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			 【5話】隷属、そして・・・被虐に染められていく心 
			 
			 
			(3) 
			 
			優希は、ベッドの上で後手に縛られ、膝をつき高々と尻を突き出した体勢をとらされ、今、まさに水沢の手で菊門を犯されようとしていた。 
			 
			「あぁぁぁ・・・許してぇ! 許してください!!」 
			 
			必死に訴える優希の言葉に耳を貸さず、水沢は彼女の恐ろしいほど絞りこまれた細腰をガッシリと掴むと、亀頭をメリメリとアナルに押し込んでいく。 
			 
			「ヒッ、痛っ・・・ヒッギッ・・・あ、がッ・・・がぁぁ・・・」 
			 
			エラがめりこんだ瞬間、衝撃に優希の身体は弓なりに反った。 
			そして、目を見開き、口をパクパク開きながら、声にならない悲鳴をあげ続ける。 
			優希のアナルは無残にも押し開かれ、亀頭が潜り込んだところで、あまりの狭さにそれ以上、剛棒が入らなくなった。 
			 
			「んんン、ぐううぅぅぅ・・・」 
			 
			優希は排泄器官を占める圧迫感と、あまりの衝撃に獣のような唸り声を上げる。 
			 
			「さぁ、それではいきますよ」 
			 
			そう言うと、今度は彼女の肩をガッシリと掴み、更に強引にインサートを再開した。 
			 
			「いやっ、だめっ!・・・は、入んない! そんなの入んない!!」 
			 
			泣きじゃくり首をふりたくる優希を無視して、水沢は黙々と挿入作業を継続する。 
			巨根が少しずつ腸内に押し入り、括約筋が削られるたびに、優希は白目を剥き、悲鳴を上げ続けた。 
			そうして水沢は、巨根の半分までなんとか挿入させると、優希の身体がなじむまで挿入を一旦、停止した。 
			その間も括約筋が、埋め込まれた太幹を捩じ切らんとばかりに強烈に締め付けてくる。 
			 
			「うぅ・・・痛い・・・い、いやっ、いやぁぁぁ」 
			「罰なんですから、当たり前です。よくわかりましたか?」 
			「はい、うぅぅ・・・ごめんなさい」 
			 
			水沢は、背中の縄尻を掴むと、泣きじゃくる優希の上体を引き起こす。そうして太ももを掬い上げるようにして持ち上げた。 
			ちょうど小さな子供におしっこをさせるようなポーズにし、膝上にM字開脚状態で乗せられた。その為、優希自身の自重で、ズブズブと怒張が肛門にめり込んでいく。 
			 
			「ヒッ! や、やめてぇぇ・・・うぁ、うあぁぁぁぁぁぁ」 
			「ほうら、優希。正面をみてください。鏡によく映ってますよ。貴女のお尻の穴に、僕のモノが入っていくのが」 
			「あぁぁぁ・・・いやぁぁぁぁぁぁ・・・」 
			 
			鏡には肛門に太い男根を挿入されている自分の姿が映し出されている。 
			 
			・・・お尻を犯されている・・・ 
			 
			今までの優希のSEX経験・・・恋人同士の愛を確かめ合う為のSEXではありえなかった、その行為・・・それが今、自分の身に起きている・・・その現実を否定するかのように優希は首を打ち振った。 
			そんな彼女を尻目に、水沢は緊縛された女体を上下に揺さぶり、どんどんと挿入を深めていく。そしてついに根元まで挿入してしまうのだった。 
			 
			  
			 
			 
			「ああううぅぅ・・・いやあぁ・・・ああふぅぅンン・・・」 
			 
			時間と共に優希の苦悶のあえぎに、次第に陶酔の気配が加わっていく。 
			そして、痛みを訴える声が聞こえなくなると、悩ましい淫泣へと変わっていった。 
			乱れ髪から見える美顔は、被虐に染まり、口からはだらしなく涎が糸を引き垂れさがる・・・そんな優希の姿が鏡に映し出される。 
			 
			「あぁぁぁ・・・いやっ、どうしてっ・・・お尻が・・・お尻が、気持ちいいのぉぉ」 
			 
			時折、始めてアナルを犯される感触に戸惑ったように首を振りたてる。理性では異常な行為だと認識しているのに、アナルセックスが与える悦楽に肉体が打ち震える。 
			 
			「お尻を犯されて気持ちいいのでしょう?」 
			「はぁぁぁ・・・嫌なのにっ・・・たまらなく恥ずかしいのにっ・・・気持ちいいっ」 
			「では、こうしたらどうですか?」 
			 
			そう言って、深々と串刺しにされた剛棒で腸腔を掻き回されると、緊縛された裸体がビクッビクッと痙攣したように跳ねあがる。 
			 
			「うあぁうぅぅ・・・いやッ、く、狂ちゃうぅぅ」 
			「あはは、優希はお尻で感じられる才能があるようですねぇ」 
			「あぁぁ、お尻が・・・お尻が・・・気持ちいいですぅぅ」 
			 
			優希は裸体を痙攣させ、恥辱で顔を真っ赤にして告げるのであった。 
			 
			「ふふふ・・・可愛いですよ、優希」 
			 
			そっと耳元で呟くと、水沢は背後から両手をまわし、縄目から飛び出した双乳を鷲掴みにしてユサユサと揺さぶりながら、力強い挿入を行う。 
			そうされると、優希の喘ぎ声がますます高まり、彼女の限界が近づいていく。 
			 
			「あっ、だめっ・・・だめっ、きちゃうぅぅ。このままじゃ、優希はお尻でイっちゃいますぅぅ」 
			「優希、なんて言うか、わかりましたよね」 
			 
			そんな優希の耳元に、水沢は口を近づけると優しく囁いた。 
			 
			「う、うぅぅ・・・はいっ、お、おねがいします・・・優希を・・・お尻の穴で・・・イカせてください・・・どうかお願いします、ご主人さま」 
			 
			「僕のザーメンが欲しいかい?」 
			「はい、ほしいっ、ほしいです! ご主人さまの、ザーメンを優希に下さい!!」 
			 
			「どこに欲しいかちゃんと言ってごらん? 優希」 
			「あぁぁぁ、優希のお尻に・・・優希のお尻の穴に、ご主人さまのザーメンをお恵みください、お願いします!!」 
			 
			その言葉に笑みを浮かべた水沢が、激しいピストン運動を開始すると、優希のよがり声は益々止まらなくなる。 
			焦点の合わない瞳に、鏡の自分の姿を映し、うわ言のように、オネダリの言葉を繰り返す・・・そうして心身を被虐の炎に焼かれていく。 
			やがて、水沢も限界を迎えた。 
			 
			「くぅッ・・・そろそろ、イキますよ! 優希」 
			「はいっ、きて! 来てくださいぃ!! 一緒にイッてください!!」 
			 
			そう言って、優希が首を後ろに捻り口付けを求めると、水沢の唇が重なり合う。 
			そうして2人で高みに昇りつめていき、遂に直腸めがげて、白濁の塊りが次々と噴き上げられた。 
			 
			「ひぎぃぃ、イグッ、イキます! 優希はお尻の穴でイッちゃいますぅぅぅ!!」 
			 
			腸内に熱い粘液が注ぎ込まれる感覚に、優希は歓喜の声を上げる。 
			初めての体験する肛門性交・・・その脳が焼かれるような肉悦に、今までに感じた事のない激しいエクスタシーをむかえる。 
			そして恍惚の表情を浮かべ、狂おしい情感の嗚咽をふりまくのであった・・・ 
			
			
  
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