっておろうな。」
「ギワザ=ロワウ。あんたみたいなクズに昔憧れてた自分が恥ずかしいよ。」
「貴様、口の利き方に気をつけろ!!」
ヘッケラーがレッシィに殴りかかろうするが、逆にレッシィの回し蹴りを腹にもらい気絶した。
「おのれ・・・」
さらにアントンも背後からレッシィを取り押さえようとしたが、レッシィに気づかれ蹴りを食らい、ヘッケラー同様気絶した。
「手錠かけられてるからって、このあたしが怯むと思ったのかい。」
レッシィは、アントンとヘッケラーを返り討ちにし、更にテンションを上げた。
「いい気になるのもそこまでだよお譲ちゃん。」
「うっ・・・」
突然ネイが拳銃をレッシィに突きつけてきた。
さすがのレッシィも顔色が青くなっていた。
「おや・・・さっきの威勢はどうしたんだい?お譲ちゃん・・・。ずいぶんおとなしいじゃないか。」
「あたし1人で手錠嵌められてんのに拳銃向けるのかい。年増のオバンさん。」
「いちいちこうるさい小娘だよ!!」
「うっ・・・」
ネイは拳銃の柄でレッシィの後頭部を殴り、レッシィを気絶させた。
「ギワザ様、この小娘・・・いかがいたしましょう。」
「ここですぐ殺してしまうのは容易い。だが、それではあまりにもつまらなさすぎる。とりあえずその手錠を外すのだ。」
「手錠を・・・なぜですか?」
「その方がやりやすかろう。」
「は?」
「わからぬか・・・。この裏切り者の女をお前の好きなように扱えと言っているのだ。」ギワザに命じられ、ネイはレッシィの手錠を外した。


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