【6話】獄宴、そして・・・気高き心に縛りつく鎖



(1)


水沢は腸内に射精を終えても、グッタリした優希からすぐに男根を引き抜こうとはしなかった。
優希は荒々しい息遣いに肩をせわしなく上下させ、力なく深くこうべを垂れ、時折、肛虐の余韻にビクッツビクッと裸体を震わせる。
自分の膝の上に乗る、快楽に捻じ伏せられた哀れな彼女の姿を鏡に映し、その成果に水沢は満足そうに微笑んだ。

「・・・まだまだ、こんなものでは終わりではないですよ・・・優希」

水沢は前に手を伸ばすと、結合部を卑猥にまさぐり始めた。ヌラつく愛液をすくいとっては、痛々しいほど充血しているクリトリスへと塗り付けていく。

「ヒッ!」

前かがみになっていた優希の体が弾かれたように反りかえり、垂れていた頭が跳ね上がる。
水沢が理想的な弾力をもつ美房を握りつぶし、ツンと尖りきった桜色の乳首を指の間に挟みこむと、優希は弱々しく首を振り、切なげに喘いだ。

「あぁぁ、お、お願い・・・お願いですから・・・少しだけでいいから・・・休ませてください・・・」

優希は眉をハの字にしならせ、潤んだ瞳で鏡越しに水沢に哀訴する。
水沢は、その瞳を見つめたまま、無防備なうなじに舌を這わせていく。

「ダメですよ。それに彼らもそろそろ我慢の限界でしょうしね」

その言葉と共に、背後の入口が開き、怒張をいきり立たせた全裸の3人組が入ってくるのが鏡に映った。

「あぁぁ・・・そんな・・・」

これから来るであろう絶望的な状況に、優希は美貌を引きつらせた。そんな彼女を、水沢は膝の上に乗せ上げたまま、クルリと男たちの方へと身体の向きを変えた。
水沢の膝の上で、アナルを怒張で貫かれ、大股開きで緊縛された裸体を身悶えさせる優希・・・その姿に、男たちはゴクリと喉を鳴らした。
そこには、つい数時間前の颯爽し力強い彼女の姿はなく、緊縛され被虐の悦楽を刻みこまれた弱々しい牝奴隷の姿そのものであった。

「うへぇ、ケツに咥えて気持ち良さそうだなぁ、センセよ」
「すっかり、しおらしくなりやしたッスね」
「これはこれで、また楽しめそうだわ」

男たちは嘲りの笑みを浮かべ口々に声をかけてくる。その言葉に、自らの堕とされた身を再認識させられ、優希は長髪に顔を埋めるように顔を俯かせる。

「彼らの相手をしてもらいますよ。よいですね?」
「・・・・・・は・・・い」

耳元で囁かれる優しくも抗う事を許さぬ雰囲気の言葉に、優希は何かを諦めたような、それでいて男たちの嗜虐心を刺激するような表情で弱々しく頷いた。

「うん、いい子ですね。じゃぁ、ご褒美にいいモノを付けてあげまょう」

水沢は円満の笑みを浮かべると、大男から何かを受け取った。

「えっ・・・な、なに・・・?」

それは、目元にピッチリ張り付き覆い隠すアイマスクであった。透過性もなく隙間なく顔面に張り付き、視界を真っ暗な闇で覆う。それを被せられ、優希は不安そうに慄く。

「劣悪な彼らの顔を見てたのでは、優希も相手しづらいでしょ? それに五感を封じられると、他の感度が増しますからね。優希もタップリ愉しんで下さいね」
「劣悪なんてひでぇなぁ」
「でも、その通りッスからねぇ」
「ちげぇねぇ!」

水沢の言葉に男たちがおどけ、笑いあう声が聴こえる。

「それと、もうひとつ・・・」

その言葉が聞こえきる前に、両耳に何かが押しこまれた。

「あっ、いやっ・・・なに? なんなの!?」

途端に聴力も奪われ、外の音が聴こえなくなる。優希の脳内には、自分の不安そうな声だけが響き渡った。



誰かの手が優希の髪に触れてきた。その感触に脅えたようにビクッと身体を震わせる。
確かに水沢の言葉通り、感覚が研ぎ澄まされ、更に敏感になっていくようだった。
心臓はドキドキと早鐘をうち、呼吸が徐々に荒くなっていく。
その口元に、突然、怒張が押しつけられた。唇にヌルリとしたカウパー氏線液が塗りつけられると同時に、張りつめた乳房を鷲掴みされ、捏ねくりまわされた。

「あぁぁぁ、いやぁぁぁ」

また3人の男たちに口を犯される嫌悪感に、切なげに眉を折り、弱々しく首を振る。
だが、クリトリスを指で刺激され、乳房を激しく揺さぶられ続けると、優希はすぐに追い詰められた。
頭を押さえられ、再び口元に怒張が押し付けれらた。目の前の男の放つ、濃厚な性臭が鼻先に漂ってくると、その強烈な香りに優希は無意識にゴクリと生唾を呑みこんでいた。
そして恐る恐るといった感じで肉塊に唇をよせると、唾液に濡れる舌先を前へと突き出した。
魅力的な優希の美唇が、硬く熱い肉棒を咥え込み、キツく締め付けながら、舌がネットリと粘膜を舐めまわす。

「うふン・・・あン・・・」

形のよい小鼻を膨らませ、舌腹を剛棒の裏筋に押し当てつつ、唇で締め上げ刺激する。
そうして奉仕を続けるうちに、優希の吐息はますます強くなる。
耳を塞がれ、グチュグチュと自らたてる奉仕による口腔の音のみが、脳内にこだまする。
その卑猥な音だけが鳴り響く暗闇世界。そんな中で、いつも以上に敏感になっている皮膚感覚により、嫌が上でも再び官能が高まってくる。

「うっぐぅ・・・むぅン・・・」

乳房を押しつぶされ、首筋にキスを注がれると、甘えた泣き声をあげながら、腰部をクネクネと淫らに動かし、狂ったように咥えた肉棒を深々と口腔へと呑みこんでいく。
そして顔を前後に揺すり、唇でキュッときつく締め付け愛撫したかと思うと、時折、口を離しては、茎胴を横から舐めあげ、更には玉袋まで甘え泣くように鼻を鳴らし一心不乱にしゃぶりだした。
その様子に気をよくしたのだろう、水沢が優希の細腰をガッシリ掴むと、深々と挿入した怒張で腸腔をかきまわし始めた。
そして、頭を掴んでいた手は、髪を手綱のように掴むとグイグイと腰を押しこみ、口腔を荒々しく犯し、他の男の手がクリトリスと美肉へと指をズブズブと差し入れ、ヌチャヌチャと淫靡な音を奏でながら追い打ちをかけてくる。

「うむっ・・・うぐぐぐぐッ、うぅぅぅ」

優希は、頬っぺたを膨らませ怒張を受け入れたまま、長髪を振り乱し、全身でよがり泣いた。


8つの手が、優希の緊縛された身体を隅々までまさぐり・・・

これ以上ないぐらい敏感になった柔肌を4つの舌が這う・・・

そして、代わる代わる豊乳を荒々しく揉み立てられ、乳首を甘噛みされ・・・

秘裂を掻き回され、肉蕾を押しつぶされる・・・

アナルは引き続き、剛棒で貫き犯され・・・

唇には肉棒が、いまや裂けんばかりに押し開き、口腔奉仕を強要され続ける・・・

そのどれもが、今まで感じたことのない肉悦を新たに優希に与えた・・・


そうして、複数の男たちを相手にする異常な状態にも徐々に慣らされていくと、優希はつんとした美しい鼻先から、男どもの嗜虐欲を刺激する淫泣をもらし始めるのであった・・・


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