■寄生的結合■



「さあ、始めましょうか。」
 ルイザの声が部屋に響いた。

「動いてはいけませんよ。」
「あぁ……ルイザ様、なにをするのですか?」
「ふふ、これからする事は人をやめて奴隷となる儀式よ。さぁ、膝を立てて足を開きなさい。」
 そう言うとルイザはリリアナの両足を限界まで開脚して、両手も大きく広げた格好で固定した。

「あ…ああぁっ!」
 よく見えるようになったリリアナの秘裂に近づくと、ルイザが秘裂を人差し指と中指で押し広げながら、中指をリリアナの秘所へと侵入させていった。

「んぁっ!」
 すぐに、指が二本に増やされ秘裂に進入してきた。
 そして、3本目の指もゆっくりと秘裂に沈み込んでいく。

「ふふっ、リリアナさんの此処、私の指をすごく締め付けてきますよ。」
 三本目の指が入り込んだ時点でリリアナの秘所はぎちぎちと締め付けてしまう。

「こうしたら力も抜けるかしら?」
「ヒィッ………ぁぁああ………ヤァッ!」
 リリアナの躯の力を抜くために菊座に人差し指を一本押し込むと同時に4本目の指もねじ込んでいく。
 ルイザは菊座に入り込んだ指を激しく前後に抽送しながら、腸壁を擦りたてた。

「まだまだこれからよ」
「あんっ………ひぁぁ……いっ……痛い……はあぁぁぁんっ」
 ゆっくりと5本目の親指が膣孔に押し当てられた。
 お尻の穴を嬲られると、ルイザの膣内に入り込んでいた4本の指の締め付けが緩くなる。
 その隙に5本目の指が沈み込んでいった。

「ちょっときついから、力を抜きなさい。」
「えっ………ふわぁぁ………そんな、ダメぇぇ…入らないよぉ!」
 そう言うと今度は容赦なくリリアナの秘裂に手をもぐりこませた。

 ズルルッ!
「あぁあぁ…………入る………入ってくる………」
 リリアナの叫び声と同時に秘裂がルイザの右手を手の甲まで呑み込んだ。
 ルイザがもっと奥に潜り込ませると、とうとう手首までも飲み込まれていった。

「リリアナさんの穴に私の手がすっぽり入ってますよ。」
「…あ……あぁ………」
 涎を垂れ流しながら今にも裂けてしまいそうなほどの圧迫感にリリアナは躰を震わせていた。

「ここがリリアナさんの子宮の入り口ね。」
 入り込んだ指が奥まで突き進むと最奥にある小さな子宮口を指で突っついたり引っかいたりしながら弄繰り回す。
 ゆっくりと内部を探り、何かを探り当てた指先が曲げられる。

「ひっ……や…やめ……」
 直接子宮の入り口を弄繰り回される異様な感触に鳥肌を立てながら愛液があふれ出てルイザの腕の滑りを良くしていく。
 手首を挿入され、指先で子宮をいじられているという、異様な状況への興奮が快感をさらに高めていた。

「んんんっ」
 挿入されたルイザの指をぎゅと締め付けてしまう。

「すごい締め付けですね。じゃあ、こうするとどうかしら?」
「ふぁ………あ………」
 今度は腰が抜けたような感じだった。それまで内部で保持されていた愛液がルイザの指を伝って流れ出す。

「ふふっ、子宮が痙攣してるわね、堪らない快感のはずよ。ほら、ここなんか凄く感じるでしょう。」
 ルイザの指先が敏感な肉壁を摘むと、途端に閃光のような快感が躰を貫いた。

「うあぁぁ……ひゃぁんっ」
 弛緩している膣口が、卑猥な音を立てて脈動しルイザの手首を締め付ける。

「ディルドーだと突く事しか出来ないけど、指先だとこうやって摘んだりできるから、未知の快感を味わえるのよ。凄いでしょう?」
 子宮口の脇あたりの敏感な粘膜を容赦なく子宮を指先で嬲りながらルイザが問うが、リリアナは声も出せずにガクガク痙攣するだけだった。

「すっかり柔らかくなったみたいね。準備はこれくらいでいいでしょう。」
 ルイザの腕を伝い落ちていく愛液が徐々に白っぽくにごり始めた頃、ようやくズルズルと腕が引っこ抜かれていった。

「そろそろ仕上げをしましょう。これからこの珠を躰に入れて上げます。」
 ルイザは卵位の大きさの珠を取り出す。珠は完全な球体で赤黒く禍々しい色合いをしていて、内側から不気味な光を発していた。

「これからリリアナさんの子宮に呪力を持った珠を寄生させます。リリアナさんの躰は子宮に寄生した珠の力で多少の怪我ならすぐ直してしまうし、老化することもなくなるわ。珠の力はそれだけじゃないのよ、感度も上がるから今まで以上に感じることができるのよ。いつも、してもらいたくなる淫乱な躰にしてあげるわ。」
 そう説明すると、ルイザは手に珠を持ったままリリアナの秘裂にあてがうと、胎内に挿入しようとしていた。
 だが、珠を握り込んだ手はさっきよりも巨大でとてもリリアナの秘裂に入りそうもなかった。

「それでは、いくわよ。」
「や………やぁ……め…」
 今にも裂けそうな恐怖感から、目を見開いて口をパクパク動かしながらの訴えも無視して、ルイザはリリアナの中に容赦なく珠を進入させていく。


「いっ……痛い!」
 リリアナの秘裂に侵入していこうとするが、リリアナの秘裂はぎちぎちと音を立て、破れそうになる。

「ひっ!……ああっ……さ…裂けちゃ………ぅぅぁぁあああ!」
 大きく広げられたリリアナの秘裂に珠を手ごと押し込められ、リリアナは恐怖で声が引きつらせ、必死に身をよじらせる。
 だが、リリアナの秘裂は無理矢理珠が通れるように広げられ秘裂が裂けてしまった。

「い…いや、いやああぁぁっ!」
 ルイザは珠をゆっくりと膣に潜り込ませさらに深く押し込むと、ついに子宮口にまで達した。

 ずずず……ずぽっ
「あっ、くっふぅうぅっ、ひぃぃぃー」
 子宮口でいったん進入を阻まれてしまうが、力を込めて無理矢理押し込み子宮をこじ上げる。強引に押し込むと、いよいよ秘裂から鮮血が流れ始める。

 子宮が限界よりさらに少し広がったところで、ようやく珠のいちばん太い部分が通過して、不気味な赤色の珠がゆっくりと子宮に入り込んでいく。
 ルイザは細い指先でもっと押し込むと、珠はどんどん子宮の奥深くに潜り込み、リリアナの胎内に埋め込まれてしまった。

「あ………うううっ………ううっ」
 子宮の入口を割り裂いて押し込まれた珠は、子宮口を通り子宮内部に侵入していった。
 やがて、珠はリリアナの中枢まで到達すると、子宮の肉壁に喰らいついて珠はしっかりと固定された。
 
「あああああああっ!」
「いいわ、奥まで届いたようね。」
 子宮の中の珠を確認するように指を潜り込ませると、荒々しく子宮の中を掻き回す。
 リリアナは悲鳴を上げながらがくがくと躰を震わせるとぐったりとなる。
 珠が目的を達成したことを確認すると、ルイザはゆっくりと膣から指を抜く。
 指にまとわりついている愛液と一緒に血が滴っていた。

 ルイザの指がようやくリリアナの秘所から這い出てきて離れる。しかし、リリアナの子宮に入れられている珠が、ビクビクと不気味な感触を与えていた。

「はっ……はっ……やぁっ……」
 自分の躰がどうなるかわからない。
 お腹の中がきゅっと疼いていた。お腹の中全てを膣に改造されているみたいな感覚だった。
 リリアナは自分がどんどん壊されてしまう不安を抱く。今までの自分で無くなってしまう危機感で涙があふれてくる。

「あうっ……ひんっ!」
 すると、子宮の奥が激しく振動しリリアナはまるで発作でも起こしたかのように、ひときわ大きくガクッガクッと躰を痙攣させ激しく絶頂を迎えた。
 リリアナは糸の切れた人形のように倒れて、気を失ってしまった。


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