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ジャミトフ殺害の罪で捕らえられたアクシズのハマーンカーンはシロッコのいる部屋まで連れて行かれた。
「ハマーン、惨めな姿だな。最もニュータイプのなり損ないの貴様には似合っているがな」
ハマーンの両手は手錠によって後ろ手に拘束されており、その後ろには2人の兵士が銃口を向けている。
「シロッコ、貴様こそ大したことないな。女を相手にするのに姑息な手段を使うとは。まぁ貴様は初めからその程度の男か」
ハマーンは捕まっているというのに全然臆する事無くシロッコに言い返す。
「貴様!シロッコ様になんて口をきくんだ!」
ハマーンの後ろにいた兵士が持っている銃で殴りかかる。
しかしハマーンは素早く身をかわすと振り向き様に兵士の腹に膝を入れる。
「うぐっ!!」
急所に食らった兵士は崩れ落ちる。
「ぐわっ!!」
突然の事に驚いていたもう一人の顔面の鋭い蹴りを入れた。
見張りの兵士を倒して部屋の中にはハマーンとシロッコの二人だけになる。
シロッコは銃を取り出すとハマーンに向けて構えた。
二人の間に緊張が走る。
ハマーンは自分を利用しようとしているシロッコが本当に撃つとは思えないが、この ように銃を向けられては動く事は出来ない。
沈黙が二人を包む。
二人の意識がお互いに向けられているその時、突然ハマーンの後ろのドアが開いてサラが現れた。
虚をつかれたハマーンは抵抗する間もなくサラが持っていた麻酔銃を撃たれてしまった。
「ぐっ!」
体中が痺れ出しさすがのハマーンも立っているのがやっとだった。
「油断大敵なのだよハマーン。これから貴様に面白いショーを見せてやる。いや、出演させてやるといった方がいいか」
ハマーンの身体に麻酔が効いている事を確認してから近づくと前髪を掴んで上を向かせると強引に唇を奪った。
「!!・・・うぐっ!」
身体が痺れていう事を聞かない為抵抗する事は出来なかった。
しっかりと閉じた唇は力ずくで開かされシロッコの舌が入ってくる。
侵入してきた舌にハマーンの舌は絡み取られて嘗め回される。
「ぐっ・・・ぐうっ」
シロッコはハマーンの舌を堪能した後、自分の唾液を流し込んだ。
口が塞がれていて行き場のない唾液はハマーンに飲み込まれていった。
「ぐっ・・・ぐはぁ!・・・はぁ・・・」
喉が動いたのを確認してからシロッコは唇を放した。
惨めに開いたままのハマーンの唇からは残った唾液が流れている。
そしてその顔はわずかに火照っていた。
「ん?貴様、ひょっとしてこのようなキスは初めてだったのか?」
シロッコは面白いものを見つけたとばかりにハマーンに聞いてくる。
ハマーンは答えなかったがシロッコに向けていた視線を逸らす。
「そうか、シャアにはして貰わなかったのか。という事はまだ処女か。これは面白い事になるな」
シロッコはハマーンを見下したまま高らかに笑い続けた。
麻酔の効き目が薄れてきたハマーンの首筋にサラが注射をうった。
また麻酔のようなものかと思ったが身体の痺れは薄れていくばかりだった。
身体が自由に動く事を確認すると隣にいるサラを体当たりで倒すとシロッコ目掛けて走り寄った。
一瞬にしてシロッコの目の前に来るとその顔面目掛けて足を振り上げる。
「ハマーン、止めろ」
シロッコは静かに言う。
するとハマーンの身体は足を上げたままの姿で硬直してしまった。
「!!」
片足だけの不安定な格好のハマーンはバランスを崩してシロッコの足元に倒れた。
(なんだ・・・どうしたのだ・・)
ハマーンは足を動かしてみる。
先程止まった足は普通に言う事をきいて動く。
「ハマーン、私が開発した薬はどうだ。その薬を投与された人間はすべて私の言う事をきくようになるのだよ」
シロッコはハマーンの両手の拘束を解いた。
自由になった手でシロッコを殴ろうとするが
「止めろ」
と一言いわれるだけで動けなくなってしまう。
「フフフ、それではショーを始めるか。これから地球圏の人々に貴様が恥かしい女である事を見せ付けてやる。そうだな、まず初めに自分でその服を脱いで裸になれ」
シロッコは冷たく命令する。
「くっ・・・この俗物が・・・」
ハマーンは呪い殺すかのような視線でシロッコを睨み続けているがその思いとは裏腹に身体は命令通り服を脱いでいく。
上着とズボンを脱がされ下着姿にされてしまった。
肩紐のない黒いブラはハマーンの乳房の半分くらいを覆っている。
長年太陽の光が届かないアクシズにいた為その素肌はとても白く黒いブラとのコントラストがとても艶めかしく見える。
ショーツの色もお揃いの黒で秘所の部分以外はシースルーで透けていた。
まだ誰にも見せた事がない下着姿を見られたハマーンは顔を赤らめながらも相変わらずシロッコを睨み続けている。
「まだそんな顔ができるとは生意気な女だ。だがそれもすぐに出来なくなる。さあ早くブラを取るのだ」
シロッコの言葉に両手が勝手に動き出し背中のホックに手を掛ける。
(くっ・・・こんな男に・・・)
自らの手によってブラは外され白くて形のいい乳房が晒される。
シロッコに向かって突き出された乳房の先にはピンク色の乳首がついている。
「ほう、思ったより奇麗な胸をしているな」
「はい、とても奇麗です」
今までハマーンの後ろにいたサラが背後から手を回して乳房を掴むと乳首を摘まみながら揉み始めた。
「ハマーン、初めて胸を揉まれた感触はどうだ。気持ち良いのだろう、頬がさっきよりも増して赤くなっているぞ」
「くっ・・・この下衆が・・・」
ハマーンは女としての弱点を見せまいと気丈な態度でサラの愛撫に堪えつづける。
胸から痺れるように流れる刺激から逃れようとするハマーンの背中に細くて柔らかいものが当る。
後ろを振り向くといつのまにか上半身裸になっていたサラの乳首が当っていたのだった。
「あっ・・・ああっ・・・」
サラはハマーンの胸を揉むのと同時に乳首を押しつける。
背中から聞こえるサラの吐息を聞く度にハマーンの股間は次第に湿り気が帯びてきた。
「さすがのハマーンも感じてきたようだな」
ベルトを緩めながら近づいてきたシロッコはハマーンの前まで来るとズボンを脱いで既に大きくなっていたペニスをハマーンの鼻先に近づけた。
「さあ、しゃぶれ」
(!!・・・いやっ・・・)
心の中で悲鳴を上げながらも口は命令通りに大きく開かれシロッコのペニスを咥えていく。
「ふぐぅー!・・・ぐぅ!」
喉の奥まで一気に刺し込まれそれを舐めるように命令される。
男の生殖器を舐めるという屈辱的な行為を強いられながらもそれに逆らう事は出来なかった。
「はぅっー!・・・ぐふぅー!・・・」
シロッコはハマーンの頭を掴んで自分の腰の動きに合わせて前後に動かす。
フェラチオを強制されている間もずっとサラによって乳首は弄られ既に堅くしこっていた。
「うっ・・・出すぞ・・・飲み込め」
シロッコは腰を突き出すと根元までハマーンの口の中に突き込んで精液を放つ。
生温かい液体が口の中に大量に流し込まれる。
ペニスを引き抜かれて大きく開いた唇の中には白い腋が貯まっている。
ハマーンは天井を見上げながら一気にゴクンと飲み下した。
「はぁ・・・はぁ・・・」
飲み終わった後、苦しそうに息をしながらシロッコを睨んだ。
しかし、その顔はサラによって横を向かされ汚された唇を清めるかのように吸い付いてきた。
サラの舌が少しずつ優しく潜り込んでくる。
自由を奪われていたとはいえ男の精液を飲まされた事はハマーンのプライドをボロボロにしていた。
そしてサラに愛撫されてハマーンの性感は一気に高まっていった。
(なんだ・・・この感覚は・・・いやっ・・・だけど・・・)
アクシズにいた時シャアを想ってオナニーをした時のような感覚が体中に広がっていく。
サラがハマーンの手を掴むと股間に持っていく。
そこにはショーツから染み出した愛液でビチョビチョに濡れていた。
「自分で慰めなさい」
ハマーンに投与された薬にはサラの言葉に強制的に従うような効果は無い。
しかしハマーンの身体は言われた通り足を開いてショーツの上から秘所を撫ではじめた。
(いや・・・こんな姿・・・こんな姿を見られたくない・・・)
わずかに残ったプライドが心の奥で拒否するが既に絶頂寸前まで高まった身体を制御する事は不可能だった。
「ハマーン、気持ち良いんだろ」
「はあ・・・あっ・・・はぁ・・・いや・・・こんな事・・・全然・・・」
ハマーンは屈辱な言葉を発しまいと何とか我慢する。
しかしシロッコは容赦なく問い続ける。
「本当の事を言え。気持ちいいんだろ」
ハマーンは「本当の事を言う」と命令に逆らう事は出来なかった。
「はぁ・・・気持ちいい・・・気持ち良いです」
ついにハマーンは声を上げてしまった。
自分の恥かしい姿を認める言葉を言わされた事によって最後に残っていたプライドがすべて崩れ落ちてしまった。
「あん・・・気持ち良い・・・気持ち良いです・・・ああっ・・・い、いくぅ」
シロッコとサラに見られながらハマーンは絶頂を向かえ溢れ出した愛液で秘所を弄っていた指は卑らしく濡れていた。
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