〜001編〜
ボクノ名前ハいわん、いわん・ういすきー。
さいぼーぐ001ダ。
ボクハマダ赤ン坊デシカナイケレド、脳改造ヲサレタさいぼーぐナノデ、ソノ能力デアルてれぱしーヲ使ッテミンナト話ヲスルコトガ出来ル。
デ、てれぱしーノ会話ヲ文章デ書クト、コノヨウニかたかなデ表現スルコトガ世ノ常ラシイノダケレド、コノママダトトテモ読ミニクソウナノデ、通常ノ会話文ノヨウニひらがなデてれぱしー会話ヲ進メヨウト思ウ。ソウデナイト、会話シヅラソウナノデ・・・。
で、改めて、ボクの名前はイワン・ウイスキー。
"黒い幽霊団"の実験サイボーグ1号である、001だ。
ボクはまだ赤ん坊のときに、脳におけるある病気のために、父親のガモ・ウイスキー博士に脳改造を受けたサイボーグである。脳改造をされたことによりボクは、赤ん坊でありながら成人した大人のように考えることが出来るし、また各種超能力を使うことが出来る。
そしてボクはその超能力でボクたちを改造した"黒い幽霊団"の真の目的を知り、ギルモア博士と共に脱出計画を考え、最後に改造された009をも仲間に入れ、"幽霊島"を脱出してきた。
そして、今ギルモア博士の旧友であるコズミ博士の家で厄介になっている。
ボクたちの仲間は、みんな国籍も育ちも異なる。でも、それぞれいい仲間だとボクは考えている。チーム・ワークについても先の0010、0011の戦いの中で上手く出来上がってきていると思う。
でも・・・。
大人の男っていうものは、時には何と身勝手なことを考えるのかと、このところ驚かされたりしている・・・。
"幽霊島"を脱出するまでは皆死に物狂いで、余計なことを考える余裕がなかった。けれど、逃亡生活とはいえこうして一ヶ所に居を構えると、多少の余裕が出、元からある欲望が頭をもたげてくるようだ。
ボクの仲間の中に一人だけ女性がいる。003だ。
その彼女に対し、他のみんなが変な気持ちを持って見つめているのに気付いたのは、ここに落ち着いてしばらくたった頃だった。
全く・・・テレパシーを持っている子供が側にいるのだから、もう少し思考にも気をつけてもらいたいもんだ。でも、大人の男ってのはどうしても女性をそんな風にしか見られないものらしい。
今もそうだ・・・。
食事をしているというのに、みんなそれぞれ003を自分の妄想の中で弄んでいる。006や007は、妄想だけでなく実際にそれを行動に移そうとまでしている・・・。男は年をとればとるほどその辺の自制が効かなくなるものなのだろうか・・・。全く信じられない。
それに003はボクの大事な母親代わりだ。いくらみんながいい仲間だとしても、彼女をボクから奪うことは許せない・・・。
しかもみんなの妄想は、自分の欲望を満たすことしか考えていない!
003のことを全く考えていない!
そのことがボクは許せなかった。
ボクの大切な003。彼女を喜ばせてあげない交わりなんて、ボクには許せない!
そう、ボクも最近まで知らなかったけれど、男と同様、女性も男性と交わることによって激しい喜びを得るらしい・・・。004は恋人にそういう行為をしてあげていたらしい。
だから・・・、ボクの大切な003が他の男と交わるなんて想像もしたくないけれど、でも仮にそういうことが起こってしまったとするなら、彼女が喜びを多く感じるものでなくてはいけない!!
009や002のような自分勝手な行為は許せない!!
ボクだったら・・・・こうする・・・。
ボクは大声を上げて泣き出した。
「お!001や。どうしたんじゃ?目が覚めたのか?」
ギルモア博士がボクのゆりかごを覗き込んできた。
普段ならここでギルモア博士に対しテレパシーでメッセージを送るところだけど、今日は別。まるで普通の赤ん坊であるかのようにひたすら泣き続ける。
「おーいおい・・・。001、ああ・・・どうしたんじゃ?001、001!?」
ギルモア博士は食事を中断し、ボクを抱き上げ赤ん坊をあやすかのようにボクを揺さぶる。
ボクはそれでもただひたすら泣き続ける。
「おーい、001。どうしたんじゃ。何で応えてくれないんじゃ?」
ギ
ルモア博士はボクがテレパシーで応えない事に戸惑っていた。ただの赤ん坊のように泣くボクをどう扱っていいのかわからなく、うろたえている。科学者として世界で右に出るものがいないという優れた博士がおろおろとうろたえる様子は面白く、思わず笑ってしまいたい衝動に駆られたけれど、そんなことをしては上手くいかなくなってしまう。ボクは笑いの衝動に耐えながら一生懸命泣き続けた。
「博士。001、寝ぼけているんじゃありません?寝ぼけているから、ただの赤ん坊のように泣くことしか出来なくなっているんじゃありません?」
003がギルモア博士の狼狽振りをくすくす笑いながら言う。笑いの衝動に包まれているのはボクだけではないようだった。
「おお!そうか!あー・・・でも何で泣き続けているんじゃ・・・。」
ギルモア博士は独身だ。赤ん坊の世話などこれまでしたことがない。いきなり普通の赤ん坊のようにボクが振舞えばどうしていいのかわからなくなるのは当然としても、サイボーグ技術の権威である優秀な彼がこんなに狼狽するのは見ていてとても滑稽だった。
「きっと、お腹すいたんですよ。だって001、ずっと寝ていたんでしょ?私、ミルク持ってきますね。」
さすがに003は女の子である。その辺の勘は男どもと比べると、やはりたいしたものである。003はボクのためにミルクを作りに席を立ってくれた。
ギルモア博士が安心した顔で003を見送る。そんな博士を009や004が笑いを噛み締めて見ている。
002、005と007は、眠気に襲われたらしく、先程席を立っている。008もあくびをし始めている。
「あ〜あ・・・・。僕もなんか疲れたみたいだ。先に失礼するよ。ご馳走様・・・。」
008が席を立つ。
「さ〜てワテも後片付けをしなくてはいかんね!」
006も皆の食べ終わった皿を重ねて、席を立とうとする。
そして、006と008と入れ違いに003が哺乳瓶を持って部屋に戻ってくる。
ボクはまだ大声で泣き続けている。ちょっと疲れてきちゃった・・・、でもここが正念場だ!
「おお、003、助かったよ。」
ギルモア博士が安堵した表情で003を見る。ボクをあやすことにずいぶん疲れてしまったようだ。
「はい、博士。ちょっとかして下さい。」
003が博士からボクを受け取る。003がボクを抱きあげてくれる。サイボーグなのに、彼女は何かいい匂いがする。
「009、食後に珈琲でも飲むか?俺が煎れてやるよ。」
004が009と話をしている。さすがに機械の部品が多い004と最新型サイボーグの009は006の眠り薬の効き目もあまり強くないようだ。
「ああ。いいね。003もどうだい?」
009め。やっぱり003を気にしている。彼がやっぱり一番注意人物かな?003も0010の一件から彼に心が流れているようだし・・・。
「ええ。001にミルクを飲ませたらいただくわ。」
003が笑顔で009に応える。009が相手だといい顔をする・・・。何か胸の奥の方がいらいらしてくる。009、君にそんな時間は上げないぞ!003はボクの大事なお母さんなんだ!
「ほら、001。ミルクよ。」
003がひざの上にボクを寝かし、哺乳瓶の口をあてようとする。
ボクは泣き喚きながら顔を振り、イヤイヤをする。
テレパシーは一切出さない。ただの赤ん坊のようにただ泣き叫ぶ。しかも、さっきより激しく!
「あら〜・・・。001、どうしたの?ミルク欲しいんじゃなかったの?」
優しい声で003がボクに語りかける。う・・・、こんな声で話しかけられるとボクも流されてしまいそうだ・・・。でも、今日はそうはしない。003、ごめんね。でも、003にもいいことをこれからしてあげるんだから、許してね。
「なんだ?001、ミルクじゃないのか?」
004が珈琲を煎れながら003に話しかける。
「ん〜・・・・。よくわかんないの。ミルクだと思ったんだけど、この泣き方。でも寝ぼけてるみたいで話しかけても応えてくれないし・・・。」
003は何度も哺乳瓶の口をボクにあてようとしながら、言う。
よし、そろそろいいかな!?
ボクは今度はテレパシーを使って、"おっぱい"のイメージを003の頭の中に送り込む。
言葉ではない。あくまでイメージ、ビジョンである。これで彼女にはボクが何を求めているかわかるだろう。
「え!!」
003はびくっと驚いた表情をした。
ボクはより一層激しく泣き続ける。
「ん?どうした?003?」
009がタイミングよく003に話しかける。
「あっ・・・・、えっ・・・、ああ、なんでもないのよ!」
003が頬を真っ赤に染めながら009に振り返り、彼に微笑む。
それからボクの方を向き直り、ボクに小さな声で話しかける。
「ちょ・・・ちょっと、001ったら。しっかり起きて!ね!」
003の顔はピンク色に上気している。とっても素敵だ。
ボクはさらに泣き声を上げ、"おっぱい"のイメージを彼女の頭の中に送り込む。そして、切羽詰って欲しがっているかのように、彼女の方に両手を伸ばし指をグーパーと動かす。
「ああ・・・、そんなこと言ったって・・・・。」
003の顔がさらに紅く染まっていく。羞恥でいっぱいになり、どうしようか悩んでいる。
(ああ・・・。困ったわ。おっぱいを欲しいなんて・・・。普段大人以上にしっかりしている001も、やっぱり母親のおっぱいが恋しく思う赤ん坊なのよね・・・。それはわかるんだけど、私に求められたって・・・。ミルクが出るわけじゃないし・・・。それに、誰にも見せたこともないのよ。いくら赤ちゃんの001にだといっても・・・。でも、このままじゃ・・・。)
003の逡巡がボクには良く見える。
ボクは追い討ちをかけるように、さらに大声で泣き喚く。そして、彼女の形の良い大きな胸の方に手を伸ばす。
「ああ・・・・。」
003がため息をつく。どうしようか、決心がつかずに悩んでいる。
「003。001、やっぱりミルクじゃなさそう?」
009が困っている003を何とか助けてあげようとしてか、声をかける。でも、この場合はボクにとってタイミングが良すぎる。
「あっ。いえ・・・、そのお〜、ああ、向こうの部屋であげてくるわね。001、寝ぼけちゃっていて、うるさいでしょ?戻ってきたら、珈琲いただくから・・・。」
003はボクを抱き上げたまま、部屋を出た。
009に手伝ってもらったら、最終手段の"おっぱい"をあげることが出来なくなる。さすがに009たちのいる前で、胸をはだけられるわけないからね。彼の一言が、彼女に決心を促してくれた。今回は礼を言うよ、009!
003はボクを連れて自分の部屋に入っていった。
きれいに整頓されていて、感じのいい部屋だ。変な少女趣味に走ってもないし、うん、003にぴったりという感じの大人の部屋だね。その上、女性のいい香りがほのかに感じられるよう・・・。
003はボクを抱きかかえたまま、ベッドに腰をかける。
「001。ちょっとだけだからね・・・・。でも・・・、出なくても、泣かないでよ・・・・・。」
003は羞恥で顔を真っ赤にさせながら、泣き続けるボクに言う。そして、ピンクのワンピースの前をはだけさせて行く。白い透き通るような綺麗な素肌が顔を出してくる。003は薄いブルーの下着を身に着けていた。その下着の合間に見える二つの隆起の線が美しくボクには思えた。003は恥ずかしがりながらも、手を背中に回すと、その清楚な感じのブラジャーのホックをはずした。そして、そのブラジャーを胸の上にたくし上げた。
綺麗だった・・・。
003の胸は本当に美しいと、ボクには思えた。他のメンバーのような欲望がないボクにも、その美しい胸を自分のものにしてしまいたい、と思う気持ちが強く湧き出してきた。
まず、とっても形が素敵だった。流れるような美しい曲線の隆起、そして、その隆起の頂上には大きすぎないかわいらしいピンクのつぼみがついていた。そのピンク色の美しさがボクを魅了した。
ボクは無意識のうちにそのつぼみに向かって手を伸ばしていた。
「001、そんなに急がないで。ね。ちゃんとあげるから・・・。」
003はボクを優しく抱き上げ、ボクの顔をその胸元に導いて行ってくれる。
ボクはその素敵なつぼみにしゃぶりつく。
「あ・・・ああ・・・・・・・。」
003が始めて味わう刺激に思わず小さな声を上げる。そして、そんな声を上げてしまった自分に気付き、さらに羞恥で真っ赤になる。
ボクは003にもっと気持ちよくなってもらいたいと思っていた。
他のメンバーが妄想しているような自分勝手な欲望の押し付けではなくて、003に気持ちよくなって欲しくて(しかもボクの手で)、ボクは今度の芝居を試みたのだ。
だから、ボクは彼女が喜ぶように、刺激を与えていかなくてはいけない。ボクにはその経験はないけれど、経験豊富な002の意識を読んだから、なんとなくそのやり方はわかる。
ボクは強弱をつけて彼女の胸を吸った。そして指にも力をいれ、彼女の胸を擦るように掴んだ。
「あっ・・・・やだ・・・。ちょっと、001、そんな変な風に吸わないで・・・。あ!ああ!」
003は顔を真っ赤にしながら声を上げる。
(やだ・・・。私、感じているの?001に?そんな!ああ・・・。何この感じ!やだ、これじゃあ淫乱な娘みたいじゃない!!)
003の戸惑いの心の内がボクには見える。
いいんだよ。003。ボクは君に快感を与えるんだ!君はその快感に流されていいんだよ!
ボクは軽く彼女の乳首を噛んだ。
「あ!はあああああ!!いたああ!!」
003は軽い痛みの刺激に体を仰け反らせる。
「ちょ・・・ちょっと、001、あ・・・やめて、そんな変な風に・・・、あ!はあ!!」
ボクは003の戸惑いを読みながら、何度も強弱をつけながらその愛らしい乳首を吸ったり噛んだりする。
(ああ・・・。なんで・・・。あはあ・・・。やだ、変になってきそう・・・。赤ちゃんって、こんな風におっぱい吸うものなの・・かしら・・・・・。あはああ!やだ、そんな・・・・あ・・・はああああ!)
003が顔を真っ赤にさせながら、体の内から沸きあがってくる感覚に耐えていた。目を軽く伏し目がちにし、頬を紅潮させ、熱い息を軽く出す003の表情はとても魅力的だった。
ボクは両手も使って、彼女の乳房に刺激を与えていく。
「うっ・・・・うう・・・・。あ・・・はああ・・・・。」
彼女が必死になって声を出さないようにしているのが良くわかる。心の中は羞恥心でいっぱいだ。
(ああ・・・。なんで・・・なのかしら・・・。お母さんって、赤ちゃんにおっぱいあげる時に毎回こんな感覚を味あうの?あああ・・・・・・、そんな・・・・、ああ・・それとも私が変なの・・・かしら・・・。やだ・・・、淫乱な娘みたい・・・・そんな・・・・。)
違うよ。003。普通は赤ちゃんにお乳を与えながら感じることなんてないよ。でも心配しないで、003が変なんじゃなくて、ボクがそういう刺激を君に与えているだけだから。ほら、もっと楽にして。もっと気持ち良くなれるから。
ボクは002の意識から学んだテクニックをいろいろ試して見る。003はその度に熱いため息を漏らすが、しかしながら、それ以上の変化はだんだん見られなくなっていた
やっぱり刺激を与える人間が赤ん坊だと、この辺が限界なのかな・・・。
それでも、003の意識は羞恥心にまみれ、悩乱していた。
(ああ・・・、やだ・・・・。はああ・・・。ああ・・・・でも・・・・変・・・。ああ、なんかもどかしい・・・・、え!私、何考えているの!やだ!何てことを!!でも・・・・はああ・・・どうしちゃったの。ああ、お願い、001、そろそろやめて・・・・・。)
ボクは彼女の体の中を覗いて見た。003は刺激は感じているみたいだけれど、体はその刺激に対して反応はあまりしていないみたいだった。単に刺激を感じていることに対する羞恥の心が彼女を乱しているだけのようだった。
ボクはその彼女の心の動きを利用してみようと思った。
ボクは念力の手を彼女の女性を示す器官にそっと伸ばした。
そして、そこに軽く刺激を与えてあげる。そう、その器官が収縮運動を起こすように!
「え!あ!はあああ!!」
003が熱い息とともに、声を上げる。
それにあわせ、ボクは彼女の胸への刺激も強くしていく。
「ああ・・・やだ!えっ・・・何で!あ・・・はああああああ!!」
そう、今なら、彼女が激しく羞恥心を感じ悩乱している今なら、ボクが超能力で刺激していることを彼女は気付かないだろう。それを自分の体の反応と素直に受け止めてしまうだろう。
「あああ・・・・はああ!いやあ・・・・なんで・・・。」
003は自分の反応を訝っている。
ボクは決して強くなり過ぎないように、優しくそこに念を送る。
003のそこはボクが念を送ると、軽くキュッと収縮をする。そして、そこからじわじわと熱い液体を染み出させていく。
「うう・・・・はあああ・・・・。あああ・・・・・・・。」
003は下半身から湧き上がってくる新たな刺激に、必死に耐え、声が出るのを抑えようとしている。その様子が素敵だ。002なら"色っぽい"って表現するのかな?
耐えるためなのか、003の僕を抱く手にだんだん力が入ってくる。ボクの顔は彼女の乳房に強く押し付けられる。柔らかい乳房の感触が、ボクの頬にも伝わってくる。気持ち良い感じだ。ボクは彼女のピンクのつぼみをさらに強く吸った。
「はああ!あああああ・・・・・・・・・・・。」
003が大きな声を上げる。こういうのが気持ち良いようだ。
「ああ・・・・お・・願い・・・・。001・・・・もう・・・・・・や・・・めて・・・・・は・・・ああああああ・・・・・。」
003の下半身も随分湿ってき始めたようだ。ボクはリズミカルに彼女のそこを蠕動運動させていく。
「あ・・・はあああ・・・・ああ・・・なんで・・・ああ・・・いい・・・・やだ・・・・はああああ・・・・・。」
003の右手が少しずつボクの体から離れていく。ボクの体を左手一本で支え、右手は自分の下半身の方にスライドしていっている。
無意識のうちに動かしているみたいだ。
(はあああ・・・熱い・・わ・・・・。何か・・・変・・・・。どうしちゃったの・・・・私・・・・・。ああ・・・・やだ、あそこが・・・・・だんだん・・・熱く・・・・・。あああ!)
003の右手が彼女のワンピースをなぞり膝の少し上のところまで下がっていく。そして、スカートの裾のところまで下がったところで、それはくるっと向きを変え今度は上方向に移動していく。
彼女の右手は彼女の素肌の腿をなぞり、ワンピースのスカートを捲り上げながら上へ上へと移動して行く。
(はああ・・・あ・・熱い・・・・・。あそこが・・・・・・だめえ・・・・・・どうして・・・は!あああ!!やめなきゃ・・・001が起きちゃう・・・・。001に・・・こんな私・・・・見せ・・られない・・・・・。)
003の理性が必死に体の奥から湧き出してくる快楽の波に耐えているようだ。でも、体はそんな彼女の言うことを聞いてくれないようだ。彼女の右手は彼女の腿をゆっくりと刺激しながら、その両腿の間の彼女の一番敏感なところに伸びつつある。
その眺めは何ともいえない美しさがある・・・。
ピンクのスカートはもう腿の付け根の近くまで捲くれ上がり、美しい二本のおみ足がにゅっと伸びている。彼女の白い肌の色が薄くピンクがかっている。
右手が優しく擦るたびにその美しい腿がきゅっきゅっと動く。素敵な・・・ううん、美しい光景だった・・・・。そして、それが、ボクの力で紡ぎ出されているんだ!
ボクは今度は逆に念力の手をちょっと緩めてみる。
「はああああ・・・・・・。」
003がちょっと残念そうな、そんな感じのするため息を漏らす。
003のそこは、それまでの蠕動運動に疲れたのか、ちょっと弛緩した感じになっていた。ただ、蠢いていたときの余韻があるのか、蜜は先程以上に湧き立たせはじめていた。
「はああ・・・・。」
003がもどかしげなため息を漏らす。
もどかしげではない。実際、そこが急に刺激をなくしたために、激しいもどかしさを感じているようだ。
「あ!はあああああ!!」
003の右手がスカートの中の彼女の一番敏感な部分に触れた。
そのもどかしさを埋めようと腿の上からこっちに動いてきたのだ。
「ああああああ!!いいい!!」
003は中指を下着の上から彼女のスリットに沿うようにゆっくり動かし始める。
「はああああ!!ひいい!いい!!」
003体が軽い痙攣を起こす。それに合わせるかのように、003の中も再び活動を始める。今度はボクの手助けなしにだ。
「ああ・・・・、はあ・・・ひいいいい!!ああ・・・いいの・・・・!」
003は熱い息を吐きながら、言葉にならない言葉を吐き始める。
顔は先程にも増してピンク色に上気している。目は半開きで少し虚ろな瞳がのぞいている。
(はああ・・・・、どう・・・しちゃったの・・・・私は・・・・。こんな・・・・こんなこと・・しちゃいけない・・・・・あああ!でも・・・でも・・・・・・・・ああ!止められない!!ああああああああ!!)
003の混乱する様子がボクには手に取るように見える。
(だめえええ・・・・・、こんな・・・こと・・・。みんなに知られたら・・・・。ああ!それより、001も正気になったら・・・・・・。そんなこと・・・・・あああ!はああああああ!!だめええ!止まらない!はああ!ひいいいいいいいい!!)
気持ちの良さと、でも自分でこんなことをしてしまう罪悪感とで、どうにもならないように揺れ動いているね。
そっか、003は敬虔に神様を信じていたんだっけ。だから自分でこんな風に快楽を求めて行くことに罪悪感が出てくるんだね。
でも、そんな思いは一回快楽に流されちゃえば、もう考えられなくなるよ。って、002の思考がボクに教えてくれた。だから、003、ボクが楽にしてあげるね!
ボクは再び念力の手を彼女の奥深くにさし伸ばした。そう、軽く念じてあげるだけでいいんだ・・・。
「あああああああ!!ひいいいいいいいいいいいい!!」
003がのけぞり激しい声を上げる。
ボクは彼女から振り落とされないように彼女の体にしっかりしがみつきながら、軽く彼女の乳首を噛む。
「ああああ!?ひ!いいい!!」
彼女の腕に力が入る。体を襲った心地よい電流に耐えるためだ。
彼女の右手も下着の上から自分の秘所を強く押さえつけている。それが、彼女に新たな快感の電流を走り抜けさせている。
「ああああ・・・・ああああああ・・・・・・・・!!はああああ!」
彼女の下着はその中からあふれ出てくる蜜で、もうぐしょぐしょになっているようだ。
ボクは念力で彼女のそのなめらかな指をスルッと彼女の下着の中に滑り込ませてあげる。
「あ!ああ!!」
彼女の指はまるで吸い込まれるかのように、彼女の中に入って行く。
「ああ!いい!はあああああ!!」
彼女は自分で指をどんどん中に挿入させて行く。
「あ!あああ!すご!あああ!いいい!あああ!何て!!はあああああ!!いいの!ああ!!」
彼女は指をさらにもう一本入れ、中をかき回し始める。
もうボクの助けはいらなさそうだ。
頭の中も、"思考"といった方向性のあるものはなくなってきているみたいだ。全身から湧き起こってくる快感の波に身を任せている。
(はああああ!いいの!あ!そこ!は!ひいい!ああ!はあああああ!変!ああ・・変になってく!はあ!ひいいいいい!!)
彼女の人差し指と中指がそこから出たり入ったりしている。
くちょくちょと激しい音がそこから聞こえてくる。
「はあああ!ああ!い!はあああああ!!」
紅潮した彼女の口元からあふれ出てくる吐息のリズムとあいまって、ボクにとってそれは心地よく聞こえた。
指の動きがどんどん激しくなっていく。それにあわせるかのように彼女の内側の襞はきゅっきゅっと指を締め付けるかのように収縮していく。
「はああああ!もっと!あ!はひいい!!」
003は指を中に入れ込んだまま、先を曲げたり伸ばしたりして、内側を刺激していく。
「あああ・・・はあああ!はひいいい!!いい!ああ!もっと!!ああああ!!!」
内側から熱い蜜が止め処もなく流れ出している。
彼女の内股はもうぐしょぐしょに濡れていた。ベッドのシーツにも大きなシミが出来てきていた。
それはボクにとっても、すごく刺激的な光景だった。
ボクの心臓も凄くドキドキしてきていた。
(はああああ・・・・だめええ・・・・・・もう、変!おかしくなっちゃうううう!!)
彼女の頭の中は真っ白な霧に蔽われたようになり、快美な刺激のことしか考えられなくなっている。
その003の波動がボクにも影響してきているようだった。
「はあああ!すごい!ああ!あと・・・あああ!あと・・・・もうちょっと!!ああ!そこなのに!!ああああ!!いいいいい!!」
003はもう一段階上の快感を欲していた。
今感じている快感では満たされない、何かもどかしさ、それを埋めるものを探していた。
二本の指がそれを求めて激しく蠢く。
ボクも彼女の胸に刺激を与えつつ、それを彼女と一緒に探してあげようと感じていた。
彼女の快楽をむさぼる心にシンクロしすぎたせいか、彼女の快感がイコール、ボクにも快感と感じられた。
どうしたら・・・・?
不意に002の意識を思い出した。そうか!
ボクは彼女の秘部を覆っている彼女の右手の親指を、彼女のスリットの上の方に導いてやった。そこには確かとても敏感な蕾があるはずだった・・・。
「あ!」
彼女の親指の腹がその蕾に触れた瞬間、彼女は短い悲鳴を上げた!
そうか!やっぱりここだ!!
ボクは、ボクの力を使い彼女の親指でそこを強く押してあげた。
「ああああ!はひいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
003は断末魔のような激しい悲鳴を上げた。しかし、それは苦痛の声ではない。想像を絶するような快感を伴う喜びの声であった!
その声と共に003は激しく体を痙攣させた。目も見開かれている。
「はあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
声が小さくなると共に彼女の体が弛緩していく。そしてそのまま、ボクを胸に抱いたままベッドの上に仰向けに倒れて行く。
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・・・・・・。」
熱い息だけが彼女の口からあふれてくる。
003は気を失ったようだった。
女性は気持ち良さが行くところまでいくと、こんな風に絶頂を迎えるらしい。004の記憶がボクに語っていた。
ボクはその最高の快感を003に与えることが出来たのだ!
ボクの大事な003に!
彼女の心臓はまだ激しく動悸をしていた。胸に抱かれているボクにはとても心地よい振動だった。
彼女の体温も上がったままだ。とっても温かい。そしてやわらかい。まるで羽毛の布団にくるまれている様・・・・。
ああ・・・・いい気持ち・・・・・・・・・。
でも・・・・、この後、どうしようかな・・・・。
長い眠りの後だから、ほんとはお腹すいているんだよね。
でも、正気に戻った振りをして、このまま003を起こすのは彼女がかわいそう過ぎるよね。胸も、下半身もはだけちゃっているし・・・・。
それに、こうして003に抱かれているのは、ボクとしてもとっても気持ちいい・・・。
しばらくこうしていようか・・・。
このまま眠って・・・・。
ああ・・・・003、いや、フランソワーズ・・・・。
ボクの大切なフランソワーズ・・・・・・。
おやすみなさい・・・・・・・。
了
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